今回は若干グロいですw
それではどうぞー!
「ギィヤハハハハ!もうダメだわオマエ」
突然現れた一方通行はユラユラとリーダー格の二人に近づいていく
「残念だったなァ、俺の機嫌が良ければ二度と立ち上がれないような体になるだけで済ンだのによォ…」
赤い瞳をギラギラと光らせながら周りの男達を睨み付ける
「もォンなことはどォでもいい!細切れになるまでグチャグチャにして殺してやるから安心しろォ!!」
「ひっ!?」
ダンッ!
「ぐぁっ!」
一方通行はリーダー格の一人に急接近し、そのままの勢いで壁に押し付けた
バチバチッ!
「……!…………!!」バタバタ!
「今オマエの生体電気を操って愉快なオブジェを作ろうと思ってンだけどよォ、つってもオマエは死んでっから見れねェかァ!?」
「…」ガクッ
「チッ、ショック死しやがったか」
グシャ!
掴んでいた頭を握り潰し、死体をもう一人のリーダーの足元に投げつけた
「アハッアハギャハハハ!!」
「う…うわぁあぁあ!!」
「逃がすかよォ!」
逃げようとした男達の首を引き千切り、胴体を真っ二つにして黙らせていく、それでも逃げようとする奴等は影で串刺しにして殺した。たった数十秒で敵の大半を削った
「くっ!弓矢隊、撃て!」
弓矢隊が放った矢は一直線に一方通行に向かって行くが、一方通行はその場から一歩も動かなかった
「…っ!一方通行さん…逃げて…!」
「あァ?俺がこンな物で死ぬと思ってンのか?」
一方通行に触れた矢は飛んできた方向へ反射され、弓矢隊のほとんどは自らが放った矢に貫かれて絶命した
「ちが…後ろ…に!」
ギュルルル!!
「なにっ!?」
「く…くくく…ハハハハ!引っ掛かったなバケモノめ!」
(なンだ?振りほどけねェ!)グググ
「動けないだろう、それは俺がお前らのようなバケモノを捕らえて殺す為に作った捕縛用術式だ」
(術『式』…?未知のベクトルなら解析できれば俺の支配下に置くことができる…)
(解析開始…!)
ズグッ
「!?」
捕縛用術式を解析しようとすると頭を掻き回されるような痛みが走った為、あまりの激痛で倒れてしまった
(な…ンだ?頭が…)
「一方通行…さん…」
「安心しろ、こいつは俺がたっぷり可愛がってやるからよ」
「くそったれが…!」
「そこでこいつが恥辱を受けて苦しみながら死んでいくのをそこで見てろよ」
「い…や!」
(…力がいる、コイツを一瞬で黙らせる圧倒的な力が!)
その時、一方通行は今まで感じたことのない力を自分の中にあることに気がついた
(なんだ、この力は?解析開始…)
だがあまりにも情報量が多すぎて解析することができなかった
(まだだ、まだ足りねェ…)
まだ解析率は10%にも満たない
(もっト…モットハヤク…!)
ようやく30%程まで達した
(マダ足リネェ、言語能力ヲ演算能力ニkunivklxkhceq…)
「hiqjmgcdpxnhkebjglricmouw……」
「な、なんだ?」
解析率、100%
txokgコikfcnwtqtmjgロbgcfmjtpwknスhjcfnuqxjtjp
ゴォッ!!!
突然一方通行の背中からどす黒い翼のような噴射物が飛び出し、体を縛り付けていた捕縛用術式を絶ちきった
「な…あ……」ガクガク
「ihbf殺wq」
「ン…ここは…」
一方通行が目を覚ましたのは昨日から世話になっている神子の家だった
「あ…」
「神子か…なンで俺はここで寝てたンだ?」
「一方通行さんは私を襲ってきた人を殺したあと、気絶してしまったんです」
「そうか…」
一方通行は気になっていた、かろうじて保っていた意識の中で見つけた『黒い翼』のことが…
「ですが…」
「?」
「一方通行さんが操っていたあの黒い翼のようなものはこの世の力ではありません…まるで何かの呪念がそのまま形をなしたような…」
体を震わせ、青ざめた顔で一方通行に伝えた
「悪かったな、怖ェ思いさせてよ」
「いえ、こちらこそありがとうございました、助けていただいてとても嬉しかったです」
神子は頬を赤らめてお礼を言ってきた
「そォいや布都の様子はどうだ?」
「今は安定していますよ穏やかに眠っています、一方通行さんの応急処置のおかげです」
「…死なれたら寝覚めが悪ィからだ」ゴロン
「ふふっ、そういうことにしておきましょう。布都の様子を見てくるので一方通行さんも安静にしていてくださいね?」
そう言って神子は部屋を出ていった
(誰かを殺す為の能力、自分を守る為の力…)
「違ェンだよ、そンな力じゃねェンだよ…俺が求めてンのは…」
幼い頃から自分が異端な子供だということには気がついていた、見た目だけではなく、能力持ちだからだ
それでも遊んでいる子供達を見つけては仲間に入れて欲しくて、だけど近寄ったら皆逃げていった
ある日、公園でボール遊びをしている子供達がいた、こっちに転がってきたボールを手にとったらボールの持ち主の子供がいきなりつっかかってきた。とっさに能力を発動させてしまったのが間違いだった
その子の腕が折れたのだ
その子の親が止めようとして飛びかかってきたが、反射されて全身を強打して絶命した
自分を捕らえようと向かってきた警備員を能力で叩き潰した
特殊警備隊が発砲した殺傷能力の高い弾をそのまま反射し、周りにいた大人たちが死んだ
気がつけば事は雪だるま式に膨らみ、空には装甲ヘリ、周りには戦争に使う戦車や銃を持った特殊アーマーを着込んだ軍人などに囲まれていた
この時に確信した
あァ、自分はバケモノなンだな
と言うことを
その日から『人間』としての心を持たないようにした
ただただ人を殺すためだけに作られた殺人兵器、そう割りきっていたがそのうち上条という男に出会った
上条と『友達』になり、人としての心が戻ってきた頃にこう思った
コイツはなンでこンなに強い?
どれだけ不利な状況でも、どれだけ圧倒的な力の差を見せつけられても、決して上条は諦めなかった。逃げずに立ち向かい、多くの人々を救ってきた
どうやったら自分も上条のようになれるのか、ずっと考えていたがいまだに答えにたどり着けない
(なァ…オマエみたいに強くなるにはどうしたらいいンだ?上条…)
今回はここまでです
ちょっと短かったですね…
それではまた次回!