東方改変記 〜東方龍球伝〜   作:S弟子

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初投稿です。
次のお話もちまちま書きます。

2016.1.20 追記:期間が空き、違和感が生じたので編集しました。
2019.5.03 追記:小説内容を大幅に改変しました。
主人公名を「TP」に変更、原作同様文面は無口に一新じした。
会話パートにおいて、喋っている人物名を省略しました。


アバンタイトル
歴史改変の再来


AGE850 時の狭間

 

ドラゴンボールの歴史には数多くの激闘があった。

ドラゴンボールの激闘には数多くの強敵がいた。

ドラゴンボールの激闘には数多くの仲間がいた。

だが、その歴史には、語られなかった様々な激闘がある------

 

 

ドラゴンボール世界全ての歴史を自分のものにする、という自らの計画のを阻止された魔神ドミグラは全ての歴史を破壊し、その後に自らを神とする世界を作ろうとした。その計画を阻止せんと、「歴史の改変」を食い止めるためにドラゴンボールで呼び出されたTP---タイムパトローラー---とドミグラの野望を防ぐ為に時の界王神により召喚された戦闘民族サイヤ人「孫悟空」はドミグラによるいくつかの妨害を退け、ドミグラを追い詰めようとしていた。

 

「お、おのれ…おのれ…くそぉぉぉぉぉぉ!!」

ドミグラはゼノたちにフルパワーで強力なパンチを繰り出し強力なエネルギーの塊のように突進をする。

TPたちはこれに対し、稲妻のような音を立てながら、両手に気を貯め、ドミグラに対し、一気に放出する。

「「か…め…は…め…はぁぁぁぁああああ!!!」」

2人の強大なかめはめ波はドミグラとぶつかり、つばぜり合いのように押し合う。しかしドミグラは気をさらに解放させかめはめ波を押し切ろうとする。しかし悟空たちも負けじとありったけの気を放ちドミグラにぶつける。

「負けて………………」

 

「たまるかぁぁあああああ!!!!!」

「ぐぅっ!ぐぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

2人のかめはめ波が押し勝ち、ドミグラを飲み込むように突き抜ける。強大なエネルギー波に長年力を溜め続けたドミグラでもそれを耐えることはできなかった。

「そんな…馬鹿な…俺は…神になった…神になった…はず…なのに…。」

そして、なにかを言い終えたかどうか、ドミグラは歴史の狭間にて完全に消滅した。

 

 

 

その後、消滅したドミグラがあらかじめ仕掛けたワームホールで2つの事件が起こった。伝説の超サイヤ人ブロリーと孫悟空の父親バーダックの話。

大猿ベビー、超17号、超一神龍の3人が集結してしまう話。どちらも厄介極まりない話であったが、そのどれもをTPはその時代の戦士と強力して解決に導いた。

 

 

そしてこのお話はその激闘から1年が経とうした時に起こった、のちに大事件へと発展するドラゴンボール世界とはまるで違う世界、「幻想郷」の歴史における「異変」の話である。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

時の巣 刻造庫

 

ドミグラによる事件も過去の話のように語れるようになった頃、あの騒動以来時の界王神達はタイムパトロールを増やそうと励んでいた。が、実力が伴っていなく、どうもうまくいっていないようだ。それもこれも、平和だからなのかもしれない。

 

「ドミグラが引き起こした事件も結構前になるのよね……」

 

時の界王神とトランクスは暗黒魔界の科学者トワと人造人間ミラ、そして魔神ドミグラによって引き起こされた歴史改変によって発生した細かな歴史のズレの修正に追われていた。初めは時の界王神ら3人ではとても足りない量のズレが発生していてさすがにいつも冷静な時の界王神もかなり弱音を吐いていた。

そんなさなか、時の界王神とはタイムパトロールや時空のズレの修正の疲れを癒す為に休憩をしていた。

 

「トランクスも休憩すればいいのに。地球に点在する「別世界」で何か異常が起こってないか調べてるの、結構大変なんだから。」

TPは「別世界」という言葉に反応して問いかける。それに時の界王神はあはは、と笑いかけた。

時の界王神「そっか、先輩のトランクスが知らなくて貴方が知っているわけはないものね。

いい?この世界には悟空君たちがいる世界があるのはもちろん、悟空くんがいない、あなたの知る世界とは常識すら全く異なる「別世界」が存在するの。その世界にも時空のズレが存在するかどうか時々チェックしなきゃいけないのよ。」

まぁ、そんなに変化のある時間軸なんてそうそうないけどね〜、と手をひらひらさせて時の界王神は紅茶を一飲みした。

トランクスさんに少しだけ聞いた事があった。なんでも悟空さん達がいないだけでなく、ドラゴンボールまでもが存在しない世界があると。その世界ではそれぞれ違った歴史を歩み、そこではまだ知らない戦士も大勢いるとも聞いたことがある。TPがそんな世界に興味を引いた、ちょうどその時、

 

「時の界王神様!!いますか!」

トランクスの声が聞こえてきた。叫ぶような声と声の量から、外から叫んでいることが分かった。

時の界王神「ん、トランクス何か見つけたのかしら。行ってみるわよ、TPくん」

時の界王神に言われ後をついて外にいるトランクスの方へ急いで行く。

 

 

刻蔵庫

 

「どうしたのよ、トランクス。私達いま休憩してたんだけど。」

「それどころじゃないんです!休憩なんてあとからできるでしょう!」

「あーんもうっ、そんな耳元で大きな声を出さなかったって聞こえてるわよ!一体どうしたっていうの?」

時の界王神がトランクスに問う、するとトランクスは服の内ポケットから黒いオーラを放つ巻物のような物を前に出した。

トランクス「…歴史の改変です。別世界の歴史で、《歴史の改変》が…また起こりました…」

そう言ってトランクスは黒い気を放っている巻物を前に出す。

「あっちゃあ……言霊ってホントにあるのかしら…」

時の界王神は手を顔に被せ、やれやれと言わんばかりの仕草をする。TPも、先程「別世界」は歴史に大きくズレは起きにくいと説明を受けたばかりなので激しく動揺している様子だった?

「あの二人組…ミラとトワ、ドミグラだって倒したのに…なんで…。」

「ええ、ワームホールの件も全て解決しました。奴らがこの改変に関わっている可能性はないはずです。………けど」

トランクスはそういうと口を閉ざした。何か言いたげな、しかし理解が及んでいないような表情をしているようだった。

「…けど?どうしたのよトランクス?言いたい事ははっきり言いなさい。」

「………いえ、なんというか……違和感みたいなものがあるんです。今回この巻物に起こった歴史の改変は、その………理解ができない、今までのタイプとは違うものだと思うんです。」

「どういうこと……?と、取り敢えずその巻物を見せてよ!」

時の界王神はトランクスが持っている巻物を取るとそれを広げ、その歴史を見ようとした。

 

 

 

「………なに、これ」

そこにあったのは、ノイズだった。テレビが壊れた時に流れる砂嵐のような、波紋が起こった水に移った物のような、簡単に言うと、中で起こっていることがうまく写っていなかった。こんなことは様々な歴史改変を見てきた3人にも、まったく経験が及ばない事であった。

「こんなことは今までで一度だってありませんでした。これは、こんなことは言いたくはありませんが……これは……」

「何者かによる故意の仕業……そう考えるべきでしょうね……」

そういうと時の界王神は巻物をたたみ、TPに投げ渡す。

「さあ!ここからはあんたの役目よ!TPくん」

「え……ぇえ!?もう行かせるんですか!?」

トランクスは慌てて止めようとするが時の界王神は睨みながらしかたないでしょ?と一瞥する。

「今回が何者かの仕業だとしたら、誰かが現地で早急に対応をしなくちゃいけない。それが歴史を守るタイムパトロールの責務よ。」

「なら俺も行かせてください。1人では危険です。」

責任感の強いトランクスは自分も解決に向かおうとするが時の界王神から指でNOと提示される。

「この子だけでも大丈夫だと思うわ。これまで幾度もトラブルを解決し切ってきたのよ。この子以上の適任はいないわ。」

時の界王神はそう言うと、TPの方を向きニコッと微笑む。TPをかなり信頼しているのだろう。

「……分かりました、貴方にこの改変の解決を託します。俺は時の巣から昔みたいにバックアップをしていくので、何かあったら任せてくださいね。」

トランクスがそういうとTPは大きくうなづいた。そしてTPが巻物を前にかざし始める。

 

刻蔵庫の巻物には、タイムパトロールが力を送るとその巻物によって異なる時代に行くことが出来るようになっている。そうして歴史にある程度介入して、改変の原因を取り除き帰還するのが主な仕事である。

 

「それじゃあ君が修正に向かうとして、はいこれ!このカードをあげるわ。」

そういうとよくあるカードゲーム並のサイズのカードを時の界王神から受けとる。見てみると中身は何も書かれておらず、紙ではあったが、紙というよりかはスチールに近い質感を覚える。

「それは今君が向かう「別世界」、「幻想郷」と呼ばれる土地で使われてる「スペルカード」と言うもので、幻想郷における唯一の武器ってとこね。

このカードに技をあらかじめ組み込んで、敵と戦う際に技を宣言すると技を放てるの。カードを使う時にはその技の名前を言わなくちゃ使えないし、一度の戦いで5枚しか使えないから注意が必要よ。

それ以外はただのエネルギー弾しかだせないし、それと大技、人を傷つけるような殺傷性の高い技は使用禁止よ。」

「?……どういうことですか?戦闘なのに、まるでごっこ遊びのように傷をつけない、なんて……」

トランクスがそう質問すると、時の界王神が返答した。

「言い得て妙ね。あちらの世界では技の「威力」じゃなくて、技の「魅力」で戦うの。見た目の美しさだったり、一応戦闘ではあるから避け難くしたり、そうして負けを認めさせて初めて勝ちになるのよ。」

TPはその説明を受けて納得した。要は悟空の元気玉やベジータのギャリック砲ではなく、ピッコロの魔空包囲弾や連続で放つ複雑なエネルギー弾が効果的だということだ。

TPが納得すると時の界王神から受け取ったカードにある程度技を組み込む。TPはさまざまな戦士を師匠に持ち、それに応じ技も豊富に持っているので状況に応じさまざまな技を使えるように5枚を予備で残し、10枚に技を組み込んだ。

「それじゃあ行ってらっしゃい。いい報告、期待してるわよ。」

「頑張ってください、俺たちもこちらから最大限サポートしていきます。」

トランクスたちに励まされ、TPは巻物の中に書かれた世界に飛び込む、目指すは失ったものがたどり着く虚空の楽園「幻想郷」そこでは赤い霧が、空を覆い尽くそうとし始めたばかりであった……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここはある湖の上に建つ霧の古城、そこの上部に位置する玉座では従者の思わしき3人とそれを玉座から見つめる当主の姿があった。

「ようやくこの時が来たわ。……紫の魔女。計画の進度は?」

紅い魔城の玉座にて、そこに鎮座する少女が側近の魔女に問いかける。魔女は目の前で屈み、淡々と呟く。

「計画は第2段階に移行しているわ。空を紅い霧で覆い尽くしたら第3段階に移行、それでようやく計か「計画完了って訳ですね!!」く………」

魔女は目をギロっと言葉を遮ったやつ---中華服を纏った赤毛の女---を睨みつける。睨まれた女はそれに気づくとビクッと体を震えさせ直後、ブルブルと身体が震え始めた。

「門番………?また魔法の実験台になりたいのかしら?」

「ひぃいい!!?勘弁してください!!またパンダになんかなりたくありませんよ!?」

「いや、突っ込むとこ、そこかしら?いくらお嬢さまのご友人とはいえ、魔法の実験台くらいスパッと言えるくらいの気概を持ってくれないと困るわよ。門番として。」

そういうのは門番と呼ばれた人の隣にいたメイド服の少女。ため息をつきながら隣の少し背が高めの少女の頬を抓る。

 

 

「落ち着け、お前たち。」

そう玉座の少女が冷静に、しかし重く呟くと、前に並ぶ3人の少女はサッと屈み、服従の姿勢をとる。

「気分が舞い上がるのもわかる。私も同じだ。小規模とはいえ世界を我が手に収めんとする所業にはいかに高貴な私でも興奮を隠しきれんよ。」

そう言うと背についた翼をはためかせ、玉座の後ろの大窓を覗く。少女はニヤリと笑うと勢いよく振り返り高らかに宣言する。

「この幻想郷をはじめに、次第には外の世界も、果てには月すらも我が手中に収めてくれよう!さあ行くぞ我が従者たちよ!この誇り高き吸血鬼、レミリア・スカーレットの名において、此度の計画の成功を約束しよう!!」

古城に高笑いが響く、その目は赤く、紅く輝いていた……。

 

 

そして、その脇には従者とはまた違ったような、禍々しい雰囲気を纏った少女が、虚ろな眼差しで佇んでいた。

 

 

 

 

幻想郷 case1 「紅霧異変」

 

 




というわけで今回はこの辺で、次回から歴史改変を修正していきながら戦っていくわけですけど、ゼノバースをプレイした人なら分かるんですけど、あのサタンですら天津飯達を倒せるぐらい相手の敵に強化されるんですよね。ゼノの戦いも今回は厳しい事が起こりそうですね。

というわけで次回もお楽しみに

2019.5.03 追加:設定をある程度一新、ストーリーやキャラクター設定も変更を加え今回から新たな戦いが幕を開けます。舞台は幻想郷、目指すはあの有名な爆心地、果たしてTPの命運は?次回、いつになるかわかりませんが今回以上に変更を加えるのでお楽しみに!

次回も絶対見てくれよな!
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