完全なモブから原作キャラの親戚まで!(捏造だけど。)
??「第3話、はじまるよ♪」
??「はじまり、です。」
訓練施設に入って1ヶ月がすぎた。
私に備わっていた“スキル”、「ヴァリアブルボルト」の扱いにもだいぶ慣れた。
おかげでナイフにバッテリーをつけなくてもスタンナイフとして使える。
「零奈ちゃん見て~」
シノちゃんが巨大なハンマーを片手で持ち上げてる。
「いくらなんでも5トンハンマーを片手持ちはデタラメ過ぎます…」
シノちゃんはたしかにもともと力持ちだったけど、まさか“スキル”だったとは…。
「あ、やっぱり?でも全然重くないよ~。え~い♪」
シノちゃんはハンマーを振り回した。
「ちょ、シノちゃん危ないです!」
やばい、人がいた!
「「あっ」」
普通だったら吹っ飛ばされて死んでるところなんだけど、
その人は、
「…危ないですね。」
波状の刃をもつ大剣でハンマーを受け止めていた。
「「すみません!アイさん!」」
その人は、私たちの先輩にあたる人で、名前を
12歳で現役の正規隊員だ。
藍色のふわっとした髪をポニーテールにしていて、色白で、金色のキリッとした目が特徴の超美人である。彼女の“スキル”は「ウォーターブレイド」。空気中の水を集めて剣にしたり、水を操っていろいろできちゃうもの。
そんな彼女を支えるのは、
『マスター、大丈夫ですか?』
腕輪のデバイス、「フランベルジュ」である。
デバイスは本来、“魔導士”たちの道具らしい。そして、私たちのスキルは、“魔導士”に必ずある“リンカーコア”というものがもとのようなので、“魔法”も使えるらしい。
特殊部隊シャドウウィング…この部隊では、個人のスキルに合わせてデバイスがもらえる。
今は作成中らしい。どんな物になるか楽しみだ。
「それより2人とも、そろそろ授業の時間ですよ?」
「「あ。」」
忘れてた。
走って教室に行くと、
「うはーギリギリだったね2人ともー。」
金髪ストレートヘアで一部をハーフアップにしている少女…アレックス・スードレフカが私たちを出迎えた。
彼女は私たち二人と同じ年で、ロシア人と日本人のハーフである。
「まー三人は」
「早く席付いたら?」
セリフを二つにわけて話していたのは、
双子で11歳。紅色の髪と緑の目が特徴。
「よーし、みんなおはよう!今日も張り切っていこうぜー!」
教室に軽いノリで入ってきたこの人は、
「さ、今日の一時間目は国語だ!準備しろー!」
…最悪だ。
げんなりしてるのが顔にでてたのか、
「どんまい、です。」
隣の席の男の子、
やや長めの茶髪、くりくりした真紅の瞳の可愛い子である。
年は5歳。…ちびっことはいえ、スキルはとんでもないんですよ?
…さて。だいっきらいな国語、がんばりましょう。
「や、やっとおわった。」
「あはは~。お疲れ~。」
マジ疲れました。
「なんか次、算数から戦闘訓練になったみたいだよ。」
「ん~?なんでしょうね?」
「とりあえず、第3訓練室集合だって。」
「あそこ遠いじゃないですか!シノちゃん早く行きましょう!」
「わわっ!待ってよ零奈ちゃん!」
私たち二人は急いで移動した。
第三訓練室。アイと炉蘭がいた。
「先輩、今回は早かったですね。」
「まあな。…流石に拓也のは手こずったけど。」
「あの子のスキル、前代未聞ですし。」
「“オールマイティマエストロ”。万物を操る力。ちゃんとコントロールできるようにしてやらないと。かわいそうなことになっちまうからな。」
「ですね。」
二人の少女は訓練室の入口をみつめた。
後輩たちの声が聞こえる。
「さぁて、デバイスのお披露目といくかぁ!」
炉蘭の両手にはアタッシュケースがあった。
「よーし、全員集まったな。」
授業開始5分前。同じクラスの候補生たちが第三訓練室に集まった。
一体何が始まるのだろう。
「さて、これからデバイスの支給を行います。」
アイさんが言った。
「「えええっ?!」」
私も含めてみんな驚いた。
「はい静かにっ!」
霧野教官の声でみんな静まる。
「これから支給するデバイスは今までの訓練のデータをもとに個人のスキルを最大限に生かせるようにしてある。ま、相棒みたいなもんだな。
ちなみに、作ったのオレだから。」
教官、ドヤ顔やめてください。ウザイです。
てかこの人、技術士だったんですね。
「じゃ、まず最初は…アル!」
「はい!」
アレックス…アルが呼ばれた。
「お前のデバイスは“ガラドヴォルグ”。このブレスレットだ。」
霧野教官はアルに赤い宝石がついたブレスレットを渡した。
「ありがとうございます!」
「次、奇羽羅。」
「はい。」
奇羽羅さんが前に出る。
「お前のデバイスは“アテナ”。このペンダントな。」
霧野教官は赤紫の宝石のついたペンダントを奇羽羅さんに渡した。
「大事に使いますね。」
「次は竜臣!」
「はい。」
「お前のデバイスは“金十字の書”。この本だ。」
霧野教官は薄茶色の表紙に金の十字架がついた本を竜臣さんに渡した。
「魔道書ですか。すごいです。」
「次、零奈!」
「はい。」
私の番のようです。
「お前のデバイスは“チンクエディア”。このペンダントだ。」
私は霧野教官から青い宝石のついたペンダントを受け取った。
『はじめましてマスター。』
「わわわ?!しゃべりましたよ?!」
「その子達はみんなインテリジェンスタイプなのでしゃべれますよ。」
アイさん、先に言ってください。
「じゃ次は、東雲!」
「はーい!」
「お前のデバイスは“メイデンウィッシュ”。このブレスレットだ。」
霧野教官はシノちゃんにいわゆるピンクゴールドでできたブレスレットを渡した。
「よろしくね、メイデン!」
『Yes.マスター東雲。』
「最後は拓也!」
「はい…。」
「お前のデバイスは“ソリスト”。」
「soliste…独奏者ですか?」
「ああ。正解だ。お前の能力はお前の意思が強く反映される。
つまり、ほかに影響を受けるとすぐ暴走しちまう。
自分の意思を揺らがせず、まっすぐ進んで行けるようにってな。
ほい。がんばれよ。」
霧野教官は赤と紫の小さな宝石があしらわれたピンを拓也くんに渡した。
「…がんばります!」
ぐっと小さな拳を握ってガッツポーズを決める拓也くん。
その姿は、とても頼もしく見えた。
「さて、早速だが模擬戦を行う。」
「「はい?」」
いきなりすぎます。
「習うより慣れろってことだ!相手はオレとアイだ!
各自デバイスをセットアップしろ!」
「「セットアップ!」」
みんな一斉にセットアップした。
…あれ?霧野教官とアイさんの服変わってますよ?
…ああ、“バリアジャケット”ですね。
でもなんで私たちの服は変わってないんでしょう?
「心配すんな~。お前らのほうはフィールド魔法がかかるようになってるから。
変わってなくともBJ着てるのと同じだ!
いくぞ!レディー、ゴー!」
結果は、一瞬で全滅でした。
コピペしたあとに誤字に気づいてビビった…。
今回登場キャラの設定↓
深海 アイ 12歳 女
色白。藍色のくせっ毛。金色の瞳の美少女。
真面目で冷静な性格。
スキル:ウォーターブレイド
水を自由自在に操ることができる。彼女は水を剣の形に固めたり、弾丸のように打ち出して使っている。
デバイス:フランベルジュ
近代ベルカ式のインテリジェンスデバイス。
AIは女性。待機状態はペンダント。BJ(騎士服)着用時は腕輪になる。
主な機能はBJの生成とスキル補助。
アレックス・スードレフカ 9歳 女
日本人とロシア人のハーフ。金髪。銀色の瞳。メガネをかけている。
東雲同様、明るい性格。
スキル:ファントムガンナー
どんなものでも弾丸として扱うことができる。また、弾丸は絶対命中する。
白川 奇羽羅 11歳 女
赤紫の髪を三つ編みにしている。緑の瞳。双子の姉。
面倒見の良い性格。
スキル:インフィニットブレイズ
どこかから剣を召喚して飛ばすことができる。数はいくらでも出せるが、そのぶん制御に消耗する。
白川 竜臣 (しらかわ たつみ) 11歳 男
赤紫の髪。アホ毛がある。緑の瞳。双子の弟。
ちょっと天然だが冷静な性格。
スキル:ジャッジメントフィールド
魔法による結界とは全く異質な結界を張ることができる。AMFなどでも無効化されない。
霧野 炉蘭 (きりの ろらん) 14歳 女
ピンクの髪。水色のつり目。
男勝りな性格。一人称は「オレ」である。
原作キャラ、霧野 蘭丸の大叔母にあたる人物。(オリ設定)
デバイスを作ることもでき、その腕は一流である。
スキル:ファントムメイク
霧や熱を操り幻を作り出すことができる。彼女の場合、幻に混じって攻撃してくるので
「タチが悪い」とよく言われる。
デバイス:クレイモア
ミッド式のインテリジェンスデバイス。AIは男性。
待機状態はブレスレット。BJ着用時は小手(ガントレットモード)か短い杖(デバイスモード)になる。主な機能はBJの生成。罠・幻の生成の補助。魔力刃の生成(デバイスモード限定)である。ちなみに自作。
三橋 拓也 (みはし たくや) 5歳 男
茶髪。真紅の瞳。いわゆる「男の娘」になりそうな美少年。
気弱だが優しい性格。
原作キャラの神童 拓人の父にあたる人物。(オリ設定)
スキル:オールマイティマエストロ
あらゆるものを自由自在に操ることができる。ただし、制御が難しい。
炉蘭「オレだけPixivの続編シリーズで設定変わってなかった?叔母じゃなくて大叔母さんになってるんだけど?」
頼羅「年齢の問題やて…。炉蘭さんそのまま原作(GO)まで生きとったらアラフィフやもん…。それに、家出した時期的にいろいろ矛盾が…。」
炉蘭「それもそうだな…。」
Pixivでは霧野さんの叔母設定だったけど続編で大叔母になってた教官様。こっちでは設定を統一しておきます。