東方幻想少女録   作:水崎 鳴呼

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『ただ小さな輝が書きたかったんです。それだけだったんです。』などと意味不明な供述をしており―――






小さな少女

日差しが目に入りはよ起きろと怒鳴り込んでくる。

布団に潜りたいところを我慢してのそのそと布団から体をはじき出す。

…今日もちゃんと目を覚ました!布団なんかに負けないんだか…ら…?

違和感。

ふと地面を見ると、いつもより近く感じる。

―――?

……なんじゃこりゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!??

 

良し、状況を整理すると私が縮んでいるという訳ですねハイ。

どうして、とかなんで、とかは考えないようにしよう。

なんか怖い。

しかしまぁ良かった。多分今日は誰も来…

「輝居るかー!」

そう言いながらもドアを開けるということはいてもいなくても入る気だったなこんちくしょう。

何か悟ってゆっくりと振り向くとビックリしている魔理沙と呆然とする霊夢が居た。

二人で来るってなんか珍しいなぁ…そんなこと無かったっけ?

「えっ…と」

おおぅ声もなんか幼くなってる。

「……っ!げふぁ!!」

「れっ霊夢ーーー!!」

「れいむーーーー!!?」

霊 夢 の 突 然 の 吐 血 !

なんか口と鼻から出てる気がするが大丈夫か!?

 

 

 

「…なるほど。つまり朝起きたら縮んでいたと」

「あ、ああ」

そんなことより魔理沙はん、最初来たときは霊夢と魔理沙だけだったのになぜ早苗が増えたの?なんで?すごく並んでいると信号機みたいよ?

後あんまりほっぺつつかないでよ赤と緑。

「しかしまぁ良かったわね」

「?どうして」

「いやもし、文とかだったら写真撮られまくるわよ」

「…べつにわたしはとられてもいいんだが…」

「ちょそんなこと言ったら」

「やった隠れて撮らなくていいんですね!それじゃあ早速一枚!」

颯爽と開けてた窓からアクション映画よろしく飛び込んできた文は言うが早いかパシャリと一枚撮る。

この間僅か三秒!流石幻想郷最速はダテじゃないぜ!

「…うわやっぱり居たのね…」

「あ、文さん久しぶりですねー」

げんなりとする霊夢と未だにほっぺをつつき続ける早苗を見てドヤッと笑って見せる。

てかさっきからほっぺ痛いんだけど。

……そういえば。

「ところでれいむ、ゆかりは?」

「ああ、紫だったら『見に行きたいけど多分行ったら死ぬ』って言ってた」

「どうゆうことなの?」

 

「いやー沢山撮れましたよー」

「……そうか」

ツヤツヤとした感じの文はホクホク顔でカメラのメモリを確認してる。……何枚撮られたっけなぁ……

「まぁ日も落ちてきたし、そろそろ帰るわね」

「え?大丈夫なんですか?」

「大丈夫だろ、輝だし」

「…ひどくないか」

そんなことを言いながら部屋を出る四人。

「それじゃまた今度」

そう言って扉が締まるとしんとした空気が部屋に篭る。

…ヤバイ、小さくなったって大丈夫かなと思ってたけどメンタルが結構きつい。すごいさみしい。

「……さみしい。」

口に出すと余計寂しくなるからぱっぱと寝よう、うん。

寝たら治るって。

 

 

 

 

 

 

 

そして次の日本当に戻っててぶつけようの無い怒りを掃除にぶつける輝の姿があったとさ。

 

 





誰の仕業だったのか?自分の胸に聞いてみな!
そいつが犯人だ!!


P.S.活動報告でリクエスト受け付けてます。是非書いてください!(迫真)

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