《火星の地球人》だった男のインフィニット・ストラトス   作:匿田 名作

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いよいよ臨海学校編スタートです!
みなさん、お楽しみにー

ではどうぞ!


mvt.3 臨海学校スタート

僕、シャルル・デュノア・・・もといシャルロット・デュノアはバスの中で窮地に立たされたことに気が付いた。

 

水着とか着れるわけがないでしょー!?

 

僕は鈴みたいに胸が小さいわけでもないし(←失礼)さらしをまこうにも海だし・・・。

あぁあああ・・・・!!

もうどうしよう・・・。

 

いや、そうだ!僕が泳げないことにすれば大丈夫!うんきっとそうだ!

・・・そうであってほしい・・・!

 

ふと右隣を見ると、トロイヤード君がものすごい勢いでC.C.レモンを消費していた。

え!?さっきまで満タンだったよね!?そのボトル!?

 

「・・・?デュノアさんも飲みたいんですか?・・・もっともほしいといってもあげませんけど・・・」

 

この人は最初に会った時よりずいぶんキャラが砕けた気がする。

 

左隣を見ると・・・

 

「伊奈帆!この眼帯を付けてみろ!」

 

「えっと・・・ボーデヴィッヒさん?」

 

「ラウラと呼べと言っとろうが・・・っと、とりあえずつけてみろ!」

 

「うーん・・・とこう?」

 

「おぉ!よく似合ってるぞ!」

 

何やら甘そうな空間を作っていた。

ブラックコーヒーは自販機においてあるかな?

 

斜め前を見ると・・・

 

「ほら一夏!何をぐったりしているのだ!しっかりしろ!」

 

「ちょっと箒さん!?一夏さんにくっつき過ぎではなくて!?」

 

「あぁあーもう!二人とも黙ってて!一夏は私とくっつきたいんだよねー?」

 

「・・・もう勘弁してくれ・・・」

 

日本で言う修羅場というものが形成されていた。

なんというか織斑君はよく女子と一緒にいるけど・・・

界塚君とトロイヤード君は一人でいるイメージがある。

 

・・・もっとも今はトロイヤード君は相川さんと、界塚君はラウラといちゃこらしてるわけだけど・・・。

 

はぁ・・・海いきたくない~・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

C.C.レモンを何本も消費しつつ、旅館に着いた。

今日から三日、楽しみだなぁ・・・

 

「それでは、ここが今日から三日間お世話になる花月壮だ。全員、従業員の仕事を増やさないよう、十分注意するように」

 

「「「「よろしくおねがいします!」」」」

 

織斑先生の言葉の後、全員で挨拶をする。

この旅館には毎年お世話になっているらしく、着物姿の女将さんが丁寧にお辞儀を返していた。

僕は火星でこんな経験をしてこなかったからかなり新鮮だ。

このThe日本、っていう感じがまた良さを引き出している気がする。

 

「はい、こちらこそ。今年の一年生も元気があっていいですね

 

・・・と、この方々が噂の・・・?」

 

ふと僕と目があった女将さんが織斑先生に尋ねる。

 

「えぇ、まぁ。今年は男子が四人いるせいで浴場わけが難しくなってしまって申し訳ありません」

 

「いえいえ、そんな。それに四人ともしっかりしてそうな感じですよ」

 

「・・・はぁ」

 

「まぁ、それはともかく、お部屋のほうにどうぞ。海に行かれる方は別館の方で着替えられるようになってますから、そちらをご利用くださいな。

 場所がわからなければいつでも従業員に訊いてくださいまし」

 

女子一同は返事をするとすぐさま旅館のほうに向かう。

とりあえず荷物を置いて、そこからなんだろう。

 

ちなみに初日は終日自由時間。食事は食堂にて各自でとるようにとのことだ。

 

「ねぇ、スレイン?」

 

「ん?」

 

不意に清香から声がかけられる。

 

「スレインは私と、デュノアさんは界塚君と相部屋だけど、織斑君は?」

 

あぁ、そのことか。

 

「あー・・・あいつは織斑先生と相部屋だ。

 あいつも大変だろうなぁ・・・」

 

何で僕らが先生と一緒ではないのかというのは特に聞かされてないが、きっと織斑先生のブラk・・・さ、寒気が・・・。

 

にしても・・・

いつになったら清香と別室になるんだろう?

一緒になってから早3か月程度。

そろそろ調整してくれてもいいと思うんだが・・・。

大分慣れたものの、僕も健全な男子高校生だ。

ちょっと刺激が・・・。

 

「?スレインどうかしたの?」

 

「ひゃい!?な、なんでもないヨ?」

 

「?」

 

「と、とりあえず海に行こうか!」

 

 

 

 

 

といったはいいものの、

 

「ねぇ、スレイン」

 

「清香、みなまで言わなくていい。これはきっと花月壮のオブジェなんだよ。うん」

 

「で、でも。引っ張ってくださいって・・・」

 

「き、気にしたら負けなんじゃないかな?」

 

「だって、ウサミミだよ?」

 

「う、うん」

 

「刺さってるんだよ?」

 

「・・・」

 

なんだこれは・・・?

なんかこれは引っ張ったら負けな気がする。

引っ張ったらなんか終わってしまう気がする・・・。

 

「もう、スレインったら意気地なしだなぁ。もう引っ張っちゃうよ?」

 

「えぇえ!?ちょ、清香!?」

 

清香が僕の静止を無視してウサミミを引っこ抜く。

 

 

 

 

・・・何もない?

 

 

 

・・・・・・キィイイイイイン・・・。

 

ん?なんか上から?って清香が危ない!!

 

僕は急いでタルシスを展開、清香を抱えて急上昇。

ふぅ、助かった。

 

ドカァアアアアアンッ!!

 

 

が、元居たところには

 

 

 

巨大な人参が刺さってた。

 

「なんだあれは・・・?」

 

 

「あっはっはっ!引っかかったなスレイン・トロイヤードォ!!」

 

真っ二つに割れた人参の中から飛び出したのは・・・誰?

なんか僕の名前知ってるけど・・・

 

「おや、おやおや?きみきみもしかして束さんのこと知らないの?

 まっ!別にいいけどね~」

 

あぁこの人が件の・・・。

 

篠ノ之束

 

ISを作り、世界中を引っ掻き回した張本人と聞いている。

ちなみに篠ノ之さんの姉だという。

 

「んじゃ!私はいっくんを待つためにもう一回これで上空まで上がるから!

 ばいばいびー!」

 

そういうと篠ノ之束はロケットの中に飛び乗り、再び上昇する。

 

 

 

「・・・スレイン」

 

「なんだ?清香?」

 

「その、なんかゴメン・・・」

 

「いや、僕もさすがにあれは予想してなかったから・・・」

 

 

と、とりあえず海にいこうか。

 

 

 

 

 

 

僕の水着はこの間買った奴に加えて、黒っぽいパーカーを着ている。

一応鞭とかで打たれた傷もあるし、念のためってことで。

 

「あ、スレイン君だ!」

 

「うぇぇ!?嘘!わ、私の水着、変じゃないよね!?」

 

更衣室から浜辺に出てすぐ、ちょうど隣の行為z櫃から出てきた女子数名と出会う。

各人、かわいらしい水着を付けていて、その露出度にやや照れてしまう。

 

清香はまだかな・・・。

っと、来た来た!

 

「スレイン!お待たせー!

 どう?かわいいかな!?」

 

清香の水着姿は、それはもうかわいいの一言に尽きた。

すらりと伸びる手足は運動部所属なだけあって、適度に引き締まっている。

キレイだ・・・」

 

「ぅえぇえ!?スレイン!?いきなり何言ってるの!!?」

 

「え!?声出てた!?

 ちなみにどの辺から・・・?」

 

「そ、その・・・『キレイだ』ってところだけだけど」

 

セーーーーーーーーフッ!!

危ない!その前の変な妄想がダダ漏れだったらどうなることかと・・・。

 

「あぁあ!すーたん、またえっちいこと考えてたぁ!

 すーたんはおませさんだなぁ!」

 

だー!!また布仏さんか!!

爆弾はもう投下しないでぇ・・・

 

「す、スレイン?」

 

「な、なんでしょうか?」

 

あれなんかデジャヴ。

 

「――――スレインのスケベ」

 

えっちからスケベへランクアップを果たしました。

別にうれしくないし・・・。

 

「ほらほらぁ!これがいいのかなぁ?えっちでスケベなスレイン?」

 

そういうと清香は僕の腕に引っ付いてきた。

ちょ、そのかっこは、む、胸が・・・。

 

プシャァアアア!

 

あぁ、鼻血が噴水のようだ・・・ガクッ。

 

「え!?ちょ、スレイン!!?」

 

 

 

 

 

 

 

「う、う~ん・・・」

 

「もうっ!スレインったら大げさだよぉ・・・」

 

えっと時刻にして大体・・・なんだ一分も寝てないじゃないか。

 

「大丈夫。もうなんとかなったよ」

 

「ほんとにぃ?

 また私のステキなボディーにくらっとやられちゃうんじゃない?」

 

「それを自分で言うか」

 

清香が得意げな笑みを見せてこっちを見ている。

いやほんとにかんべんしてくれよ・・・。

 

 

 

臨海学校はまだ始まったばっかりだ。




どうでしょうか?
いいスタートは切れたかな?

いつも通り、誤字、変なところ、思うところがありましたら感想まで!
ではでは!
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