とある英雄達と幻想郷   作:accelerate

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どうも、うp主です!
今回は一方通行の戦闘シーンが多いです
それではどうぞー!


白き英雄の戦い

特訓を始めて1週間、遂に決闘当日となった。地獄のような特訓を重ねてきたので(一方通行はそうでもなかったらしい)武器の扱いもそれなりにうまくなり、千夜と美華のお墨付きな程に強くなった

そして俺達は今回のお礼に二人のもとを訪れていた

 

「1週間も付き合ってくれてありがとうな」

 

「いや、わらわもお主との戦いが楽しかったからの。これでおあいこだ」

 

「こっちは楽しむ余裕なんか無かったけどな…」

 

「まぁそういわずに、ほれ美華も何か言ったらどうだ?」

 

「は、はい!一方通行さんも気を付けて下さいね?相手は神様なんですから」

 

「オマエに心配される程俺は弱くねェよ」

 

「ふふっ、じゃあそういうことにしておきます」

 

「じゃあそろそろ行くよ」

 

「うむ、勝っても負けても報告だけはするんだぞ」

 

「不吉なこと言うなよ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから二人と別れて先に闘技場で待ってる永琳達の所へ行った。

 

「二人とも気を付けてね?相手はあのスサノオなんだから一筋縄じゃいかないわよ」

 

「あぁ、そうだな。俺達も武器の使い方も特訓してきたから勝率は上がってるだろうけど…」

 

「相手は武神、それに加えて『あらゆる武器を創造する程度の能力』を持ってるからなァ。多彩な攻撃を繰り出してくる可能性も高い」

 

「それに、スサノオ様の軍隊もいますからね。並の兵隊よりも強いので気を付けてください」

 

「あと、最新技術を搭載した武器を使ってくるかもしれません。そこも覚えておいて下さい」

 

「わかった、それじゃあ行くか」

 

「あァ」

 

「私達は一般の観客席で応援しています」

 

「頑張って下さい!」

 

「心配すンな、必ず勝つ」

 

闘技場の入り口に向かって歩き始めたとき急に永琳が背中に抱きついてきた

 

「…お願い、絶対に死なないで。あの子達もそんなこと望んでないから」

 

「…必ず、生きて帰る」

 

「わかったわ、信じてるから」

 

それだけ話して俺達は闘技場へ入っていった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『さぁ!遂に始まりました綿月家のご令嬢を巡って二人の挑戦者がスサノオ様とスサノオ様率いる軍隊300人を相手にします!どのように対応していくのか、そこが見所です!』

 

「チッ、うるせェな… 」

 

「なんでこんなに人が…」

 

「すまないな、ここまで騒ぎが大きくなるとは思ってなかたんだ」

 

後ろを振り返ってみるといかにも神々しさが溢れ出てる美男子がいた

 

「オマエがツクヨミかァ?」

 

「そうだ、私が今回の対決を申し込んだツクヨミだ」

 

「面倒な真似してくれンじゃねェか…」

 

そう言いながら一方通行は殺気を出す

 

「仕方なかったんだ」

 

「どういうことだ?」

 

「総本部の重役、私の部下なんだがそいつらがうるさくてな。一度実力を見せつけてやればおとなしくなると見て対決を申し込んだんだ」

 

「永琳の読みは当たってたわけか…」

 

「おい、あn…兄貴!そろそろ始めようぜ!」

 

「そうだな、それじゃあ二人とも頑張ってくれ」

 

ツクヨミが去っていったら今度は引き締まった肉体で片手に剣を持った活発的な人が来た。恐らくあれがスサノオだろう

 

「お前がスサノオか?」

 

「おう!俺がスサノオだ!後ろは俺が引っ張ってる軍隊だ。今日はよろしくな!」

 

「ほォ、敵同士なのに礼儀正しいンだな」

 

「敵だろうが味方だろうが戦う相手には敬意を払うってのが俺の考えなんだ。」

 

「そォかよ」

 

『それではルールを説明させていただきます!』

 

司会者が言うには以下のことがルールらしい

1.相手を殺しても大丈夫。闘技場には特殊な装置が取り付けてあり、確実に死亡する傷を負うとシステムが判断した時、自動的に場外に転送される

 

2.二人のうちどちらかがスサノオ、もしくは軍隊と戦う。これは選択可能で例えばスサノオ対一方通行、軍隊対上条でもいいらしい(利害が一致すれば)

 

3.なんでもあり。能力、武器などなんでも使って構わない

 

『それではまず、どちらがどなたと戦うか決めて下さい』

 

「…上条」

 

「…奇遇だな多分同じこと考えてる」

「「せー(ェ)の」」

 

「「軍隊がいい!」」

 

「「…」」

 

「「ジャンケン…」」

 

「「ポン!」」

 

上条←グー

 

一方通行←パー

 

「ちくしょぉぉぉぉ!!!」

 

「所詮は上条か」

 

 

 

一般の観客席では

 

「なにやってるのかしら、あの二人」

 

「「さぁ…」」

 

 

 

『決まったようなので早速始めたいと思います!一回戦目は300人軍隊対一方通行の戦いです!』

 

「…気抜くなよ、何か嫌な予感がするから」

 

「当たり前だ、気抜くわけねェだろ。アイツらの為にも勝たなきゃいけないンだからな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ワラワラと…オマエらはゴキブリか何かですかァ?」

 

「言ってくれるじゃないか、平民の分際で」

 

「…その言いようだとオマエも俺達を辞めさせる派の奴か」

 

「お前らがいなくなれば私がそのポジションに入れる予定なのだ。地位を上げるために、私は負ける訳にはいかないのだよ」

 

「そのためだけにアイツらに近付こうってェのか?」

 

「ガキの利用価値なんぞそんなものだ」

 

「…ぶち殺す」

 

『それでは…始め!!』

 

ドン!

 

「っ!」

 

思い切り踏み込んで近くにいる敵から血流操作で殺していく、普通ならこれを見ただけで大抵の奴らは腰抜かしたり逃げたりするものだが

 

(チッ、死なないってわかってるからビビりもしねェ)

 

「いまだ、撃てぇ!!」

 

指揮官から指示が飛び、一方通行へ向かって大量の銃弾が飛んでいくが、一方通行には反射がある。反射膜に触れたとたんに跳ね返っていく、だがそれも

 

(オイオイ、何だよあの防護服、固すぎンだろォが。全くダメージが通らないのは厄介だな…)

 

「どうした?もう手詰まりか?お前の戦闘方法やデータは知り尽くしているんだ。大人しく降参したらどうだ?」

 

「断る」

 

「そうか、なら死ね」

 

奴が手を上げると同時に発砲された銃から無数の弾丸が一方通行へ向かうが全て反射する

 

「俺にはンなもの効かないってまだ学習できないンですかァ?」

 

「ふむ、確かにそれは厄介だな。ならこれならどうだ?」

 

次に出てきた部隊が持っていたのは、やや銃口の大きい銃だった。その部隊は俺を取り囲むように陣をとった

 

「撃てぇ!」

 

周りにいる兵隊どもは一斉に発砲したが銃弾は飛んできていなかった

 

(空砲?ただの威嚇射撃か…ゴハァ!?」

 

「やはり、この弾丸は君の反射でも防ぎきることができないか?」

 

「テ、テメェ…」

 

(どォなってやがる!?反射は発動している、なのになぜ防げない!?まさか、未知のベクトルか?…そういや豊姫が言っていたなァ)

 

『最新技術を搭載した武器を使ってくるかもしれません』

 

(チッ、反射するにも解析しねェと始まらねェ、もう一度食らうしかないな。幸いにも一撃当たっただけじゃ致命傷にはならねェみたいだしな)

 

「まさかもう戦意喪失したわけじゃ無いだろうな?」

 

「チッ、ンな訳ねェだろうが。とっととかかって来やがれ、ぶち殺してやるからよォ」

 

「いい度胸だ…やれ」

 

パンパンパン!

 

「くっ!」

 

飛んでくるであろう場所を横っ飛び回避して不可視の弾丸を手で受けてみた

 

(解析…完了、これは酸素かァ?…ふざけやがって、酸素を圧縮して射出してるってェのか。そして着弾したと同時に小規模の爆発が起きると…)

 

(確かに俺の反射のフィルターに酸素は含まれていない、いっそのこと反射は諦めて風の保護膜でも張るか…?いや、この考えは保留だ。反射を切った所で実弾を撃たれたら即死…クソッタレが、打つ手無しじゃねェかよ)

 

「撃て」

 

「グッ!ゴハァ!?」

 

考え事に気をとられて撃たれた弾に気付かず全弾当たってしまった。ダメージがかなり大きいのか、一方通行は決して少なくない量の血を吐いた

 

「ゴフッ、ハァハァ…」

 

「ほぉ、まだ死なないか。以外としぶといんだな、お前の方がゴキブリなんじゃないか?」

 

「クソッタレが…」

 

(考えろ、考えるンだ。この状況を打破するための一撃必殺の策を…)

 

そこでふと目にしたのは通風口だった

 

(まて、確かこの闘技場は観客に被害が及ばないよう特殊なバリアが張られていたはず…それもこのフィールドを包み込むように。通風口の数は五つ、これなら…)

 

そこで一方通行は思い付く、まさしく一撃必殺の策を。だがこれは諸刃の一撃なので下手をすると自分も死ぬことになる

 

(なにビビってンだ。アイツらの未来が掛かってンだぞ、こンな所でくたばってたまるかよォ!)

 

指揮官が銃を構えて一方通行の頭へ押し付ける

 

「諦めはついたか?潔く死ねクズが」

 

「死ぬのはオマエだクソ野郎」

 

「?」

 

一方通行はその場で大気を操り、自分を中心にして竜巻を起こした

 

「バカめ、それでお前は袋の鼠だ!撃てぇ!」

 

竜巻を突き破って実弾が飛んでくる

 

(落ち着け、風を操る事に集中しろ、弾を反射しようとせずにそらすことだけを考えろォ!)

 

風を操り、地面の石や土を巻き上げて辺りに飛ばす

 

「その程度の攻撃、痛くも痒くもないわ!」

 

(っ!ここだ!)

 

一方通行は指揮官の隙をついて高速で竜巻を突き抜け、軍隊の周りを目にもとまらないスピードで駆け抜ける

 

「なんのつもりだ?時間稼ぎも程ほどにしろ!」

 

「俺が狙ってるのはそこじゃねェ」

 

「なんだと…?」

 

「た、隊長!」

 

「なんだこんなときに!」

 

「奴が走った後に炎が!」

 

「なに…?」

 

そこには軍隊を取り囲むように立ち上る炎があった

 

「摩擦熱って言ってなァ、わざわざ物体を擦らなくとも高速で動けば空気中の物質で摩擦熱が起こり、それが地面に燃え移っただけだ」

 

「だがそれでどうなる?その炎で我々を燃やし尽くす気か?」

 

「バカだなァオマエ、何の為に通風口を潰したと思ってンだよ」

 

そう、一方通行がさっき風を起こしたのは敵を攻撃するためではなく通風口を塞ぐ為だったのだ

 

「まさか我々を酸欠にしようというのか?バカめ、その前にお前が倒れるぞ!」

 

(まだだ、まだ…)

 

「あいつを殺せ!殺せぇ!」

 

パパパパパパン!!

 

「グッ!」

 

(もう少し!)

 

そして酸素が無くなってきたのか炎が徐々に小さくなり、燻り始めた

 

「ハァハァ…」

 

それでも一方通行は周り続ける

 

「どうした、動きが鈍くなってきたぞ!そろそろ限界だな!?今楽にしてやる!」

 

指揮官は一方通行に攻撃しようとしたが先ほどまで辺りを周っていた一方通行がいなかった

 

「どこにいった…!?上か!」

 

そう、一方通行は真上に飛翔し、バリアの天井を目指していた

 

「そのバリアはかなり強固なものだ、破って逃げるなんて真似はできないぞ!」

 

一方通行を無数の銃弾が襲う

 

「う、ォォォォォォォ!!」

 

一方通行は隠し持っていた2本の刀を自らの影から取りだし、バリアに向かって構えた

 

「貫けェェェェェェ!!!」

 

一方通行はバリアを貫き、一ヶ所に穴を開けた。

 

「何のつもr」

 

ドォォォォォォォォォン!!!!!

 

その瞬間 、フィールドで大爆発が起きた。その爆風に焼かれて全ての兵隊は場外に放り出された

 

「なァ、バックドラフト現象って知ってるかァ?」

 

バックドラフト現象とは閉鎖された場所で火をつけて酸素を無くす、燻り始めた所で一ヶ所に穴を開けると中で燻っていた火が酸素を得て急激に燃焼し、爆発するという現象だ。一方通行は意図的にこの現象を引き起こしたのだ

 

「ムカついたかよクソ野郎、オマエの負けだ」




はい今回はここまでです
長いので一旦切って次回は上条さん編です!
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