スクールモード 四月編
4/1 お題「嘘」
曽根崎:「エイプリールフールだから冗談は言うけど嘘は言わないよ」
清水 :「いつも通りじゃねえか」
曽根崎:「ん?それって、清水クンはボクの普段の言葉に嘘はないって信じてくらぱあっ!!?舌噛みかけた!!」
清水 :「噛め」
曽根崎:「かみまみた!」
殴られた。
4/2 お題「入学」
高く聳える赤茶色の校舎。あたしは今日のために新しく買ったローファーで、その大きな校門の前に立ってた。
石川:「ここが・・・希望ヶ峰学園・・・!」
着慣れない制服が少し窮屈で、胸元の校章が目に入った。
石川:「"超高校級のコレクター"、か・・・えへへ」
これから呼ばれる肩書きが、誇らしい分ちょっとくすぐったかった。
4/3 お題「ハワイ」
ーーハワイに行ったら何したい?ーー
飯出:「ハワイと言ったらキラウエアだろォ!!火口に降りて見るマグマは値千金の絶景だ!!」
望月:「景色ならば、マウナケアから見る満天の夜空に尽きる。日中は仮眠をとる」
明尾:「ホットスポットでやることと言えば発掘のみじゃろ!!発掘発掘!!」
笹戸:「いや海行こうよ・・・」
4/4 お題「あんパン」
晴柳院:「意外とコーヒーと合いますね、あんパン」
アニー:「あんこってはじめて食べたわ。思ったより甘さ控えめね」
有栖川:「みこっちゃんの愛情たっぷりだかんね!おいしいっしょ!」
晴柳院:「恥ずかしいこと言わないでくださいよぉ・・・」
アニー:「っ!あんことコーヒーであんコーヒー!どうかしら!」
有栖川:「どうって言われても」
4/5 お題「主人公」
屋良井:「主人公はやっぱ格好良くなきゃな」
滝山 :「もっとげんきいっぱいじゃねーとな」
屋良井:「一個くらい特技とか特徴とかなきゃな」
滝山 :「あとみんなともっとなかよくしねーとな」
屋良井:「ヒロインがいても鈍くて気付かなかったり」
滝山 :「いちばんにあくとーにたちむかってったり!」
清水 :「なに見てんだよ!」
4/6 お題「お花見」
なんか今日は、みこっちゃんがアタシを見てる気がする。なんでだろ、可愛いな。
有栖川:「どしたのみこっちゃん、アタシの顔になんか付いてる?」
晴柳院:「あ、い、いえ。ちゃいますよ。その・・・」
有栖川:「?」
晴柳院:「・・・・・・お、お花見・・・なんて・・・」
有栖川:「???」
みこっちゃんはたまに分かんない。
4/7 お題「赤いマフラー」
吹く風は冷たく、湯冷めしてしまいそうだ。盥の石鹸が鳴り、私は赤い手拭いをマフラー代わりに首に巻いて待っていた。
古部来:「待たせたな」
六浜 :「遅いッ!」
古部来:「中にいれば寒くないだろうに」
六浜 :「薄壁一枚で仕切られていると考えると落ち着かんのだ・・・」
まったくこいつは、いつもいつも人を振り回しおってからに。
4/8 お題「ジャム」
石川:「こら滝山!冷蔵庫漁るなって言ってるでしょ!」
滝山:「ぎゃっ!バレた!」
石川:「あああっ!!あたしががんばって作ったジャム舐めてんじゃないわよ!!明日の朝ご飯に使おうと思ってたのに!!」
滝山:「やっべにげる!あ、ジャムうまかったぞーーー!」
石川:「え、やだうれしい・・・じゃなくて待ちなさい!!」
今日もキッチンはにぎやかね。
4/9 お題「キルリアンカメラ」
望月:「鳥木平助」
鳥木:「はい?」
望月さんにお声をかけられ、振り向くとカシャリと音がしました。どうやら彼女の構えているカメラから発せられたようです。
鳥木:「それは・・・キルリアンカメラのようですが」
望月:「実験だ。私の新説では、生命活動を伴わない地球外生命体の存在が明らかになったのでな」
鳥木:「なるほど。素晴らしい」
それでなぜ私の写真を、というのは伺わない方がよい気がしました。
4/10 お題「名刺」
曽根崎:「はい、これボクの名刺」
穂谷 :「受け取る必要が?」
曽根崎:「インタビューの時には渡すのがマナーだよ」
穂谷 :「ふと思ったのですが、広報委員はあなた以外にいらっしゃるのですか?」
曽根崎:「ん?・・・まあ、いないことはないかな」
穂谷 :「曖昧ですね」
曽根崎:「ボクは答える側じゃなくて質問する側だからね」
ーー希望ヶ峰学園広報委員会、週刊『HOPE』編集者 曽根崎弥一郎ーー
ただのインクの線が、少し寂しげに見えました。
4/11 お題「ガッツポーズ」
飯出 :「今日の晩飯はお好み焼き!!イエッス!!」ガッツ!
明尾 :「氷の下から恐竜を発掘する夢をみた!!イエッス!!」ガッツ!
有栖川:「朝イチでみこっちゃんに会えた!!イエッス!!」ガッツ!
穂谷 :「うらやましい人たちですね」
4/12 お題「モノモノマシーン」
屋良井:「こい!万能ハサミこい!」
ガシャン、と音がして転がってくるカプセル。開いて中を見ると、オレの欲しいもんじゃなかった。
屋良井:「水笛って・・・縁日じゃねえんだからよ」
笹戸 :「残念だったね」
屋良井:「いらねえや。お前にやるよ」
笹戸 :「え、いいの?ありがとう屋良井くん!」
笹戸はすげえ嬉しそうに、早速食堂に試しに行った。そんな嬉しいか?
4/13 お題「ブランコ」
曽根崎:「古部来ブランコぶらぶら漕ぐ
古部来ブランコぶらぶら漕ぐ
古部来ブランコぶらぶら漕ぐ」
滝山 :「こぶらいぐらんぼがらがら・・・こ、こらんぼぶらぶら・・・」
六浜 :「流石に曽根崎は舌が回るな。とても言えそうにない」
曽根崎:「即席の早口言葉だけど、想像したらシュールで面白いね」
古部来:「人の名前で遊ぶな」
4/14 お題「金」
石川:「暇だわ。鳥木、何かマジックしてよ」
鳥木:「と、唐突ですね・・・。では500円玉を拝借してもよろしいですか」
石川:「いいわよ、はい」
鳥木:「それではこちらを握りまして、カウントします。1,2,3!」
石川:「あっ、消えた!すごい!どこに行っちゃったの?」
鳥木:「マジックの見物料として、私の財布の中に」
返してとは言えなかったわ。
4/15 お題「実験体」
鳥木:「あの・・・望月さん?何をなさっているのですか?」
望月:「実験だ」
鳥木:「なるほど。その詳細は教えていただけますか?」
望月:「ガチャガチャで出たのだが、地球外生命体に近付けると発光する石らしい」
鳥木:「小石のオーパーツですか」
やはりなぜ私なのかは伺わない方が良いのでしょうか。
4/16 お題「さらし」
滝山 :「じゃーーーん!」
笹戸 :「ど、どうしたの滝山くん。その恰好。ふんどし?」
滝山 :「あっちにおちてた!いーでにやってもらったんだ!じゃーな!」
笹戸 :「行っちゃった・・・六浜さんが見たら怒るだろうなあ」
古部来:「おい笹戸」
笹戸 :「うん?やあ古部来くん」
古部来:「俺の晒が見当たらないんだが、見てないか」
笹戸 :「・・・み、見てないなあ」
滝山くん、気をつけてね。
4/17 お題「閃きアナグラム」
清水 :「何か・・・何か閃きそうだ・・・!」ブツブツ
曽根崎:「説明しよう!清水クンは"超高校級の努力家"の"才能”により、集中力を高めると亜空間でサーフィンしたり文字を狙い撃ちしたりすることができるのだ!」
清水 :「うるせえんだよ!!」
屋良井:「曽根崎には何が見えてんだ」
4/18 お題「体育会系」
ーー多目的ホールにてーー
明尾:「やはり運動はいいものじゃ!部屋の中で研究などやってられん!」
飯出:「考古学者の台詞とは思えんな。笹戸も意外と体力がある」
笹戸:「釣りやってると自然と体が鍛えられるんだ」
明尾:「自然に鍛えられた奴もおるがの」
滝山:「おーいみろよー!ニンジャニンジャ!」
飯出:「壁走り!?」
4/19 お題「クライマックス推理」
六浜 :「すなわち私たちの敵は、お前以外にいないのだ!穂谷円加!」
穂谷 :「っ!」
アニー:「マ、マドカが!?本当なの!?」
六浜 :「そういうわけだアニー、穂谷に投票だ」
穂谷 :「・・・無念です。こんなに簡単に決着が着くなんて」
ーー投票ーー
晴柳院:「投票の結果、穂谷さんが追放されましたあ。村人陣営の勝利です」
六浜 :「よし!」
穂谷 :「このままでは引き下がれません。もう一度です」
アニー:「ミコト、次はワタシがマスターをやるわ」
晴柳院:「お願いしますぅ」
4/20 お題「銀」
アニー:「リョーマってチェスも強いのね。ちっとも勝てないわ」
古部来:「当然だ」
アニー:「ところでリョーマってチェスでも、ビショップが好きなのね」
古部来:「動きが角行と同じだから扱いやすいだけだ」
アニー:「そう。じゃあ、ワタシを将棋の駒にたとえたら何になるのかしら?」
古部来:「・・・銀将だな」
アニー:「ギン?」
不成に好手あり、最も扱いの難しい駒と言えよう。
4/21 お題「白うさぎの耳当て」
有栖川:「ドールん、これあげる」
六浜 :「む?これは・・・耳当てか。可愛らしいデザインだな」
有栖川:「ホントはみこっちゃんに作ってあげたものなんだけど、なんか照れちゃって受け取ってくんないの」
六浜 :「晴柳院にか。因幡の白兎の話でも持ち出して、縁結びにかけて照れたのではないか?」
有栖川:「え、ヤバ!ドールんなんで分かったの!?」
言ったのか。
4/22 お題「透明」
ーー透明人間になれる薬があったらどうする?ーー
晴柳院:「そそ、そんな得体の知れんもの、お祓いして封印しますよぉ!」
望月 :「どのようなメカニズムかを医学的に研究し効用、及び副作用を調べる」
石川 :「S級珍品として丁寧にコレクションするわね」
清水 :「飲んで何するかじゃねえのか」
4/23 お題「シークレットブーツ」
屋良井:「じゃーん、これからはシークレットブーツの時代だぜ」
明尾 :「底上げズックか」
屋良井:「タートルネックとかレギンスとかはもう古いぜ」
明尾 :「とっくりにステテコか」
屋良井:「後はベストなんかもこれからは着こなせるようになっとかねえとな」
明尾 :「うむ、チョッキはわしも好きじゃ」
屋良井:「言い方全部古くせえんだよ!!」
4/24 お題「パーカー」
穂谷:「清水君、よろしいですか?」
清水:「あ?」
穂谷:「その・・・触らせていただいてよろしいでしょうか。それ」
清水:「(んなアホ毛が珍しいかよ)・・・勝手にしろ」
穂谷:「では」グイッ
清水:「ぐおっ!!?パーカーの方か!!」
穂谷:「あら、本当に怒りましたわ。曽根崎君の言うとおり」
清水:「あいつぶっ殺す!!」
4/25 お題「インテリ系」
鳥木:「おや?飯出君、どうしたのですかそのメガネ」
飯出:「もちろん伊達だ!ガチャガチャで出たからかけてみたのだ!これで俺もインテリ系に見えるだろ!」
石川:「声量がインテリジェンスのなさを物語ってるわ」
鳥木:「そう言えば石川さんもメガネをかけてらっしゃいましたね」
飯出:「ほう!お前もインテリに目覚めたか石川!」
石川:「あたしのは鑑定用よ。ま、なくてもあんたよりは」
飯出:「それ以上は言ってくれるなあ!」
鳥木:「切実ですね」
4/26 お題「はっぱふんどし」
なんということだ。この私がこんなものを引き当ててしまうとは。
六浜 :「どうすれば・・・」
屋良井:「おう六浜!いいもん持ってんじゃねえか!」
六浜 :「屋良井か。とてもこれが良い物には見えんのだが」
屋良井:「じゃあオレの引いたのと交換しねえ?それおもしれーからくれよ!」
六浜 :「構わんが、お前は何を引いたんだ?」
屋良井:「支配者のTバック」
六浜 :「いいいいいいらんわ呆け者ォ!!!」
セクハラも大概にしろどいつもこいつも!!
4/27 お題「ピクニック」
有栖川:「ピクニックはできないけど、お弁当作って外で食べたらそれっぽいよね」
晴柳院:「気持ちいいですねぇ。望月さんのお弁当は何ですか?」
望月 :「握り飯だ」
アニー:「ワイルドね。サンドウィッチとコーヒーはいかが?」
有栖川:「それいつもの食堂のメニューじゃん・・・」
晴柳院:「いまいちピクニック感が出ませんねぇ・・・」
4/28 お題「ごめん寝」
穂谷:「私の演奏を邪魔した罪はカスピ海より深いですよ滝山君。きちんと頭を下げてお謝りなさい」
滝山:「うぅ・・・ご、ごめんな・・・さ・・・・・・い・・・」
穂谷:「滝山君?」
滝山:「ぐぅ・・・」
この状況で、この一瞬で寝るとは、一体どういう神経を通わせているのでしょうか。
穂谷:「あなた、反省してないようですね・・・!」
滝山:「いだだっ!!?」
無防備にさらした頭など、踏むためにあるようなものではありませんか。
4/29 お題「カニ」
明尾・飯出・曽根崎:「・・・」
笹戸 :「カニを食べると無口になるって言うけど、この面子が押し黙るとすごい不気味だね」ヒョイパクヒョイパク
鳥木 :「見事な手捌きですね笹戸君」
ーー10分後ーー
明尾 :「ぬああっ!!じれったくてかなわん!!」
飯出 :「殻ごと食っちまえば関係ね・・・ごあっ!!痛え!!」
曽根崎:「あははっ!そりゃ流石に無茶だよ!」
笹戸 :「結局こうなるんだね」ヒョイパクヒョイパク
鳥木 :「ずいぶん慣れましたね笹戸君」
4/30 お題「アンテナ」
曽根崎:「清水クンのそのアンテナは何を受信してんの?」
清水 :「しばくぞ」
古部来:「どこぞの妖怪の子供のような奴だ」
曽根崎:「引っ張ったら猫型ロボットよろしく電池切れたりしてね」
アニー:「犬のしっぽみたいに感情が表せたら便利よね。カケルはいつも同じ顔をしてるから」
清水 :「何の話だ」
あくまで本編とはパラレル的なものと捉えて頂ければ。スクールモードなのでね