とある転生者の奮闘   作:白花 頼羅

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連投第2弾。
この話は短いです。
(どこで区切るか迷った…。)
東雲「はじまるよ~。」



第2話 つかの間の平凡と決意

私たち、零奈とシノちゃんがこの町、「茜町」にきて1週間がたとうとしている。

警察の女性…セレネッタさん(25歳)の保護のもと生活している。

「零奈~お皿とって~。」

「はい。…どうぞセレンさん。」

いちいち「セレネッタさん」と呼ぶのも面倒なので、「セレンさん」と呼んでいる。

「ありがと~。」

頭をなでられる。気持ちいい。ちょっとまだなれないけど。

「セレンさーん。洗濯物たたみおわったよー。」

シノちゃんがやりきった顔でやってきた。

「東雲おつかれさま~。」

セレンさんはシノちゃんの頭をなでる。

「えへへ~。」

シノちゃんはうれしそうだ。まぁ、私と違って素直だからね。

「さ、ごはんにしようか。」

「「はーい。」」

今日の昼食はカルボナーラだ。セレンさんは料理がすごく上手い。

私はこのカルボナーラがいちばんすきだ。

「「「いただきます。」」」

…うん。最高においしい。

 

その日の夜。私たち二人はセレンさんによばれた。話があるらしい。

「セレンさん。話ってなんですか?」

「そうだね。気になります。」

「…あのね。かなり言いづらいんだけど。………聞いてくれる?」

セレンさんの目は本気だ。

「……なんでしょうか?」

「…私の上司がね、あなたたちを『特殊部隊』に入れたいって言ってきたの。」

特殊部隊。セレンさんが所属する凶悪犯(それもとびっきりの)を捕まえたり、

……殺したりする部隊だ。

「…」

「あなたたちが凶悪犯をたおして脱走したっていうのから、かなりの戦力になるって

思ってるみたい。…私も思わなかったわけじゃない。でも、あなたたちのように未来の

ある子供にこれ以上手を汚してほしくないとおもっているわ。

…おしつけるわけじゃないけど、…二人はどうしたい?」

私の答えはきまっている。

隣を見ると、シノちゃんも同じ答えのようだ。

 

「「やります。」」

「…………え?

  やるの?」

セレンさん、驚きすぎですよ。

「そもそも、普通の生活とか、私たちには無理ですよ。

 力をもてあましちゃってるんで。」

「そうだね。もう汚れちゃってるし。どうせなら自分の力はいいことにつかわなきゃ。」

これは、セレンさんの仕事を聞いた時から考えていたことだ。

案の定、セレンさんはショックをうけている。

申し訳ないとは思うが、

「ゆずれませんよ?」

これが私の、私たちの意思だ。

「……わかったよ。上司には言ってくる。……覚悟は、しておいてね。」

 

3日後、私たちは訓練施設に連れてこられた。

「二人とも、次会うときは、同僚だからね。」

セレンさんとは一度お別れだ。

これから、私たちの、本当の人生が始まる。




次回から本格的に物語が動きます。
(だがしかし原作は始まらへんのや…)
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