虹色を追い求めて 作:GRAN
爽やかな光りが窓から差し込んでくる。ヒロキはぐっと背伸びをして時計を見た。この時計は父親が少年の頃、引越しの際に買ったものだ。30年たった今でも一寸の狂いがなく使えている。
???「おはようヒロキ。ようやく旅立ちの日が来たね。」
ヒロキ「ああ、30年前の父さんと母さんもおんなじキモチだったのかな。」
母「お母さんはお爺ちゃんのお手伝いでフィールドワークをしてたからそんなに緊張しなかったけど、お父さんは緊張してたかもねぇ。引っ越してすぐに旅立ちだったから。それに今と違って10歳で旅に出てたからね。」
俺のじいちゃんはポケモンの偉大な博士で世界でも有名な博士だ。今日はおじいちゃんからポケモンを貰い旅に出る日である。昔は10歳で独り立ちをして旅に出ていたが、今はちゃんとした知識を持たずに旅に出るのは危険とされ、トレーナースクールに通わなければ旅に出ることはできない。ちなみに俺は18歳だ。
ヒロキ「母さん、寂しくない?」
母「そりゃ寂しいけど私にはキノガッサやバシャーモがついてるから大丈夫よ!」
ヒロキ「そっか。じゃあ俺はご飯食べて早速行ってくるよ。」
母「そう、ポケモンを貰ったら私のところに一回顔を出してよね。どのポケモンをもらえるか気になるからさ。」
俺はこれからしばらく味わうことのない母さんの美味しい朝食を食べたあと、お爺ちゃんのもとへ向かった。
<研究所>
ヒロキ「お爺ちゃん、ポケモンをもらいに来たよ!」
博士「やあ、ヒロキ。この日が来ることをずっと待ってたよ。今年はこの街から巣立ってく子はヒロキ一人だからなんだか寂しいねぇ。」
ヒロキ「大丈夫だよお爺ちゃん。来年はトレーナースクールに通ってる妹たちがいるからね。」
博士「そうか、ミヤちゃんが帰って来るのは来週だっけ?そっか、もうそんなに経つのかぁ・・・早いなあ・・・。」
助手「博士、そろそろポケモンを彼に、早くしないとコトキタウンの子供たちがポケモンをもらいに来てしまいます。あとあれも渡すのでしょ。」
博士「分かってるよ。じゃあヒロキここにモンスターボールが1つある。これはヒロキにとって初めてのパートナーであり、これから苦楽を共にする自分の化身のようなものだよ。中にいるのはラクライだ。ヒロキが好きなライボルトに進化するポケモンだよ。大事に育ててね。」
ヒロキ「わかった。大事に育てる。」
博士「それともう一つ、ポケモン図鑑を渡そう。この図鑑は出会ったポケモンが全てこの図鑑に記録されるんだ。この研究所にも図鑑があるがヒロキのパパとママが記録したもの、つまり30年前のものなんだよ。だから君にはこの新しいポケモン図鑑で多くのポケモンにであって記録をして欲しい。できるかい?」
ヒロキ「うん、大丈夫。じゃあ俺は一度家に帰ってからまずはコトキタウンを目指して行くとするよ。」
博士「じゃあ…気をつけて行くんだよ」
ヒロキ「分かってるよ、じゃあ行ってくる。」
俺はお爺ちゃんからモンスターボールとポケモン図鑑を貰い、元気よく研究所を飛び出した。
ポケモンの鳴き声ってどう表せばいいのだろうか・・・(^_^;)
気分で更新します