とある英雄達と幻想郷   作:accelerate

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どうも、うp主です!
今回こそは家庭教師編です
それではどうぞー!


英雄達の家庭教師

「…コイツを見てオマエはどう思う?」

 

「凄く、大きいです…」

 

俺達が今いる所は綿月家の前である。綿月彦星さんに娘さんの家庭教師をしてほしいと頼まれたのでやって来たのはいいが…

 

「もはや入り口ってレベルじゃねェぞこれ」

 

でかい、とにかくでかいのだ。洋式の屋敷と言うよりも寧ろ城と言った方がしっくりとくるかもしれないほどに

 

…あれー?これ下手なことしたら殺されそうだな

 

「…とりあえず入るか」

 

「だな」

 

近くの門番に話しかけて門を開けてもらうとやはり中も広かった。

 

(よくここで暮らしてて迷子にならないな~…)

 

「それはオマエがバカだからだろォ」

 

「心を読むな、そして一発ぶん殴られたいのかな?一方通行君」

 

「断る」

 

敷地内に入って歩き続けること数分、ようやく屋敷の入り口に到着した

 

「すみませーん!」

 

数秒すると一人のメイドが出てきた

 

「何か御用ですか?」

 

「ここの家庭教師として呼ばれたんですけど…」

 

メイドは一瞬だけ驚いた顔をして

 

「申し訳ありませんでした、お話は伺っております。ようこそいらっしゃいました、上条当麻様、一方通行様、ご主人様がお呼びですので案内いたします。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コンコン

 

「ご主人様、上条当麻様と一方通行様がご到着致しました」

 

「あぁ、入っていいよ」

 

「失礼します」

 

「し、失礼しまーす」

 

「…」

 

「やぁ、よく来てくれたね。まずは改めてお礼を言わせてくれ。ありがとう、娘達の命を助けてくれて」

 

「いいっすよ、俺達が勝手にやったことですし」

 

「ふふ、そうかい。じゃあそういうことにしておこうかな」

 

「さて、早速君たちには娘二人の家庭教師をしてもらいたいんだけど…」

 

「仕事内容は何だ?」

 

「あぁ、上条君には主に武術の指導を、一方通行君には主に座学と戦術についてを教えてもらいたいんだけど、どうだろう?」

 

「俺は大丈夫ですよ」

 

(やっべー、恥かかないようにしないとな)

 

「一つ質問があるンだが…いいか?」

 

「あぁ、構わないよ」

 

「何で永琳が教えてる事を俺が教えなきゃいけねェンだよ?」

 

「…実は八意さん、色々な所からオファーが来ていてね、付きっきりでこっちに来れるって訳じゃないんだ」

 

(…何か嫌な予感がするんだよなァ)

 

「さて、質問はもういいのかな?」

 

「あァ」

 

「じゃあお願いするね、君達、彼らをそれぞれの場所へ連れていってあげてくれ」

 

「かしこまりました」

 

「それではこちらへどうぞ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(えーと、まず俺は依姫の武術の指導からか)

 

最初の俺の仕事は依姫の武術指導だ。剣の扱いが凄く上手らしく並大抵の指導者じゃあ相手にならないらしい

 

(…ちゃんと教えられるかな、俺)

 

そう思いながら案内された先には大きな扉があり、その上に『道場』と書いてあった

 

「それでは、お昼になりましたらまた来ますので」

 

「はい、ありがとうございました」

 

そう言ってメイドは戻っていった

 

(さて、行きますか)

 

そして扉に手をかけて

 

ガララ!

 

「こんちわー、新しく武術指導になった上j!?」

 

「な、なっ」パクパク

 

そこまで言って俺は今の状況をたった0.3秒で把握しどう考えても死亡ルートしかないことを悟った。

 

ドア開ける→そこには依姫(12)がいた→恐らく俺が来る前に自主トレをしていたんだろう→汗をかいた→汗に濡れたサラシをほどく→新しいサラシを巻き直そうとしている←今ここ

 

…さらば俺の人生、俺は社会的に死ぬよ

 

だがせめて一言でもいいから謝ろうと思って

 

「すみせんでしたー!まさか着替えているなんて思ってなくて!」ドゲザー!

 

「い、いえ、こちらこそお見苦しい物を見せてしまって…」ゴニョゴニョ

 

「そ、それよりも顔を上げてください!サラシは巻き直しましたし、怒ったりなんかしてませんから!」

 

「本当か?」

 

「本当です!」

 

「…そっか、本当にごめん、そしてありがとう、許してくれて。」

 

「あそこで着替えてた私にも責任はありますし、そこはお互い様ということで…あとこの事についてはご内密で宜しいですか?」

 

「わかった、俺もまだ社会的に死にたくないしね」

 

「えーと、それでは改めて自己紹介をします。綿月依姫です。主に使う武器は刀です。ご指導の程、宜しくお願いします」

 

「上条当麻だ、武器は持っていない。格闘戦が少し得意だ。これからよろしくな依姫」

 

「はい!師匠!」

 

「師匠って俺のこと?」

 

「はい、私は武術指導者の事を師匠と呼ぶことに決めてますから」

 

「そっか、よし。じゃあ早速始めよう!まずは模擬戦をやってみよう。依姫の実力も知りたいし」

 

「わかりました。私は木刀を使うのですが、師匠は?」

 

「んー、素手でいいかな。武器はほとんど使ったことがなかったから…」

 

「そうですか。怪我しないように気を付けて下さいね?」

 

「わかったよ」

 

俺はポケットから1枚のコインを取り出して

 

「じゃあこのコインが落ちた瞬間にスタートってことでいいかな?」

 

「はい、それでいいですよ」

 

「よし、いくぞー」

 

指で弾いたコインは回転しながら上に飛んでいった。その間に依姫は木刀を構え、俺も身構える。そしてコインが地面についた瞬間に

 

「ふっ!」

 

「うおっ!?」

 

とっさにしゃがんで回避したけど依姫の木刀が俺の頭すれすれを横に一閃してきた後に刀を上段に構えたあとに物凄い早さで降り下ろしてきたので慌てて横に転がって回避した

 

「早いな…」

 

「さすが師匠ですね、今の攻撃を回避できたのは師匠が始めてですよ」

 

「そりゃ光栄だな」

 

それだけ言ってまた戦いに入る。

 

「これはどうです!」

 

刀を振るった軌道上に空気の刃が出現してこっちに飛んできた

 

「くっ!」

 

俺はなんとかそれを回避して依姫に向かって走りだす

 

(このまま拳の届く間合いに入れれば…!)

 

「させませんよ!」

 

さっき飛んできた空気の刃が一気に8つぐらい飛んできた

 

「ぐっ!?」

 

俺は回避しきれなくて腹にもろにくらった

 

(これが本物の刀だったらやばかったな)

 

「だ、大丈夫ですか?」

 

「大丈夫、続けよう」

 

「…はい!師匠!」

 

俺は全神経を敏感にして集中する

 

(頼む、あれで来てくれ、じゃないと勝ち目が無くなってくる)

 

「いきます!」

 

依姫がいきなりノーモーションの状態で一気に最高速度に加速して横に一閃してきた

 

俺に最初にやってきた一閃攻撃だった

 

(よし!やっぱ祈りは通じるものなんだな!)

 

「はっ!」

 

「よっ!」

 

まず第一撃は回避、そして第二撃を…白羽取りで押さえ込んだ

 

「なっ!?」

 

「くっ、おらぁぁぁぁ!!」

 

「きゃぁぁぁ!」

 

武器ごと依姫を投げ飛ばした。背中から落ちた衝撃で手放した木刀を拾い、依姫に向けた

 

「参りました」

 

依姫が降参したのでこの勝負は上条の勝利となった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あー、勝てませんでした…」

 

「俺はお前の師匠だからな、簡単に負けてやるわけにはいかないんですよー」

 

(とはいえ危なかったな)

 

本当に危なかったのだ。あそこで依姫が突っ込んで来ないで空気の刃を飛ばしてきたなら俺に勝ち目は無かっただろう。

 

まぁこれで依姫に教える事を決めることができたのでいいとするか

 

「さて、一休みしたら状況判断力を上げる特訓をするからな」

 

「状況判断?」

 

「あぁ、さっきの戦いで思ったんだ。しっかりと状況に把握、対応することによって依姫はもっと強くなれるぞ」

 

「なぜですか?」

 

「さっきの二回目の一閃攻撃、あそこを空気の刃で遠距離攻撃にしてたら俺は負けてたと思う。腹に一撃くらってろくに動けなかったし」

 

「なるほど、わかりました!宜しくお願いします!」

 

(さて、一方通行はうまく教えられてるのかな?)




はい!家庭教師編(上条さん)でした
次回は家庭教師編(一方通行)ですので楽しみにしていてください
それではまた次回!
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