憧れのリアス先輩が間違えて兵藤ではなく転生者の俺の所に夜這いに来た件   作:LUCAリオ

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始めに謝っておきます。すいませんでした。


第6話

レーティングゲーム当日の夜、一週間の強化合宿を終えて心身共に成長した俺たちは既に万全の準備をしてオカルト研究部にいた。

 

 

 

 

 

 

…………え? 合宿のシーンほとんどないじゃんって? お前絶対手を抜いただろって?

 

 

……バッカお前、色々なドラマがあったんだぞ。

 

イッセーがずっと泣いてる日があったりとか、木場と俺が割りと気が合って仲良くなったとか、小猫と俺の早食い対決とかアーシアとしりとりしたとか、あとリアス先輩が後ろの方も大人の女になったとか、俺が転んだ拍子に姫島先輩のお尻の穴に指2本を突っ込んでしまって姫島先輩が気絶した事件とか…………。

 

だけどそれをいちいち説明してる時間はないのである。それにそんなに重大なことはなかったしね。

ということで、誰がなんと言おうとも今日はレーティングゲーム当日なのである。

 

 

 

 

 

「みんな準備は良いかしら?」

 

「「「「「はい!!」」」」」

「あっ、はい!」

 

眷属みんなの息もピッタリだ。

…………俺を除いてな。

 

 

 

そして時刻は夜12時。

俺たちを会場に転移させるためにいるグレイフィアさんからリアス先輩が声をかけられる。

 

「……準備はよろしいようですね」

 

「ええ、グレイフィア。勝ってくるわ」

 

「立場上、私情を挟むことはできません。表立って応援はできませんが……サーゼクスも私も応援していますよ。リアス」

 

「……ありがとう義姉さん」

 

麗しき義姉妹愛ということか。

私ムラムラします。

 

 

 

 

 

次の瞬間、俺たちは創られた駒王学園に転移した。

 

 

『今宵のレーティングゲームは新世代のエリート悪魔、リアス・グレモリー様とクズカスゴミの3拍子、ライザー・フェニックス様の婚約をかけたゲームです。本日の司会は私、サーゼクス・ルシファー様の女王グレイフィア・ルキフグスでお送りします。本日のゲームは多くの上級悪魔の方に加え、魔王であるサーゼクス様もご覧になっています。両者とも死力を尽くして戦うように』

 

 

 

 

 

グレイフィアさんめっちゃ私情入ってますやん!!

 

 

 

 

 

 

 

 

「……それで? どうするんですか部長?」

 

いつものオカルト研究部と変わりない部室。

各々がソファにくつろぐ中、浮き足立つイッセーがリアス先輩に尋ねた。

 

「焦らないのイッセー。今回のはあくまでも正式なレーティングゲームではないけれど、レーティングゲームはレーティングゲーム。正式なものは何日もの時間をかけて戦うものなの。だから今回のような場合でもいきなり動くようなことはないわ」

 

優雅に足を組み換え、妖艶に微笑むリアス先輩。

……リアス先輩、パンツはいてないないんだからそういうことするの止めなさい。

ん? なんでそんなこと知っているのかって?

さっきまで俺の部屋に2人でいたんだよ。

ナニしてたかは察してくれ。

 

「ふふふっでは部長、どうしますの?」

 

「プランアルファよ、朱乃。ごめんなさいね。イッセー、さっきの発言は忘れてレーティングゲームの常識をうち壊してしまいましょう」

 

「じゃあ、俺と朱乃さんの出番っすね?」

 

「そうよ、頑張ってイッセー」

 

 

 

 

そう言って俺たちは皆で旧校舎の屋上へ向かった。

 

「いくぜ! ″赤龍帝の籠手″スタンバイ!」

 

『Boost』

 

「けど、リアス先輩がこんな手を使うなんて思わなかったですよ」

 

『Boost』

 

「あら、スバル。ベッドで貴女が言っていたんじゃない、卑怯汚いは敗者の戯言ってね♪」

 

『Boost』

 

「あらあら素敵な言葉ですわ。是非とも私もスバルくんにその台詞を言ってもらいたいですわ。もちろんベッドの上で」

 

「本気にしますよ姫島先輩」

 

「私、けっこう本気なんですよ?」

 

『Boost』

 

「騎士道には反するかもしれないけれど、部長のためだから今回ばかりは仕方ないよね」

 

『Boost』

 

「…………焼鳥になってください」

 

『Boost』

 

「よっしゃあ! 六回分たまりましたぁ!」

 

「頑張ってください! イッセーさん!」

 

「任せろアーシア。行きますよ朱乃さん! ″赤龍帝の贈り物″」

 

「雷よ!!」

 

 

 

 

 

次の瞬間、姫島先輩の放ったいつもの64倍の全力の雷は、ライザー達のいる新校舎を消し去った。

 

 

 

 

『……ライザー様の兵士8名、騎士2名、僧侶1名、戦車2名、女王1名リタイア』

 

 

 

 

「あら、ライザー以外にも生き残ったのがいたのね」

 

「本当に部長ったらおっこちょこちょいですわね。ライザー様の妹君ですわ。ほらフェニックスの」

 

「あ、出てきましたよ部長」

 

「…………虫の息」

 

「よっしゃあ、じゃあ後はライザーともう一人だけっすね。アーシアはここで待っててくれよ」

 

「はい! イッセーさん」

 

「皆油断するんじゃないぞ。一応相手は不死鳥だ。袋叩きにしよう、それにアーシアさんが頑張って作ってくれたんだ」

 

「はい。怖かったですけど、部長さんのために頑張ってイッセーさんと作りました。聖水」

 

「ああ。俺が聖水全部″赤龍帝の贈り物″で64倍にしといたぜ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして10分後

 

 

『ライザー様リタイア。今回のゲームはリアス・グレモリー様の勝利です』

 

 

俺たちはレーティングゲームに勝った。

 

非公式ながら歴代レーティングゲームの中でも5本の指に入るほどのスピード決着だったらしい。

 

いやぁこれで2巻も終わりか、俺の能力を使わなくていいとはな。本当に良かった。

 

 

 

 

 

 

だがそうは問屋がおろさない。

 

 

 

 

 

 

それから4日後、俺がオカルト研究部に向かった時、そこで目にしたのはズタボロになった仲間達と部室。

そしてライザーらしき悪魔にリアス先輩が拐われたとボロボロになったイッセーから聞いた。

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