とある英雄達と幻想郷   作:accelerate

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どうも、うp主です!
今回は妖怪の山(予定)でのお話です
それではどうぞー!


黒き英雄と天狗の戦いpart1

正直に言おう、嘗めてました

 

「「「「「「捕まえろー!!」」」」」」

 

「なにやってんだよ紫!お前のせいで追いかけられるハメになっただろうが!」

 

「はぁ!?侵入早々見つかった当麻のせいだと思うわよ!」

 

「いやいやいや!俺が穏便に済むように話している最中に攻撃仕掛けたお前が悪いと思うのですがそこのところ大丈夫でせうか!?」

 

「よくないわよ!当麻の説得が失敗しかけて攻撃されそうになったから先手を打ったまでよ!」

 

「なんでそんなことしちゃうの!?うまく行けば山頂に連行されて侵入成功!てな感じで余計な手間がはぶけると思ったのに!」

 

「…」

 

「ようやく気づいたかおバカさん!」

 

「な、何よ!私が攻撃してなかったら当麻がやられてたかもしれないでしょ!?」

 

「不幸だーーー!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんでこうなったかというと元々は紫が偵察に行けばいいのに無理矢理俺を行かせた所から始まる。そもそも一方通行みたいに気配を消して行動できるわけでもないし、姿が見えない程のスピードで動くことも出来ない。ましてや瞬間移動などもってのほか、どう足掻いても中央突破か拠点殲滅、もしくは拠点防衛しか出来ない。そんな隠密性皆無の上条さんを敵陣のど真ん中に放り出したらどうなるか、2秒で見つかりました。

たが逆にこれはチャンスだと思いどうにか説得して上に連行される、あわよくば天狗の頭領の所までいく形を作ろうと交渉していた。あともう少しと言ったところで紫がビビって攻撃してしまったのが今回の原因だ。

 

「なんか逃げ回ってるうちにどんどん数が増えてきてないか!?」

 

「なんとかしてよこの状況!もう随分と走りっぱなしなのよ!?」

 

「お前のせいでこうなってんだよ!そのスキマとやらであいつらを遥か彼方にポーンとかできないのか!?」

 

「私はまだ自分の能力を制御しきれてないのよ!そんなことできないわ!1人ずつならまだしも!」

 

「んな悠長なことしてられねぇよ!」

 

後ろの白い天狗(?)は捕まえろだの殺せだの今日の晩飯だの物騒な事をほざいてるのでなんとしても逃げ切るしかない、つーか捕まったら確実に死ぬ

 

「紫!あいつらって何者なんだ!?弱点とかないのか!?」

 

「一度にに質問しないで頂戴!あの天狗は白狼天狗といって長年生きた狼が天狗になったらしいわよ」

 

「てことは弱点もそこら辺の狼と同じか?」

 

「ええ、大きな音か苦手な臭いのするものがあれば撒けるかもしれないわね」

 

「大きな音…か」

 

上条は自分の右手を見る

 

(竜の力を使えばいけるかもしれない…)

 

「当麻?」ハァハァ

 

(紫の息が上がってきてる、追い付かれるのも時間の問題か…迷ってる暇は無い!)

 

「紫、俺が合図したら耳を塞いで目を瞑ってくれ」

 

「どうして?」ハァハァ

 

「なんとかなるかもしれない」

 

「…わかったわ」

 

上条は立ち止まった、白狼天狗も立ち止まる

 

「とうとう観念したか、人間」

 

「観念はしてねぇよ、お前らを倒してから逃げようと思ったんだよ」

 

「なに…?」

 

「おいおい、まさか言葉も通じないのか?流石は犬といったところか?」

 

(自分の事ではないけど腹が立つわね…)イラッ

 

「貴様!嘗めるのもいい加減にしろ!我らは誇り高き白狼天狗だ!」

 

「ギャーギャー騒ぐなよ、妖怪が人間に負けるわけ無いよな?」

 

「人間風情が…あの世で後悔しろ!掛かれ!」

 

「「「「「おぉぉ!」」」」」

 

読み通り、白狼天狗が一斉に飛び掛かってきたので上条は紫に向かって叫ぶ

 

「紫!いまだ!」

 

上条は紫が耳と目を塞いだ所を確認して右手だけ妖力を解放する

 

「貴様…妖怪だったのか!?」

 

「あぁ、それもとびきり強い奴だ!」

 

右手から竜の頭の幻影を出し、その竜が大きく息を吸い込む。そして一気に大声と共に吐き出す

 

「グォォォォォォォォォォォォ!!!!」

 

「「「「「「あぁああぁぁ!?」」」」」」

 

大音量の咆哮は大気を震わせ、周りの木々をなぎ倒し、風圧と音圧で白狼天狗を気絶させた。天狗たちは泡を吹いて倒れている

 

上条は自分の真後ろにいる紫の頬をつついて

 

「もう開けてもいいぞ」

 

「ん…ってなにこれ!?貴方、何したの!?」

 

「あー…企業秘密ってことでいいでしょうか?」

 

紫が巻き込まれていないのには訳がある、実はこの咆哮による攻撃は妖力を織り混ぜて…というよりほとんど妖力だけで攻撃していたのである。竜の幻影を妖力で作り出し、チャージした妖力を音圧と風圧に変換して攻撃していたので後ろにだけ妖力が行かないように配慮すれば紫は無傷で済むということだ。その証拠に後ろの木だけ倒れていない

 

「何よ、教えてくれてもいいじゃない」

 

「時が来たら教えてやるよ」

 

「クスッ、なにそれ」

 

「ははは…」

 

「あややや、これは酷い有り様ですねぇ、貴方がやったんですか?」

 

「「!?」」

 

声がしたので慌てて振り向いてみると白い半袖シャツに黒いフリルつきのスカート、小さな赤い帽子(?)のようなものに赤い一本下駄を履いた黒い天狗がいた

 

「誰だ?」

 

「私は射命丸文、この山に住む烏天狗です」

 

「…当麻相手が悪いわ逃げましょう」

 

「なんでだ?」

 

「烏天狗は白狼天狗よりも格上の天狗で力も速さも上よ、分が悪すぎるわ」

 

(お前は逃げられるかもしれないけど俺が逃げきれるわけ無いだろ…)

 

「と言っても私はまだ若いので哨戒任務中の天狗ですがね」

 

そう言われればどことなく顔つきが幼いと上条は思った

 

「まぁ妖怪だろうと侵入者であるのはかわりないので……殺すわよ」

 

「っ!」

 

瞬間、突風が上条達を襲い、烏天狗との戦いの火蓋が切って落とされた




はい、今回はここまでです
次回はこの戦いの続きからです
それではまた次回!
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