ボンゴレ=ジョット、G>他の初代、リボーン>>(越えられない壁)>>10代目達>その他>>>>(越えられない壁)>>ボンゴレの害になるもの
な感じ。特に最下位は虫以下、生きる価値無し。
補足
・連れてこられたのは幼女。
・当然転生者。転生する時に逆ハーレム属性つけられた。原作知識有り。
・デイモンの中で、ある一定の基準を下回ると名前すら呼ばなくなる。
「いい加減ナツキから離れなよ、咬み殺すよ」
「おや、そのナツキ本人が許しているのです。君にそんな事を言われる筋合いはない」
「うぅ…こわ…」
「お前らいい加減にせんか!ナツキが怯えておるではないか!」
三馬鹿に溺愛され日々を過ごしていた少女の元に残りの守護者が訪れ、見事に雲と霧は魅了されてしまったようだ。ただの興味程度、もしくは全く興味がなかったというに随分と強力な魅了の力だ。ここまでくると呪いの域ではないだろうか。
客間で彼女を取り合っている二人に出くわし深い溜め息を吐く。救いは笹川了平のあれは単なる庇護だという事だ、流石「兄」なだけある。
あの中に入っていく気になど当然なれず、目的地である馬鹿1(沢田綱吉)の執務室へと足を進める。あの三馬鹿は少女にうつつを抜かし段々怠け始めたので、物理的に尻を叩きに行く所なのだ。
「ナツキ成分が足りない…足りなくて書類なんか「頭ぶち抜かれたくなかったら手を動かせ」…はい…」
執務室に入ると机に突っ伏しだらけまくる馬鹿1にリボーンが銃を使い発破をかけていた。銃の中身は当然普通の実弾だろう。そしてそれで仕事をするだけまだマシな方、など笑えない。
「馬鹿1」
「ば…え、オレ?」
「目の前に居る君以外誰が居るんですか。馬鹿2と馬鹿3を早くなんとかなさい、幹部が仕事を放棄するなど有り得ない」
「あの二人!ナツ…」
かなり冷ややかな目と声になっていたのだが、馬鹿1はそれよりも少女の方が気になったらしい。
勢い良く立ち上がった彼の頭を強く掴み、意図的に優しく穏やかに笑う。それだけで馬鹿1は顔色を悪くし体を震わせた。
「花○薫程の握力はありませんが…実はリンゴくらいは軽く潰せるんです。試してみましょうか、君の頭で」
「ごめんなさい!仕事やります!!」
半泣きで馬鹿2と3を呼び出す馬鹿1。最初からそうしていればいいものを。
そうして呼び出された2と3は実に不満げだ。私のストッパー役として残ったリボーンが居なければ、出会い頭に二人に拳を叩きつけていたかもしれない。
「なぁツナ、こうしてる間にもヒバリと骸がナツキを独占してんだ。早く行かねぇと」
「こいつと同意見なのは癪ですが…10代目、ナツキさんを早く魔の手から救出しないと」
この二人は余程私を怒らせたいのだろうか。眉間にシワが寄りそうになるのを何とか堪え、腕を組む事で反射的に手が出そうになるのを我慢する。
それにしても、ボスからの呼び出しを些事と言い切り、もはや血縁とも言えないただの幼女に執着する様は異様の一言につきる。腹心の「部下」として成長していた筈の二人だからこそ余計に。
そういえば馬鹿1が彼女をヴァリアーに連れていった時、XANXUSに徹底的に拒まれていた。「そいつはあいつらと同じだ」と言って。
「とりあえず危険はないと思うから大丈夫。ボスとして二人に聞きたいんだけど、最近仕事を放棄してる理由を教えてくれないかな」
「そんなのナツキを構いたいからに決まってんだろ!ちっこい子には愛情注いでやらねーとな!」
「ナツキは天涯孤独の身なんです、誰かが側にいてやらないと」
言っている事は理解出来なくもない、だがそれは義務を果たした上で言っていい言葉の筈だ。
リボーンに肩を叩かれイラつきを抑える私を見て馬鹿1は表情を固くする。私を見る余裕があるのならば2と3を早くどうにかなさい。
「気持ちは痛い程分かるけど、幹部である二人がこれじゃあ組織として…」
「ツナはナツキとボンゴレ、どっちが大事なんだよ!?」
「ナツキさんは他人の温もりに飢えてるんです、放っておくなんて出来ません!」
「っ…いい加減にしろよ二人とも!こんなのおかし、い…」
二人の答えに馬鹿1…もとい、沢田綱吉が声を荒げる。その途中でハッとしたような顔をして口を押さえ、酷く困惑した様子を見せた。
彼は自力とは言い難いが、こちら側に戻ってきたらしい。その事にリボーンと二人揃ってホッとする。あのままでは危うく見切りをつけてしまう所だった。
「…ドン・ボンゴレとして嵐の守護者、及び雨の守護者に『命令』する。溜まった仕事を片付けない限り、彼女には近づかないように。反論は受け付けない」
「ーっ…ツナ!」
「10代目!そんな…」
「反論は受け付けない、と言った筈だよ。会いたいなら早く仕事を片付ければいい」
強い眼差しと言葉で馬鹿2と3の文句を封じ、かなり嫌々ながらも仕事に行かせた事に感心する。よくまぁここまで持ち直したものだ。
「…今さっきまでの自分を殴りたい…何あれ、彼女の事しか考えられなくなるとか呪い?」
机に突っ伏し頭を抱えてしまった沢田綱吉に眉を上げ、ゆったりとした足取りで近づき彼の頭を見下ろす。今の沢田綱吉にならこの話を切り出しても大丈夫だろう。
「君の守護者として進言します、彼女は早く遠ざけるべきだ。既に悪い方へ影響は出ていますし、雲と霧も危ない」
「…そうだね。彼女一人の為にボンゴレを壊滅に追いやる訳にはいかない。彼女自身が悪い訳じゃないんだけど…」
「異常な程ちやほやされんだ、どこか遠くにやってもそこで上手くやるだろ」
本来ならば側近である嵐と雨と話し合うような事をリボーンを交えて話し合う。あの二人は今は馬鹿と化し、使い物にならないので仕方がない。
「君が戻らなければ見切りをつける所でしたよ。最後に障害の排除くらいはしたかもしれませんが」
「もしかして、その時はリボーンもセットでいなくなったりして…」
「当たり前だ。今だってスペードが居るからここに居るだけだからな」
「…良かった…戻れて本当に良かった…!」
私の肩を抱いて当然と言い切るリボーンに沢田綱吉は顔を引きつらせ、とてもしみじみと呟いた後に完全に力が抜けたように机に上半身を預けた。
「なるべく会わないようにしたら変な力も抜けるのかな…」
「一番手っ取り早いのは始末する事でしょうね」
「……、どうしようもなくなったらそれも視野に入れる」
幼い子供を殺めるのは私とて気が咎める。が、あれの優先順位は極めて低い。これ以上害になるようならば、消えて貰わなければならない。
「あんま思い詰めんなよ、オレを頼れ」
「ええ勿論。頼りにしていますよ」
肩を抱いたままのリボーンに顔を覗き込まれ、ここ最近よく聞くようになった言葉をかけられる。
彼女が現れてから、一気に私の負担が増したが故の言葉だ。一人で出来る事などたかが知れているので遠慮なく頼っている。
「本当にごめんなさい。だから外でやれ、爆発しろ」
沢田綱吉から向けられる恨みのこもった台詞と眼差しを笑い、やんわりとリボーンの手を外して沢田綱吉に視線を合わせる。
「さて、ではまずは溜まった書類から片づけましょうか。会食や会合など、仕事はたっぷりある」
笑顔で目の前の彼に告げると壊れた人形のように何度も頷き、それから万年筆をとり早速手を動かし始めた。
これでもう沢田綱吉は大丈夫だろう。
馬鹿2と馬鹿3、雲と霧はどうするか…。近づく事が危険である以上、あまり他人を近づけたくない。
頭を悩ませながら私も自分の仕事へと、取りかかる事にした。
ジョット「く…外に出るには力が足りなかったか…」
ランポウ「え、これ続いちゃうの?」
ジョット「ランポウはデイモンに会いたくないのか?」
ランポウ「そりゃ会いたいけど…」
ナックル「それにしても、G、雨月、元気がないな」
G「いや…10代目の…」
雨月「うむ…あれは少々…」
アラウディ「何かしらの強制力が働いてるみたいだけど、あれじゃ犯罪だね。だってあれ恋愛感情的なもの向けてるし、何よりデイモンに負担かけてるし。馬鹿2と馬鹿3は額に土をつけてデイモンに詫びろ」
ジョット「だからこそオレ達がデイモンの側にいかなければ!」
ランポウ「本音は?」
ジョット「晴れのアルコバレーノばかり狡い。オレもデイモンといちゃつきたい」
ナックル「それは確かになぁ」