ひかりんという謎のあだ名を思いついた今日この頃。
はーい皆ー?こーんにーちわー!脳内と態度の温度差が北海道と沖縄程あると噂の輝だよー!
今私は自宅で何故か文にインタビュアーされてるよ!
わけがわからないよ!
「……聞いてますか」
「聞いてる。」
ごめん、ほんとゴメンだから抓らないで痛い。
なんかいきなり扉じゃなくて映画よろしくカッコ良く窓から侵入してきた文は
『貴方の二時間、たった今買取りました!』
という謎のアポなしインタビューを始めたのですはい。
「さて、まずは……博麗の巫女との関係は?」
「霊夢?霊夢はいい友人だな、面倒も見てくれたし。」
「……八雲紫とは?」
「紫にとってはちょうどいい暇つぶしか話相手だろうが私にとってはかけがえの人物だな。」
「……友人として、ですか?」
「…?そうだが?」
「………レミリア・スカーレットとは?」
「レミリアは何かこう…言っちゃ悪いが妹みたいな感じだな、フラン含めて。」
「―――これは想像以上でしたね…」
はあぁぁぁ…と大きな溜息を吐く文、何か変なことでも言ったか?
「どうした文」
「いえー取材相手の鈍感さに驚いているだけですよー」
「…もしかして私は嫌われているのか?」
なんか文が目頭を押さえてる、なんか呻いてるし…頭痛いのか?
「あーもー…はい。次の質問参りましょー」
「…………」
「普段何されてるんですか?」
突然の話題変更に驚きながらも普段することを考え…考え……
「…特に何もしてない」
「何も?」
「…具体的には人里を一周走ったり、お婆さんの荷物持ったり、屋根直したり、子供と遊んだり…」
「隠居した勇者ですか貴方は」
それは酷い。それ遠まわしに年寄りって言ってるんだよな
「…ああ、古本屋に行って外の事を教えたりはしてる。」
「古本屋…ですか?」
「ああ、時々外の本が流れてくるらしい。」
「…で教えてるというのは?」
「そうだな…外のは前事象を知らないと分からない記事とかがあるから、それを教えてやってる。」
ベルリンの壁とかソビエトとかニュートンとか…
教えると顔真っ赤にしてお礼言ってくれるからなー嬉しいんだよなー。
「…ところで」
「?」
「異変が終わったあと外の世界に帰ろうとはしなかったんですか?」
「しなかった」
即答。
まず帰るという選択肢自体がなかったし。
「私が幻想郷が好きだから、ここにいるんだ。」
―――それに私が気付かないほど此処を求めてたんだよな。
そんなことを思いながら、文に笑いかけてみる。
ああん、顔をそらされた悲しい。
「…まぁはい、色々聞けたので今日はこれくらいにしてあげましょう。」
そう言いながら割れた窓から身を乗り出す、いや玄関から帰れよ。
なんて思っているとふと振り返って
「…私の事はどう思ってますか」
などと聞いてきやがったので
「気の許せる友人だな。」
と答えてやった。
おおぅ、なんか後ろからでもわかるくらいオーラ出てる。
「そうですか!じゃあこれからも取材OKということですね!」
「えっ?」
どうゆう事や、と聞こうとすると飛び出し、振り返るとカメラを構えて私にシャッターを下ろした。
「それじゃ!」
そのまま呆然とする私を置いてものすごいスピードで飛び立っていく文。
―――まぁいっか。楽しかったし。
ひかりん鈍すぎだお。