インフィニットストラトス バトル短編集   作:sinononns

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お久しぶりです。sinononnsです。

こちらが先に出来上がったので投稿します。
このタイトル、アルティメットバトルは元ネタのゲームムービーのタイトルそのまま使っています。何が元ネタか、分かる人はいるかな?分かったという人は感想まで。(あからさまな誘導)

それではお楽しみください。


アルティメットバトル 専用機待ちVS東方不敗

IS学園付近の空域に五機のISがいた。

 

一夏の白式を先頭に、箒の赤椿、セシリアのブルーティアーズ、鈴の甲龍、シャルロットのラファールリブァイブ・カスタムⅡ、ラウラのシュバルツィアレーゲンの五機。

やりようによっては国一つ滅せるほどの戦力が海上を飛んでいた。

 

突如、一筋の光が前方より飛来し、一夏に向かって飛んでくる。一夏はそれを敵対機の狙撃と判断し、射線から身をそらす。しかしその光はどんなに時間がたっても、ただまっすぐと伸びているだけだった。まるで紐のように。不審に思った一夏は、自らの唯一の武器である刀、雪片弐型を展開し、紐を断ち切る。案外簡単に切れたことに戸惑いつつも全員に号令を出し、その場で停止する。

 

「今のはなんだ?一夏」

「分からないけど、確実に俺を狙って飛んできた。でも射撃ではなかったみたいだし、どちらかというと紐みたいな感じたったな」

 

みんなで先ほどの物体の正体を議論していると、前を見たシャルルが声を上げる。

 

「み、みんな‼︎あれを見て‼︎」

 

その言葉に従い前を見た全員が目にしたのは、一本の柱と、その上に佇む何者かだった。

 

全身のほとんどを暗い紫の装甲に覆われた、禍々しい人型の何か。名称、マスターガンダム。

次の瞬間、組んでいた両手を解きながら大きな笑い声を上げた始めた。

 

「はーっははははは!待ちくたびれたぞ、小童共。ここから先は、一歩も通さんぞ‼︎この東方不敗が、いる限りはぁ‼︎」

 

そういった東方不敗は格闘技に近い構えを取り、その身から尋常ではない威圧感を放つ。

いきなり攻撃され、気が立っていた鈴は他の誰よりも口を開く。

 

「いきなり攻撃してくるなんて、いい度胸してるじゃない。なに?スクラップにされたいの?」

 

鈴のあからさまの挑発に対して、東方不敗は鼻を鳴らし、反論する。

 

「相手を見くびるのは弱者の証だな。そんな御託はどうでも良いわ。さっさとかかって来んか‼︎」

 

その言葉に鈴は額に青筋を浮かべながら己の武器、双天牙月を展開し、止めようとする一夏を無視して一気に切り込んでいく。東方不敗を間合いに捉えた鈴は双天牙月を振り上げ、一気に振り下ろす。

 

「ふん」

 

刃が当たる寸前に横から何かによって双天牙月が弾き飛ばされる。それは、マスターガンダムの拳だった。慌てて距離を取ろう他する鈴だが、一足遅く、東方不敗が放った拳が鈴の腹部に突き刺さり、そのまま吹っ飛ばす。

一夏にぶつかる寸前になんとか止まり、追加ダメージを回避する。幸いにもダメージそのものは大したことはなかったが、双天牙月二本のうち一本をなくし、相手の拳は目に見える速さではなかった。誰もが、自分より目の前の正体不明機の方が何枚もも上手であると自覚した。その状況においても思考を止めないシャルルは全員に号令を飛ばす。

 

「このままじゃ勝てない。みんな、フォーメーションを組むんだ‼︎」

 

「「「「了解‼︎」」」」

 

その言葉とともに五機のISが一斉に散会する。

 

「いけ‼︎」

「喰らいなさいな‼︎」

 

シャルロットがマシンガン、セシリアがミサイルを東方不敗に向けて、発砲した。

 

「ええい!猪口才な‼︎」

 

東方不敗は機体を減加速と旋回を繰り返し避けようとするが、しつこく追いかけてくるミサイルに舌打ちする。

やがて、東方不敗は機体を止め、真正面からミサイルをマスタークロスで叩き落す。

その直後、マスターガンダムの両脇に二つの機体が飛来する。鈴の甲龍と箒の赤椿が互いの獲物を振りかぶる。マスターガンダムはすぐに両手に球体のエネルギー構築し、双天牙月と雨月を受け止める。

 

「ヌォォォォォォ‼︎」

 

「くっ」

 

「このっ!」

 

しばらくは押されていた東方不敗だが、だんだんと押し返し始める。箒と鈴も力を込めるが、一向に押し返せない。

だが、それでも問題ない。

このつば競り合いはただの時間稼ぎでしかなく、本命はーーー。

 

「ハァァァァァァァ‼︎」

 

上空からプラズマブレードを展開しながら突撃を敢行するラウラ。

 

「チィィィィ!つけあがるな‼︎ハァァァァァァァ‼︎」

 

東方不敗は一気に手のひらからエネルギーを放出し、箒と鈴を吹き飛ばすと、そのまま手のひらでプラズマブレードを先ほどと同じように受け止める。

 

「うおぉぉぉぉぉぉ!」

 

「ハァァァァァァァ‼︎」

 

互いに全力で自らの獲物を押し付けるラウラと東方不敗。

 

ここで、先ほど言ったことをもう一度言おう。

このつば競り合いはただの時間稼ぎでしかない。そして本命はラウラではない。本当の本命はーーー。

 

「嫁よ、今だ!」

 

「ウオォォォォォォ‼︎」

 

ラウラの合図で雲から飛び出し、イグニッションブーストを使って急降下するのは、織斑一夏。その手には一撃必殺の刀、雪片弐型が青白い輝きを放っている。

 

東方不敗はラウラを殴り飛ばし、手のひらに何かのエネルギーを纏わせる。

 

「そんなもの‼︎ダークネスフィンガー‼︎」

 

「斬り裂けぇぇぇぇぇ‼︎」

 

拳と刃かぶつかり合う。互いに渾身の力でぶつけ、相手を倒そうとさらに力を込める。だが、拮抗は長くは続かなかった。ぶつかり合う互いのエネルギーが行き場を喪い、周囲に飛び爆発する。

 

「ぐわぁぁぁぁぁ」

 

「おわぁぁぁぁぁ‼︎」

 

互いに吹き飛び距離を取らされる。爆発の衝撃で白式のシールドエネルギーは残り20%を切り、マスターガンダムの消耗も激しいようだった。

 

「ちぃ、やりおるな小僧。私をこれほどまでに消耗させたのは貴様が初めてだぞ。このまま決着をつけても良いが、それでは面白くない。この勝負はここで預ける。それまでに、腕を磨いておくがいい」

 

一方的に言い放つと、そのまま身を翻して彼方へ飛び去ってしまう。消耗の激しい白式では、それを追撃する術はなかった。

 

 

 

END

 

 

 

 




この決着のつけ方に納得がいかなかった人は感想まで。(あからさまなry)
このコラボみたいというリクエストも感想まで。(あからさまなry)

次回はどれにしようかな?
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