とある英雄達と幻想郷   作:accelerate

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どうもうp主です!
ようやくネタが閃いてきたようなきてないような…
それではどうぞー!


白き英雄と妖忌の特訓

早朝 現代の時刻にしておおよそ午前5時

 

「ぬうぅぅぅん!!」

 

ゾンッッ!!

 

妖忌の放った一閃は空間を切り裂きながら一方通行に向かって進んでいく、しかも一つではなく四つ。だが一方通行は全力で上に跳んで回避する

 

「テメェゴラァ!特訓とか言いながら俺のことぶっ殺すつもりだろジジィ!」

 

「そんなことはない、幽々子様を守ると言うのであれば少なくとも儂を越えてもらわねばならぬ。大人しく散れ!」

 

ブンッッ!!

 

刀を音速以上のスピードで振ることによって発生する鎌鼬、それをなんの躊躇いもなく一方通行に向かって放ってくるのだからまともな思考状態ではないと思う

 

「言ってることとやってることが矛盾してるのがわからねェのかクソが!!」

 

なぜこんなことになってしまったのかは昨日の夜にまで遡ることになる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「風呂だァ?」

 

「お風呂よ」

 

晩飯を食べ終わったあと、それぞれ就寝するための準備をしていたが紫が一方通行に風呂に入れと言ってきた

 

「ンな面倒なことしねェ」ゴロリ

 

「不潔よ」

 

「体に付着した不純物は反射でどうにでもなる、つーかそれ以前に汚れなンてつかねェ」

 

「疲れを癒すために少しでもいいのでお湯に使った方がいいですよ?」

 

「一緒に入る?」

 

「誰がテメェみてェなガキなンぞと入るか」

 

「じゃあわ・た・し?」キャピッ

 

「死ね」

 

そう言って一方通行渋々風呂場へ歩いていった

 

「…」

 

(計画通り…これで一方通行の慌てふためく姿を拝むことができるわ。それをネタにこれからも弄り倒してやるんだから!)

 

「うふ…うふふふふ…」

 

「紫が壊れた」

 

「見てはダメですよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「チッ、何で俺がこンな面倒なことを…」ブツブツ

 

ぶつくさ文句を言いながら一方通行は服を脱ぎ、浴場へ向かう

 

(脱衣場広すぎンだろ、何人同時に入るつもりしてンだ?)

 

他愛もないことを考えながら浴場の戸を開けようとすると勝手に開いた

 

「あら…」

 

「…」

 

(…これが狙いか)

 

目の前に広がったのは今風呂上がりであろう幽々子の裸体、だがその程度では一方通行は動じない。が、幽々子は普通の人間の女性なのでこのような状況に遭遇すると叫ぶなり殴ってきたりするだろうと考えていると

 

「あ…あらあら、急に現れるのだから驚いてしまったわ」///

 

そう言いつつも隠すべき所を隠すのだから少なからずとも動揺はしているのだろう。しかし思ったより大人な対応で助かった、ここで騒がれては妖忌に何をされるかわかったものではない

 

「さっさと行け、見られでもしたら事だぞ」

 

「そ、そうねそうさせてもら…ひゃあ!!」

 

「っ…」

 

慌てて出ていこうとしたので幽々子は濡れた地面で足を滑らせて転びそうになったが一方通行が受け止める形で支えたことにより、幽々子は転ばずに済んだ

 

「ありがとう」///

 

「とっとと離れろ」

 

「貴方、思ったより線が細いのね。ちゃんと食べてる?」

 

「いいから早く…」

 

「幽々子様!今の悲鳴は…」

 

「ハァ…」

 

案の定、悲鳴を聞き付けてやって来た妖忌は一方通行と幽々子の状況を見て絶句していた。客観的に見れば一方通行が無理矢理幽々子の肩を抱いて近づけたように見えなくもない

 

「…」ブチッ

 

「幽々子、離れとけ」

 

「貴様ぁぁぁ!!生きてここから出られると思うな!」

 

「妖忌話を…」

 

「黙っていてくだされ、儂はこやつの息の根を止めねば気が済みませぬ!」

 

(後で殺す)

 

なんとか幽々子が妖忌に話をつけて事態は収まった。その後、紫にこの事について何か知っていたかと聞いても知らないの一点張りだったので少し手荒な真似をして吐かせてみると予想通り、全て紫の仕組んだことだったらしい。その言葉を聞いて更にボコボコにしておいた。少なくとも半日以上は目を覚まさないだろう。何をやったのかはあまりにも悲惨なので言えない

 

その腹いせか、今朝早く叩き起こされて開口一番「特訓だ!」といってろくな武器も持っていないのに勝負を仕掛けてきたのが事の顛末である

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ぬぅ…しぶといな…」

 

「そうそう簡単に死ンでたまるか」

 

(マズイな…まともに近づけねェ)

 

この戦いを終わらせるためには必然的に妖忌を倒すしかないのだが、生憎と一方通行の武器である雪音と黒狼は眠っているので使うことはできない。かといって武器も持たずに近づけば空間ごと自分を切り裂かれかねない。流石の一方通行でも空間までは対応しきれない

 

「くらえ!」

 

「っ!」

 

ガキィィン!

 

「何!?」

 

一方通行を守ったのは漆黒の影。自身の能力である影を操ることができることを利用し、足元の影から盾を作成したのだ

 

「しかし、その盾は脆いな。一太刀交わしただけでもう欠けているではないか」

 

「完全な物を作るための能力じゃねェからな」

 

あくまでも影を『操る』だけのもの、物を作るのには向いていない

 

「その力の使い方は間違っているな」

 

「あァ?」

 

「その盾、己の想像で作り出した物であろう」

 

「そうだ」

 

「ならば間違っている。想像とは記憶であり、記憶とは蓄積するもの、そして能力とは己を強化するものである。そのような即席で作ったものが実戦で生かせるとは思わんな」

 

「どォいうことだ」

 

「お主は剣の腕はそこそこだが所詮は『そこ止まり』の付け焼き刃のような力だ。ならば己が得意とする分野で生かすべきだろう」

 

妖忌は刀を戻し、振り返って屋敷へ歩きだした

 

「オイ!」

 

「その答えにたどり着くことこそお主の特訓だ」

 

「…チッ」




今回はここまでです
次回は今回の続きですかね~
それではまた次回!
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