《火星の地球人》だった男のインフィニット・ストラトス   作:匿田 名作

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次回は臨海学校!
と、この間言っていたくせして、今回は設定説明みたいな回になってしまいました(;;)

まぁ、とりあえずどうぞ!


mvt.2 ALDNOAH

「はぁ・・・」

 

私の名前は織斑千冬。

IS学園の一年一組の担任を受け持っている。

このクラスは今までのクラスとは全然くらべものにならないくらい問題や面倒事を起こす。

男子も四n・・・いや三人集められてこのクラスに入れられているため、他クラスからの覗きまがいのことが多々ある。

 

まぁ、そんなことより、だ。

 

 

スレイン・トロイヤードに界塚伊奈帆。

 

トロイヤードは束曰く異世界から来た住人らしいが、その知り合いである界塚はどうしてここに来たんだ?

またトロイヤードと同じようにここに来たのか?

 

 

っと、不意に電話が鳴る。

誰から・・・って、束か・・・。

あまりにもタイミングが良すぎてものも言えない。

 

 

『もすもす終日?は~い!みんなのだいすき!アイドル束さんだよ~?』

 

「切っていいか?」

 

いつも通りのくだらないやり取り。

あいつはいい年してまだこんなことをしてくる。

 

『わ~ん!待ってよちーちゃん!ちゃんと説明するからさぁ!』

 

もう私の心を読んでることには違和感すら感じなくなった。

束なら何でもやりそう。

 

『え~と、界塚伊奈帆の事でしょ?

 スレイン・トロイヤードとは違って、地球側の戦闘員だったらしいよ。

 今は名誉みたいな形で少尉の位だけど、ほとんど意味は成してないよねー』

 

『そして、あのスレイン・トロイヤードを殺した張本人』

 

「!?」

 

まさかここまでの因縁があったとは・・・

いや、でもトロイヤードは自身を殺したことについてはなにも・・・

 

『そんでもって、界塚伊奈帆もアセイラム姫に好意を寄せていたみたいだね。

 それこそ、今ではどちらかというと父性愛みたいな感じになってるみたいだね。

 もっとも私は父性愛みたいなのを感じたことはないけど』

 

「・・・で、気になったんだがアセイラム姫は本当に死んだのか?」

 

『う~ん。どうやら死んではないみたいだね。

 でも記憶とかが全くなくて、戻るのは絶望的な状態みたい。

 『まるで記憶がどこかに移されたみたいだ』だって』

 

「・・・」

 

トロイヤードはその後のことを知らないからあんな結論に至ったのか・・・。

話してわかればいいが・・・。

 

「そういえば、お前アルドノアのことは知っているか?」

 

『もちの論だよ!それは私が開発した超常技術だもん!』

 

「!?」

 

こいつは何を言っているんだ?

 

『アルドノア。正確には『Anti Logic Decide None Other Assist Hardware』。

 束さんに似た遺伝子、あの世界で言う『起動因子』を持ったものすべてが起動できる、その名の通りロジックを完全無視して独自理論で超常現象を引き起こすことができるシステムだよ』

 

『ちなみになんでこの技術が全くの別世界に行ったかっていうと、調整中に誤作動を起こしちゃったからなんだよねー。このアルドノアに関しては私もよくわからないし。

 たぶんISより謎だと思うよ?』

 

「なるほどな・・・」

 

「?そうすると界塚はどうやってここまで来た?

 あいつはアルドノアとは関係がないんだろう?」

 

『あぁそれは次元嵐に巻き込まれたからだよ。

 あ、次元嵐っていうのは、何か強制的に別世界を移動しようとするとその反作用として・・・「あーやっぱり大丈夫だ。」・・・ちーちゃん難しい話嫌いだもんね』

 

「う・・・もう切るぞ」

 

『うん、また進展があったられんらくするねー!』

 

「あぁ、わかった」

 

 

はぁ、また私もとんでもないことに巻き込まれたものだ。

 

 

「失礼します」

 

っと、生徒が来たな。

私もしっかりせねばな・・・。

 

 

「あぁ、どうした」

 

「僕の部屋割りがおかしいんですけど」

 

「ん?界塚の部屋割りか?

 どれどれ・・・あぁ、ラウラと一緒の部屋だったな。お前は」

 

「はい。高校生の人間が男女同じ部屋で寝るのはおかしいかと・・・」

 

はぁ、なんというかお堅い奴だな。

 

「大丈夫だ。トロイヤードも女子と相部屋だ」

 

「そういう問題ではないんですが・・・というか僕とトロイヤードを相部屋にすればいいじゃないですか」

 

「また問題でも起きて、教師が対応できなかったらどうする?

 ・・・今日はもう帰れ」

 

「あ、はい。わかりました」

 

はぁ、次から次へと・・・

あ、

 

「あ、そうだ。お前の左目・・・確か『アナリティカルエンジン』といったな。

 それは参考までに聞いておくがどのようなものだ?」

 

「そうですね・・・演算、望遠、予測。すべてにおいてISのハイパーセンサーを凌駕した代物、と言っておきましょうか。

 望遠に関しては地球の表面から、火星の表面の砂粒一粒一粒を見ることができるくらいです。

 ちなみにアルドノアの技術は使用していません。」

 

「・・・そうか。まぁいい。

 お前の専用機になるであろう『スレイプニール』はしばらくこちらで預かっておく。

 臨海学校の途中で返すことになるが、大丈夫か?」

 

「はい、問題ないです

 失礼しました」

 

 

・・・はぁ・・・

 

本当に今年のクラスは大変だ。

臨海学校でも恐らく問題が起こるな。

にしても・・・

 

『軍馬』・・・またの名を『スレイプニール』・・・。

 

ISコアなしに、一体どのように動いているんだ・・・?

こちらの解析もあるのか・・・。

 

 

・・・こういう時にはビールが一番ってな。

 

プシュッ!

 

「あの、織斑先生、資料を持ってきましたけど・・・」

 

「あ、山田君・・・」

 

 

・・・

 

・・・・・・

 

「さぁ、山田君も飲むんだ!これで口封じだ!」

 

「わっわわっ!織斑先生!?」

 

その後二人で泥酔いしたのは言うまでもない。




いやぁ、千冬姉視点で書くのは結構つらいですね・・・
次回から恐らく臨海学校に入れると思います!

また、誤字、変なところ、思うところがありましたら感想までよろしくお願いします!
では!
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