と思ってる
夢を見るのは残酷だ。
いくら夢の中で正義のヒーローになろうが。
嫌な奴を殺そうが。
神様になったって。
その場で少しでも「これは夢だ」と気づいたらすぐに覚めてしまう。
そうしたら残るのは、なんの変哲もないただの日常なのだ。
霧雨魔理沙は急いでいた。
美鈴から聞いた事を早く霊夢達に早く伝えなきゃいけないと思っているからだ。
「影人様…て何なんだ?」
美鈴から聞くことによると、ある日人間の軍勢が襲って来たらしい。その時人間を指揮していたのがその影人様らしい。
「霊夢!居るか!」
正面のボロボロになった門に飛び込んで、霊夢に呼びかける。当の霊夢は五月蝿そうに目を細めて飛び込んできた魔理沙を見た。
「…何よ、一体」
「霊夢!なんとこの異変の首謀…」
「知ってるわよ、影人様…だっけ?」
「おっおう…知ってたのか?」
「知ってるも何も…」
霊夢は少し気まずそうに視線を逸らす、逸らした先には考え込んでいる輝が居た。
「…?、どうしたんだ?」
「さっき本人が来たのよ」
「へー…って!」
霊夢に掴みかからんいきよいで魔理沙は矢次早に聞き始めた。
「ほっ本人が来たって…どうゆう事なんだ!?捕まえ…捕まえたのか!!?」
「捕まえたらもっと嬉しそうにしてるわよ」
そういって霊夢は割れた窓ガラスを眺める。
「…アイツはこの幻想郷に居てはいけないものよ」
「…?」
「あいつは妖怪を憎んでる…いや、嫌悪している…の方が合っているわね」
「…どうゆう事なんだ?」
「あいつは人里の人間達を洗脳していたらしいのよ」
「へ…どっどうやって…?」
困惑する魔理沙を他所に霊夢は先程のことを思い出していた…
…あいつ一体なんなんだ…?
私は考えていた。アイツが現れたのはさっきだ。
現れたとき捕まっていた二人は分かりやすく喜んでいたし、正味詰んだ。と思った、が思い出しただけで寒気がする。あいつはこう言った。
『俺はお前が諦めた全てだ。』
『俺はこの世界を壊す。』
『妖怪と人間は争うべきだ。』
『どうしてお前は妖怪に肩入れする?』
『忌々しい。だか…』
『愛おしい。』
『お前は俺の嫁に相応しい。』
『俺のそばに居ろ。』
……あ、やばい鳥肌立ってきた。
以上突然の厨二野郎の黒幕宣言と何故かわからないがお前は俺の嫁宣言でした。
……何なんだよお前!!!なんで私なんだよォおォおオ!!!あとお前がこの異変起こしたのかよ!!巫山戯んなよ!!
しかもあいつ私になんか似てたし、あの目つきの悪さは私だ。
誰なんだよお前…あー・・・考えてたらなんか疲れた…
溜息を吐くと前に人が立っているのに気がついた
「大丈夫?」
「…ああ」
えーっと、あっそうだあのとき隣にいた銀髪の明らかに洗脳されていたメイドだ。
「済まない、名前は…」
「十六夜咲夜よ、助けてくれてありがとう」
「私は何もしてないが…」
「ここまで来てくれただけで十分よ。」
おおぅ…感謝が身にしみる…そうだな、私頑張ったんだし、今はあの厨二野郎の事は忘れよう。
うん。
「お嬢様が疲れているんだったら休んだほうがいいと言っていたけど…」
「そっか…じゃあ。」
いや待て、私は今さっきまでマラソン大会(笑)をしていたし・・・汗も半端ないだろうし…
「…ところで風呂は入れるだろうか?」
「えぇ、大丈夫だった気がするけど…」
「じゃあ風呂に入りたいんだが」
「それじゃあ、準備してくるわ、」
「ありがとう」
よーし、風呂に入って、ゆっくりと考えよう……
なんで女の子からモテるんに男子からモテへんの?おかしいやん。
と言うことで、
_人人人人人人人_
>突然の厨二野郎<
 ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄