東方幻想少女録   作:水崎 鳴呼

55 / 81
モノを食べるときはね誰にも邪魔されず自由でなんとゆうか救われてなきゃあダメなんだ。

by.輝





現人神と少女

「本当にいいのか?」

「はい!」

私の目の前でふんすっ!と意気込み充分の早苗、割烹着まで着てノリノリだ。

さて、恒例のなぜこうなったかというと―――

 

「早苗?」

「あっ輝さん!」

おおぅ久しぶり…な事はなかったな。

でもなんかこうゆうふうに会うのはあんま無かった気が…

「えっと…買い物ですか?」

「ああ、夕飯を」

下げてる袋を少し持ち上げる。

「何を作るんですか?」

「…あー最近作ってないな…」

袋の中身は出来合いばっかり。いや最初の頃は作ってたんだけど人間楽を覚えたらダメだね。

「バランス悪く食べたらダメですよ」

「ああ、だから最近太ってきた。」

ん?なんか、いやそれはないみたいな顔された

「あっじゃあ作りましょうか!」

「え?」

 

というコトです。早苗マジ良妻。

とりあえずあるやつで適当に作ってって言ってるけどなんか他人が作ってるのを見るのってハラハラするね。

「できましたー」

「おおー」

そんな事をしてたらもう出来たようです。

目の前に置かれたのは……麻婆豆腐?

「辛いのって好きかな…と思って、嫌いでs」

「早苗」

「はっはい!」

「好きだ」

「ふぇ!?え!あっ良かったです!」

辛いのかー!最近食べれなかったんだよなー!作るの難しいからあんまり作らなかったんだよなー!うれしー!フゥー!!

「いただきます」

「どうぞ」

手を合わせて麻婆豆腐に口をつける。

口に入れた時に最初に感じる刺激にピリピリと舌が反応する。

しかし次に訪れる豆腐の優しい感触に癒され、惜しみながらも飲み込むと、喉にもフワリと辛さを残し口内にはちょうどいい余韻が残され、思わずご飯をかっ込みたくなる。

うおォン、私はまるで人間火力発電所だ

おっととあるフリー雑貨輸入商が憑依してしまった。

「美味しいですか?」

「ああ、すごく美味しい」

「良かったです」

そう言いながらニコニコとしている早苗。いいなぁ彼氏にも作ってあげてんのかなぁ。

「いい嫁になるな、早苗は」

「え!ありがとうございます!」

パァァァと後光が差しそうな笑顔。

眩しっ。目が目がぁぁぁぁ!!

「ご馳走様」

「はい、お粗末さまでした」

手を合わせて食材にお礼を言う。

いやーこんなに美味しいの食べたの久しぶりだ。他人が作ったからかなぁ?

「美味しかったよ」

「あはは、それなら毎日作ってあげましょうか?」

「…これから毎日私の朝ご飯を作ってくれるのか?」

ふと言ってみると、少し顔を赤くして

「…はい、輝さんが食べたいのなら毎日美味しいお味噌汁を作りますよ」

と笑って言う早苗。

せんせー!私はしじみ汁がいいですー!

貴様は二日酔いのおっさんかー!

 

この後無茶苦茶ご飯食べた。

 

 

 





これが私の精一杯のグルメレポートです…受け取って…ください…!

リクエストまだまだ受け付けてます!
(御手数ですが活動報告に書いてください。)


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。