憧れのリアス先輩が間違えて兵藤ではなく転生者の俺の所に夜這いに来た件 作:LUCAリオ
もうそろそろ通報されるんじゃないかって怯えている。
どうしてこうなった…………?
俺が今、考えているのはそれだけである。
ピンクを基調にしたいかにもといった部屋、ラブホテルらしき場所のベッドに寝転がる俺。
そして隣でスースーと寝息をたてている、ゼノヴィアらしき人。
もちのろんで、事後らしく二人ともガッツリ裸である。
うお、ここもピンク色か。あっちょっと脇毛生えてる。エロイ。
カシャカシャッ
とりあえずゼノヴィアと今後も脅迫という形になるかもしれないが、肉体関係を持てるように裸を写メした俺は、こうなった経緯を思い出す。
~2日前~
ライザーくんとの一件から時が経ち、どうやら話は3巻に突入したようである。
いつの間にやら木場の様子がおかしくなったのだ。
どうやら俺がインフルエンザで倒れている間に皆でイッセーの家にでもいったらしい。
絶妙のタイミングでインフルエンザになる俺ぇ。
それでなんやかんやで球技大会とかがあってだな、今日はその放課後なんだ、うん。
えっ? また手抜きしただろって? おいおい冗談はやめろよな。
ここでは語れないようないろいろことがあったんだ。
それこそ18禁的な内容に関してなら、俺とリアス先輩のプレイが完全に特殊と言われるようなものになっていったり、姫島先輩のお尻をすれ違いざまに触ったりしても怒られなくなったり、リアス先輩がいる場所で隠れて2人でキスするようになったりとか。
おっとこれ以上は語れないねぇ。
お上さんに怒られちまうからさ。
え? 18禁的なやつ以外でなんかなかったのかって?
……ありませんでした。はい。むしろエロイこと以外していないまである。
まぁそんなこんなで球技大会の放課後である。
紫藤イリナとゼノヴィアがやって来ているのだ。
今、リアス先輩と話してる。
おうおう、木場くん殺気ビンビンに出しまくってますね。
おうおう、スバルくんゼノヴィアさん見てビンビンになってますね。なんでこんなにゼノヴィアってエロイんだろうか?
「そういうわけだ。失礼したな」
「じゃあね~イッセーくん。それに悪魔の皆さん」
気付かぬうちに話し合いは終わっていたようである。
2人は出ていこうとして、俺達の存在に気が付いた。
「待ってゼノヴィア、どうしてここに人間が……それにこの悪魔はアーシア・アルジェント!?」
「む、確かに人間。大方悪魔に見いられたのだろう。そしてアーシア・アルジェントか……堕ちたものだな。あの聖女が」
アーシアの話が出た途端、イッセーから殺気が出る。
君達ラブラブすっね。
「まぁいいじゃない、ゼノヴィア。聖なる神を裏切った魔女のことなんてさ」
「……いや、私は信仰の匂いをかぎ分けられるんだ。どうやら彼女は信仰をやめてはいないようだぞ。……? この部屋なんだかそう、イカ? いやなんか変な匂いがするな……」
そのゼノヴィアの呟きに顔を赤くする俺とリアス先輩、そしてリアス先輩にバレないように器用に顔を赤くする姫島先輩。
「捨てられないだけです……ずっと信じてきたので」
「……まぁ匂いのことはいい。神を裏切り悪魔に成り下がった分際で神を信仰するなど、あってはいけないことだ。今ここで私が断罪してやろう」
そういってゼノヴィアがエクスカリバーをアーシアの首もとに出した瞬間、オカルト研究部中に魔剣が創造された。
そしてその一本は俺のケツに
「アッーーーーーーーーーーーーーー」
ここは姫島先輩だろうが…………ガクッ。
番外編『兵藤一誠の話 続き』
オッス、俺兵藤一誠!
リアス・グレモリー部長の兵士にして転生悪魔だ。
いやぁ~この前のライザーの一件は本当に大変だったぜ。
だけど部長が助かって本当に良かった。まぁ大好きだった部長が新垣と付き合ってたのはけっこういやな気分になったけどな……。
だけど、男は後ろばっか向いてちゃダメなんだ!
男なら次の恋を探さなきゃな!
……姫島先輩。
そう姫島先輩だ。最近よく話すようになったし、あの慈母のような微笑みが俺の心を癒してくれるんだ。
いや、アーシアも癒し系なんだぞ。だけど姫島先輩のはなんか違うっていうか、あの微笑みを向けられたら胸が爆発しそうになるんだ!
『何を恥ずかしいこと考えてるんだ相棒』
「げげっ!? ドライグ、聞いてたのかよ!?」
『相棒の心の声が大きすぎて俺にまで聞こえてきたんだよ』
「むはーー恥ずかしいぃ~」
『で? 相棒、告白とかはしないのか?』
「なっ!? まだに決まってんじゃねえか! もっと仲良くなってからなんだよそういうのは! 」
そうさ、まだ会ったばかりなんだ。
俺達はこれから仲良くなっていけばいい。
それに今日の部活は部長も木場も小猫ちゃんもアーシアも遅くなるって言ってたからな2人きりだぜ。
え? 新垣? アイツは知らん。
「あっ♥ ちゅっチュパっんあっチュっ」
ん? 部室からなんか音? が聞こえる。
「ああっ♪ ダメですわ、ダメなんですわ。私はリアスの親友で、貴方はリアスの恋びっんチュっチュピッ」
「チュっチュチュパっはぁ、はぁそんなの関係ねえ!」
「関係ないなんてことないですああっん♥」
「そっちから誘ってきたくせに、そんなの関係ねえ、そんなの関係ねえ!」
「ああっ♪ そんなとこ、そんなとこ強くしないで、オッパッピーーーーーー♥♥♥」
『相棒、帰ろうか……』
「ああ、ドライグ。帰ろう……」
そして俺は失恋した。