東方幻想少女録   作:水崎 鳴呼

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最近ハイテンションがデフォになってきたひかりん





空を飛びたい少女

 

 

はーい皆さん最近人里にいるのが飽きてきた輝ちゃんだよー!よっろしく!

いや飽きてきたと言うよりじっと出来ないから彷徨いてるだけなんだけどね。

という訳で博麗神社に久しぶりにやって来ました、階段を上ってちょっと歩くと

「あっ!輝!」

「霊夢」

ああ懐かしい…てか最近なんでも懐かしく思えてきた。

縁側で座ってる霊夢の隣に座って一息つく。

「どうしたの?」

「いや久しぶりに顔が見たくて」

「…あー…輝、気付いてないだろうけど不意打ちはやめて」

顔を背けてそう言われる、何もしてないのに…

「…そういえば」

「…?何?」

「弾幕ごっこって楽しいのか」

なんか魔理沙とかが楽しいって言ってたし、どうなのかな。

「…まぁ楽しいわね」

「そうか」

「してみたいの?」

「してみたいが飛べないから無理」

「あーー…」

はい、私未だに空飛べないんです!だから全移動徒歩です!万歩計あったらカンストする位歩いてるって自慢できます!

「じゃあまず、飛ぶ練習してみたら?」

「…どうやって?」

「…なんか念じてみたら、飛べーって」

そんなあやふやな…!これ数学出来る人にここ教えてって言って答え方しか教えてくれないみたいな奴だ…!

とにかく霊夢の前に立つ、そして…

ふおぉォォォォォ!飛べぇぇェえぇぇ!!

まるでペンギンみたいな動きしながらぴょんこぴょんこする。

―――まるで一向に飛べやしねぇ!

霊夢ー飛べな…!

「だっ大丈夫か!」

「大丈夫…大丈夫よ…」

なんか親指立てて鼻押さえてるけど大丈夫じゃないだろ!?なんかプルプルしてるし!

 

「んーどうやっても飛べないわねー」

「そうだな……」

あれから一時間もやってるのに全然飛べる気配がしない…!ちくせう!

「元から飛べないとか…まだ幻想郷に慣れてないのかしら」

「…それはあるかもな」

そうだよなーいくらここにいたって未だに常識に縛られてるからな……うーん…

「しかし空を飛ぶってどんな感じなんだ」

「…見てみる?」

「え?」

 

ふおぉォォォォォ!!?とっ飛んでるぅぅぅ!??

今なぜか霊夢に抱き抱えられて飛んでる輝ちゃんだよー!

重くないかなー!無駄に肉ついてるから重いよねー!なんかもうハイテンション!

「どう?」

「…凄いが少し怖い」

前を見るのはいいけど下見たらひぃっ!ってなるんだよなー

「…もっとくっついていいのよ」

「………」

お言葉に甘えて首元に抱きつくとほんのりと良い香りがする、おんにゃのこやなー。

「…ふふ」

「…霊夢?」

面白そうに笑う霊夢を見ながら前を見てみる。

―――いつか自分で飛んでみたいよな。

いや飛べても徒歩の方が多くなるよな、絶対。

 

 






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