5/1「裸足」
石川 :「古部来ってなんでいつも裸足なの?」
古部来:「馬鹿には見えない下駄ではないはずだがな」
六浜 :「いや、それでも足袋を履くものではないのか?」
古部来:「靴下や肌着は蒸れるだろう」
石川 :「えっ?それって・・・」
六浜 :「こ!ここここぶらいまさかきさまあ!!」
古部来:「何を勘違いしているか知らんが、褌くらいは締めている」
石川 :「ツッコミきれないわよォ!!」
5/2「煙管」
ガチャってみたらなんか出てきた。
有栖川:「これキセルじゃね?どうしろってのよ」
屋良井:「シャボン玉のおもちゃだと。ご丁寧に石鹸水もあんぞ」
試しに外でやってみた。ぷうと吹くと、ふわっと飛び上がった。
有栖川:「へー、けっこーおっきいのできんじゃん」
屋良井:「あ、もう割れた」
有栖川:「もろいなぁ、シャボン玉って」
もう一回やってみよ。次のは高く飛べるかな。
5/3「蚕蛾」
穂谷 :「あなたはこういう類は苦手な方だと思ってました」
晴柳院:「蚕って、弱い虫なんです。せやから、人の手で育てたらんと、絹を出すどころか生きてくことすらできないんです」
そう言って彼女が差し出す桑の葉に齧り付く蚕は、まだ目も開かない赤子のようで。もし蚕に心があれば、こうして生かされていることをどう思うのでしょう。
5/4「海」
ざばっ、と水中から浮上した明尾さんは、慣れた調子ではしごを登る。
曽根崎:「意外だなあ」
明尾 :「む?何がじゃ?」
曽根崎:「明尾さんっててっきり泳げないキャラかと思ってたよ」
明尾 :「何を言う!海の底に眠る古代品や化石の数と規模を如何に知るか!まさにロマンではないか!泳げもせずに何が考古学者か!」
ガチガチのウェットスーツに身を包み、タオルで乱暴に顔を拭う彼女は、やっぱり女の子らしくない。
5/5「こどもの日」
飯出:「こどもの日といえば柏餅だな」
滝山:「パサパサしてんなー」
笹戸:「葉っぱごと食べちゃダメだよ滝山くん・・・」
飯出:「目にする機会は少ないが、ちまきも端午の節句の食べ物だ」
滝山:「うえええぇぇっ!口んなかきったあ!」
笹戸:「葉っぱごと食べちゃダメだよ滝山くん!!」
5/6「花」
鳥木:「お好きな場所に花を咲かせてみせましょう」
望月:「ならば、清水翔の癖毛の先など御誂え向きだろう」
清水:「あァッ!?」
鳥木:「それでは清水君。失礼します」
私は清水君の癖毛の先に指を向け、カウントの後に指を鳴らしました。
鳥木:「ワン、ツー、スリー!」
想像以上にピクミンでした。
5/7「一番」
じっくりローストしたオリジナルブレンドをスプーン一杯、丁寧に挽いてから80℃のお湯をハーフカップ注ぐ。少しおいてフレーバーを感じたら、ミルクをカップに沿って1周半。
アニー:「・・・Good」
いつか世界で一番のコーヒーショップを持つんだもの。これくらいのこだわりがないとね。
5/8「サーフボード」
飯出 :「ぬああっ!!」
清水 :「飯出が落ちた・・・」
モノクマ:「オマエラ、そんなにハッスルしてどーしたの?」
屋良井 :「飯出がガチャのサーフボードで湖に出たら波に煽られてひっくり返ったあ!!」
モノクマ:「ありゃ。早く助けないと、ネッシーの親分的な奴の餌になっちゃうよ。うぷぷ♫」
屋良井 :「笹戸呼んでこい笹戸ォ!!!」
5/9「瞑目」
望月 :「古部来竜馬が瞑目している」
曽根崎:「あれは次の一手を考えてる顔だね」
望月 :「アンジェリーナ・フォールデンスが瞑目している」
曽根崎:「あれはコーヒーの香りを鼻で味わってるんだね」
望月 :「清水翔が瞑目している」
曽根崎:「あれはものすっごいムカついてる顔だね」
石川 :「アンタすごいわね」
5/10「母の日」
滝山 :「きょうはハハノヒだって。でもおれおかーさんしらねーんだよなあ」
アニー:「ママの代わりに育ててくれた人はいないの?」
滝山 :「あんましおぼえてねーんだよなあ。だから、ほい」
アニー:「あら、カーネーション」
滝山 :「いちばんたいせつなひとにあげるんだって。アニー、いつもありがと!」
アニー:「も、もう・・・ダイオったらそんなのどこで覚えてきたの?ありがとう、嬉しいわ」
子供なのか大人なのか分からないわね、この子。
5/11「尻尾」
晴柳院:「な、なんですかあこれ?」
有栖川:「うさ耳と尻尾。みこっちゃん似合うって絶対付けてみて!」
笹戸 :「有栖川さんって器用なんだなあ」
晴柳院:「え、えっと・・・こうですか・・・?」
有栖川:「んあああああああああっ!!!みこっちゃんヤバ可愛ああああああああああっ!!!///」
笹戸 :「うわあ・・・こ、これすごいね///」
晴柳院:「ううぅ・・・///」
5/12「ファストフード」
明尾 :「おおっ!古部来いいところにおったな!」
古部来:「む」
明尾 :「しばらく泊まり込みの発掘でな、食糧を買い込んだんじゃ!運ぶの手伝うてくれんか!」
両手に大袋二つずつとは、何日泊まるつもりなのだ。いちいち豪快な奴だ。これを一人で運ぶつもりとは、中々根性がある。
明尾 :「ふぅ、助かったぞ古部来!ほれ、駄賃じゃ!」
古部来:「・・・貰っておく」
味の濃いものは好かんが、労働の対価には丁度良いかも知れんな。
5/13「日焼け」
穂谷:「日焼けはシミの原因や発ガン物質の生成を招きます。私のこの美肌や美声が日焼けなんかで損なわれるのは絶対に避けられるべきです。ですが用あって外出しなければなりません。日傘は重いので、六浜さん、お持ちくださいませんこと?」
六浜:「断る!」
穂谷:「世界の宝である私が陽害に晒されても構わないと?」
六浜:「そういうのは鳥木の役だろう!」
鳥木:「えっ」
5/14「虎」
曽根崎:「滝山クンは動物好き?」
滝山 :「おう!クマとかオオカミとかうめーぞ!」
六浜 :「おかしい。既におかしい」
曽根崎:「じゃあ一番好きな動物ってなに?」
滝山 :「トラはくうとげんきになるからすきだなー」
六浜 :「ほ、呆け者ォ!!!ととと、とーとつになにを言うかあッ!!!」
曽根崎・滝山:「は?」
虎肉には滋養強壮効果がある。
5/15「日の丸」
各自がお弁当を作って交換して食べることになりました。
飯出 :「日本男児たるもの弁当と言ったら日の丸弁当だろォ!!!」
清水 :「こんくらいでいいだろ」
古部来:「無意味に飾り立てるような馬鹿なマネはせん。これが最も効率的だ」
石川 :「それぞれだと予想通りなのに三人被ると意外ね」
明尾 :「おかずすらないとは」
5/16「違反」
ーー天体観測中ーー
望月 :「・・・」
うつらうつらと舟を漕ぐ。どれだけ興味があろうと、睡眠欲という生理的欲求には抗いがたい。毛布があって防寒には困らない。このまま眠ってしまっても・・・
モノクマ:「コラーーーッ!」
望月 :「!」
モノクマ:「寄宿舎の個室以外での就寝は規則違反ですよ!寝たら死ぬよガチで!」
望月 :「おお、危ないところだった。感謝する・・・いや、ルールの改変をすれば万事解決だ」
モノクマ:「認めません」
望月 :「堅い奴だ」
モノクマ:「お前が言うなーーーッ!!」
5/17「ビニールプール」
鳥木 :「倉庫にビニールプールがあったので、簡易納涼場を設置してみました」
屋良井:「うちわに風鈴にスイカ!ぶたの蚊取り線香までありやがる!やったぜ鳥木!」
アニー:「ジャパニーズテイストの夏の過ごし方ね。ステキだわ」
ーー数時間後ーー
屋良井:「あちこち刺されたああっ!!」
アニー:「刺されても大丈夫かしら!?ヘンな病気もってないかしら!?」
鳥木 :「ムヒ持ってきます」
5/18「ライバル」
丁寧に布で竿を磨く笹戸さんは、なんだか楽しそうで、うちに気を遣うこともなく集中してはりました。
晴柳院:「あ、あのう・・・笹戸さん?なにもうちの部屋に来てまで釣り竿の手入れせんでも・・・」
笹戸 :「うん・・・けど大切にしないといけないからね。肌身離さずってくらい」
もしかしたらうちのライバルって、釣り竿なんちゃうか、って思ってしまいました。
5/19「徹夜」
有栖川:「・・・おはよ、まどっち」
穂谷 :「あら、有栖川さん。出来損ないのパンダのようになっていますよ」
有栖川:「夢中でぬいぐるみ作ってたら朝になってた・・・」
穂谷 :「夜更かしは美容にも健康にもよろしくないのに。信じられませんね。だからそんなケバケバしいお化粧をする羽目になるんです。それでもくまが隠し切れてませんが」
有栖川:「眠いとまどっちのムチもどうでもよくなるんだね」
5/20「窓」
晴柳院:「な、なにしてはるんですか望月さん?」
望月 :「おお、晴柳院命。明日の天体観測に備え、てるてる坊主を下げている。助力を要請する」
晴柳院:「あ・・・も、もしかして食堂の窓にびっしり下げてあったのも・・・」
望月 :「私だ。六浜童琉の予報でははっきりしない天気になるそうだが、これだけあれば期待できるだろう。こういう類はお前の方が詳しいと思うが、どうだ?」
晴柳院:「(本来は生贄を使った願掛けなんてとても言えません・・・)」
5/21「足組み」
六浜 :「ああ、あ、有栖川ァッ!!なんだそのふしだらな恰好は!!」
有栖川:「は?どしたのドールん?」
六浜 :「あ、足を組むな。その・・・見えているぞッ」
有栖川:「へ?ああ、これ別に見せパンだからいいよ。見たい?」
六浜 :「みっ!!?バ、バカなことを言うな!!人の下着に興味などないわ!!」
有栖川:「っていうかドールんのもたまに見えてるよ。気付いてないと思うけど」
六浜 :「わあああああああああああああああああああああっ!!!!(恥死)」
5/22「かんざし」
明尾 :「どうじゃ?ガチャで出たから簪を刺してみたぞ」
曽根崎:「なんかお下げじゃない明尾サンって新鮮だね!似合ってるよ!」
石川 :「うん、明尾ちゃん素材がいいから女子力上げれば絶対可愛くなるわよ」
明尾 :「む?そ、そうか・・・?なんだかこそばゆいのぅ」
曽根崎:「普段が女子力皆無だからたまに見ると見栄えがはぶしっ!!」
平手打ちなんて久し振りに食らったよ。
5/23「ベッド」
清水 :「滝山の部屋ってなんもねえな。予想通りっちゃ予想通りだけどよ」
屋良井:「いやいや、意外とこういうところにイロイロ隠してあったり・・・」
滝山 :「わああっ!!やらい!!ベッドの下みんなよ!」
清水 :「え、マジで?滝山がエロ本なんか・・・」
屋良井:「・・・木の実が大量にあった」
清水 :「犬かよ」
滝山 :「おれんだからな!あげねーぞ!」
清水・屋良井:「いらねえよ!」
5/24「鯛焼き」
アニー:「タイヤキっておいしいわね」
飯出 :「何をちまちまと食ってんだ笹戸ォ!男なら頭からガブッといけ!」
笹戸 :「あ、その話する?頭からなんて可哀想だよ。カリカリの尻尾から少しずつ餡子の割合を増やしながらがいいんじゃないか」
飯出 :「尻尾の餡子のねえ部分は口直しだ!鯛焼き食うなら甘い部分からだろ!」
アニー:「二つに割って食べればいいんじゃないかしら」
5/25「照れ隠し」
あれは、ある日の夕方のことでした。
穂谷:「たまには展望台の上で紅茶を飲むのも良いものですね」
鳥木:「ええ。お足元の段差にお気を付けください。見えづらくなってきています」
穂谷:「ありがとうござ・・・きゃっ!」
鳥木:「おっと!」
足を踏み外した穂谷さんを支えようとして、思わず腕を背中に回してしまいました。私の胸に顔を埋める穂谷さんは、少し呆然としてから勢いよく離れ、私の額をぺちんと叩かれました。
穂谷:「い、いつまで支えているつもりですか!無礼者!私が足を踏み外さないように歩きなさい!」
鳥木:「あ・・・し、失礼いたしました」
理不尽な言葉をかける彼女の顔は、夕陽のように赤くなっておられました。再び歩き出す道を、行く手に昇る月が照らしています。
5/26「寿司」
ーー好きな寿司ネタは?ーー
滝山 :「にくののったやつすきー!」
アニー:「コーンサラダなんてヘルシーで美味しいわ」
屋良井:「タマゴ寿司は外せねえだろ!」
穂谷 :「アメリカで頂いたカリフォルニアロールが忘れられませんわ」
古部来:「許せんな」
笹戸 :「うん」
5/27「睥睨」
曽根崎:「今日こそ清水クンについて根掘り葉掘りインタビューするぞ!」
飯出 :「結束のためにも相互理解は必要だからな!俺も協力するぞ曽根崎!」
曽根崎:「あ、清水クンだ!さっそく突撃だ!清水クーーンッ!」
清水 :「・・・チッ」
曽根崎:「ついさっき食器棚の角に足の小指ぶつけたから機嫌悪いみたい。ここは出直そう」
飯出 :「一瞥だけでそこまで分かるのか、気持ち悪いぞ」
5/28「狸寝入り」
みこっちゃんのベッドに潜り込んでみた。
晴柳院:「あ、有栖川さぁん!そこうちの寝床ですってぇ・・・」
有栖川:「スヤァ」←寝たふり
晴柳院:「もう・・・落っこちても知りませんよ・・・」モゾモゾ
晴柳院:「お、押さないでくださいねっ。抱きつかないでくださいねっ」
有栖川:「(ヤバい・・・!!鼻血出そう・・・!!)」プルプル
この後めちゃくちゃ寝た。
5/29「てへぺろ」
失敗した時に男子はてへぺろってされると弱いんだ by曽根崎
六浜 :「(いつも傲岸不遜極まりない古部来を、少しからかってやれ)」
古部来:「おい六浜、それは二歩だぞ」
六浜 :「あ、しまった。・・・て、てへぺろっ☆」
古部来:「・・・?」
六浜 :「ぬあああああああああああああああっ///(逃亡)」
古部来:「投了か」
5/30「沢」
明尾:「いやあ、子供の頃が懐かしいのう。よく沢に行ってザリガニなんかを獲ってたわい」
石川:「明尾ちゃんの家って田舎なの?」
明尾:「何を言う!ザリガニ釣りは子供の通過儀礼ではないか!」
石川:「い、いやあ・・・虫は触れたけどさすがにそこまでは・・・ねえ鳥木」
鳥木:「ええ・・・私は精々コイを獲ったくらいです」
明尾・石川:「!?」
5/31「エラー」
曽根崎:「なんだか望月サンって機械みたいだよね」
望月 :「そうだろうか」
曽根崎:「もしかして意味不明なこと言ったら、システムエラーでも出たりして」
望月 :「私は機械ではないぞ」
曽根崎:「qあwせdrftgyふじこlp」
望月 :「・・・エラーです。もう一度しゃべってください」
想像以上に驚かれた。
久し振りの更新が番外編でごめんなさい。日常編がんばって書いてます。その先の方はだいぶ出来上がってます。日常編という壁が隔たっているのです。がんばってその壁を崩壊させてベルリンと並んで歴史に残る出来事にしたいです