わたしは神を信じます。
会ったことがありますから。
さて。
まず此処で今まで出てきた新キャラを整理しよう。
一人目、ナイフの少女。
焦げ茶に染めているが根元が黒のプリン頭を短いポニテにしており顔は人懐っこく愛嬌のある顔だが純粋なまで黒の瞳が不気味。
黒のTシャツに白のノースリーブの上着を着ておりデニムの少しボロついたズボンにホルスターを巻きナイフを取り付けている。
全体に血濡れのイメージが強い。
二人目、銃の少年
銀に染めたくせっ毛の髪に黒に紺混じりの目、まるで少年の様な無邪気な顔。
全体を黒で統一した学生服(所謂学ラン)に焦げ茶色の長ブーツを履いている。
語感の感じから関西出身の可能性が微レ存。
そして三人目
銀とも灰とも白とも取れる髪を腰辺りまで伸ばし一寸の汚れの無い金色の目は少しつり上がっており表情筋が死んでいる様だがそれでも愛らしい可愛い綺麗とも言える顔立ち。
薄緑色をしたノースリーブのワンピースを着ておりどうやら素足に膝あたりまであるブーツを履いているらしい。
おそらく絶対きっと性格悪いだろう。
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「……なんか流したみたいな雰囲気だけど、結局あなたは何なのよ。」
時間にして二秒くらい少女と睨み合いをしていると霊夢に声をかけられる。
そういえば、なんか異変とかなんだとか言ってたな。
「えっとー…通りすがりですよ、ただの。」
「嘘ね」
「はい嘘です」
はぐらかそうとした少女と紫が真顔で向き合う。
……うわ、シュール…
その時、紫が急に睨みつける様な視線を少女に向ける。
「…そもそも、どうして貴女の様な者がこんな所にいるのかしら?」
何か、含みを持った言い方をする紫。
?もしかして紫は彼女を知っているのか?
「何よその言い方、紫もしかして知り合い?」
どうやら霊夢も気になったらしく聞いていた。
私もおとなしく聞き耳を立てる。
「……彼女は」
「
「それ以上は」
少女の方を向くと人差し指を唇にあてがいほんの少し首を傾げて
「言わぬが花。でしょう?」
そう呟いた。
すんっと何か空気のような物が喉を通り抜ける感覚。
無意識に体に力が入る
「―――そうね」
ふうっと息を吐く紫。
なんだろ、こんな感じの紫は見たことが無い。
「私はただの通りすがりの暇人でいいじゃないですか」
「いい訳が…あーもーいいわよもう」
霊夢も何かを察したらしく少し乱雑な手つきで頭をかく。
ん?もしかして私だけ?私だけ取り残されてる?話に?
「ともかく、私が聞きたいのは貴女はどういう目的でここにいるのって事で…!」
「寝返り」
霊夢の最初の質問に少女は単語で答えた。
「少し面倒になったので此方に寝返ろうかと」
「…それで、はいそうですかと言うと思うの?」
「思います」
確実な声で少女は霊夢に語る
「私が寝返れば、少なくとも五割は優位に立てますよ?」
「っ…!あんたっ…!」
「霊夢」
淡々と話す少女にいらついたのか(霊夢だから無いと思う)霊夢が掴みかかろうとするのを今度は私が止める。
此処で争っても意味はないし。
「確かに彼女の言ってるのは正しいんじゃないだろうか」
「こちらに情報が回るのはまぁ、良いわね」
私の言葉に紫が答える。
…私?私はとりあえず止めただけですよく考えてません。
「…………まぁ、そうね。」
おお、霊夢も同意したか。
と言うことは。
「交渉成立。ですか?」
「ああ」
今度は特に笑うことなく少女は言う。
「じゃあ成立祝いに私の名前を覚えてください」
「…なな、奈々と言います」
「そうか、よろしく奈々」
「…予想以上に貴女に呼ばれるの嫌ですね立花さん」
「………………」
私 コイツ 嫌い
前書きは西尾維新さんの「サイコロジカル曳かれ者の小唄」から引用いたしました。