ダンガンロンパQQ   作:じゃん@論破

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Twitterネタまとめ3

『語呂合わせ』

曽「343343+343343+343343=1030029(刺身刺身、刺身刺身、刺身刺身。とおさんはおにく)

184+184+184+184+184+184=1104(嫌よ、嫌よ、嫌よ、嫌よ、嫌よ、嫌よ。いいわよ)」

望「乗法ならばより簡潔に表せるが?」

曽「あのさぁ」

 

 

 

 

 

『予言者の視線』

清「ふざけやがってクソが!」

六「落ち着け清水。あまり苛立っているとストレスで若いうちに禿げるぞ」

清「イライラするだけでハゲるわけあるか。ハゲる奴はどっちみちハゲるから関係ねえ」

六「・・・そうかも知れんな」

鳥「六浜さん!?今なぜ私を見たのですか!?六浜さん!!」

 

 

 

 

 

『勤労感謝の一日』

笹「おっきい鯉だね。どうしたのそれ?」

滝「つった!」

明「勤労感謝の日じゃから、笹戸のために自分で魚を獲りたいと言ってのう」

笹「こ、これ僕に?でも釣ったってどうやって」

滝「メシくうとこにあった」

笹「『高波』持ってったのキミらか!!」

明「驚いたろう!」

笹「驚いたよ!!」

 

石「えっと、豆を砕いてお湯でドリップして」

清「先に炒るんじゃねえのか?」

曽「っていうかブレンドどうすんの?」

清「テキトーでいいんだ、んなもん」

石「炒るのってフライパンでいい?油は?」

曽「そんな本格的に炒めるんじゃないと思うけど・・・」

ア「(見てられないわ)」ソワソワ

 

晴「あ、あのぅ・・・ヘンなんなってもうたんですけど・・・」

有「みこっちゃんがアタシのために・・・!!ぬいぐるみ作ってくれた・・・!!」

屋「しっかりしろ有栖川ァ!!ホレ、オレの作った奴も見ろよ!!お前カタツムリ好きだろ!!」

有「は?なにそれ、モヤシ?」

屋「カタツムリ!!」

 

望「穂谷円加。焦げる臭いがするぞ」

穂「うるさいですよ。貴女こそご自分の指でサラダでも作るつもりですか」

古「所詮は烏合の衆か。これでは今日の晩飯は期待できんな」

穂「貴方も口より手を動かしたらどうです」

古「俺は見回り代行だ」

望「散歩係ではなかったのか」

古「馬鹿か貴様」

 

六「たまには一日他の奴らに任せておくのもいいものだな」

鳥「多少不安はございますが」

飯「俺の人生に休みなんかねえ!!一瞬一瞬を死に物狂いでだな!!」

鳥「どうどう」

六「だが、奴らには勤労感謝の日でなくとも感謝されたいものだ」

鳥「それはご尤もで」

飯「はっはっは!皮肉かよ!」

 

 

 

 

 

『#絶対に笑ってはいけない創作論破』

明「考古学史に残る大発見、猿から進化したばかりのヒトじゃ。入って来い!」

滝「ウッホウッホ」

六「・・・ふふっwww」

六浜OUT

明「実はもう一人おった。お前も来い!」

穂「・・・」

六、鳥「ブフゥッ!!wwww」

六浜 鳥木 OUT

 

古「うちの屋良井は生半可には鍛えておらん。股間とて例外ではない」

屋「んなマシン屁でもねえぜ!!かかってこいやあ!!」

六「下劣な。見ておれん」

曽「3!2!1!ドーン!」

屋「ぬぁうすッ!!!!?」

六・清「どぅっふwww」

六浜 清水 OUT

 

曽「こっちの飯出クンだって、お尻でロケット花火を受け止められるんだぞ!」

屋「テメエ言ったな!!ならこいつを受け止めてみろやァ!!」

飯「よし来いオラァ!!」

屋「発射!」

飯「いつぁばすっ!!!!」

六清鳥「ふふっwwwくっwww」

全員OUT

 

 

 

 

 

『冬の光景』

石「きゃあああああああああッ!!?」

六「ど、どうした石川!!大丈夫か!!」

曽「なになに事件!?なんかあったの!?」

ア「すっごく大きい声だったけど、何があったの?」

石「な、なんでもない!だいじょぶ!(座ったトイレが冷たくてびっくりしたなんて言えない・・・)」

 

穂「あら、清水君。それはこたつですか。どちらにありましたの?」

清「倉庫。布団がボロボロだけどないよりマシだろ」

有「こたつ布団くらい、アタシなら一時間で直せるよ。やったげよっか?」

清「いらん」

穂「なぜですか?」

有「さてはアンタ、こたつ出られない病でしょ」

清「うるせえ」

 

晴「道満晴満雲鱈観鱈」

滝「れんぽーとーさんかさんさいさい」

屋「なに人の部屋に念仏唱えてんだ縁起悪ぃ!」

晴「た、滝山さんが、ここに結界が張ってあるいうて・・・解法せな屋良井さんが危ないと・・・!」

滝「ドアあけよーとしたらな!バチッてした!バチッて!」

屋「そりゃ静電気だ!」

 

明「今日も元気に発掘発掘!」

笹「誰!?明尾さん!?メガネは!?」

明「暖房との気温差で曇ってうっとうしくてな、今日は試しにコンタクトじゃ!似合うか?」

鳥「いつもとまったく雰囲気が違う・・・これがメガネ効果ですか!!信じられない・・・!!」

明「お前さんに言われたくないわ!!」

 

飯「ふ、ふふふ・・・!!ここ、古部来・・・!!顔がが青いぞ・・・!!そろろそろ、そ、限界じゃねえのか?」

古「なんのこれしき!貴様こそ・・・震えて呂律が回っとらんぞ飯出・・・!!もう投了した方が身のためだろう・・・!!」

望「かれこれ一時間も寒中水泳か。意地は限界を超えるのだな」

 

 

 

 

 

『#リプで来た話をうちの子にさせる』

『目玉焼きにはなにかける?』

清「おい、醤油」

明「ぬっ!?清水!お前さん目玉焼きに醤油派か!そこはソースじゃろ!」

飯「塩と胡椒一択!贅沢言うな!」

石「えっ?マヨネーズじゃないの?」

笹「ポン酢も美味しいよ」

有「溶かしバター以外ないっしょ!」

滝「(めだま・・・やき?)」Σ(((⚪︎Д⚪︎ ;)))

 

『恋バナ(ただし最後は「その点トッポってすげーよな。最後までチョコたっぷりだもん」で終わらせること)』

曽「まず明尾サンと望月サンは無理だよね」

屋「アニーと晴柳院も釣り合い取れそうにねえぜ・・・」

飯「穂谷は性格最悪だし有栖川は軽すぎる」

鳥「六浜さんは少々扱いにコツが要りますね。石川さんも時々目が恐ろしいです」

清「その点トッポってすげーよな。最後までチョコたっぷりだもん」

 

穂「飯出君と屋良井君と清水君は論外です」

石「滝山は汚い、笹戸は頼りないわねー」

ア「ヤイチローはちょっとおしゃべりすぎるわ」

晴「古部来さんは怖いですし・・・鳥木さんも時々変なんなります・・・」

有「その点トッポってすげーよな。最後までチョコたっぷりだもん」

 

『クリスマス』

六「♪クーリスマスが今年もやあてくるー」

晴「飾りとかプレゼントとか、あと美味しいご馳走も楽しみです」

飯「あとはサンタだな!!今年こそ逃さねえ!!」

曽「一大イベントだよね。そんなわけで、クリスマスベイビーの二人はどう思う?」

清・古「こっち見るな」

 

『福山ロス』

石「♪恋と知っていたーのにー春はやってくるーのにーウーイエー」

ア「カナタずっとあの調子なのよ。どうしたのかしら」

六「福山ロスというやつだろう。そっとしてやれ」

穂「彼女ファンだったんですの?初耳です」

石「♪家族に〜なろぉーおよー(泣」

 

 

 

 

 

『#うちの子Twitter事情』

有栖川:写真と顔文字多めで頻繁に呟く。

屋良井:どうでもいいことばっかりな上スパム垢にフォローされまくり。

鳥木:公式アカウントのみで専ら広報。手品動画もあげる。

曽根崎:クソリプしまくりで即凍結。すぐに作り直してまた凍結。

 

 

 

 

 

『寿司』

笹「活きの良い魚が獲れたから今日はお寿司だよ。へいらっしゃい!」

曽「まずはカッパ巻きだよね」

滝「たまごたまご!」

ア「カリフォルニアロールいただくわ」

望「コーン軍艦を頼む」

屋「焼き肉寿司!!肉だ肉!!」

古「納豆巻き」

石「おいなりさん食べたい」

笹「なに?いじめ?」

 

 

 

 

 

『12/19(明尾の誕生日)』

「明尾ちゃん、お誕生日おめでとう!はいこれ」

「なんじゃ?」

「メイクセット、明尾ちゃんお化粧してみない?」

「はっはっは、気持ちは嬉しいがわしゃこういうのはどうものう」

「はい明尾サン、ガチャから出て来た研磨ブラシとハンディドリル」

「ふぉおおおおッ!!!」

「絶対逆よ!」

 

 

 

 

 

『冬至』

笹「ゆず湯に入ると、一年間風邪を引かなくなるんだよ」

鳥「もったいない・・・」

清「ゆずごときで変わんねえだろ」

飯「こういう風呂もいいもんだなぁ!!」

屋「ゆずだー!おら滝山!くらえ!」

滝「すっぺー!やらいこんにゃろ!」

曽「それっ!」

古「んごッ!?」

「「あっ」」

この後むちゃくちゃ怒られた

 

有「かぼちゃプリンおいしー」

ア「ちょうどパイも焼けたわ」

六「こっちは煮付けだ」

明「フライも揚がったぞ!」

晴「お芋と黄粉と一緒に牛乳でジュースにしてみましたあ」

石「かぼちゃって結構色々できるのね」

穂「あんな堅いものをどうやって」

明「わしのツルハシに割れぬものはない!」

 

望「冬至といえば日照時間が一番短い日、すなわち夜が最も長い日でもある。故に観測が最も長く可能な日といえる。数分の誤差だがな。このちょっとした日を特別に扱うことが青春の1ページになると曽根崎弥一郎も言っていた。というわけだ、清水翔、今夜も観測の手伝いを」

清「曽根崎しばいて寝る」

 

 

 

 

 

『#うちの子がサンタを信じなくなった瞬間』

清「朝、部屋に落ちてたオモチャ屋のレシートを踏んづけた瞬間」

有「ぬいぐるみの生地と綿で売り物って気付いた瞬間」

六「一晩で世界中の子供にプレゼントを配る行為を現実的に考えた瞬間」

鳥「贈る側になった瞬間」

曽「レベル高い(色んな意味で)」

 

穂「私が両親の稼ぎを上回った日に母からその事実を突きつけられた瞬間」

屋「クリスマスプレゼントを忘れられた瞬間」

曽「大人の事情って言葉を知った瞬間」

望「天体観測がてら夜通し起きていて夜が明けた瞬間」

晴「(か、かわいそう・・・)」

 

飯「冒険で行った現地の子供にサンタの概念が通じなかった瞬間」

笹「海釣り用の竿をお願いしたのにオモチャの竿が来た瞬間」

石「欲しい物はサンタさんにお願いしなくても手に入れられると気付いた瞬間」

明「貰った化石が明らかにレプリカだった瞬間」

六「ピンと来ない」

 

晴「う、うちは仏教系なんで、そういう風習は一切したことないです・・・」

古「寝ている間に施しを受けるなどと甘い考えはしたことがない」

ア「クリスマスを知ったのはつい最近だから・・・」

滝「ろーす?にく?にくくえるのか?」

笹「なんかごめん・・・」

 

 

 

 

 

『#うちの子プレゼントリレー』

清水→穂谷

「なんで俺がお前なんかにプレゼント用意しなきゃならねえんだ」

「多数決の暴力です。そんなことより・・・なんですかこれは」

「もじゃもじゃボール。ガチャから出た」

「なるほど、ありがとうございますッ(ゴミ箱にズドン)」

「容赦ねえな」

 

穂谷→曽根崎

「穂谷サンのプレゼントなんて期待しちゃうなあ!」

「どこぞのパーティでご一緒した方から頂いたものです。未開封のまま放置していたので差し上げます」

「ナントカ鑑定団みたいだなあ・・・で、ハンカチかなこれ?」

「不満でも?」

「いや、別に(いじるところないなぁ)」

 

曽根崎→アニー

「アニーサンにはこの、ルアックコーヒーをあげるね」

「あら、ステキなプレゼントね」

「嬉しい?」

「ええ。生まれて初めてトモダチからもらったクリスマスプレゼントだもの、うれしくないわけがないわ」

「よ、よかったよ・・・(ガチャで適当に引いてきたから心が痛いよ)」

 

アニー→古部来

「ハーイ、リョーマ。プレゼントがあるわよ」

「俺にか」

「プレゼントといえばテアミのセーターってカナタが言うから、ローズに教えてもらって編んだのよ」

「案も技も受け売りか。それになんだ、その桃色の柄は」

「キュートでしょ?きっとリョーマに似合うわ!」

「・・・」

 

古部来→六浜

「俺には無用の長物だ。貴様にくれてやる」

「相変わらず素直には渡さんのだな。ほう、花の髪飾りか。確かにお前には無用の長物だな」

「気を付けろよ、枯れた花を差すような馬鹿な姿を見せたら許さんぞ」

「えっ、これ生花なのか。すぐに枯れるではないか、どうしろと」

「知らん」

 

六浜→笹戸

「よかった、六浜さんならまともなのくれそうだ」

「言外に敵を作っているぞ、気を付けろ。ほら、今日にでも使うといい」

「えっと・・・トリートメントシャンプー?」

「お前の髪は傷んでいるからな。私の見立てでは・・・いや、これ以上はやめておこう」

「え!?なに怖い!!」

 

笹戸→晴柳院

「これは・・・苗ですか?」

「うん、ひまわりのね。晴柳院さんにぴったりだと思って」

「うちに?」

「あ・・・花なんてベタだったかな?季節も全然違うし・・・ごめんね」

「あっ、いえ!う、うれしいです!ひまわりってすごくステキやと思います!」

「そ、そう?よかったあ」

 

晴柳院→滝山

「あ、あの、うちそんな気の利いたこととかできんくて・・・せやから、栗の甘露煮作ってきましたあ」

「カンロニ?しろいふわふわのやつか?」

「たぶんマカロニや思いますけど・・・栗の甘く煮たんです」

「あまいのか!わーい!ありがと!」

「は、はしるところびますよぉ」

 

滝山→有栖川

「ハッヒーメイーウニウナフ」

「なんか食ってんだろアンタ!なんで栗食ってんだよ!」

「せーりゅーいんからもらった」

「なにそれうらやまあ!!アンタそこ代われ!!」

「はい、これプレゼント」

「・・・・・・なんだこれ」

「きれーないし!」

「ガキか!!」

 

有栖川→鳥木

「トリッキー!はい!メリクリ!」

「ありがとうございます。ぬいぐるみですね」

「トリッキーをイメージして作ったの!黒くて鳥だからカラスだけど、サテンにラメ入れてキラ付けしたの!暗いところで光るんだよ」

「私のためにそこまで・・・い、一生大切にします!」

「重いよ!」

 

鳥木→明尾

「ほほう!手作り感満載じゃな!」

「日々お疲れだと思いまして、足つぼ板をお作りしました。明尾さんはこういったものがお好きと思いまして」

「なるほど!!さすがじゃな鳥木!!わしの好みのつぼまでしっかりおさえとるとはな!!がっはっはっはっは!!」

「ははは(ドン引き)」

 

明尾→屋良井

「若いもんの趣味はいまいち分からんくてのう。なんじゃ、バナナか?」

「発想が古いわ!今時バナナじゃ猿も喜ばねえよ!!」

「冗談じゃ。ガチャから出たヴィンテージダメージジーンズをやろう。こういうものがナウいのじゃろう?」

「もはや古着じゃねえか・・・まあ、もらうけど」

 

屋良井→石川

「あんま期待すんなよ?ほら、駄菓子のおまけシール10枚」

「え・・・?これ、ぎっくりちゃんシールよね?」

「ああ、大浴場にあったやつ」

「ウソ!?ぎっくりちゃんシールにこんなのあったの!?初めて見る!!なにこれ!?テンションあがってきた!!」

「どうしたんだよ!?」

 

石川→飯出

「アンタあたしの性分知ってるでしょ?後で欲しくなったら困るし、物をあげるなんて考えられないから」

「ふぁっ!?マジか!?」

「だからなんか好きなもの作ってあげるわ」

「じゃ、お好み焼き麺抜き豚マシマシマヨソースぶっかけかつぶしダブル!!」

「日本語でオーダーしなさい」

 

飯出→望月

「贈品の授受は家族以外だと初めてだな」

「年頃の女が切ねえことを言うんだな。まあ俺もお前のイメージは分かってる、だからこいつをやろう。とある遺跡で見つけたもんだが、いわゆるオーパーツってやつだ」

「オーパーツ・・・!実に興味深い・・・!」

「お前そんな目輝けんのか!」

 

望月→清水

「曽根崎弥一郎に作法を学んできた」

「またあいつか」

「プレゼントは、わ・た・・・」

「私、とか言うなよ」

「綿の帽子だ」

「そうきたか」

「被れるか?」

「被れるわ。俺の癖毛なんだと思ってんだお前らは」

「似合うな」

「そうか?まあだいぶ暖けえな。もらっとく」

 

 

 

 

 

『大晦日の光景』

〜大掃除編〜

飯「これは必要かも知れんだろ。これもだ。ああ、こんなのもこの先」

石「捨てるくらいならあたしに頂戴よ。キレイにして飾るからさ」

清「めんどくせえ」

明「こ、これは散らかっているのではない!その・・・考古学的芸術じゃ!ありのままの姿を見せているんじゃ!!」

六「いいから掃除しろ」

 

〜おせち作り編〜

ア「オセチなんてはじめて作るわ。メニューはなあに?」

晴「栗きんとん、だし巻き卵、数の子、佃煮、エビ、れんこん、黒豆・・・いっぱいですねえ」

笹「せっかくだからイクラとかウニとかも入れちゃう?」

望「向こうでトリュフやフカヒレを見つけた」

鳥「す、すみません、少し目眩が・・・」

 

〜年越し蕎麦編〜

屋「年越しそばって昼飯でもいいのか?」

滝「いーだろ!うめーうめー!」

古「年越しそばは長らくの縁を祈願するものだ。噛み切らず一気に啜らねば意味がないのだ」

屋「縁も切れちまうからか。なるほどな」

古「ズズッ・・・っぐぇほ!げっぐふぇ!えっほ!」

曽「切れるどころじゃなくなった」

 

〜晴れ着織り編〜

穂「晴れ着を手縫いとは・・・毎年こんなことをしているのですか?」

有「今年はみんなと過ごすから特別!先月からやってんだけど、結構ギリまでかかるね!」

穂「間に合いそうにありませんが。なぜこれだけ異彩を放っているのですか」

有「みこっちゃんのだから!!」

穂「聞くだけ無駄でしたか」

 

 

 

 

 

『#うちの子カラオケ事情』

飯「歌ってのァいいぜ。世界中どこ行ったって歌は通用するからな」

明「なるほど!つまりお前さんは世界を股にかけるのど自慢っちゅうわけじゃな!では一曲頼む!」

飯「よしきた!ボエエエエエエエエエエエエエエエエッ!!」

明「どわああああああああああッ!!?」

 

穂「〜♫」

鳥「大変美しい歌声です。聞き入ってしまいました」

石「カラオケで聞ける完成度じゃないわよ・・・さすが歌姫よね」

穂「お粗末様でした。ではお次をどうぞ」

笹「うぅ・・・穂谷さんの後に歌うの怖すぎるよ・・・」

 

 

 

 

 

『七草粥』

晴「七草粥つくりましたよぉ」

曽「春の七草ってなんだっけ?」

屋「えーっと、セリナズナ、ゴウヨクタイダ、ホトケノザ、スズナスズシット・・・」

曽「大罪が混ざってる気がする」

 

 

 

 

 

『1/11(有栖川の誕生日)』

晴「有栖川さん、お誕生日おめでとうございます」

有「ありがとぉみこっちゃ〜ん♡」

晴「あ、あのぅ、うち有栖川さんみたいに何か作ったりできんくて・・・して欲しいこととか、欲しいものとかあります?」

有「うーん、じゃあみこっちゃんのファッションショーが見たい!」

晴「・・・え?」

 

 

 

 

 

『雪』

滝「ゆきだーーーッ!!」

屋「雪だーーーッ!!」

ア「ユキね!!」

明「雪じゃーーーッ!!」

六「あの中にアニーがいるとは。乱心したか」

石「雪見るのはじめてなんだって」

 

 

 

 

 

『#うちの子が絶対に言わなそうなことを言わせてみる』

清水「ふえぇ」

晴柳院「ほざけよ」

鳥木「おっぱい」

 

 

 

 

 

『#求婚の日』

飯出「一緒にこのチューリップを」

晴柳院「それは球根です」

有栖川「一緒に火を吹くキツネを」

晴柳院「それはキュウコンです」

笹戸「毎朝僕にお味噌汁を作って・・・なんて///」

晴柳院「そ、それはほんまの求婚ですぅ!///」

飯・有「ボケてる場合じゃなかった!!」

 

 

 

 

 

『数え歌』

滝「いっぽんでーもにんじん♪」

曽「なに歌ってんの?」

滝「あけおとささどにおしえてもらった!かぞえうたですうじべんきょーしてんだ!」

曽「へえ」

滝「にはいでーもあんみつ♪さんほんでーもしらたき♪よんこでーもゴマだんご♪」

曽「(滝山クンのために歌詞替えてる・・・!!)」

 

飯「一球でーも入魂!!」

曽「二人だけーで密会♪」

石「三角関係ヨン様」

清「なんの歌だ」

モ「四章でーは誤解♪」

清「やめろ!!」

 

 

 

 

 

『ツインテールの日』

明「ツインテールとは要するに二つ結びじゃろ?わしも仲間じゃろ?」

有「いやお下げとは違うからなみみん!」

望「私の髪型は何に分類されるのだろう」

有「アタシも詳しくないけどヅッキーはピッグテールっぽい」

石「なになに?ヘアスタイルの話?」

有「かなっちは紛れもないポニーでしょ!」

 

 

 

 

 

『節分』

屋「このお面付けてれば美味い豆が勝手に飛んでくるぜ」

滝「マジか!やったー!やるやる!」

屋「(バカめ・・・豆の総攻撃でヒィヒィ言わせてやるぜ・・・)ククク」

〜1時間後〜

屋「滝山の野郎がありったけの豆を食い尽くして投げるもんがなくなった!」

六「滝山をナメ過ぎだ」

 

笹「はい魚」

古「酢飯も完璧だ」

飯「卵もキュウリもかんぴょうも!」

石「海苔も」

晴「無言で食べきってくださいねぇ」

モグモグ

曽「あれれー?何みんなして太巻き食べてんの?ねえなんで?なんでしゃべんないの?なんでなんでなんで?」

この後無言でめちゃくちゃ殴られた。こわかった

 

鳥「で、できません!!私には豆を投げるなんてこと・・・できません!!」

穂「私の部屋に豆をバラ撒くとはどういう了見ですか?口で掃除しなさい」

清「なんだこいつら」

 

 

 

 

 

『#餃子女子会』

ア「オゥ・・・すごいにおいね」

六「こっちにニンニク少なめのもあるぞ」

有「はいみこっちゃん、あ〜ん♡」

晴「あっつ」

穂「世俗的な食べ物ですこと」

石「どんどん焼くわよ〜!」

望「羽根が美味い」

明「うおォン!!わしはまるで人間火力発電所じゃ!!」ハフッハフッ

 

 

 

 

 

『建国記念日』

飯「んん!!眩しい!!だがそれがいい!!い〜い日の出だァッ!!建国記念日に相応しい日本の夜明けぜよォ!!幕末志士の熱い想いが今日も世界に朝を」

清「朝っぱらからうるせえ!!」

飯「むがふっ!!」

望「(寝るか)」

 

 

 

 

 

2/14(滝山の誕生日)『バレンタインデー』

ア「はいダイオ」

滝「わーいチョコだー!」

有「アタシらからもあげる」

滝「うまうま」

穂「貴方には勿体無い程のチョコです。よく味わいなさい」

滝「ンマー」

屋「ちくしょう!!なんで滝山がモテるんだ!!あんな奴が!!あんな奴が!!」

曽「(まだ誕生日って教えないでおこう)」

 

穂「いいですか」

鳥「重々承知しております」

穂「勘違いをなさらないように」

鳥「有難く頂戴します」

穂「たまたま余った部分のお零れということをお忘れなく」

鳥「(ここまで丁寧に梱包していて!?)畏まりました」

穂「鳥木君。なにをにやついているのです?」

鳥「あっ」

 

六「チョコなど戯けた物、況してやバレンタインなどと浮ついた行事に託けて徒らに飾られた物を食えるか、と言いたそうな目だな」

古「流石だ。だが一つ違う」

六「ほう」

古「糖分は脳の栄養だ。有難く食う」

六「そう言うと思って板チョコを持ってきた」

古「・・・流石だな」

 

有「できた!スーパーデラックスデコチョコレートデラックス!みこっちゃんと一緒に食べよっと。どこ行ったのかな?」

曽「晴柳院サンなら大浴場の方にいたよ」←チョコで釣った

有「デコり過ぎて重た・・・割らないように気を付けないと。みこっちゃ〜〜ん♡」

〜大浴場〜

晴「あ、あのう・・・は、はじめて作って・・・おいしいか分かりませんけどこれ・・・」

笹「えっ!?」

晴「あっ!あの!いつもみなさんにお世話になってるから!みなさんにあげてるんですよ!ホンマですよ!」

笹「あぁ・・・う、うん、ありがとう!嬉しいよ!」

有「(゜Д゜三)」パリーン

 

明「チョコはうまい。しかし意中の相手に渡すには安易ではないかの?」

飯「じゃあもうなんでもいいからチョコくれよ!」

明「とは言っても飴しかないぞ。いるか?」

屋「孫かオレらは!!チョコじゃなきゃ意味ねえんだよ!!」

石「あんたら必死過ぎ。だから貰えないのよ」

飯・屋「ぐはっ!!」

 

ア「コーヒー豆をチョコでコーティングしたお菓子よ」

滝「うめーうめー!」

ア「それから、ホットチョコレート。昔の人はチョコを飲んだのよ」

滝「あまくてあったけえ!」

ア「どうかしら?」

滝「アニーのくれるやつはなんでもうまいな!おれはしやわせだ!」

ア「うふふ、ありがとう」

 

清「またメガネに入れ知恵されたのか」

望「忠実に実行するのは流石に憚られるので、これは私個人の判断だ」

清「(どんだけエグいこと言ったんだあいつ)で、これはなんだ」

望「♡の型があったからな。深い意味はない」

清「・・・」

望「どうした?食さないのか」

清「リアクションに困る」

 

 

 

 

 

『3/9(笹戸の誕生日)』

飯「笹戸!目立たねえがお前にゃいつも世話になってる!ありがとうな!」

石「笹戸がいないと魚食べられないし」

晴「フグ捌けるん笹戸さんだけですもんね」

滝「ささどのメシうめーんだぜ!」

古「笹戸の魚ならば間違いないのは確かだ」

笹「あ、ありがと・・・(僕の存在意義って・・・)」

 

 

 

 

 

『#円周率の日』

望「3.1415926535。下10桁までしか記憶していない」

古「馬鹿が。百桁程度も覚えられていないのか。よく聞いて覚えるがいい、3.1415926535897932384626433811」

六「待て古部来、小数28位は2だ」

曽「格の違いを見せつけられてる」

 

 

 

 

 

『#創作論破レストラン』

ア「まずコーヒーはいかが?」

ア「前菜の後にお口直しのコーヒーはどうかしら」

ア「デザートによく合うおいしいコーヒーがあるのよ」

屋「コーヒーで腹一杯になるだろ!!」

 

笹「魚料理だったらなんでもいけるよ。お寿司に焼き魚に刺身に鍋、海鮮シリーズなんかも」

飯「ジャングルでもどこでも作れるサバイバルレシピなら任しとけ!慣れりゃ美味えぞ!」

明「笹戸の方がええわ」

有「断然笹戸」

穂「飯出君には道端の雑草がお似合いですね」

 

 

 

 

 

『#子供の作り方を聞かれたうちの子の返答』

六「ほっ!!ほっ!!呆け者ォォオオオオオ!!!」

曽「それしか言えないの?」

六「ううっ・・・!?そ、そんなこと言われても・・・!!」

曽「他になんかないの?ねえねえ?なんかないの?」

六「・・・!!もうやめてくれ・・・!!」

 

 

 

 

『#料理のさしすせそ言えるかな』

ア「サラダ、シチュー、スパゲティ・・・」

滝「さんどいっち!しょーとけーき!」

望「酢酸、食塩、スクロース、」

古「挑戦するのはいいが人選が壊滅的だ」

 

 

 

 

 

『風呂覗き』

・女子風呂覗きツアー

清水 ←連れてかれる

曽根崎←超乗り気(後にトカゲの尻尾)

古部来←行かない

笹戸 ←行ったはいいが申し訳なくて見られない

滝山 ←声がでかい

鳥木 ←ドン引きして不参加

屋良井←主催

飯出 ←ガチ勢

 

・覗かれた女子勢

晴柳院←悲鳴をあげる

望月 ←スルー

明尾 ←風呂に飛び込み騒ぐ

アニー←諭す

石川 ←殺す

穂谷 ←殺す

有栖川←晴柳院を見たのなら殺す

六浜 ←恥ずかしくてぶっ倒れる

 

・男子風呂覗きツアー

穂谷 ←行かない

アニー←行かない

六浜 ←行かない

晴柳院←行かない

有栖川←行かない

明尾 ←行かない

石川 ←行かない

望月 ←行かない

 

・覗かれた男子勢

清水 ←そっと中指をたてる

曽根崎←眼鏡なくて何が起きてるか分からない

笹戸 ←パニック

古部来←ガン無視

滝山 ←「みてねーでこっちこいよ!」

鳥木 ←風呂に入ってやり過ごす。後にガチ説教

屋良井←順当に興奮する

飯出 ←むしろ見ろ

 

 

 

 

 

『 #もうすぐ子どもの日なのでうちの子で子ども時代の姿が見たい子いますか』

鳥木編

〜公園〜

『ミスタートリッキーのマジックショー』

「(思ったよりあつまっちゃった・・・キンチョーするなぁ。)それではみなさん、このタテジマのハンカチ、タネもしかけもありません。これを丸めると・・・なんとヨコジマになりました〜!」ブーブー

「(もっとれんしゅうしなきゃ・・・)」

 

穂谷編

〜音楽室〜

「あーるーあーさめーざめたらーとーおくにーキャーラバンのー♫」

「音は外すし声も小さいしてんでダメ、まるでニワトリ小屋ね。こんなのといっしょに歌えないわ」

「なんでわたしがピアノにさせられるの?わたしがいちばん上手に歌えるのに。みんなは下手な歌がききたいの・・・?」

 

清水編

〜清水家〜

「おとーさん!おかーさん!テストいちばんだったよ!がんばってべんきょうしたんだよ!」

「にーちゃーん!キャッチボールしよ!れんしゅういっぱいしてやきゅうせんしゅになるんだ!」

「おれはやればできるんだよね〜、だからなんでもがんばるんだ。次のテストもいちばんとるぞ!」

 

有栖川編

〜自室〜

「いてて・・・んっとんっと、あれ?おかしいな・・・」

「できたあ〜〜!かわいい!名前は、ん〜、ウサギさんだから、ピョンピョン!アタシのペットでともだちね!どこ行くのもいっしょだよ!」

「ピョンピョンがおふろ入ったらバラバラになったぁ・・・うえぇん・・・」

 

晴柳院編

〜集会場〜

「臨兵闘者皆陣列在前。道満晴満南太良冠太良」

「しんじゃのみなさん、おつかれさまです。お茶をおもちしましたぁ」

「おじいさま、おとうさま、ばんごはんですよぉ」

「ふえぇ・・・ごはんたべたらまた修行ですかぁ・・・?(がっこうのしゅくだいいつやったらええんや・・・)」

 

古部来編

〜町の将棋クラブ〜

「王手。詰みだ」

「俺より数十年長く生きて、こうも弱いのか。話にならん」

「(やはり本気で指せるのは、父以外にいないのか。それでは俺は、父と同格以上の棋士にはなれない。さらに高みに行けはしないのか・・・)」

「きゅうくつな場所だ」

 

 

 

 

 

小話『明尾改造計画!!』

 

 その日、わしはいつも通り発掘をしておったんじゃ。愛用のツルハシで土を掘って掘って掘りまくっておった。汗だく、埃まみれ、熱気を纏うわしのこの身体!ウオォン!!わしはまるで人間掘削機じゃ!!しかし夏の暑い陽射しを受けながらでは無理は禁物、適度に水分補給をしながら休むことも必要じゃ。

 額から頬へと伝う汗をジャージの袖で拭い、口の中に入った砂を唾棄する。冷たい水を頭からぶっかけて汗と土埃を洗い流すこの爽快感!この時にしか味わえぬ感覚じゃ!

 

 「む、塩飴が残り少ないのう。また笹戸にもらいに行かねば」

 

 この夏の暑さで笹戸は少しヘバってしまって、今日の発掘にはわしと滝山の二人しかおらん。まったく最近の若いもんはだらしがないのう。暑いからと言って直射日光の下で帽子を被らんのは、自分から熱中症に罹るようなものじゃ。それにしても、滝山はどこに行ったかのう。

 

 「お〜い滝山!少し休憩じゃ!お前さんの分も塩飴があるぞ!どこに行った!」

 

 発掘場を見渡すが、滝山の姿はない。おかしいのう。森の中に入ってしまったか?食べ物に反応しないとは奴らしくないの。まあそのうち戻ってくるじゃろう。そんな風に思っていたわしは、今思えば軽率じゃったのかも知れん。この時既にあの計画が動き出していたとは、わしは思いもしなかった。

 

 「うわああああっ!!!」

 「ふぉおっ!!?」

 

 急に大声が聞こえたかと思ったら、背後から何者かに抱きつかれた!驚いて手に持っていたペットボトルを落としてしまい、身体が強張る!何事じゃと思ったが、耳元で聞こえる幼い声の荒呼吸と、力強くわしの身体にしがみつく浅黒い腕が犯人を示しておる。これでも学者として“超高校級”の名を冠するんじゃ!頭を使うのは苦手ではないぞ(得意とは言っておらん)!!

 

 「な、な、何をする滝山ぁ!?わしゃそっちの趣味はないぞ!!」

 「ううっ・・・!!ぬがあああああああああああっ!!!」

 「へっ?おっ!?おっ!?のあああああああっ!!?」

 「でええい!!」

 

 必死に脱出しようと藻掻くが、わしが学者で“超高校級”ならば滝山は“超高校級の野生児”、力の差は歴然じゃ。暴れようが何をしようが腕はビクともせん。そして滝山は雄叫びをあげながら、わしの身体を思いっきり持ち上げよった。足が地面から離れてわしはパニックになり、たちまち天と地がひっくり返る。そして・・・。

 

 「ひでぶ!!!?」

 

 思いっきり後頭部を地面に叩きつけられた。見事なバックドロップじゃ・・・そう思ったのを最後に、わしの意識は途切れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「なあ〜、ちゃんとあけおつれてきたろ〜。やくそくやぶるのいけないんだぞ!」

 「誰が気絶させろっつったよ!いちいちやり過ぎなんだアンタは!」

 「滝山大王に完璧を求めること自体が間違いではないのか」

 「たかがキャラメル一つ、乞う方も渋る方も等しく醜いです」

 「明尾さん暴れると思いますし・・・可哀想ですけど、仕方なかったんちゃいますか?」

 「そうよねえ。まあ、だからってバックドロップはやり過ぎだと思うけど」

 「いいじゃないローズ。ダイオだってがんばったんでしょ?キャラメルくらい、あげたらどう?」

 「計画とは関係のない部分でもめるとは・・・先行きが不安だな」

 「・・・・・・んぅ?」

 

 なにやら話し声が聞こえる。聞いたことのある声ばかりじゃ。うっすらと目を開けると、薄黄色の生地に花柄の模様があしらわれたカーペットが見えた。なんじゃこの床は?そしてその上にはいくつもの足。なるほど、誰かおるんじゃな。顔をあげようとするが、まだ少し頭が痛む。そう言えば、何やら身体が自由に動かん。どうなっとるんじゃ?

 

 「・・・はっ?」

 「あっ!あ、明尾さんの目が覚めました!」

 

 な、なんじゃこの状況は?わしは椅子に座っている、否、座らされておる。身体に巻き付いていたのは滝山の腕ではなく、白く太いロープじゃった。ぬおっ!?よく見ると脚も縛られておるではないか!そう言えばわしのツルハシはどこに行った!?なぜわしは手ぶらなのじゃ!い、いかん!パニックじゃ!こういう時は落ち着かねば!素数を数えるんじゃ!2,3,5,7,11・・・。

 

 「気絶から復帰していきなり騒がしい・・・心配する気も失せてしまう」

 「明尾ちゃん、大丈夫?」

 「ろ、六浜!石川!晴柳院にアニーに穂谷に有栖川に望月・・・それから滝山ぁ!お前さんまでどういうつもりじゃ!」

 「あけおー!ありすひでーんだぜ!おれにキャラメルくれねーの!おまえちゃんとつれてきたのに!」

 「な、なぬぅ?」

 「ターゲットに言ってどうすんだ!マジでアンタ使えねーな!」

 「もういいじゃないローズ。ねえダイオ、キャラメルならあげるし、あとでココアも淹れてあげるわ。だからゴキゲンヨウして」

 「微妙に使い方がおかしいです。なぜ挨拶をさせるのですか」

 

 どういうことじゃ?見たところわし以外の女子全員と滝山が、何やら結託してわしをこんな状況にしたようじゃが・・・ま、まさかこやつら、わしに乱暴をするつもりなのか!エロ同人誌みたいに!

 

 「そんないかがわしいことをするか呆け者ォ!!確かにお前の不意をついて誘拐するような卑劣なマネをしたかも知れんが、私たちがそんなことをするように見えるのか貴様は!!」

 「どうどう。六浜童琉、落ち着け」

 「(エロ同人誌って言葉知ってること自体がもうお察しよね・・・六浜ちゃん)」

 「ああもう!余計に話がこじれる!あのねなみみん!こう・・・スパッと話すよ!」

 「単刀直入ですか?」

 「それで話すよ!」

 

 心の声のつもりじゃったが、思わず声が出てしまっていたようじゃ。しかし一体全体これはどういうことじゃ?わしはなぜこんなところに・・・。

 

 「なみみん、アタシらはアンタのことが心配なの」

 「ほ?心配?」

 「そうだよ!だって明尾ちゃん、びっくりするぐらい女子力ないじゃん!」

 「じょ、女子力・・・?」

 「いわゆる女性らしさ、女性としての品格、男性にアピールするチャームポイント。そのようなこと全般を、語彙力のない方々が漠然と言い表した言葉です」

 「チャームポイント」

 「女性である以上まったく無いとは言わないが、一般平均から比べて著しく欠如していると言えよう」

 「なんのことか分からんが望月だけには言われとうない!」

 「だからね、ワタシたちで話し合ったの。ナミはもっと女の子らしくなるべきだわって。きっとすごくプリティなウーマンになるわ!」

 「いや、気持ちはありがたいがの・・・」

 「こ、これは明尾さんのためなんです・・・!だから・・・だから許してください!」

 「お前さんは何をそんなに鬼気迫っとるんじゃ!目が怖い!」

 「しかしお前に真正面からぶつかっても言い聞かせることは不可能だと判断した。だからこうして少々強引な手段でだな」

 「バックドロップで気絶させるのは少々どころではないぞ!?」

 「おれはあけおをつれてきたらキャラメルくれるっていうからおてつだいだ」

 「わしはキャラメル一個で売られたのか!!」

 

 単刀直入と言う割には長く話しているような気がするぞ!つまるところわしはその、女子力というものがなさ過ぎて心配され、キャラメル一個で滝山に売られ、女子諸君の前に連れて来られたということか!徐々に明らかになってくるが、同時に嫌な予感もしてきてたまらん。わしはこれからどうなってしまうのじゃ!

 

 「だ、だって・・・しかたねーだろ!しおあめもうあきたし、キャラメルの方がうめーんだよ!」

 「なんじゃそのストレートな感情は!」

 「でね、なみみん。アタシらはこのままなみみんが女子力の欠片もないままJKとして生きていくのが可哀想だと思ったし、なんとかしてあげなきゃって思ったわけ」

 「有栖川よ、お前さん少しは歯に衣着せてもいいんじゃぞ」

 「ガングロメイクとは言わん。せめてもう少し女子高生らしい格好をしてみてもいいのではないかと思ったのだ」

 「六浜さんの女子高生イメージも少しだけ古いような・・・」

 「だから今日アタシたちは、ここでなみみんを生まれ変わらせる!JKとしてのなみみんの魅力を最大限に活かして、女の子らしいなみみんを誕生させる!名付けて明尾改造計画!!わかった?」

 「なるほどわからん」

 

 わしを改造じゃと?世界征服を目論む悪の組織でもあるまいに、バッタの能力を持ったバイク乗りにでもさせるというのか?まあそんな冗談はさておき、どうやらわしをこやつらの思う、女性というものにしたいのじゃろうな。確かにこいつらに任せれば、わしとてそれなりにはなろう。今時の女子高生というのは色々とすごいらしいからの。

 

 「ほ、本当にわしを今時の女子高生らしくしてくれるというのか・・・?」

 「もちろん!」

 「じゃが断るッ!!」

 「なんで!?脈絡は!?」

 「確かにわしは実年齢は女子高生じゃ。しかし心は永遠の還暦!!奈美はまだ60じゃから!!いくら外見を若くしたところで」

 「いつから明尾ちゃんに拒否権があると錯覚していた?」

 「んっ?」

 

 なにやら有栖川と石川から物凄く黒い雰囲気を感じるのじゃが気のせいじゃろうか。いや気のせいではない!その証拠にこやつらはわしの意見などお構いなしに、いきなりわしのジャージに手をかけよった!

 

 「ぬあああああああああああああっ!!?な、なにをしとるかお前らあああああああああああっ!!!///」

 「まずは汚れた服を脱いで、さっぱりするところから。なみみんついさっきまで発掘してたんでしょ。一旦シャワー浴びなって」

 「や、やめろおおおおおおおおおおおおっ!!!服を剥ぐなど若い女子のすることではないぞおおおおおおおおおっ!!!」

 「ちゃんと恥ずかしがってるじゃないの。なんだかんだ女の子なんだからっ!あ、結構可愛い下着つけてるのね」

 「あああああああああああああああああああああああああああっ!!!////」

 「ひどい絵面ですね」

 「じょ、女性同士でも・・・服を脱がすっていうのはちょっと・・・」

 「ナミ、お願いだからあばれないで。あぶないわ。ドール、押さえてくれない?」 

 「わ、私は化粧と服を手伝うことにする・・・」

 「うへ〜、おっかね〜」

 「貴様はキャラメル持ってさっさと出て行かんかあ!!!」

 「ぎゃいん!」

 

 い、いきなり縛られた女子の服を脱がしにかかるとはなんということか!六浜も晴柳院も望月も穂谷も遠巻きに見ていないで助けてくれんのか!いや、そうか!ここにはわしの敵しかおらんかった!!くうううなんちゅうことじゃ!!こうなったら誰でもいい!!滝山でも笹戸でも飯出でも古部来でも鳥木でも屋良井でも清水でも最悪曽根崎でもいい!!助けてくれえええええええええええ!!!

 

 「結構イイ身体してんじゃん明尾ちゃん!女の子同士だし恥ずかしがることなくない?」

 「下着も洗濯だねこれ。アタシの貸してあげるから、まずはシャワーね!アニーよろしく!」

 「オッケーまかせて。そういうことだからナミ、じっとしててね。床のタイルをかぞえてるあいだにおわるから」

 「お前さんのそういう言い回しはどこで覚えてくるんじゃ!?」

 

 なすがまま、いやなされるがままわしは一糸纏わぬ姿にされ、椅子から解放はされたもののこんな格好ではこの部屋から一歩も出ることはできん・・・。服は望月がまるごと洗濯に持って行ってしまったし、大人しく風呂に入るしかないのか。こんな不本意な風呂ははじめてじゃ!

 

 「ヘアケアとスキンケアはワタシとマドカでやるわね」

 「わたしが手を煩わせることに感謝しなさい。石鹸もシャンプーもリンスもコンディショナーもタオルもクリームも、本当なら貴女のような方に使うのは勿体ない一流品です」

 「くうぅ・・・銭湯で裸の付き合いならば緊張することはないのじゃが・・・」

 「では、はじめましょうか」

 

 【イメージ効果音】

  ユッリユッラッラッラッラユルユリ♫ユッリユッラッラッラッラユルユリ♫ダッイッジケッン♫

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 人前で髪をおろし、メガネを外すのはいつ以来じゃろうか。普段ならば寝る直前にしかしないというのに、今日はまだ日が高い内からしてしまっておる。妙な感覚じゃ。それにシャワーからあがったわしの姿を、女子一同が食い入るように見るのも落ち着かん。そんなに珍しいものでもなかろう。それにしても石川のコンタクトでは微妙に度が合わんぞ。

 

 「すっご!なみみん肌超キレイになったよ!すべすべじゃん!」

 「髪もこんなに多かったのか・・・おさげでは意外に分からないものだな」

 「これだけ長ければ色んな髪型ができますねえ。うち、色々持ってきましたよ。髪ゴムとかヘアピンとか簪とか・・・」

 「さっすがみこっちゃん!ありがと!」

 「わたしにも感謝してはどうですか?まったく、上から下まで汚れの塊のようでしたわ。貴女、本当にお風呂に入ったことありますの?」

 「失敬な!あんな徹底的にアグレッシブな洗い方は普通せんじゃろう!!名前もよく分からん道具まで持ち出しおって!!」

 「だけど、おかげでスミからスミまでキレイになったわね」

 

 シャワーから浴びてタオルで揉みくちゃにされていたと思ったら、いつの間にかまた例の椅子に縛り付けられておった。なんじゃこの奇術は!鳥木の奴め、何か仕込んだのか!しかし暴れても仕方ないことはさっき既に思い知らされておるし、全裸ではないが未だに人前に出て行ける格好ではない。

 今はじろじろと視線を浴びながら穂谷に髪を乾かされている状況じゃ。居心地が悪いしツルハシがないから落ち着かんぞ!

 

 「お前さんら、わしのツルハシはどうした?持っていたはずじゃろう」

 「それなら、滝山がお前と一緒に持ってきた。お前の部屋にあるんじゃないのか」

 「勝手に部屋の鍵まで開けよったな!お前さんらモラルはどこに置いてきた!わしに人権はないのか!?」

 「ナミ。全部ナミのためなの、だからガマンして」

 「もっともらしく言っておるが、もしかしてお前さんら、わしをオモチャにして遊んでいるだけではないのか?」

 「・・・・・・さ、じゃあ次はお化粧ね!」

 「否定せんのか!!」

 

 明らかに不自然な間が空いておるではないか!妙に世話を焼くと思ったら暇か!暇なのか!そんなことに突っ込む余裕も与えずに、続いて有栖川と晴柳院と石川が何やらごちゃごちゃした箱を持って近付いてくる。そ、それは世に言う、化粧箱と言うものか!

 

 「じっとしててくださいね明尾さん。動くとヘンな風になってまいますよぉ」

 「い、いやじゃいやじゃ!わしゃ化粧はいやじゃ!」

 「ちょっ!暴れないでってば!」

 「粉だの液だのクリームだのを顔面に塗りたくっては落ち着かんじゃろう!わしゃありのままの姿見せるのがいいんじゃ!ありのままの自分になるんじゃ!」

 「ちょっとくらい化粧して色気出すもんなのよ女の子は!いいから任せなさい!」

 「なみみんはまずこのそばかすを消すところからだね。顔色は悪くないし健康的だから、あんまり乗せずにコンシーラーで整えよっか」

 「でもちょっとシミもあるのよね。だから、リキッド系のファンデを薄くして全体的に色を合わせてからにした方がよくない?」

 「も、もはや何を言うておるのやらさっぱりじゃ・・・」

 「とにかくまずは下地ですね。うちええの持ってきましたよ」

 「ぬおおおおおおおおおおおおおっ!!!」

 

 パフパフする例のやつだの化粧に使う筆だのが迫ってくる!なんか怖い!!やはりこやつらわしをオモチャにして遊んでおるだけではないか!!他人に顔をいじられる上によく分からんものを塗られるううううううう!!

 

 「ちゃんと洗ってあるから塗りやすいね〜」

 「なみみん、暴れたら目に入るよ。余計危ないよ」

 「いやじゃいやじゃいやじゃあああああああああっ!!化粧されるくらいならんむううううううっ!!!」

 「子供みたいに嫌がらないの!大人しくしなさい!!」

 「qあwせdrftgyふじこlp!!」

 「まだ時間がかかりそうだから、先に服を選んでおくか」

 

 身体を縛られ髪を乾かされ三人がかりで化粧をされるとはなんの罰ゲームじゃ!!わしが一体何をしたというんじゃ!!どうなってしまうんじゃわしはあああああああああああああっ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「うん!イイ感じに仕上がったわ!」

 「なみみん素材いいからあんまり時間かかんなかったね。目ぱっちりしてるし血色いいし」

 「ヘアセットの準備もばっちりね。あとはマドカにバトンタッチするわ」

 「結わんと落ち着かん・・・化粧した感じもなんとなくそわそわするぞ・・・」

 「大丈夫大丈夫、みんなやってるし嫌になったらすぐ止められるから」

 「それアカンやつ!!」

 「髪の毛も化粧もできたから、あとはセットと服だけね。どーるんとヅッキーが服を選んでくれてるはずだけど」

 「有栖川薔薇がイメージスケッチを描いていたおかげで、簡単に決定することができた。一通りのものは用意したぞ」

 

 派手にセットされてしまったが、わしはまだ下着のみの状態。はよう服を着んと風邪をひいてしまう!しかしいつもの体操服とジャージは洗濯されてしまい、ここはわしの部屋とは寄宿舎の反対側の有栖川の部屋・・・ダッシュで部屋に行くにしてもリスクは高い。ぐぬぬ・・・完全犯罪ではないか!!

 そんなことを思っておる隙に、望月が小さく畳まれた服を持って来おった。わしのイメージカラーといえば赤じゃろう!!なのになぜ赤い服ではないのじゃ!!

 

 「まだ逃げるチャンスをうかがっているのか。観念しろ明尾。もはやお前に逃げ場はない」

 「まだじゃ!!まだ終わらんぞ!!」

 「もう一回滝山君の技を受けたいのですか?」

 「そ、それは御免じゃ!!本当に痛かったんじゃぞ!!」

 「合宿場にいる限り、滝山からは逃げられん。大人しくしていれば余計に痛い目をみずに済むぞ」

 「ただの遊びがとうとう脅迫になってしまった!!」

 「さ、いいからなみみん、着替えちゃお!ユー着替えちゃいなよ!」

 「ひゃあああああああああああああああああっ!!!」

 

 わしは今日何回の悲鳴をあげておるんじゃ!!着替えじゃと言うとるのに有栖川はどさくさに紛れてどこを触っておる!!わしとて女じゃ!!女子力とやらは知らんが人並みの恥じらいぐらいあるんじゃぞ!!

 それにしてもなんじゃこの服の生地は!!わしゃ体操服の分厚いエコノミー感のあるあの素材がええんじゃ!!ジャージの少しざらついた肌触りが好きなんじゃ!!こんなスベスベでスースーするものは着たことがないぞ!!

 

 「お、おい!この服の袖はどこにいった!?」

 「袖なんかないよ。キャミソールだもん」

 「キャミ!!?」

 「ほ、穂谷よ!お前さんはわしの髪をどうしようとしとるんじゃ!?考えたこともない方向に引っ張られておるような気がするぞ!!」

 「騒々しいですね。根こそぎ引き抜かれたくなかったら黙って委ねてくださいな」

 「・・・ッ!!こ、この感覚は・・・ま、まさか!望月!晴柳院!お前さんらわしに・・・!!?」

 「スカートを履かせている」

 「そんな短ないから心配せんでも大丈夫ですよぉ。それにフリル付きですごく可愛らしいです」

 「そこではない!!そこではないんじゃあああああああっ!!!」

 

 ぐああああああああああああああああああっ!!!まさかとは思ったが本当に乙女の象徴であるスカートをこんな形で履くことになるとはあああああああああああっ!!!やめろおおおおおおおおおおおおおっ!!!

 

 「やめろお前らああああっ!!わしにはそんなもの似合わん!!わしゃ土臭くて汗まみれでざらざらのあの服がいいんじゃ!!こんな服は好かんのじゃ!!」

 「冬はともかく真夏でもあんな格好して、見てるこっちのが暑くなるよ!もっと涼しくて清楚な感じでさ!イメチェンしちゃいなって!」

 「古くさい髪型も思い切って変えてしまいなさい。染めたりワックスをつけたりはお勧めしませんが、髪型を変えるくらいなら気分転換になりますよ」

 「気分転換ならツルハシを変えるだけで十分じゃ!」

 「ピンと来ないわ」

 「しかしこの嫌がり方ははっきり言って異常だな。そこまでの理由があるのか?」

 「・・・・・・あ、ある・・・」

 

 暴れても大声を出してもどんどん服を着せられてしまう!このままではいかん!これはあまり言いたくないことじゃったが、このままイマドキJKっぽくされてしまうくらいならいっそのこと言ってしまうぞ!やはり言わない方がいいんじゃろうか・・・いいや限界じゃ!言うね!

 

 「え・・・?り、理由って・・・なに?」 

 「ワタシも気になるわ。ナミがこんなにガーリーなのをいやがるわけが」

 「わ、わしは・・・!わしは・・・!」

 

 喉まで出かかる言葉が、やはり出るべきではないと喉の奥へ引っ込もうとする。しかしわしは言わねばならん・・・もはやこれは黙っていられることではない。意を決するのじゃ明尾奈美!このままではわしはこやつらのオモチャにされて一生の恥をかくぞ!ならば今、一時の恥をかいて場を収める方が賢明ではないか!そうじゃ!言うんじゃ!

 

 「明尾・・・?」

 「あ、明尾さん・・・?」

 「な、なんなのなみみん!そんなに深刻なことなら言ってよ!」

 「わしは・・・!」

 

 注がれる視線に抗うが如く、わしは顔をあげて発した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「わしは“そういうの”じゃないじゃろ」

 

 一瞬の沈黙。集まる視線。わし以外の全員が同時に頷く。

 

 「理解不能だ。止める理由がないと判断する」

 「黙って言う通りにされなさい!」

 「なみみんもう喋んなくていいから!」

 「明尾さんごめんなさい!でも明尾さんのためなんです!」

 「そんなシャイになることなんてないわよ!」

 「諦めろ明尾!」

 「大丈夫!全部あたしたちに任せればいいんだから!」

 「うおおおおおおおおおおおおおおっ!!?な、なぜじゃああああああああああああああああっ!!?」

 

 女子とはいえ動けぬわしに七人もの人間が一斉に襲いかかるのは恐怖でしかないぞ!?というかわしの言葉がなぜ響かんのじゃこやつら!!鬼か!!鬼の子なのか!!

 

 「やっ、やめっ!ほんとにちょっ!こらどこを触って・・・ああ待てそれ以上は!やめてくれ後生じゃ!そんな格好はとても・・・おおおうっ!?な、なんじゃそれは!?それだけはやめてくれ!!頼むそれだけは!!それだけはああああああああああああああああああっ!!!!」

 

 アーッ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「すっごく可愛くなりましたよ明尾さん!服も髪もお化粧も・・・キレイです!ほんまに!」

 「当然です。私がセットした髪型なのですから、毛の一本も崩れることは許しませんよ」

 「無茶苦茶を言うな。だが、確かにいつもの姿からは想像できなかったほどの変貌ぶりだな」

 「メイクもすごくキレイだし、肌もキレイでにあうわ。オーシャンビューが似合いそうね」

 「生憎海はない。湖ならあるが」

 「セイソ系?でもなみみんの素がテンション高め明るい子だから、そのギャップもいいんじゃない?これならマルキュー前とか原宿通りとかもいけるって!」

 「ステキよ明尾ちゃん!手伝ってあげるから、もうずっとこの感じでいけば?」

 「いっそころせ・・・」

 

 結局なんの抵抗もできぬまま、あれからこやつらのオモチャにされ、何度も服を着替えさせられるわ化粧は直されるわその度に髪型まで変えられるわ・・・いつじゃろうか、わしは考えることを止めた。もはや好きにしてくれ・・・その後でわしは舌を噛んで死ぬ。

 

 「こんなに変わるんだったらアタシたちだけで楽しむのはゼータクよね!というわけで今日一日それで生活してもらうかんね、なみみん」

 「ふぁっ!?」

 「手始めに、手伝ってくれた滝山に見せに行ってみよっか」

 「そんな軽いノリで行くのか!?というかわしはこれからこの姿を男子に晒されるのか!?」

 「いいからいいから!行きましょ!」

 「よせえええええっ!!だれかたすけてえええええええええええっ!!!」

 

 散々出たかったあの扉も今では近づきたくもないというのに!それとは逆にわし以外の女子は全員わしを扉の外に押しだしてくる!!こんな恥ずかしい姿、もう他の誰にも見られとうない!!特に・・・特に一番見られたくない奴なんぞに出くわした日にはわしは・・・!!

 

 「ん?」

 

 わしを先頭にして有栖川が扉を開いて道を作りおる。こんなにされて嫌なエスコートなぞないじゃろ!!と、今思えばそんな呑気なことを考えている場合ではなかった。どうやらわしはわし以外の奴らのことを見くびっていたようじゃ。

 

 「あっ・・・!!?」

 「あれれ〜?なんか合宿場が妙に男臭いと思ったら、女子全員こんなところに集まってたんだ〜。で、みんなして何してたの・・・あれ?」

 「あ・・・!?ああっ・・・!?」

 「・・・」

 

 わしと完全に目が合った。そして奴は・・・曽根崎は懐からカメラを取り出し、シャッターを押した。

 

 「ボクちょっと用事ができたから後はみんなで楽しんでね。それじゃっ!」

 「うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああんっ!!!!!!!!」

 

 よりによって一番会いたくない奴に一番最初に会ってしまった!!!こんな格好のところを見られた!!!というか写真を撮られた!!!曽根崎に!!!鳥木や笹戸ならばまだ気休めになりそうなことを言うてくれたじゃろう!!!清水や古部来ならば普段のわしを肯定するようなことを言うじゃろう!!!滝山や屋良井や飯出ならば何の気遣いもなく普通に接してくれたじゃろう!!!!なのにあの男は!!!!あの男はああああああああああああああああああああああああっ!!!!

 

 「待てや曽根崎ィィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!!!!カメラを寄越さんかああああああああああああああああああああああああああっ!!!!」

 「きゃっ!?ちょ、ちょっと!?明尾ちゃん!?」

 「どこ行くのナミ!?ハイヒールで走ると危ないわよ!」

 「あ、脱ぎ捨てた」

 「うわわわわわわっ!!!あはははっ!!!やっぱ明尾サンなんだあれ!!こりゃあ絶対捕まるわけにはいかないや!!!みんなに見せないと!!!」

 「そおおおおおおおおおおおおおおおお!!!ねえええええええええええええええええ!!!ざああああああああああああああああ!!!きいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいッ!!!!」

 「うひゃーーーーーーーーっ!!!」

 

 結局その後、合宿場中を舞台にした曽根崎弥一郎と明尾奈美の鬼ごっこは男子全員の前で繰り広げられた。最終的には調子に乗りすぎた曽根崎弥一郎が女性陣に捕まり袋叩きにされた挙げ句、件の明尾奈美の姿は男子全員の目に焼き付けられるという敗者しかいない結果となり、明尾奈美の前でこの話はタブーとなった。(by望月藍)




半年ぶりにTwitterネタまとめです。前より書くことがなくなった気がしますが、過去最大の容量になってしまいました。たぶんだいたい小話のせい。でも楽しかったです。
ハーメルンだと挿絵ってできるんだっけ?まあTwitterの方に小話のイメージ画像は上げますが。
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