今回ひかりんが絶対言わない台詞
「貴方が私に答えを求めるのはお門違いでしょう?」
「はぁ…」
づがれだ…何かもう体中の骨が軒並み折れてる気がする…
しかしまだ呑むのか…凄いな…
そう思いながら縁側に座る。ふぅ…少ししか離れてないのに喧騒が遠い気がするなぁ。
真上には半月が上がっている。
―――なんかあの時みたいだな。
もっともあの時は三日月だったし、こんな騒がしくなかったし……やべぇなんか思い出したら泣きそうになってきた。
…アイツ多分いい奴だったのに…
「輝ー」
「…ああ、霊夢か」
いつの間にやら俯いていたらしく顔を上げると、霊夢…が誰か肩に担いでる。
「ちょうど良かった、これよろしく」
「え?」
異議を唱える暇なく私の隣にその人を置くと酒豪蠢く宴会に戻っていった。
なんだかその背中は赤い弓兵と似ている気がした。
……でどうしろと?
とりあえず隣に寝かせている。
緑色の髪に蛙と蛇の髪飾りをつけた霊夢と同じような巫女服を着た少女。
どうやら酔い潰れたらしく赤い顔で幸せそうに寝ているがたぶん起きたら二日酔いコースだろう。
暇に任せて髪を撫でてみると嬉しそうな声を漏らしたりしてる、……彼氏の夢でもみてんのか?
イヤだってこんなお年頃(外見年齢)の子を男がほっとくわけがねぇじゃん!
「んっ…んんっ」
呻き声をあげてゆっくりと少女の目が開かれる。
「………」
そして私を見た瞬間フリーズしました。
そんな怖い顔してるか私、目つきは悪いけど。
「え…えーと…」
「……とりあえず水を飲め」
今は混乱しているだろうが落ち着いて聞いてほしい。
それでもボクはやってない。
コップに入った水を飲み干す少女、それを眺める目つき悪い不審者(自己申請)、お巡りさん待ったなしである。
「…ぷはぁ!」
おお、イッキした。…結構入れてた…はずだよな?
おっと、こっちを不審そうに見てるや。
「…楽になったか?」
「えっと…はい」
「……私は立花輝だ」
「あっ!私は東風谷早苗、です。」
「よろしく」
そう言って握手を求めるとぎこちなく返してくれた。
最近の子はよくできてるなぁ……いきなり出会い頭に「お前は俺の嫁!」とか言わないんだよなあ…いい時代だよなぁ…
「あの…もしかして介抱してくれてたんですか?」
「?ああ」
おおぅ?顔を覆ってなんか言ってる!どうしたし!
「ご迷惑をかけてすみません…!」
「いや、いいよ」
「でも…」
「私がしたいからしたんだ、迷惑じゃない。」
そう笑って言ってみせる。
迷惑なんかかけてないよ!全然だよ!むしろ役得だよ!
「〜〜〜〜〜っ!?」
音が出そうな勢いで赤くなりだした!?酒がまた回ってきたのか!?
「だ、大丈夫か?」
「だいっだいじょうぶれふっ!」
本当か!?大丈夫そうじゃないけど!!ああんもう霊夢!早く戻ってきて霊夢!!
―――その日の夜はあの時とは違いあっという間に過ぎていった。
前編でも言いましたが更新ペース落ちます!
すみません!!!!!