ーside宗馬ー
俺達(俺と十六夜がだが,,,,,)が門を蹴り開けてノーネームの敷地に入って暫く歩いたんだけどさ,,,,,。
まだ居住区に着かないんだよな~。ノーネームってこんな大規模の敷地何に使ってたんだ?。俺も飛鳥な仕えているから分かるんだけど、こういう土地は無駄に移動に時間はかかるし使ってないところが多いんだよな。
「なぁジン、ここら辺は何に使ってたんだ?」
「それは,,,,,」
ジンはここまで言いかけると口ごもってしまった。よほど思い出したくないのだろう、体も震えてる。
「あまり言いたくないなら言わなくても,,,,,」
「いえ、大丈夫です。」
俺がそう言いかけると、それを遮ってゆっくりとジンが語りだした。
「今向かってるのは、リーダーや序列の上位の人達の為の所ですがここら辺は序列の中間や下の方々の為の居住区でしたが、魔王の襲撃で仲間達はコミュニティーを離れていきました。
理由は、魔王による破壊と僕の前の代のリーダーが亡くなった事です。
土地は魔王に破壊され信頼していたリーダーは亡くなり、旗印と名まで奪われてしまっては僕と黒ウサギ以外は生きるためやコミュニティーの為に他のコミュニティーに移りました。
皆さんをお呼びしたのは私達のコミュニティーを復興させるただこの目的を達成するためです。
皆さんを呼んだ訳の楽しく過ごしてもらうためと言うのは後付けの理由なんです。
宗馬さん,,,,,、この話を聞いてもまだ協力してくれますか?」
ジンがこの話をしたら俺や十六夜がコミュニティーを抜けてしまうことを恐れているんだろう。話が終わりかけるにつれて暗い顔になっていった。
「俺がいる場所は何時でも飛鳥の横だ。飛鳥が抜けない限り抜けはしない。何時までも飛鳥達を騙し続けるつもりじゃないんだろ?」
「はい,,,,,」
ジンは申し訳なさそうな表情をしながら頷いた。
「なら、協力する。但し飛鳥や十六夜それに曜を私利私欲の為だけに使ったら十六夜達に本当の事を話して飛鳥が止めても俺は、コミュニティーを抜けるからな。」
「わかりました,,,,,。確認ですが飛鳥さん達にお願いをして飛鳥さん達が動いた場合は大丈夫ですか?」
ジンからしてみれば仲間を再び集めたいが新しく来た俺達、新戦力を失いたくないんだろう。
「飛鳥達が話を聞いて本人たちが自ら動いたなら止めはしないしサポートするさ」
そう言うとジンは安堵の表情を一瞬浮かべたがすぐに真顔に戻り
「よろしくお願いします」
そう言った。
そんな事を話ながら歩いていたら目的地に着いたんだけどさ,,,,,。
ここまで知ってる物に近いとは思わなかったよ,,,,,。
あの,,,,何て言うか,,,,,,,,。
飛鳥の家の本邸に何故か似ているんだ。
飛鳥の屋敷に似ているから、つい父さんに叩き込まれた執事としての動きが出てしまいそうになってしまうんだが出してしまうと飛鳥の機嫌が相当悪くなってしまいそうな気がする。
なんてことを考えている俺をスルーして飛鳥達は、
「なかなかの大きさだな‼」←十六夜
「大きい,,,,,」←耀
「こういうのなのね,,,,,実家を思い出すわ,,,,,」←飛鳥
こんな反応をしていた。
というか、飛鳥やっぱり家の事を思い出したんだな。
そんなことを想っていると、屋敷の中からたくさんの子ども達が出てきて
「「「「お帰りなさい~~」」」」
と、出迎えてくれた。
俺が「えっ,,,,,こんなにいるの,,,,,」と驚いていると
黒ウサギは笑顔で
「ただいまです♪」
と返事をしていた。子どもがが好きらしいな。
他の皆は,,,,
「たくさん居るのね,,,,」←飛鳥
「うっ,,,,」←耀
「ヤハハ、元気がいいじゃねえか」←十六夜
十六夜、以外子どもが苦手みたいだな。飛鳥が苦手なのは知ってたけど。俺?、驚いたけど俺はどちらでもない。
けど、どちらかと言えば好きな方かな?癒されるし。
子供達は俺達の都合や考えを無視して黒ウサギに、
「その人達が新しく来た人?」
「強いの?」
などと聞いて質問攻めしていた。
黒ウサギは、
「はい、とって強いのですよ」
そう答えていたが、
俺は、黒ウサギはそう言っているががどうなのだろうか?。黒ウサギは、気休めで言っているんじゃないか?。俺は持ち上げられているだけで本当は、俺は弱いんじゃないか?
などと考えていた。すると、
「宗馬、貴方は強いわよ」
飛鳥がそう言ってきた。
「飛鳥いきなりどうしたんだ?」
俺が驚きながら聞き返すと、
「どうせ、宗馬の事だから自分が強いかどうかで悩んでいたんでしょ?」
飛鳥はそう答えた。自然とお互いの考えが分かるとか俺を理解してくれてるみたいで何だか嬉しいね。
「それは置いといて飛鳥?。子どもが苦手なのにこんなに沢山いるのに大丈夫なのか?」
確か騒がしいから苦手とか言ってたような,,,,。
「宗馬が近くに居るなら我慢できるわよ」
大人になったな。
飛鳥とそんな話をしていたら、
「お二人さーん。話を進めたいのですが,,,,」
黒ウサギがそう言って来たから取り敢えず俺と飛鳥は話をやめた。すると黒ウサギは咳払いを1つしてコミュニティーの序列について説明をし始めた。
「この箱庭では、ギフトゲームに参加できる人の方が序列が上になり、参加出来ないこの子達は皆さんを支えたりお世話をすることになります「あら、対等でも構わないわよ?」ダメです‼。こういうのは、ちゃんと区別しておかないといけません‼。飛鳥さんわかりましたか!?」
「わ,,,わ,わ,わかったわよ」
飛鳥が俺みたいに子供達も自分と対等にしてもいいと言っては見たが、黒ウサギの剣幕に押されてしぶしぶ提案を取り下げた。
「では、説明に戻ります。私達は皆さんの要望を出来る限り叶えます。なにか要望はありますか?」
「そうね~。お風呂とか入れないかしら?。今日は水にも濡れたし入りたいのだけど?」
飛鳥がそう提案すると黒ウサギは焦りだし
「お風呂ですか‼。今コミュニティーは近くの川まで汲みに行っているのでお風呂は,,,,,」
水源は、魔王襲来で壊れてしまっているんだろう。俺もすっかり水源は川か何かが有るんだと思っていたから無いとは、思わなかったからな直ってないぞ。
(宗馬のギフトは本人が考え忘れていたりするとそこは何も起きません。今回の場合は水路などの土地に関するものは元に戻りましたが、水源の事を考えて無かったのでそこだけ直っていません。)
今更また、ギフトを使うのもな~などと考えていると、「主」と白雪が話しかけてきた。
「どうした?白雪?。大体今まで見かけなかったけど何処に居たんだ?」
さっきまで居なかったのに
「主に使えてるので一応ギフト扱いになっております。なので先程まで主のギフトカードの中に居りました」
白雪、見かけないと思ったらそんなところにいたのか。
「で、どうした?何のようだ?」
「はい、水源にお困りなようなのでちょうどよいギフトがありますからそれを主に渡そうと思いまして」
ギフトを使うのがめんどくさかっからちょうど良かった。
「そういえば白雪は水神だったな。で、そのギフトとは何処にある?」
そう聞くと白雪は着物の袖から小さな木の苗を取り出した。
「これは、水樹の苗と言いまして水を無限に生み出す木の苗です。これなら水源にちょうど良いと思います」
それを聞いて黒ウサギは、
「これさえあればお風呂などに水を使えますよ~‼」
と、テンションが高くなっていた。
とりあえず、その後水樹を植えに行ったんだけど水樹を台座に置いたら十六夜がちょうど水路の門を開けて水に濡れかかった事ぐらいしか無かったから飛ばすわ。
就職した先で色々覚えることが多いので暫くは三千字ぐらいのを一ヶ月に一回書いていこうと思っています。これからも頑張りますのでよろしくお願いいたします。