異世界から双子と半妖が来たようですよ?
ある日の事。
「あ~眠いな~」
どうしてこんなに眠くなるのかな?。絶対アイツの性な気がするが,,,そう思いながら向けた視線の先には、
「うわっ‼」
「まただな」
「またですね,,,」
「これで,,,11回目,,,」
落ち着きがある白雪そしてレティシア。間を開けながら話す元魔王のアルゴールに囲まれて半泣きのルイがいた。今、ルイ達がやっているのはメイド達に定期的にやっている従者としての教育なのだがこれをする度にルイが何かとやらかして終わるまで半日かかるのがもはや、定番になりつつある。
ちなみに今日やっているのは紅茶の入れ方。ルイは、さっきから茶葉を溢したり紅茶を注ぐときに溢したり、あげくの果てには、お湯でボットとカップを暖めるのを忘れたりなどと失敗ばかりしている。そんなのが続いていると暇すぎて眠くなるのも当然だと思う。一回教えればレティシアは完璧に覚えるから教えること無いし。
そんなことを考えながら空を見上げると,,,
「うん?,,,何かこっちに落ちて来ているな,,,しかも3人,,,助けてみるか面白そうだしな」
どこから来たか分からないが二人の男と少女が落ちてきていた。
「レティ‼上の三人を回収してくれ‼。そうだな、一人で三人は大変だろうからルイお前も行ってくれ‼」
「ふぇ?」
「え?」
二人に指示したものの二人は、理解できず空を見上げるどころかこっちを見つめて全く動かない。そうしている間にも三人はどんどん加速して地面に向かって落ちていく。
「はぁ,,,」
ため息を付きながらギフトを使って三人が地面にぶつからないように30㎝だけ地面から浮くように理を書き換える。そして丁度書き換え終わるのと同時に、レティシアが上から降ってきている3人に気がつき二人を回収に飛んだ。
「お~速い速い」
流石は箱庭の騎士。三人を捕まえた,,,あっ、一人猫耳が生えている奴を落とした。
まぁ結果だけ言うと,,,
幼女に手を捕まれてぶら下げられている少年少女と頭に猫耳腰にはしっぽがある青年が30cm浮いているという不思議な光景が出来ている。俺の前に,,,。とりあえずまずすべきことは,,,
「レティ、その子達とこの猫ぽい奴を木陰に寝かせてきてくれる?」
落ちてきた三人をやすませることだろうな。
「分かった」
頷いたレティシアは、全員を引っ張って行った。浮いてるから引っ張っても問題ないんだろうけどさ,,,それって人と言うか何と言うか,,,どうなの?。
まぁいいか、一旦置いといて、それより,,,
「ルイ,,,」
「はっ!はい‼」
「ちょっと訓練しょうか,,,?」
この反射神経が無いメイドに特訓させないとね?。
~五分後~
「う,,,俺は,,,」
おっ、落ちてきた三人の内の一人の男が眼を覚ましたようだな。
「起きたか」
「そりゃ起きるだろ。死んでるんじゃあるまいしなそれに,,,」
そう言いながら、男はルイの方を向きながら言った。
「あんだけの爆音が聞こえるならなおさらだ」
そういう目線の先には、俺が置きまくったタレットに銃を撃たれまくってるルイの姿があった。
「なんなんだあれ?」
「特訓だが?」
「特訓の範疇越えてるだろ,,,」
何時もなんだかな,,,。ルイの時だけどな。
「ハヤ...無事...?」
「うん...俺は...」
おっ、残りのメンツも起きたみたいだな。なら自己紹介をやることにしょうか。
「とりあえず、自己紹介しようか俺はノーネームの佐藤 宗馬だ。そっちは?」
「俺は天宮 隼人。ハヤと呼んでくれコネクトハートの幹部をしている。こいつは...」
「天宮 鈴葉 、スズって呼んでほしい。それと、うちも幹部」
「最後は俺だな。俺は倉井 虎太よろしくな」
虎太の自己紹介が終わると同時に隼人が口を開く。
「おい、スズ。お前初対面の相手の前だと俺に隠れるのにどうして宗馬は平気なんだ?」
「わからないけど...何故か大丈夫」
それは、
「俺の恩恵のせいかもな」
その一言で俺に注目が集まる。虎太に限っては手に炎をすでに出している。
「怖いな~...説明するから戦闘体制を取るのやめてくれないか?...多分スズちゃんが俺が大丈夫なのは、俺がお前らを助けたときに仲良くなれるように警戒心を解かせておいたんだよ。ホントにそれだけだってば」
「「「ふ~ん」」」
えっ?そんな簡単に納得しても良いのか?。まぁ、仲良くできそうでいいけど。
「さて、立ち話もなんだ。しばらくうちに来ないか」
「おっ‼良いのか?」
「構わないよ」
「なら、世話になるよ。スズ達もそれでいいか?」
「「うん」(おう)」
「それじゃあ行くか。おーい帰るぞ~」
「「「「は~い」」」」
そうして俺達は拠点に向かって歩きだした。
「あっ、ルイはまだ拠点で紅茶の入れ方の練習な」
「そんな~」
この話は後一話か二話続きます