皆様お待たせしました、あの二人が再会しますよー!
それではどうぞー!
英雄達の再会
「いやー、助かった助かった、やっぱ二人いると楽ですなー」
私こと、上条当麻は噂になっている絶世の美女がいる都に来ています。と言っても来たのは妖怪の山を出て都に到着して2週間以上はたっている
そんな上条さんが今なにをしているのかというと
「この時代にもバーゲンなんてものがあったんだな~」ホクホク
「もう、人を買い物の人数合わせにするのやめてよー」
2時間も並んでようやく安い卵を買うことに成功したのである(お一人様3つまで)金は都で経営している便利屋みたいなものでボチボチ稼いでいる
「ばかもん!貧乏な上条さんにとって特売品を手に入れられるかどうかは死活問題なんですよ!?」
「そんなに…?」
「まぁいいや、次は野菜を買いに行くぞー」
「兄ちゃん大丈夫?なんか具合悪そうだけど…」
「問題ねェ」
神子の元を離れて以来、どうにも体の調子が悪い。別に体調が悪いわけではないのだが…
(精神的に参ってるってかァ?バカバカしい)
「無理はしないでくださいね?」
「あァ」
そんなこんなしているうちに都に到着した
「取り敢えず休める所を探すか」
「賛成!」
「また門番がいなければいいんですけどね…」
「次はどこに行く?」
「あっ肉が安売りだ!カスミ行くぞ!」グイッ
「当麻君!?急に手を引っ張らないでよ!」///
「そんなこと言ってる場合じゃないんだよ!」
「陰陽師って言葉便利だな」
『そう言わないとお兄様の場合通してもらえませんからね』
『顔怖いしねー』
「ほォ?いい度胸してンじゃねェか」ミシミシ
『ぎゃー!?折れるぅ!』
『クロ!?』
「いやー大漁大漁」ホクホク
「つ、疲れた…」
「付き合ってくれてありがとな、お礼に団子でも食わせてやるよ」
「え、いいの?やったー!」
『死ぬかと思った…』
「ざまァみやがれ」
『いじめるのもほどほどにお願いしますよ?』
「あァーわかったわかった」
『あ!あそこの団子食べたい!』ケロッ
「…じゃあ行くか」
ドンッ! グシャッ
「おっと悪「ぎゃあああああ!?」あァ?」
「全滅だ…重要なタンパク源が…せっかく、せっかく2時間も並んだのに…!」ワナワナ
その時上条と一方通行の目が合った、いや、正確に言うと合ってしまった
「あ」 「…」
「逃げるぞカスミ!」ダッ!
「ちょっ!当麻君…って早!?」
能力も使っていないのに目にも止まらぬスピードで逃げていったが
「逃がすかよォ!!」
一方通行が足踏みすると上条の目の前に巨大な土壁を作り上げ、逃げ道を塞いだ
(まずい、このままじゃ…殺される…!)ダラダラ
「上条ォォクゥゥゥゥン」
「ひっ!」ビクッ
「久しぶりだなァ、元気そうじゃねェか?あァ?」
「そ、そうだな」
「そういやオマエにはデケェ借りがあったなァ、あれ返すわ」
「い、いやそんな、気を使わなくてもイインダヨ?」
「死ねゴラァ!」
「ぎぃえあぁぁぁ!?」
「腹減ったからなンか奢れ」
「上条さんは金欠なんですが…」ボロボロ
「なンか言ったか?」
一方通行は右手に小さなプラズマを形成して上条に近づける
「全力で奢らせていただきます」ドゲザー
「…これで貸し借りは無しだ」
「まぁ、久しぶりだな一方通行」
「あァ」
かれこれ数億年ぶりの再会である(といってもほとんど寝ていたからあまり実感は無い)ので会話(?)も弾む
「ところで一方通行、あの子達は?」
上条は隣の席でカスミと話している子供二人を指差して言った
「白いのがユキ、黒いのがクロ、俺の刀の付喪神だ」
「ふーん」
「…リアクション薄いな」
「まぁな、あの桃色の髪の子も俺の剣の付喪神だしな」
「ほォ、俺はてっきりまたいつもの病気を振り撒いたのだとばかり考えていた」
「なんのことだ?」
「オマエが馬鹿だってことだ」
「ひどい…」
少し落ち着いた頃、一方通行がこれからのことを聞いてきた
「オマエはこれからどうすンだ?」
「んー、便利屋をボチボチやってるから暫くはそっちに専念するかな?来るか?」
「ンじゃあ邪魔するか、おいオマエらも準備しろよ」
「わかりました」
「えぇ~、もう~?」
「…」スッ
「待って、今すぐ準備するからその拳骨を下ろして」
「早くしろ」
(お父さん?)
「ここだ」
「…」
上条が案内したのは一見廃屋かと思うほどのボロ屋だが、あちこち修繕されたあとがあるのでまだマシになった方なのだろう
「なンだ?てっきり廃屋かと思ったわ」
「うるさいな、上条さんに高い所が買えるわけないだろ?安い借り物件がここしかなかったんだよ」
「あっそォ」
『当麻君、郵便受けにお手紙が来てるよ?』
カスミがそう言うので郵便受けを見てみると確かに手紙が挟まっていた
「依頼か?」
「そうみたいだな、なになに…」
上条が手紙を広げて読んでみるとそこには今噂になっているかぐや姫の屋敷からの呼び出しであった。最近、不可解な出来事が頻繁に起こるのであちこちから陰陽師やら退治屋をかき集めているらしい。それで上条の便利屋に白羽の矢が立ったわけだ
「妖怪退治は専門外なんだけどな~…」
「ってことは俺も行くのかァ?」
「いや、自主性だから好きにしていいらしいぞ?」
「…いや俺も行く、どォも嫌な予感がする」
「怖いこと言うなよ…」
「行くぞ」スタスタ
「おい、待てよ!」
今回はここまでです
次回は屋敷での話がメインです
それではまた次回!