輝ちゃんチート過ぎるで候の巻
「…あまり強い言葉を遣うなよ、弱く見えるぞ」
そういうと同時に『威圧感を増幅』する。
「ッヒ…!」
びくりと鳥人間達は圧倒されるように一歩引いた。
…こんな使い方も出来るのか。凄いな。
「…先を急いでるんだ、通してくれないか」
「ふっ巫山戯るな!」
鳥人間の中の一人が咆える。まぁいきなり人間風情に気圧されたなんて嫌だろうね。
「貴様!私たちを侮辱した罪!その命で償え!」
侮辱なんかしてないと思うんだが…思春期か!
あーなんか面倒な事になっちゃったなー…
「侮辱などはしてないが、不快にさせたのなら謝ろう。」
「つっっっっ……!!!」
目に見えて怒りを顕にする鳥人間。まって私何もしてない、よね…?
そう思っていると鳥人間(仕分けがめんどくさいのでこいつはA)が蹴りを入れてくる。
それを横によけるが別の鳥人間Bが懐に入れていた小刀を振りかざす。
あーもーーーー!!真剣白刃取り!
小刀の切れないところを掴み一気にへし折る!!!
「なっ……!」
ま あ 驚 く わ な
私も驚いてる。流石に折れるとは私も思わなかった。
相手が困惑してるのを見てる暇もなく次は鳥人間Cが殴りかかってくる。
貫くようなスピードの拳を左手で受け止め右手でぶん殴ると2メートル位吹っ飛んで茂みに消えてった。
ヤバイ何か悪いことしたみたいな気持ちになってきた。
「あああああああああああああああ!!!!!!」
雄叫びを上げて鳥人間Dが襲いかかる…てか皆バラバラの攻撃してくるのね。優しいね。
そう思いながら今度は右足で蹴りを入れる、と片足をまだ上げている時に鳥人間Aが鋭い突きを繰り出してくるので、そのまま回し蹴り。
「グッ…!」
おおっ腹にクリティカルヒットした。うずくまる鳥人間Aを見下ろして、他の奴らに言う。
「…そこを通してくれないか。」
あまり他人が傷付くのは嫌なんだ…いや私がやったのか、最悪じゃねーか。
「…っ!粋がるなよ人間!!!」
今度は四人一斉に襲いかかってきた、
もう手は下したくないのになー…
仕方が無いので右手を翳して『能力』を行使する。
真と幻を操る程度の能力。
それは全ての真を見通し、
いま目の前にいる奴らに怖いものを見せるくらい朝飯前だ…多分。
「っ…つっっっっ!!!?」
全員が仰け反る、何を見せてるかは私にも分からない。
まぁ本人たちが一番怖いものを一番怖い状態でいるのを見せているだけだ…ほんとコレチートだな。
「…通ってもいいだろうか。」
「ひぃ…!いいっ!いいからコレを…!これを止めてくれ!」
「済まないな」
すごい怯えようだな、何を見ているんだ?
まぁ関係ないな、ごめんな鳥人間達、お前達に罪はない。
鳥人間達を通りすぎて先へ進む。
チート!チート!チート!!