とある英雄達と幻想郷   作:accelerate

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どうも、うp主です!
今回は屋敷でのお話しが多いです
それではどうぞー!


英雄達と屋敷の妖怪

「い、いったいなんの騒ぎですか?」

 

一通りぶっ飛ばした時に翁が騒ぎを聞きつけてやって来た

 

「カクカクシカジカっつーこった」

 

一方通行は説明が長いので省略した、決して書くのが面倒な訳ではない

 

「そんなんで伝わるわけ…」

 

「なるほど、先程の件について逆上してきた陰陽師達が貴殿方に襲い掛かってきたので沈静化させたと」

 

「えっ」

 

「そういうことだ、それに妖怪も馬鹿じゃねェ、人が多すぎても警戒して姿を現さねェしな」

 

「ちょ…」

 

「そういうことでしたか、わかりました。では今回の件については貴殿方に一任します。あれだけの陰陽師や退治屋をたった二人で退けられるのですから安心して任せられます」

 

「えー…」

 

「どォした上条」

 

「なんでもねぇよ…」

 

上条が思っていたよりも翁の理解力はぶっ飛んでいた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あんなことして大丈夫か?」

 

「問題ねェだろ、オマエならともかく俺がいればな」

 

「ハイハイソウデスネー」

 

陰陽師達をぶっ飛ばしたり調査したりしているとすっかり辺りは暗くなってきてしまった

 

「そろそろ戻るぞ」

 

「妖怪は放っておいて大丈夫なのか?」

 

「植物系の妖怪だ、昼間にしかまともに活動できねェだろ」

 

「なるほど」

 

そう言って上条と一方通行は帰路についた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~上条の家~

 

「なんでお前までいるんだよ」

 

「どこで寝ようが俺の勝手だろ」

 

「ここは俺の家なんですけどねぇ」ピクピク

 

「オマエのものは俺のもの、俺のものも俺のものって言葉知ってるかァ?さっさと飯作れ」

 

「黙れジャイアニズム!こちとら細々と暮らしてるからお前の食費まで賄いきれるか!出ていかねーなら強制的に叩き出すぞ!」

 

上条はともかく、カスミが見た目以上に食べるので本当にカツカツなのだ、そこに一方通行と刀の付喪神まで含めるととんでもないことになる

 

「せっかく肉買ってきてやったっつーのになァ?」

 

「争いは何も生まない、平和的に解決しよう」キリッ

 

(ウゼェ…)

 

(当麻くん…)

 

(これがかつての黒き英雄ですか…)

 

(お腹減ったな~…)

 

各々が好き勝手考えてるがこのあと皆で仲良く晩御飯にありつきました。その時に肉の所有権を巡って上条と一方通行がケンカを始めたがいつものことなので誰も止めなかった

 

「お前どこで寝る?」

 

「どこでもいい、能力があれば風邪も引かねェしな」

 

「相変わらずのチート能力ですこと…」

 

女性陣は3人まとめて風呂に入っているので残った上条と一方通行は寝る場所を決めている

 

「…オマエ再会したときから聞きたかったことがあるンだけどよ」

 

「んー?」

 

「何でオマエ、体の半分が『死んでる』ンだ?」

 

「…っ!」

 

「いや、正確には左手足だな。そこから霊力、妖力を感じられねェ」

 

「…なんのことだ?」

 

「とぼけンなよ、ベクトルを操る事ができる俺に力について誤魔化せるとでも思ってンのかァ?」

 

「…」

 

トウマクーン

 

「あ、あーカスミが呼んでるから行ってくるわ!」ダダダ

 

「…逃げたか」

 

確かに一方通行は上条の左手足から何も力を感じなかった、そのかわり無機質な感じがしたのだ

 

ドウシタッテウワー!?

 

キャー!トウマクンノエッチ!

 

カスミガヨンダンダロ!

 

ソ,ソウダケドバスタオルヲトッテモライタクテ…

 

ソレナラソウトハヤクイエヨ…

 

(ほォ、殴るまでには至らなかったか。あの女、結構我慢強いな)

 

キャー!カミジョウサン!?

 

ウワワワ!ナンデココニルノー!?

 

マ,マテゴカイダ!

 

「…ぶち殺す」

 

オラァカクゴシロカミジョォォォ!!

 

ナンデダ!?クソォォォォォ!!

 

グリゴリッ!

 

ゴブッ!?

 

グハァッ!?

 

ドサッ

 

トウマクン!?

 

クロスカウンターダネ

 

クビガアリエナイホウコウニ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~かぐや姫の屋敷~

 

「首が痛ェ…」

 

「同じく」

 

昨日、ごたごたがあったが何とか1日無事に過ごすことができたので(全然無事じゃない)事なきことを得た

 

「今日こそ妖怪を退治したいところだけどどこにいるかわからねぇんだよなー」

 

「…どォやら探す手間が省けたようだな」

 

「?」

 

上条が怪訝な顔をすると突然足元の土が盛り上がったので一方通行はバックステップで、上条は横に転がって距離を取ると同時に地面が爆発して地中から葉のついていない高さ6mくらいの木が枝をうねらせながら飛び出してきた

 

「こいつが犯人か!?」

 

「そうみたいだなァ、見てみろ」

 

一方通行が指し示した所を見てみると、大元とは違う植物が異様なまでのスピードで成長して上条と一方通行を捕らえようと襲い掛かってきた

 

「うわっ!?」

 

「上条ォ!コイツら焼き払えるか!?」

 

「駄目だ!ここで炎を使ったら燃え広がって火事になっちまう!」

 

「チッ!」

 

一方通行が黒狼と雪音を使って枝を切り落とすが、驚異的な再生能力のせいで数秒後には完全に元通りになってしまった

 

「枝を切っても効果がねェ!木の幹を切れ上条!」

 

「カスミ、行くぞ!」

 

『うん!』

 

「うぉぉぉぉぉ!!」

 

上条は剣の背面にある鋸状の刃で木の幹を引き切ったが、また数秒後には切られたところから再生を始めてきた

 

「キリがねェな、やっぱり燃やすしか…」

 

(…?)

 

上条は周りの植物が枯れてきていることに違和感を感じた、先程までは青々と生い茂っていた銀杏の木も葉が枯れて落ちてきていた。そこで上条は気がついた、この妖怪は『木』であり、植物の仲間だということに

 

「…いや、根っこだ」

 

「あァ?」

 

「あいつは地面や周りの植物から養分を吸いとって再生してるんだ!」

 

「なるほどなァ…」

 

「根っこだ一方通行!木の根を断ち切れるか!?」

 

「他愛もねェ!」

 

「俺があいつの気を引き付けるからその間に頼む!」

 

一方通行が影を操り木の枝や幹に巻き付けると妖怪は一際激しく暴れだした

 

「おとなしく…してろぉ!」

 

上条が剣を横に大きく振り回すと襲い掛かってきた枝は折れ、木の幹に一線の傷が入るほどの旋風が起きた。その衝撃で妖怪は少し怯んだ

 

「今だ、一方通行!」

 

「おォォォォォォ!!」

 

一方通行が叫ぶと影を巻き付けた辺りからミシミシと嫌な音が聞こえ、地面が揺れ始めた

 

「らァァァァァァ!!」

 

その叫び声と共に巨大な木の妖怪は地面から引っこ抜かれた。そのせいで根を張っていたと思われる地面が捲れ上がり、余計な二次被害も起きた

 

「…どーすんだよこれ」

 

「…ンな目で見るな、直してやるから」

 

しぶしぶ一方通行は引っこ抜いた妖怪を都の外に行くようぶん投げてベクトル変換で捲れ上がった地面の修復作業に移った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いやはや、まさか本当に御二人だけで妖怪を退治してしまわれるとは、御見逸れしました。この御恩は一生忘れません」

 

妖怪を退治したことを翁に報告しに行ったら思ってた以上に感謝されて少し体がムズムズする感じがした

 

「それで、お礼の方なのですが…こちらを」

 

翁は上条と一方通行の前に少し小さめの高級そうな箱を置いた

 

「これは?」

 

「開けてみてくださいこれは私からではなく、かぐやからの物です」

 

「かぐや姫だと…?」

 

「…?」

 

開けてみるとそこには一つの封書が入っていたので読んでみると

 

「えーとなになに…『この度は屋敷に住まう妖怪を退治してくれて本当にありがとうございます。実際に戦っているお姿は見ていませんが、屋敷の者から貴殿方の勇姿は聞いております。是非ともその力を改めて私にお見せ頂きたいことと思います。よって貴殿方には私への求婚を許可します』…はぁ!?」

 

「…俺は用事があるンで」

 

「待てコラ」ガシッ

 

「離せゴラァ!」

 

「勿論、引き受けて下さいますよね?」ニコニコ

 

「…でもなぁ、いきなりそんなこと言われても」

 

「私としては、何処の馬の骨とも知らぬ輩にかぐやを渡すくらいなら信頼の置ける貴殿方に受けていただきたいのです。かぐやは私にとっては命より大切な娘同然の存在なのです」

 

翁はニコニコとした表情から変わり、真剣な表情でそう言ってきた

 

「…わかった、その話受けるよ」

 

「バッ!?」

 

「おぉ、ありがとうございます!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翁との話が終わり、屋敷を出たところで一方通行がいきなり突っかかってきた

 

「何であの話を受けた…?」

 

「他の奴らにかぐや姫を渡さないようにして、別に選ばれても引き受けなければいい話だろ?」

 

「違うそうじゃねェ!かぐや姫の5つの難題っつってもわからねェのか!?」

 

「なにそれ?」

 

「チッ!バカが、いいか?かぐや姫の難題ってのは指定された宝を取ってこいてやつだ。石作皇子には『仏の御石の鉢』、車持皇子には『蓬莱の玉の枝』、右大臣阿倍御主人には『火鼠の裘』、大納言大伴御行には『龍の首の珠』、中納言石上麻呂には『燕の産んだ子安貝』を持って来させるというものだった。どれも話にしか聞かない珍しい宝ばかりで手に入れるのは困難、それを求めた奴らはろくな目にあってねェンだよ!」

 

「え…じゃあ俺達も」

 

「下手すりゃ死ぬぞ」

 

「不幸だ…」




今回はここまでです
次回はかぐや姫とのお話し(予定)です
それではまた次回!
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