とある転生者の奮闘   作:白花 頼羅

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原作(の数年前)開始です!
捏造設定大盛りですが、原作キャラ(主人公)がやっと出てきます!


零奈編~原作7年前からFF編~
第1話 円堂 零奈


この時代に生まれてから三歳になったころ。

私は思い出した。

いわゆる前世というやつを。

きっかけは、ある日の朝、起きたときに、ベッドの横にいきなり現れた

銀と青の宝石のペンダント。

ペンダントはしゃべり、私に言った。

『15年ぶりです。マスター。』

ペンダント、というか、彼の名はチンクエディア。

魔導士の武器であるデバイスである。

今の私の名は、円堂 零奈。

円堂家の長女、守兄さんの双子の妹である。

 

 

 

 

 

「零奈ー。サッカーやろうぜ!」

「いいですよ。」

「今日こそゴッドハンド、完成させるんだ!」

「私だって負けませんよ!」

この会話は円堂兄妹にとってもはや日常の一部である。

円堂兄妹がサッカーを始めて3年ちょっと。

もうすぐ小学生になる。

いつもどおり公園に行くと、なにやら中学生がたかっていた。

「女みてえな顔してなまいきなんだよ!」

「くっ!」

中心には円堂兄妹と同じぐらいの少年がいて、暴力を受けていた。

「お前らなにやってんだよ!」

守が突っ込んでいく。

「ちょ、兄さん?!」

「ああ?なんだクソガキ?やんのかコラ?」

「待ってろ、すぐ助けてやるからな!うおおおおおっ!」

守は殴りかかる。

まあ、結果は見え透いているわけで、

「うわあっ!」

殴り飛ばされる守。

「へっ、ざまぁねぇな。」

「はあぁ。やるしかないようです。」

『これなら自己防衛が通用しますね。マスター。』

「なにしゃべってんだそこのチビッコ?

 おめえはまだ可愛げがありそうだな。どうよ?お兄さん達と遊ばない ?」

まわりの中学生たちもゲラゲラ笑う。

ていうか中学生のセリフじゃねえわ。

「チンクエディア。」

『Knife form,two hands mode.』

零奈の両手にナイフが現れた。

「「な、な・・・?」」

「お断りします。つーか兄さんにけがさせてんじゃねぇよksが。

 くたばれ。」

零奈無双がはじまった!▼

10秒としないうちに、中学生5人をフルボッコした6歳の少女。

恐ろしいことこのうえない。

守は

「またかぁ・・・。」

とかつぶやいていた。

 

「2人とも、大丈夫ですか?」

「オレはたいしたことないぞー。でもあいつが・・・。」

守はいじめられていた少年の方を見る。

もともと整っていたのであろう顔は殴られたあとや擦り傷だらけ。

水色の髪もぐしゃぐしゃで、意識も無いようだ。

「ちょっとヤバいですね。応急措置をして病院に連れてかないと。」

零奈は少年に手をかざす。

「癒しの風よ、このものに救いを。」

足元に水色の魔法陣。

手からは水色の光。

光が当たったところから傷が癒えている。

「何度みてもすごいよなー。全部治せないのか?」

守は問いかけた。

「私じゃ無理ですね。あまり得意じゃないので。

 よし、こんなものかな。」

「オレが背負ってくよ。」

こうして円堂兄妹は水色の髪の少年と出会った。

 

1週間後。

少年が目を覚ましたらしい。

二人でお見舞いに行くことにした。

病室には母親がいた。

「イチくん、お友達が来てくれたわよ。」

「え、誰?」

「「こんにちは!」」

円堂兄妹である。

「えっと・・・?」

「あ、ごめん。そっちにしてみたらはじめましてだもんな。

 オレは円堂 守!」

「私は円堂 零奈です。守兄さんの双子の妹です。」

「オレは風丸 一郎太です。えっと、よろしく。」

少年の名は風丸 一郎太というらしい。

「よろしくな!風丸!」

「よろしくお願いします。イチって呼んでもいいですか?」

「あ、うん、いいよ。」

(零奈かぁ。かわいいなぁ。)

一郎太は頬を染めた。

「零奈ちゃんは毎日きてくれたわよね?」

「はい。助けたからにはちゃんと責任をとる必要があると思ったので。 」

「あらぁ、いい子ね零奈ちゃん。」

「助けた?」

「ああっ!零奈はすごく強いんだ!」

「兄さん、よけいなこと言わないでください。」

零奈は気まずそうに目を逸らす。

「けが、しなかった?」

「んー?どうなんでしょう?」

「そういえば、背中に殴られたあとみたいなのが・・・。」

「ああ、道理で寝るとき背中が痛いわけですね。」

「やっぱりオレが弱いせいで・・・。」

落ち込む一郎太。

「いえ、イチは悪くないです。私が未熟者だからです。

 気に病む必要はありません。」

微笑む零奈。

(ああ、笑ったらもっとかわいいなぁ。この笑顔がなくならないように したいな。)

「次、なんか困ったことがあったらオレが零奈をまもるからな!」

一郎太が自分の気持ちに気づくのはまだ先の話。

「ありがとう、イチ。」

でも、今は、その言葉だけで十分だ。




円堂さんと風丸さんが友達になった経緯を捏造しました。

零奈「…ほんと、なんで私が脳筋ヤローに見える描写をするんですか…。」
頼羅「いや、最初っからヒロインがヒロインしてるともろ夢小説やもん…。ていうか、零奈さんスペックが物騒…。」
零奈「あなたが考えたことじゃないですか?!」


零奈さんの転生後の変更点:金髪→茶髪になった。


じつは、零奈さんとセレンさんにはまだ公開していない“裏設定”があったりします。
ヒントは零奈さんの見た目と特技:ハッキングとプログラム。
いつかかけるといいな…(遠い目)


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