とりあえず、力試しするようですよ?
「ありえねーだろぉぉぉ!」
そんなことを、叫びながら俺は周りを見回す。すると、俺の他に猫と女の子とそして、学ランを着た不良がいることがわかった。
そんなことより、これはヤバい。パラシュート無しのスカイダイビングを何故か俺らは今している。何層かの水の膜を通ったお陰で速度は落ちてきたのだがたのだが、ここままでは湖に落下は目に見えている。
「仕方ないな」
そう、呟くと俺は脚力の制限《リミット》を外した、そうしてすごい力で空気を踏み、その空気中にある塵や埃を一時的な足場にして、何事も無かったように女の子と、猫を空中で拾って湖の縁に着地した。
何故だか、不良が「俺も助けろよ!」とか言っていたようなきもしたが気のせいだろう。女の子と猫を降ろしてあげながら俺は、問いかける。
「俺は、佐藤宗馬。お前の名前は?」
「春日部、春日部耀」
「耀か、よろしくな!」
「えっ!。いきなり下の名前?」
耀が驚愕の声を上げ俺に聞いてくる。
「馴れ馴れしかったか?」
「うん。 けれど、私もあなたの事を下の名前で呼んでいいなら、許してあげる」
「構わないぜ。これからよろしくな耀」
「よろしく。宗馬」
「ところで、この猫お前の?」
仲良くなれたところで俺は片手で首の所を摘まんている猫を地面に下ろしながらこの猫について訪ねてみる。下ろされた猫は自分自身の足がつくと同時に耀の足元に走っていった。
「そう。名前は三毛猫」
足元で、鳴いてる猫を見ながらちょっと耀のネーミングセンスを疑ってしまった。確かに三毛猫だけど...ストレート過ぎないか?。
「ヤハハ、助けね~とか酷いじゃねーか。俺だけずぶ濡れだし下手したら俺だけ最初からゲームオーバーだったぜ」
そんなことを考えているとさっき助けなくて湖に落ちたというか落とした不良が岸に上がってきた。
「俺の手は、二本しかないからな助けられるのは、二人だけそれならお前を助けるより猫を助けるな。俺は」
「そういえば、お前はさっき空気を足場にしてたな。もしかしてお前強いのか?」
俺と不良の間に緊張が走る。
「試してみるか?」
「そうだな。少し試させてもらうぜ!」
そう言うなり不良は、殴りかかってきた。とりあえずその拳を避ける。受け止めてもよかったが触れると危険な気がしたからだ。
「危ないな」
「余裕で避けながらよく言うぜ」
不良は、そう言いながらも拳を握り直す。
「お前人を殴り付ける前にせめて、名前ぐらい言ったらどうだ?」
「俺を、負かすことができたらいいぜ!」
「そうかよ‼」
不良から挑発された俺はさっき耀と三毛猫を助けたときと同じ様に脚力の制限を外すと同時に脳の処理速度の制限を外す。筋力と反応速度の制限を解除して攻撃速度と情報処理速度を上げて俺は人間らしからぬ速度で接近、鳩尾を殴る寸前で拳を止める。一瞬の出来事で反応出来なかった不良は、びっくりして固まっていた。
「これでも、まだ続けるか?」
「いや、俺の敗けでいいぜ。そういえば、名前を教えるんだったな。遡廻十六夜だ、お前を将来ぶちのめす奴の名前だ」
そう言いながら不良...いや、十六夜が手を差し出してくる。
「そんな日来るのかね?」
「せいぜい油断してろよ?」
お互いに言い合いながら俺は十六夜と握手した。そして手を離した俺は
「ハイハイ。それとそこにいる奴、さっさと出てこいよ」
さっきから気になっていた奴に呼び掛けて見ることにした。
「何だ、気がついていたのかよ」
「まあな、耀はきずいていたか?」
「風上にいられれば、嫌でも気がつく」
「へー。お前も面白いな」
十六夜の眼が獲物を見つけたような眼で俺と耀を見てくる。何で俺までとか思ったがよくよく考えてみなくてもさっき十六夜を倒したというより敗北されたのだか当たり前の事だった。そんなことをしていると草むらが揺れ俺ら三人から睨まれた奴が草むらから出てきた。
「いっ、嫌ですねー。皆さんそんなに敵意をぶつけないでくださいよ。黒ウサギの心臓が、恐怖で止まってしまいますよー」
「「「嫌だ」」」
とりあえず出てきた奴...黒ウサギに否定の言葉を浴びせる。
「あっはーとりつく島もありませね」
こんな会話をしながらも俺は、目の前にいるこいつの頭に着いているウサ耳が本物がどうか考えていた。すると耀が黒ウサギの後ろにこっそり回り込み耳を思い切り引っ張った。
「ふぎゃぁ‼痛いですよ‼」
「宗馬。この耳本物!」
「マジか!。触ろう。十六夜もどうだ?」
耀の言葉に好奇心が涌き触ろうとするが十六夜も耳に興味がありそうだったので一応誘ってみる。
「触るに決まってるだろ‼」
「ちょっと皆さま方、待って落ち着いて」
「「「断る!」」」
黒ウサギの言葉を無視して触ろうと俺と十六夜が近寄っていく。黒ウサギは逃げようとするが耀に耳を捕まれているため逃げられずについに俺と十六夜に手が耳に触れ耳を思いっきり引っ張られる。
「いやーー‼」
俺は弱く引いたのだが十六夜が思いっきり引っ張ったらしく黒ウサギの悲鳴が辺り一面に響いた。
ここから俺達が満足し黒ウサギの話を聞く気分にになるまで三十分かかったのだった。
文才ないな。