《火星の地球人》だった男のインフィニット・ストラトス   作:匿田 名作

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さぁ、前回から新編に突入したわけですが・・・。
完全にループものっぽくなってるのはなんでだ・・・?

まぁ、とにかく始めましょう!


mvt.2 もう一度はじめから・・・

僕は、いまIS学園の一年一組の教室前にいる。

 

「――――このクラスにもう一人メンバーが追加される」

 

あの頃と同じように織斑先生が言う。

ということはそろそろ呼ばれるのか。

 

「――――それじゃあ、はいれ。スレイン・ザーツバルム・トロイヤード」

 

「!!?・・・は、はい・・・」

 

この人は一体何を言っているんだ・・・?

僕の名前はスレイン・トロイヤードであって、ザーツバルムの性を受け継いだことなんてない。

とりあえず異議を申し立てるのは後にしよう。

 

教室に入ると、前回と同じ光景が広がっていた。

一人だけ前に座っている男が、あの織斑一夏だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

―――――ザ、ザザッ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不意に視界にノイズのようなものがかかる。

これはなんだ・・・?

 

そして一瞬で暗転し、また元通りの光景に戻る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・元通り・・・?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

席の前のほうには織斑と界塚がいる。

あのオルコットさんがいない。

ななめ後ろの方には女の格好をしたデュノアがいる。

右後ろには眼帯を外したボーデヴィッヒがいる・・・。

 

一体今の一瞬のうちに何が起きた・・・?

 

 

「それじゃあ自己紹介だ」

 

「はい・・・」

 

 

 

「スレイン・ザーツバルム・トロイヤードです。ISのことに関してはある程度のことは知っているつもりです。

 あと、少し記憶があいまいなところがあるので、多少の不都合はご容赦ください・・・」

 

 

 

・・・!?

 

 

いま、口から自然と『スレイン・ザーツバルム・トロイヤード』の名が出た・・・

一体何がどうなって――――――

 

 

 

 

「きゃぁあああーーーーーーーーーーーー!!!」

「うわぁあああーーーーーーーーーーーー!!!」

 

 

 

 

ここは変わらないのか。

前と同じように僕の耳は被害をこうむってしまった・・・。

 

 

「金髪!金髪美少年よ!!」

「織斑君や界塚君と違った感じでこれもよし!」

「甲斐甲斐しくお世話してくれる執事みたい!」

「でもなんだかクールそうでかっこいい!」

 

なんだか懐かしくも感じる。

 

「お前ら静かにしろ!」

 

 

 

 

シーーーーーーン

 

 

 

 

織斑先生の権力は相変わらずで・・・。

 

「トロイヤードの席は・・・そうだな。

 谷本の列をひとつづつ後ろにずらして、界塚と相川の隣だ」

 

「わかりました」

 

界塚に訊いてみればもしかしたら今の状況がわかるかもしれない・・・

後で訊いてみるか・・・?

 

「僕は界塚伊奈帆。・・・知ってると思うけどね」

「あ、私は相川清香!スレイン君、よろしく!」

 

「うん、こちらこそよろしく」

 

 

「さぁ、SHRは終わりだ。休み時間が終わる五分前には席についておけ」

 

 

はぁ・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なぁ、界塚・・・この状況をお前はどう見る・・・?」

 

「トロイヤード・・・僕をなんでもわかる百科事典みたいな扱いをしていないか?」

 

「シテナイ」

 

とりあえずこいつに訊いてわからなかったら解決不可能くらい思ってる。

 

「とりあえずわかることだけ言っておくと、この世界は僕らがもといた世界とこの世界が少し交差した状態なんだ。

 だから恐らくこちらの世界にもといた世界が干渉してくる可能性がある。

 お前の本名は『スレイン・トロイヤード』のはずで、なぜか織斑先生もお前も『スレイン・ザーツバルム・トロイヤード』といってしまう・・・

 その原因は恐らくこの世界の均衡状態を保つための弊害の一つなのかもしれない」

 

「・・・なんとなくわかった」

 

何言ってんだこいつ・・・

 

「・・・お前の周囲の次元転移α定数が僕らの二倍・・・?

 まさか・・・いや・・・」

 

「?どうした・・・?」

 

「いや、大丈夫だ。

 そろそろ戻らないとまずいんじゃないか?

 

 コウモリ」

 

「ふっ、おまえもな。

 

 オレンジ色」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

授業までまだちょっと時間があるな・・・。

ちょっと清香と話してみようかな?

 

「きy・・・相川さんはなんでこの学校に?」

 

「え?そりゃあもちろん。

 

 専用機持ちだからだよ?」

 

 

 

 

 

 

・・・え?

 

「そういえば・・・記憶がちょっとあいまいなんだってね・・・

 同じ専用機持ち同士、仲良くしようよ!」

 

「う、うん。ありがとう」

 

とりあえず、にっこり笑顔で返す。

 

「えっ?いや、その・・・どういたしまして・・・?」

 

前と同じくなぜか顔を赤くしながらそっぽを向いてしまった。

何でだろう?

 

それにしても・・・

 

 

 

『専用機持ち』

 

 

 

清香の機体が何かはわからないけど・・・

まさかこんなにまで変化を及ぼしているなんて・・・

・・・もしかするとオルコットさんがいないのも何か関係が――――

 

 

 

パァンッ!

 

 

 

「とっとと席につけ、馬鹿者」

 

 

「・・・ご指導ありがとうございます、織斑先生」

 

 

 

 

・・・まぁ、お前は無理すんな・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして授業

 

「―――であるからして、ISの基本的な運用は現時点で国家の認証が必要で―――」

 

すらすらと教科書を読んでいく山田先生。

隣の隣の織斑は全然ついていけないようだが、僕と界塚の方は全然問題ない。

僕は事前予習、界塚は左目の『アナリティカルエンジン』のおかげだ。

界塚ずるすぎだろ。

 

「織斑くん、スレインくん、界塚くん。何かわからないところがありますか?」

 

ここまでは予想通り。

 

「あぁ、ここの生体保護機能についてなんですけど――――

 

ん!?

織斑が真面目に先生に質問をしている・・・?

前なら『全部わかりません』とか抜かしていたあいつが・・・?

 

「えと、ほかの二人は大丈夫ですか?」

 

「「問題ないです」」

 

デスヨネー

 

 

「ISはその機動性、攻撃力、制圧力と過去の兵器を遥かに凌ぐ。

 そういった兵器を扱い事故にならないようにするための基礎知識と訓練だ。

 理解できなくても覚えろ。。そして守れ。

 規則というのはそういうものだ

 

 ・・・と、すまない。山田先生、授業の続きを」

 

 

「はい、わかりました!」

 

 

そんなことで二時間目が終わる。

 

 

 

 

 

 

 

三時間目

 

「それでは、今お時間では実戦で使用する各種装備の特性について説明する・・・

 ・・・の前に再来週行われるクラス対抗戦に出る代表者を決めないといけないな」

 

前回と同じく、この時間にクラス代表を決めるらしい。

 

「はい!私は織斑君を推薦します!」

 

「私はスレイン君!」

 

「あ、私は界塚君を推薦します!」

 

 

やっぱり、か。

でもオルコットさんがいないから、ここでひと悶着ってことはないな。

 

 

「では、この三人から投票を行う。

 投票用紙を配るから、各人で投票者の名前を書いたうえで投票しろ」

 

 

 

 

 

 

結果、僕が一番得票数が多く終わった。

あと織斑と界塚はこっちみんな。

・・・にやにやすんな織斑・・・。

 

 

 

「では、スレイン・ザーツバルム・トロイヤードがクラス代表ということでいいな。

 一年間は変更はない。

 ・・・それでは授業を再開しよう・・・」




ずいぶんと歴史が変わってしまってますね!(T T)
どうフラグを回収してくれるものか・・・

だ、だって、オルコットさんいないんやよ!?
相川さんが専用機持ちなんやよ!?

どないすんねん(;;)

まぁ、誤字、変なところ、思うところがありましたら感想まで!
ではでは!
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