ラァァストスパァォトォォ!!!!!!!
辺りは暗くなっている、そんな中この神社だけ灯りが付いていてなんか…田舎みたいだな…
そう思いながら室内を見るとみんなが酒を交えて話をしている。
未成年飲酒ダメ絶対!と言おうとしたが別にいっか、となる。
理由は一つ。
『嫌な予感がする。』
何かこう…傷が疼くというか…ザワザワするというか…変な感じがする。
「どうしたの」
「…別に」
隣にレミリアが座る、ほんのりと頬が赤いのはさっきまで酒を飲んでいたからだろう。
「…あなたは面白い運命をしてるわね」
そう言い私を指差す。
「貴方を取り巻く
クククっと声を押し殺すように笑う。
その目には本来の獰猛さが見え隠れしている。
ふと仰ぐように夜空を見上げると、三日月が煌々と光り輝いていた。
「…私は」
レミリアの方を見て言う。
「今が一番幸せだ。」
後から死んでも構わない、今この世界に存在している事すら有り難く感じる。
「っ!!!」
突然驚いた様に体を震わせ、顔が赤くなっていく。
…急性アルコール中毒…?
その後は無難なことを話しながら時間をつぶす。
三日月が真上に上がりかける頃、『その時』は来た。
ガサりっと音がした気がした、
「……………… 」
「輝?」
立ち上がって階段の方に向かう。
階段の上から見下ろすと、人影があった。
ボロボロの服を着た褐色の男性、エルフの様な長い耳と、赤く染まっている長い爪が目に付く。
「…が…くそ……クソが…」
何かを呟きながらこちらに向かって来る。
その目は確かに私を――――――
「輝!」
その言葉にハッとすると、ソイツが私の首元目掛け駆け上がってくるのが見える。
爪の先を尖らせ突く動きがスローモーションのように感じた。
「っ!?」
身をよじり回避する、が服を掴まれ階段を転がり落ちる。
「うっぐうぅ…!」
背中いたぁぁ!!!クラクラと頭が揺れる感覚、何だか濡れてる感じもあるし…血でてね?
前を見ると臨戦体制を取る人…いや、妖怪がいる。
…私が何かしたのか?何もしてないと思うんだが。
「…おい 」
妖怪が私を指さす、瞳は澱んだ何かに浸っているようだ。
「お前が…タチバナヒカリだな。」
「そうだが?」
答えると妖怪はブルブルと震えだした。
「貴様のせいで…貴様のせいで貴様のせいで貴様のせいで貴様のせいで貴様のせいで貴様のせいで貴様のせいで貴様のせいで貴様のせいで!!!!!!!」
瞳の淀みは一気に憤怒に燃え上がる。
ああ、いつだっけ、えーっと、そうだ、紅魔館で―――
『…だ、お前らのせいだ、お前らのせいだ、お前らのせいだ、お前らのせいだ、お前らのっ!!!!!』
あの時の奴と同じ感じがする。
…てゆーことは、何故か笑いそうになるのを堪える。
「…おい」
次は私が問いかける。
「
「妖怪の山だ。」
アチラも素っ気なく答える。
てか私を殺す気満々じゃん。ちくしょう。
呪文を唱え、力を増幅させる。
「そうか、じゃあ」
「テメーに用はない。」
月夜にまるで開戦の狼煙のような妖怪の雄叫びが響いた。
輝の性格が定まらない