お気に入りが50人もいて死にそう
「お気に入りして下さった皆様結婚を前提にお友達になってください。と作者が言ってた」
ブーンブンシャカブブンブーン♪
フンフンフーンララミツバチー♪HEY!
脳内に軽快なBGMを流しながら桶に汲んでおいた水をまく。
んにゃぁ…しかし梅雨も一瞬だったな…ジューンブライド…いやしかしなんでこんな雨ばっかの時に結婚なんかしなきゃいけないんだよ、なんでだよ。
そう思いながら空を見ると夏らしい空、遠くからはまだ少ないが蝉の声も聞こえる。
―――夏だなぁ…暑いなぁ…
暑いのは苦手なんだがなぁ…どっかに避暑地的な場所は…
そうしてやって参りましたよ白玉楼!うわ涼しい!ここ夏でも涼しい…てゆうか寒いんだな。
いやーしかし階段登ってるとあの時を思い出すなぁ…しかしあの時なんでビンタされたのだろう?
のんびりと門をくぐってー…おや?
「…妖夢?」
「妖夢だったら里に買い物に行ったわよー」
どぅふぁい。びびった…!何なんなの?みんな脅かすの好きなの?
そっと後ろを振り向くと幽々子がふわふわ浮いてる。てかなんか近い近い近いって。
「……ああ、すまない土産を忘れてた。」
「んー?いいわよ別にー」
…何かこう…『がっ!』ってしたくなるよな、なんか。え?しない?マジで?
とりあえず家に上がり台所へ向かう。えーっとこの感じの間取りだったら…よし、見つけた。
お茶を入れてちょうど戸棚の上にあった饅頭を持って幽々子の所に戻って来る。
「あらありがとー」
「…普通逆じゃないか?」
「貴女が流れるような動きでお茶を入れに行ったんでしょ?」
…まぁそうだけど!いやなんかお茶入れないとなー…的な感じで入れに行っちゃったんだよ。
少し照れ隠しに持ってきた饅頭を頬張る。おおうまい。
「ん、この饅頭美味しいわね」
「そうだな」
のんびりとお茶を飲んでいるとふよふよと白い餅みたいなやつ(幽霊?人魂?)が近くに寄ってくる。
ひやぁ冷たい。半袖にはきついです、いやマジで。
……そういえば幽々子って確か亡霊…だったっけ?
隣を見るとモグモグと饅頭を食べる幽々子。冷たくないよな?幽霊と亡霊は違うのか?
「…なぁ幽々子」
「?」
「幽々子は亡霊なんだよな」
の割には人間っぽいけどなぁ…
「そうよ?どうしたの?」
「…いや…成仏とかしないのか?」
「んー…よくわからないけど、あの桜が咲けば何か起こりそうなのよねー」
「桜?」
そう言われて目の前の桜の木を見る、葉もついてないし蕾もついてない。
…咲くのか?これ。
「なにかって…何が?」
「なにかー」
「…もし次咲くときがあったら全力で止めよう」
「あらどうして?」
うおぅ。心の声がうっかり漏れてしまったやぁ。
え?いやだって咲いたら何か起こるって…嫌な予感しかしないんだけど…例えば木の下に誰か埋まってたり。
「…幽々子に何かあったら困る」
「!」
「私の大切な人だからな。」
笑って言ってみる。そう言えば最近笑って言うのが多くなったな。
うんうん、なんか私の周りで幽々子みたいな人って少ないんだよな、清涼剤的な?
「〜〜〜〜っ!」
「?どうした幽々子?」
「…貴方って結構性格悪いわね…」
拗ねた様な口調でそっぽ向かれた。
…なんか耳が赤いような…最近の亡霊は血行がいいんだな。
―――…いやー暑いわー
何でそんな棒読みなんだよ。てか暑くないだろ。
ゆゆ様難しい。
活動報告にてちょっとしたアンケートをとってます。暇なら参加よろしくお願いします。
あとリクエストまだまだ受け付けてますよ!!!