憧れのリアス先輩が間違えて兵藤ではなく転生者の俺の所に夜這いに来た件 作:LUCAリオ
オッスオラスバル。欠片もワクワクしねえぞ。
だってよう……今、土下座中やもん。
「貴方がリアスお嬢様を……」
「いや、本当に申し訳ありませんでした」
朝から土下座である。
朝起きて気まずい空気の中突然やって来た麗しい女性。彼女は俺のベッドを見てリアス先輩に事情を聞いたのだ。
そしてそのあとは俺とリアス先輩へのお説教である。
ちなみに悪魔の存在とかそこら辺のことも教えてもらいました。知ってたらおかしいからね。知らないふりしといたよ。
その彼女とは皆さんご存知銀髪の人妻メイド、グレイフィアさんである。
人妻なのにメイドとはこれ如何に。
というか息子いるのにメイド服とか、恥ずかしくないのかな? ミリキャスくんも可哀想である。「ミリキャスー。お前の母ちゃんってププッメイドなんだろ? ●●●●才なのにメイドとかキメー」とか学校で言われてないだろうか。
「……どうやら反省の色が見えないようですね」
うぎゃん。俺の心読まんといてー。
「お嬢様。私が記憶を消しましょうか? ……それともこの世から消しましょうか?」
いーやー殺されるーー。
「……確かに昨夜はその、ひどい目にあったわ。けどどちらかと言えば私の方に非があるわ。いきなり押し掛けて、抱いてなんていったんですもの。……悪いものじゃなかったし。それに彼は私と、その、シタことでこの件とは無関係でいられなくなってしまったもの」
やん!?
リアス先輩可愛い!!
キュン死にしそうやん。さすがはメインヒロイン!
この件とは……ああ、この前アーシア来たからね。
皆大好きライザーさんか。
……ん? ということは原作介入か。もっと俺がやる気あるときにしてくれたら良かったのに。今はめんどくさいです。リアス先輩とは今後ともいろんなところでいろんなシチュエーションでエ●チしたいけど、戦いとかは勘弁です!
「それに彼はおそらく強力な神器をもっているか、もしかしたら英雄の子孫かもしれないわ。いくら未熟とはいえ上級悪魔である私の記憶消去も効かなかったし、力も私よりも強かったし……クスン」
「……ではどうするのですか?」
「彼を、新垣スバルを私の眷属にして、私の恋人としてライザーに紹介するわ。スバルはきっと強くなる、そう確信しているもの」
………………考えろ新垣スバル。いったいどうすればこの状況を覆せるのかを、戦いなんて絶対にしたくないでござる。
「…………決意は固いようですね。わかりました、お嬢様の意向に従います。では私は今日にでもライザー様と会談ができるようにしてきます。……あと新垣スバル様、今回の件はリアスお嬢様の名誉のために私の心のうちにとどめておきます。ですがもし、貴方がこれ以上リアスお嬢様を傷つけたなら……今回のことを魔王であり、リアスお嬢様のお兄様であるサーゼクス様に報告しますので」
いやーーん。もう詰みじゃないですか。
まあ向こうから誘ってきたとはいえレ●プ紛いのことしたんだから仕方ないか。
ふぅーやれやれ。めんどくさいことになりやがったぜ。
……これ、俺ヤレヤレ系主人公狙えるな。yes!!
「それでスバル。私と寝てしまったから、貴方には私の眷属と恋人になってもらうしかないわ。きっと殺されてしまうもの。そして巻き込んでごめんなさい。けど私は初めてだったから……おあいこね」
そう言ってリアス先輩は悲しそうに笑った。
原作でも好きな人と添い遂げたいと願っていたリアス先輩のことだ。きっと名前も知らない俺に犯されたことは彼女の心を傷つけてしまったのだろう。いや普通に考えれば傷つくだろうけど。
けど彼女は俺を殺そうとはしなかった。
むしろ俺を眷属にすることで俺を守ろうとしたのだ。
人間のような下等生物の命を上級悪魔であるリアス先輩が……だ。
……キュン。
白雪ちゃん、ゴメン。あとイッセーゴメン、俺ネトラレは嫌いだけどネトリは好きみたいだ。
「リアス先輩……」
「ん? どうしたのスバル?」
さすがメインヒロイン! かわいすぎでさあ!!
「好きだーーーー!!!」
このあとメチャクチャ●●●●した。
ちなみに最中に母親がおこしにきた。そりゃそうだよね。だってもうヤリ始めたときはもう登校時間だったもの。
「まったくもう! スバルは本当に猿ね!! 昨日もあれだけしたのに……」
プリプリ怒りながらプリプリしたケツを揺らして隣で歩いているリアス先輩である。ちなみにひょこひょこ歩きだ。エロい。
やだっかわいいんですけど!!?
…………というかレ●プ犯をこんなに簡単に許してもいいのだろうか。
ツッコミどころ満載だな、オイ!
いやずっとおどけてたんだが実際マジでけっこう反省してます。はい。
そんな俺の心を見抜いたのだろうかリアス先輩は
「……本当に気にしないで。今はね、貴方で良かったのかもしれないって考えてるの。普通は眷属の場所に行く転移でミスなんてしないもの。でもあの転移は人為的なものではなく間違えなく私のミス。そしてそこで私の記憶消去の魔法を打ち消す程の対魔力抵抗力と私の力を上回るほどの力を持った貴方に会った。これはきっと運命よ」
さっきの悲しそうな微笑みではない。
人の心を射抜くような微笑みである。
そして俺はそんな微笑みを見てーーーームラムラした。
「リアス先輩ー! そこの裏で、ね?」
「ちょっ!? スバル!? 学校遅れちゃうわ。ダメっあ♪」
そして遅刻した。
ちなみに二人並んで遅刻した俺たちに校内は騒然となった。
隣のクラスのイッセーたち三人組は俺の教室に殴り込みに来た。
いや君たち本当にすごい行動力だよね。
そして放課後、俺はオカルト研究部にいた。