真紅き意志の串刺竜公 -Scarlet Will `Ţepeş`-   作:あるかなふぉーす

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なんかもう書きだめ切れそうで非常にヤバいです。

春休みに入れたのでゆっくり没頭したい今日この頃。


第二話 本性 《後編》

2

 

あれから、どのくらいたっただろうか。

 

今のところ、誰一人として殺されていないことから、まだ十分は経過していないことは分かる。

 

数えてはいないからよくわからないが、半分は経過したのではないだろうか。

 

つまり、あと五分程度。

 

僕はすごく焦っている。

 

いや、別に、仮に自分が十分後の彼らの殺戮対象だったとしても全く恐怖ではない。

 

僕はある人物について危惧していたのだ。

 

そう、湊理隣。

 

あの電話の後、首領が人質を選ぶことになった。

 

そこで不幸なことに少女・湊理隣。

 

彼女は最初の威嚇射撃で腰を抜かし、へたり込み、その場から一歩も動いていなかった

 

それはつまり、出口に向かって逃げようとする大勢の中で唯一取り残されたわけであり、

 

不幸なことに彼女がデザートを買おうとしていた店舗は入り口のすぐそばであった。

 

即ち、湊理隣は一人、テログループの首領の前で座り込んでいる状態なのだ。

 

それでもし、彼女の存在が浮くことがなかったとしたら相当な影の薄さだろう。

 

浮遊霊になれる。

 

もうお分かりだろう。そんな最高に目立つ状態の湊理はすぐにテログループの首領の目につき、

 

あっという間に、殺戮対象に選ばれていた。

 

即ち、あと約五分以内に警察が要求を呑まなければ、湊理は殺されるだろう。

 

奴らの気でも変わらない限り、確実に。絶対に。

 

そうこう考えているうちに、一分ほど経過した、まだか。

 

僕の中でも僅かに焦りが増長し始めている。

 

それはテログループの方も同じことでさっきから苛々し始めているのか、

 

大仰に貧乏ゆすりを始めた(布の擦れる音の間隔でだいたい分かる)。

 

それすらも人質の不安を煽るためなのか、その真意は分からない。

 

さらに、約二分経過。

 

僕の体内時計が正しければ、あと二分、もう後がない。

 

その時。

 

 

「ねえ、秋」

 

 

僕の後方から声がした。

 

声の主は待火古のものだろう。

 

 

「なに?」

 

 

「あのさ…さっき言ってた…」

 

 

「柿沢と稲光だね」

 

 

「そう、それって…」

 

 

「ああ、おそらく『蛮勇盟軍(ばんゆうめいぐん)』だろうね」

 

 

「やっぱり…」

 

 

ここで、聞きなれない単語が出てきたため、僕は声をはばかりつつ秋に問うた。

 

 

「ねえ。『蛮勇盟軍』って一体全体何者?」

 

 

「えっ」

 

 

「いや、えっ、って。いや何なのかな?その蛮勇盟軍(ばんゆうめいぐん)ってのは?」

 

 

「えっ、知らないのかい?」

 

 

どうやら、驚かれてしまったようだった。

 

それほどにこの単語は有名なのだろうか。

 

 

「何なの、それは」

 

 

再度、問うた。

 

 

「知らない人がいたなんて驚いたよ」

 

 

すいませんねえ、()()()()()()

 

秋くんは説明を始めた。

 

 

「蛮勇盟軍は最近活動を激化させてきている過激派組織さ。

 

 ジャックにテロに殺人になんでもしやがる。

 

 目的は最近国会で可決された『公衆過激活動禁止法』――ネット上右翼活動、

 

 街宣活動への弾圧・介入行為の取りやめだと。

 

 で、さっきの柿沢と稲光って奴がその『蛮勇盟軍』の構成員ってわけさ」

 

 

なるほど。わかったような、わからなかったような。

 

だが、そいつらが相当危険な奴らだってのはわかった。

 

 

「しかし、そうなると危険だよな」

 

 

「ほへ、何が?」

 

 

深刻な雰囲気の秋に待火が訪ねた。

 

 

「いや、今、奴らの人質になっているのが湊理ってことがさ」

 

 

「えっ、そうなの」

 

 

「待火…知らなかったの」

 

 

ここで初めて閉矢が口を開いた。

 

 

「ああ、そうとも今とらわれているのは湊理だよ」

 

 

「嘘…あんな危険な奴らに…」

 

 

「こうなると仮に警察が要求を呑んだとして、この場から解放されたとしても、

 

命があったまま、とはいかないかもだ。

 

 奴らの残虐非道さはこの前の爆破事件がいい例だ」

 

 

「マジで…」

 

 

彼らは息をのんだ

 

それほどまでに危機極まりない組織だったのだ『蛮勇盟軍(ばんゆうめいぐん)』とは。

 

僕からすれば、ちっぽけな人間がこれまたちっぽけな集団を組織しただけに過ぎない。

 

恐らく、この僕なら一刹那のうちに駆逐できるであろうが、

 

誰かを――それこそちっぽけな集団を守りながら相手取るには、

 

いささか強大な相手かもしれない。

 

 

・・・

 

 

湊理が殺されるまで残り時間一分を切ったところだった。

 

それを証明するようにテログループの首領は、

 

 

「残り一分だなあ。早く要求を呑まねえと、この女だけじゃなく、もっと人が死ぬかもな」

 

 

その言葉で一気に緊張感が高まる。

 

次に殺されるのは自分かもしれない。

 

そんな恐怖が、ただでさえ張り詰めたこの場の空気をさらに窮迫的なものに変貌させる。

 

だが最悪、湊理が殺される局面に陥った場合、最終手段というか、

 

切り札(ワイルドカード)といったものを僕はもっている。

 

自らを犠牲にはするが、恐らく湊理は助かるだろう。

 

そんなプランを頭の中で組み立てつつ、僕はただ時が経つのを待つ。

 

数十秒経過。

 

その時。

 

 

プルルルル。プルルルル。

 

 

電話が、鳴った。

 

警察が要求を呑んだのか。

 

実質的に見れば、警察権力がテロリズムに屈服したことになるが、

 

人質が全員助かると思うと、これもよい決断かもしれない。

 

ハッピーエンドと呼んでも過言ではない。

 

そう思ってると、

 

がちゃ。

 

恐らく、首領が受話器を取ったであろう音が聞こえた。

 

助かる。これで。

 

秋も。待火も。閉矢も。

 

人質も。

 

湊理も。

 

すると、現場の空気も弛緩し、僅かに安堵の感情が漂い始めた。

 

皆、助かると思って安心しているのだろう。

 

しかし、その顛末は、

 

実にバッドエンドでデッドエンドなものだった。

 

 

ガーンッ!

 

 

何かを叩きつけるような音がした。

 

状況から察するに受話器だろう。

 

何か問題でも発生したのだろうか。

 

すると、その答えでも示すかのように首領は怒気を孕んだ語気で叫んだ。

 

 

「チッ!警察の野郎、まだ要求を呑めないようだ。

 

 上層部が許可を出してくれないらしい」

 

 

人質全員が、絶望の淵に叩き落された。

 

同時に、皆、自分が殺す対象になるまでには要求を呑んでくれ、と懇願していることだろう。

 

だが、この状況で、最も絶望を垣間見たのは、

 

間違いなく湊理だ。

 

彼女は神様に祈る余地もなく、希望を見出す術もなく、死ぬしか道が残されていなかった。

 

 

「はあ、しょうがない。まず一人目だ。

 

 残念だったな嬢ちゃん。馬鹿な警察の所為でよ」

 

 

「い、嫌だッ!」

 

 

「恨むんなら俺らじゃないぜ。

 

 あんたを見殺しにしたあいつらだ」

 

 

無情にも、男は右手の拳銃をへたり込む湊理に向けたのであろう。

 

不快な金属が鳴る。

 

駄目だ。

 

駄目だった。

 

やっぱり、他を頼るのは駄目だった。

 

なら、

 

やはり、

 

自分だけでやらねば。

 

 

かちっ。

 

 

撃鉄が起こされる。

 

 

今、もう既にその照準は湊理を向いていることだろう。

 

頭か。あるいは心臓か。

 

僅かに響く金属音は彼女の命火を削るカウントダウンのようだ。

 

数秒、数瞬、あるいは刹那。

 

 

ぱぁん。

 

 

銃声。

 

それは乾いた、乾きすぎて、(むな)しすぎる音だった。

 

 

3

 

意識が遠のいていく。

 

その感覚を覚えた。

 

目の前を彩るのは赤。

 

赤というには赤い、赤すぎる、真紅(あか)だった。

 

 

ぶしゅー。

 

 

何かの吹き出す音がした。

 

視界も体もなにもかもが真紅に支配される。

 

肉体からは力が抜け、ただただ真紅な辛苦に支配されていく。

 

血だ。

 

出血にしてはあまりにも生々しく、おぞましい光景とその量に自分でも

 

吐き気がする。

 

僕は、撃たれたのだ。

 

間違いなく。

 

あの時、

 

湊理を狙った銃が銃声を上げたその時、

 

走った。目にも留まらぬ音速で、駆けた。

 

未だ自分の手は拘束されたまま、目隠しもされてるが、

 

足は使える。

 

計画(プラン)は何とも単純、僕はそれを最大限に活用し、全速で湊理と首領の元へ接近、

 

なんの躊躇も恐怖もなく、銃の斜線上に割り込んだ。

 

自然、僕が湊理をかばう、盾になる位置につく。

 

そこで僕は瞬時の判断で、

 

もし、銃弾が貫通弾、例えばダムダム弾などだった場合、僕を貫通した弾が

 

湊理にあたるかもしれないと危惧し、すぐさま踵蹴りで湊理を左斜め後方に蹴とばした。

 

女を蹴るのは趣味じゃないが、事態が事態だ。許してほしい。

 

流石に湊理を蹴とばした後、自分まで逃げおおせる余裕はなかったため、

 

攻撃を甘んじて受けた。

 

これが僕の考えた計画(プラン)だ。所謂、プランBという奴だろう。

 

自らの身を犠牲にして守る。

 

まさに、最終手段、切り札(ワイルドカード)だ。

 

そして、今に至る。

 

銃撃を受けた痛苦は体中を巡るも、

 

ある時に至ってからは、何も無かったかの如く、あっさりと引いた。

 

死んだのではない。

 

むしろ、その逆だ。

 

()()()()()()

 

辺りに飛び散った肉片や、血(ちなみに毛髪や眼球もあり、片方の視界は

 

良好ということから顔半分だけがやられたのだろうと推測する)。

 

それらがすべて赤い、否、真紅(あか)い蒸気のようなもの姿かたちを変え、

 

大気中へと散布された。

 

そして、その真紅い蒸気は何かに導かれるように、吸い込まれるように、

 

一部分へと収斂していく。

 

破砕された顔半分だ。

 

その蒸気は一瞬にして、顔の筋繊維や毛髪繊維、眼球の水晶体に血管までもを形成、

 

否、再建していく。

 

ここまで僅か五秒ほど。その間に僕の顔面は、さも撃たれた事実すらなかったように、

 

完全に、完璧に、再生されていた。

 

その超常的、人外的現象に、目の前にいる銃を撃った首領は身体をわなわな震わせながら、

 

なお喋れず、動けず、立ちすくんでいた。

 

そうして、ようやく搾り出した言葉は、

 

 

「バ、ババ、バ…ケモ…ノ…」

 

 

だった。

 

化け物…か。

 

そうだよな。化け物だよな。

 

銃弾を顔面に受けて、なお生きてるからな。

 

今まで、この日本で長い間、()()として過ごしてきたから、

 

改めて()()()なんて言われるとショックだよ。

 

僕は陰鬱な雰囲気を晒すまいと必死で笑顔を張り付けた。

 

 

「ひっ!」

 

 

そんな笑顔をどういったニュアンスのものと捉えたのか、非常に怯えている。

 

 

「そうか…化け物か」

 

 

瞬間。

 

がちゃがちゃがちゃ。

 

監視のためフードコート内に拡散していたテロリストら十二人が一斉に十二丁のハンドガンをこちらに向けてきた。

 

状況的に全方位射撃だ。

 

それぞれの照準、斜線の行きつく先は約一点に収束している。

 

紛れもなく僕だ。

 

 

「ば…化け物、死ねッ!」

 

 

そう咆哮し、そしてそれを合図としたように十二丁の拳銃が一斉に火を噴いた。

 

 

どうんどうんどうん。

 

迫りくる十二の弾丸。

 

それら一つ一つには急所に当たれば確実に人を死に至らしめる破壊力がある。

 

 

(だが、所詮は鉛)

 

 

フッ、と不敵に笑んだ。

 

その表情はさも凄絶で、壮絶だっただろう。

 

 

(僕を殺したきゃ鉛じゃなくて、鉄でもなくて、あるいは金剛石(ダイヤモンド)でもなくて、

 

 銀を持ってくることだよ)

 

 

そうこうしているうちに最も僕に漸近していた銃弾が僕の約七十センチ圏内に侵入した

 

以降、後続の銃弾が続々と、もれなく僕の領域に侵入してくる。

 

ちなみに七十センチというのは僕のリーチの長さだ。

 

自分の腕の長さなんて測ったことはないが、人が両腕を伸ばした時の全長はその人の身長と

 

ほぼ等しいというし、僕の身長は一般の中学二、三年並の平均的身長とさほど差異はないから、

 

逆算するところの、そうなる。

 

 

(さて、こうしてやる)

 

 

そう心のうちで呟き、腕を振り回し、半身を振り回して、一回転を切る。

 

途中、腕の軌道を歪に曲げる。

 

何かと男たちが目を見張る。

 

僕は、誇張するように男たちの目の前にそれを見せた。

 

 

じゃらじゃら。

 

 

僕の両手の人差指と中指、中指と薬指、薬指と小指の間にそれぞれ二個ずつ挟み込まれた、

 

計十二弾の弾丸を。

 

テロリストたちの表情が徐々に驚愕と戦慄に染まる。

 

 

「お、おい。じ、銃弾だぞッ!」

 

 

「鬼畜だッ!」

 

 

「人間じゃねぇッ!」

 

 

怯えるさまを、僕は見、内心に冷笑して、

 

 

「確か、拳銃本体ってのはあくまで()()()()でしかないんだろ」

 

 

そう告げ、僕は、驚くなかれ。

 

十二の弾丸を宙に放り、それをすべての指ではじいた。

 

いや、指は十本しかないので余る二弾は、僕自身が跳躍し、両足踵でそれぞれ弾いた。

 

つまりは、僕を起点に十二の弾丸が発射されたわけである。

 

 

ほんの、僅か一瞬。

 

 

テロリスト達が瞬きを終えたころには、彼らの手に握られた拳銃は、

 

木端微塵、塵も、芥も同然の無様な鉄くずと化していた。

 

彼らは自分の、拳銃を握っていた手を眇めると、

 

 

「糞ッ、痛ってぇ!」

 

 

「んだ!さっきのは!」

 

 

テロリスト達は自分たちの手――流血で真っ赤に染まっている――を無傷の方の手で

 

抑えると、口々に痛苦の恨み言を吐いた。

 

言うまでもない。

 

なので独白する。

 

僕は手でキャッチした銃弾。

 

それをそっくりそのまま反射板のように彼らの拳銃の銃口にお返ししてやったのだ。

 

 

「く、糞野郎がッ、ひ、退くなッ!

 

 ()れッ!()りやがれッ!」

 

 

首領が咆哮すると、テロリスト達は次々に腰元のベルトの鞘から全長二十センチほどの

 

サバイバルナイフを抜くと、一斉にその剣先を僕の方に向けた。

 

銃の次は短剣か。

 

ヴァリュエーションに尽きないね。

 

そして、「オゥラァァ!」と、雄叫びとともに突進してきた。

 

戦場に散り行く男達の雄姿を垣間見た。

 

字面が事実とマッチしてないね。

 

 

「死ねッ!」

 

 

「この化けモンッ!」

 

 

「晒しやがれッ!」

 

 

詰め寄るテロリスト達を一瞥し、

 

 

「さぁて、どう片付けて(あそんで)やろうかね」

 

 

なんて、微笑みながら呟き、彼らを迎撃する態勢に入った。

 

 

ぐしゃ。

 

 

べきぃ。

 

 

ぼこぉ。

 

 

鈍色の鋼の刀身に真っ赤なものがへばりついた。

 

どうやら、この小噺はハッピーエンドでもバットエンドでも、デッドエンド

 

でもない。

 

苦々しいビターエンドで幕を引きそうであった。

 

 

3

 

私、湊理隣はフードコートの一角で、

 

より正確性を期すならばアイスクリームの店舗の数歩前で、茫然と座りつくしていた。

 

何者かに視界の拘束を解かれた私の目の前には、所謂、惨状といった光景が繰り広げられていた。

 

それはまるで世界から切り離されたように、

 

フードコートのその一部分だけが、

 

まるで火薬でも爆発させたかのように、

 

ボロボロに崩壊していた。

 

その一部分というのは、

 

一切の誇張なく、私の目の前であった。

 

私の目の前約二、三メートルの位置で、まるで月面クレーターのように

 

フードコートの床が穿たれ、抉られ、壊されていた。

 

そして、それをさらに異質に際立たせているのが、

 

他の部分が全くの無傷であったことだ。

 

もし、仮に、私の目の前で何らかの戦闘が行われたとすれば、

 

他の場所も無事では済まないだろう。

 

しかし、私の目の前の月面クレーター以外の場所では、天井、壁、床、調度品の一切

 

において全くの傷がなかった。

 

ここで一度、視線を右にやる。

 

すると、数人の男たちが担架で搬送されているのが見えた。

 

被害者か?とも思ったが、違う。

 

彼らの傍らでは現在進行形で特殊部隊のような装備をかちゃかちゃ言わせながら外す

 

救急隊員と思われる人たちがいた。

 

彼らは、あのテロリストなのだ。

 

一見、目だった外傷は無いように思えるが、よくよく見ると腕が本来なら曲がらない、

 

というか曲がってはいけない方向に曲がってたり、

 

関節をすべて外されて軟体動物みたいになっている人もいた。

 

さて、ここで問題になってくるのが、

 

何故、彼らはあれほどまでボロボロになっているのか?

 

ということだ。

 

さらに突き詰めれば、誰がやった?

 

という話になる。

 

なにせ、あれほどの器用な芸当は人ぐらいにしかできないだろう。

 

そして、思い当たるのが、

 

 

「さぁて、どう片付けて(あそんで)やろうかな」

 

 

あの声。

 

あの声が誰のものだったのかは目隠しをされていた身の私としては、

 

これだと判ずることができない。

 

ただ一つ、私が認識するところは、

 

 

 

(あの声、江崎くんに似てた…)

 

 

 

それだけだった。

 

その事件以降、私はまだ一度も江崎くんとは会っていない。

 




なんかもう自分でも何を書いているか分からない時代設定です。

スマソです。

作者は現代ファンタジーが好きなんです。

こうするしかないんです。
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