またまた遅くなってすみませんでした…
主「あれ?小説のデータが無い…どういうことだ!」
携帯「あ、悪い、削除しちまったわw」
主「嘘だと言ってよバーニィ…」
それではどうぞー!
「わたしは鬼の四天王、『力』の星熊勇儀だ!第二開戦の始まりだ!」
(そうだ、連戦なんだった…)
「なんだ?まさかもうへばったわけじゃないよな?」
「まさか、まだまだ行けるっつーの。どっからでもかかってこい!」
「じゃあ遠慮なく行くよ!!」
ダンッ!!
(早い!)
軽く20メートル程離れていたのに一瞬で距離を積めてきたことに驚いたが、そこまで取り乱すことはなかった。さすがに数々の修羅場を潜り抜けてきたことだけはあるのか、星熊のパンチのラッシュを回避、あるいは受け流す事でダメージを抑えている
「へぇ、やるじゃないか。萃香を倒しただけはあるね」
「お褒めに預りどーもっ!」
上条もカウンターを仕掛けて攻撃するが、星熊は腕をクロスさせて上条の拳を防いだ
「随分と力が『弱い』な」
「なっ!?」
星熊は上条の腕を掴み取り、思いきり自分の方に引き寄せて膝蹴りを腹に喰らわせようとしてきた。上条は当たらないように身をよじってなんとか回避したが、僅かに衣服に引っ掛かった星熊の足が上条をきりもみ状態でぶっ飛ばし、その勢いのまま地面に叩きつけられた
「ぐあっ!」
「休んでる暇は無いよ!」
ゴウッ!
「くそっ!」バッ
仰向けに叩きつけられたが星熊は休ませまいと飛び上がって空中から蹴りをかましてきたので上条は地面を転がってこれを避けるが…
バゴォォォン!!
「ぐっ!?」
圧倒的な破壊力で地面にクレーターができ、その余波で飛んできた岩が上条の頭に直撃した
「っつ…」
頭が切れたのか血が流れてきた
「頭に入ったか、どうする?降参するか?」
「ふざ…けるな…」ヨロヨロ
「お、まだ立ち上がるのかい?根性のあるやつだね、面白い」
(くそ…力の差がありすぎる、伊吹の時と違って能力がわからないから幻想殺しも使うことはできない。あの熊妖怪の時みたいに投げ技でカウンターを取れる程相手は甘くない。かと言って力業でごり押しなんてしたら一瞬でゲームオーバーだ、だけど…)
だがまだ希望はあると思っていた
(伊吹は『技』の鬼って言ってたから死角からの攻撃や自分の体を大きくするとかして殆んど隙が無かった、けど星熊は力任せに攻撃してるからか隙が多い。なんとか攻撃を掻い潜って一撃決められたら戦況は変わるかもしれねぇ)
上条は一度大きく深呼吸をした
「…かかって来いよ!星熊勇儀!」
「その真っ直ぐな覚悟は嫌いじゃないよ、だが…」
ダンッ!!
「鬼に向かって挑発したのは間違いだったね!!」
星熊は飛んできた勢いと自前の鬼の力を合わせた恐ろしい程に破壊力の加わった右ストレートを上条に向かって放ってきたが上条はそれを屈むことで回避してお返しとばかりに星熊の鳩尾に右拳を叩きつけた
「ゴフッ!」
飛んできた勢いと上条の拳の力が加わった一撃は流石の星熊にも効いたみたいだった
「ま…だまだぁ!!」
(このチャンスを逃したらもう後が無い!)
上条は星熊に怒濤の攻撃を仕掛ける、顔を、腹を、とにかく殴り続けた
「うっ、ぐぅ!あんまり…ぐっ!調子乗ってるんじゃないよ!」
「!?」
「おらっ!」
「うわっ!?」
星熊は攻撃を無視して上条の頭を掴み取りぶん投げ、後ろにあった岩に叩きつけられてめり込んだ状態の上条の顔に星熊の拳が突き刺さり、勢い余って岩を突き破った上条は再び地面に叩きつけられた
「うぐっ…」
「止めだ!!」
ドォォォォン!!
「ごばッ!!がっ…ぁあぁあああぁぁぁああ!!」
空中から勢いのついた星熊の飛び蹴りを喰らった事によって上条の腹に風穴が空いた
「ぐっ…が…がはっ!げほごほ!ゲボッ!ゴボォ!」
一瞬、呼吸困難に陥りすぐに大量の血が口から溢れてきた。ねばついた鉄臭い血は喉を塞ぎ、更に苦しくなっていく
「ぐっ…」フラフラ
上条の周りには自分の血、そして先程よりも『大きな』クレーターができていた
(攻撃力が…上がってる…のか?)
「これで終わりかい?つまらないねぇ…」
「ゲホッ!ふざけんじゃ…ねぇよ…まだ…終わりじゃねぇ!」
「上等、ならこれで本当に終わりだ!!」
ダァン!!
先程よりも強い足踏みで飛びだしてくる
「一!」
地面が抉れる
「二!!」
地面が揺れる
「三!!!」
ゴガァァァァァァァァァァン!!!!!
地面が割れる程の力と共に上条を殴り付けた。そのせいで辺りは土埃が舞っている
「上条さん…」
「ど、どうなったの?」
「あれは…」
土埃が晴れて見えてきたのは…
「賭けに、勝ったぞ…!」
「な…に!?」
『右手』で星熊の拳を受け止めている上条の姿があった
「終わりだ、星熊勇儀!」
ゴガン!!
「ガァッ!!」
上条は星熊の拳を払い除け、右拳で思いきり顔面を殴り付けた。星熊はそのまま倒れこんだ
「ははっ…まさか、奥義である三歩必殺が止められるとはね…さっきまでそんな力はあんたには無かったと思うんだけど」
「全部終わったら話してやるよ」
「そうかい…」
実際、上条はかなり危険な賭けに出ていたのだ。最初に一撃を喰らった時よりもあからさまに腹に喰らった時の一撃の威力が上がっていたことから恐らくなにかしら身体能力や筋力を底上げする能力だと過程した上で先程のような行動に出た。この過程、実は正解で星熊の能力は『怪力乱神を持つ程度の能力』だったから最後の攻撃を受け止めることができたのだが、仮にこれがただただ本気を出しただけだったら上条は跡形もなく消し飛んでいただろう
(もし外れてたら、と考えるとゾッとするな…)
「当麻!大丈夫!?」
心配した紫が駆け寄ってきた
「大丈夫じゃない…」フラフラ
腹に穴が空いているのだ、大丈夫な訳がない
「ちょっと待ってて、すぐに傷を塞ぐから!」
「どうやって?」
「当麻の傷の境界を弄ってなんとかくっつけてみるわ」
「おお、そんなこともできるのか」
「…初めてやるんだけどね」ボソッ
「ちょっ…」
「動かないで」
「はい…」
「いいのかい?母さん」
「別に構わんだろう、休ませてやらんと対等な決闘じゃなくなってしまうではないか」
少し離れた所で星熊と千夜がそれを見て言った
「痛てて…殴られた所がズキズキするよ、やるねぇ母さんの友人」
「当然だ、なにせ昔、妾が稽古してやったんだからな」フンスッ
「なんで母さんが威張ってんのさ…」
「次は妾との決闘だ。上条よ、妾はそう簡単には倒せんぞ?」
今回はここまでです!
次回は千夜との決闘です!
それではまた次回!