東方幻想少女録   作:水崎 鳴呼

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マッハ!マッハじゃぁぁぁぁぁ!!!


疑問は彼女達と共に

何かに追いかけられている。

何かは分からないが黒い、ゾワゾワとした、何かが後ろから追いかけてくる。

必死で逃げるがいくら走っても遠のかないし。

逆にその一定の間隔をあけていくら遅く走っても追い付いてこない。

ただ暗い中一本白い道を走っている。

走りながら何だか人生みたいだ、と思った。

じゃああの黒いのは「死」なのかな。

立ち止まり後ろを見るとそれも立ち止まるように後ろで蠢く。

―――別に今追いついてもいいんだよ。

黒いものは頭を降る。

死にも意思はあるのか、と思うと前をむいて長い道を眺める。

―――道は長いなぁ。

次は歩いてその道を進む。

後ろの黒いのもズルズルとついてくる。

ああ、なんか、夢みたい――――――

 

 

「…夢オチかよ」

思わず悪態をつく、あんだけリアリティがあるんだし、内面心象とかにしとけよ。

布団から抜け出し井戸まで歩き冷たい水で顔を洗う。

ふぅ…冷たいなぁ、いや目は覚めるんだけど。

「輝おはよう」

「…霊夢か…おはよう」

いいねぇ、普段見れないであろう寝癖が少しついた博麗の巫女。商品価値は高いな。

「よく寝れた?」

「…目覚めは悪かった」

いやまぁいつも悪いんだけどね、布団から出るのは至難の業だから。そんなことを言いながら霊夢も顔を洗う。

うわ顔洗って顔上げるときなんか神々しい、さすが霊夢。

 

ご飯を食べながら予定を聞く…が。

最近(三日くらいだけど)は特にない、が答えであることが多い。

ので、私の暇の潰し方は――――――

ただひたすら走るだけ。ほんとに走るだけ。

神社の階段を上がって降りたりとか…

体力を上げる練習だ。

体力あったらなんでも出来るから上げといたほうがいいって国語の先生言ってた。

階段を十回往復したぐらいに戻ると、久しぶりに見る顔があった。

「輝ー!久し振りだな!」

「魔理沙」

「輝輝輝輝輝!」

「そんなに呼ばなくても聞こえてるぞ」

「怪我は大丈夫?」

「心配要らない。ほぼ治ってる」

「…貴女本当に人間?」

「…確か人間だったはず」

俗に言う紅魔メンバーですね!ちなみに上から魔理沙、フラン、レミリア、咲夜、の順番だ。

「あっあの、輝さんっ!」

「妖夢?」

「本当に大丈夫ですか!?」

「大丈夫だ」

妖夢もいるし…向こうみたら幽々子と紫が何か話してる。仲いいんだなやっぱり。

…てか何でみんないるの?同窓会にしてはペース早いよね。

「アンタが帰ってきたって言ったら皆勝手に来たのよ」

縁側でやれやれと息を吐く霊夢、…人望あるんだなぁ。

「そうだ霊夢アイツのことなんだが…」

「何?なんか動きでも…」

「それがいろんな所にあった分散基地が無くなっていってるんだ」

「…どうゆう事」

無くなっていってる…?それは一体…

「どうやらそこにいた人間達が人里に帰って行ったらしいんだ」

帰った…?待て一体どういうことなんだ。

アイツが何かしたのか……?

 

 

 

 

 

『………輝。』

 

 







利き手の親指の爪辺りが抉れて痛い


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