憧れのリアス先輩が間違えて兵藤ではなく転生者の俺の所に夜這いに来た件   作:LUCAリオ

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ライザーはいい味だしてるキャラだと思う。


第3話

放課後のオカルト研究部。

 

そこは静寂が支配していた。

……オーフィスが気に入りそうである。

 

 

仏頂面の銀髪人妻メイドグレイフィアさん。

そして同じく無表情を心がけているイケメン(と思いたい)転生者 新垣スバル。

ほらやっぱり第一印象って大事だからさ。クールキャラで売り込んでいこうと思ってるんだ。

え? この前はヤレヤレ系がどうとか言ってたって。バッカお前ヤレヤレ系は嫌われるんだぞ? 時代はやっぱりクール系!

 

 

 

この状況になったはいつものオカ研メンバー以外にこの二人の異物が混入しているからだろう。

しかも加えてリアス先輩はライザーに会うのが嫌なのか不機嫌だ。これでは他の皆も萎縮してしまう。

 

 

姫島先輩はリアス先輩の女王だからいろいろ聞いていたのだろう。俺に対しては少しの戸惑いと警戒心を抱いているように見える。あとオッパイが大きい。

 

対照的になにも聞いていないのであろう他のメンバーはポカーンとしている。

木場はいつも通りイケメンだなぁ。

搭城はいつも通りペタンコだなぁ。

アーシアさんは……今まで会ったことないからなぁ。

イッセーは…………ムッチャ睨んどる。

おいおい幼馴染みになんて顔してやがる。そんな仲良くないけどさ。

 

「……皆に話しておきたいことがあるの」

 

リアス先輩が口を開いた瞬間、魔方陣が出現した。

 

お前絶対タイミング見計らってただろ! と思ってしまうかのようなタイミングの良さ。

そこに痺れる憧れ……たりはしないな。

 

魔方陣から炎と風が飛び出す。

 

ちょっお前止めろ! 炎は良いとしても風は止めろ。ワックスで固めた髪が乱れる。こちとらアニメ補正かかってないからすぐに髪型変わるんだぞ。

 

そして炎と風が消え、そこにはライザーが現れていた。

 

…………一応イケメン設定なのだが、言うほどイケメンに感じない。

 

人の好みはそれぞれである。かわいい顔の人が好きな人がいれば、綺麗な顔が好きな人もいる。

 

だからだろう。

ライザーをイケメンとは全く感じない……。

 

いや、すまん。これなら俺と木場とイッセーの方がイケメンだわ。

 

「会いたかったぜ、愛しのリアス」

 

「……ちょうどいいわライザー。貴方に話があるの」

 

 

 

 

 

 

 

オカ研の部室のソファー。

そこに三人が座っている。

俺、隣にリアス。対面にライザーである。

 

「それで? 話とは何だリアス? 俺としては上級悪魔であるこの俺と同じようにそこに座っている奴が気に入らないんだがな」

 

「私貴方と結婚できないわ。この人と付き合っているの」

 

「なっ!?「はあああああああ部長と新垣が!?」

 

ライザーは怒りの表情。イッセーは血の涙。他のオカ研メンバーは驚愕の表情。

 

「ふざけるなよ、リアス。そこの人間とお前が付き合っているだと、そんなウソ誰が信用するか」

 

ライザーが怒りの表情そのままに体から炎を出して威嚇してくる。

 

「ウソではないわ。だって私彼と何度も寝たから。もう処女じゃないもの」

 

『はあああああああああああ!?』

 

「ウソだーウソだーー部長の処女は俺がああああ」

 

 

……これが本当の阿鼻叫喚というやつなのか。

まるでこの世の地獄である。

あとライザーよりもイッセーの方がダメージ受けてる。

 

「たかが人間とっ!? 上級悪魔であるお前がだと!? ふざけるなよリアス」

 

「愛し合っているもの同士が結ばれるのは当然よライザー。だから悪いわね。結婚の話は無かったことにしてちょうだい」

 

「バカな! そんな話が認められるわけがないだろうが!? お前がその気なら、俺はこの人間を殺す。そしてお前と結婚する。なーに中古女でもいいさ。そんな人間よりも気持ちよくして俺好みに調教してやるよ!」

 

 

…………ライザーゲスですやん。

 

女性陣ドン引きです。

 

「おい! 人間。俺と戦え! お前をいたぶって殺し、リアスの目を覚ましてやる!」

 

「その件についてお話があります」

 

一人盛り上がっているライザーに水を差すようにグレイフィアさんが口をはさむ。

 

すばるしってるよ。これ、れーてぃんぐげーむするとかいうんでしょ。

 

「リアスお嬢様とライザー様の婚約の話が難航することはわかっていました。ですからすでに両家にはすでに話は通しています。……レーティングゲームで勝った方の意見を全て通すとのことです」

 

「レーティングゲームですって!? 私はまだ成熟していないわ。できないわよ!」

 

「昨日、大人の女になりましたけどね」

 

「もう、ちゃかさないで」

 

俺がボソッ呟いていたのが聞こえたようだ。リアス先輩は頬を赤く染めて俺の太ももをつねってくる。

 

……やだっこれが恋人気分!?

ドキドキしちゃうんだけど。

さりげなくこちらもリアス先輩の太ももをさわったらリアス先輩はさらに頬を赤くする。

出会って一日と思えないほどのラブラブっぷりである。

 

後ろで歯ぎしりしながら血の涙を流しているイッセーと目の前からガンガン殺気だしてるライザーさえいなければもっと良かったのに……。

 

「俺としては大賛成ですよ。グレイフィアさん。だが一つだけ提案がある。そこの人間、お前も出ろ。クックック、レーティングゲームでの死亡は事故として見なされるからなぁ」

 

……そう言うのって言っちゃダメなんじゃ……。

 

「だが、俺にも情はある。リアス、駒も揃っていない、レーティングゲームもしたことがないお前ともうすぐ死ぬ予定のそこの人間のためだ。一週間やろう。な~に最後の一週間だ。仲良くやれよ。一週間後にはお前は俺の女だ。飽きるまで抱きまくってやるよ。まぁガキを産んだら自由にするがいいさ。どうせ中古女だからな。だがその頃になったらお前は俺にケツを振って抱いてほしいとせがむようになっているだろうがな」

 

皆さんマジギレです。

イッセーでさえも俺じゃなくライザーを睨んでいる

グレイフィアさんは相変わらず無表情だが。

 

「クックック、最後に俺の眷属達を紹介しておいてやろう」

 

「では勝負は来週ということで、ライザー様。私はこれからリアスお嬢様と新垣スバル様とお話がありますので早くお帰りください」

 

「少しだけですよ。クックック」

 

「お帰りください」

 

どうやらグレイフィアさんもキレていたらしい。

 

ライザーはグレイフィアさんの顔を見て焦ったらしくすごすごと帰っていった。

 

最後に捨て台詞を残して

 

「人間。逃げるなよ。逃げたらお前の家族も友人も全員皆殺しにしてやる! いや、女は生かしておいてやるか。飽きるまで抱いてやるよリアスと並べてなぁ!! ハッハッハ。いややはりお前が死んでもそうするか。ハッハハ俺は優しいからなぁ、お前を失って悲しんでる女たちを犯してお前のことを記憶のうちからも消してやる。……リアスが中古なんだ。リアスの眷属もいただいていくとしようか。な~に飽きたらフェニックス家の接待用専属慰安婦として雇ってやるからな心配するなよ」

 

 

 

それを聞いて皆さんマジギレです。

いやーライザーさん。さすがっす。人気なだけあります。

 

ん? 俺はキレてないのかって?

 

そりゃもちろん

 

 

マジギレです。

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