プロローグ 冷静執事と修羅ウサギだそうですよ?
「ここどうしようか...」
「そうですね~苗でもあれば菜園として再び利用できるのですが...宗馬さんの恩恵なら苗を手に入れたり出来ますが宗馬さんに頼りすぎないと決めましたし...」
俺はレティシア達メイド集団と黒ウサギでノーネームの家庭菜園があった場所に来ていた。ここは昔ノーネームの菜園として野菜などを作っていたのだが魔王襲撃の時に野菜とかは軒並み枯れ果てていた。土地は俺が修復したが野菜などは修復してなかったので直そうかと聞いたが黒ウサギは頼りすぎると良くないと言い俺の申し出を断った。
「なぁ、レティ苗を手に入れられるようなギフトゲームはあったかな?」
「いや、ここら辺では無かったような気がするな。白雪達はどうだ?」
レティシアが白雪達にそう聞くと全員首を横に振った。
「そうか...最悪ギフトゲームの賞金で苗を買うことも考えておいた方が良いかもな」
レティシア達とそう話していると...
「ご主人様~♪」
「梅?すこし落ち着いたら?」
俺達が住んでいる屋敷の方から猫又の梅と九尾の楓がやって来た。梅は手に封筒と手紙を持って
「どうした梅?。ちょっと前に耀に遊んでもらうとか言って耀を探しにいってたんじゃなかったか?」
「そうだよ?。それで耀を探していたらこんなものを見つけたんだよ」
そう言う梅から俺は手紙と封筒を受けとり封筒をレティシアに渡して中身を確認するように頼むと手紙の方に目を落とすと...手紙にはこんなことをが書かれていた。
黒ウサギに面白そうな火龍誕生祭の事を黙って隠されていたからムカついたので火龍誕生祭に行ってきます。そして私達は今日黒ウサギが私達三人を捕まえられなかったらコミュニティーから宗馬も連れて脱退します。頑張って捕まえてね
PS ジンとリリちゃんは道案内のために連れていきます。
「レティそっちの封筒の中身はなんだった?」
「こっちは火龍誕生祭の招待状だな。大方この招待状を三人の内誰かが見つけてしまったんだろう。まぁ、これを隠したのは黒ウサギだろうから何か考えがあったのだろうが...あっ...」
レティシアがそう言いながら黒ウサギの方を見ると黒ウサギはまるで修羅の様な表情をしていた。とれぐらい怖いかと言うとルイがビビってしまうぐらいの表情だ。
「ふふふ...問題児様達は月のウサギの私をなめてくれてますね...。良いですよ月のウサギの凄さを教えてあげますよ‼」
黒ウサギはそこまで言うと髪をピンク色の髪に代えて全速力で走りだし火龍誕生祭が行われている町に向かって走り出した。
「黒ウサギはどうやら走っていくようだな...私達はどうするか?宗馬」
「そうだな。さすがに十六夜達は金を持ってないだろうし金を盗んでいくこともしてないはずだ。だけどとりあえず子供達とコミュニティーから無くなったものがないか確認しようか...手伝ってくれたら俺のお菓子をあげるといったら手伝ってくれるだろうし。ということで梅と楓、それからレティ達は子供達に手伝ってもらって無くなったものがないか確認してみてくれ。俺はお菓子を準備するから」
そう言うとレティシア達は直ぐに行動を始め俺もお菓子を作るためにキッチンに向かった...。