《火星の地球人》だった男のインフィニット・ストラトス 作:匿田 名作
なんか今回は変なところが多そうな気がしてきた(;;)
とにもかくにもどうぞ!
数日後・・・
「今度うちのクラスに転入生が来るみたいだよ?」
「え・・・?」
今の時期は確か隣の二組に転入生が来るはずでは・・・
「い、今の時期に転入なんて珍しいね・・・
もっとも初日に転入してきた僕が言えないけど・・・」
まだ四月、この段階で鳳鈴音さんがIS学園に入学するはずだった。
・・・もしかして気づいていないだけで、もう二組には鳳さんは来ているのか・・・?
「なんでも、
は?
ということは、本来のオルコットさんの枠に清香がいて・・・
今回転入してくるのがオルコットさんということか・・・?
でもなんで清香が・・・
「あ!スレイン君、私がイギリスの代表候補生に似合わないみたいな顔してるでしょ!」
図星です。
「もうっ!失礼しちゃうなぁ!
私はBT兵器の適正がSなんだよ?
だからイギリスの代表候補生に選ばれることになったの!
・・・もっともIS適正はA-止まりなんだけどね・・・」
これは・・・歴史が変わった云々どころの騒ぎではなくなってる・・・
元のせかいと大きくかけ離れてしまっている・・・
「え~と、知ってる方もいると思いますけど、転入生を紹介します!」
「セシリア・オルコットです。以後よろしくお願いしますわ
・・・と、あなたがこのクラスのクラス代表ですの?」
自己紹介の後にすぐさま僕に冷たい敵意を向けてくるオルコットさん。
「男がクラス代表なんていい恥さらしですが・・・
決め事ならしかたないでしy―――「セシリア・オルコット」―――なんですの?・・・って、ゲっ・・・!」
なんだなんだ!?
オルコットさんと清香がこの段階で顔見知り・・・?
「オルコットさん、あなた自分のクラス代表になる人に対してそれは失礼なのでは?」
「相川さんこそ、こんな男にクラス代表を任せるなんてらしくありませんこと・・・」
そういえばさっき、清香はイギリスの代表候補性って・・・
イギリスといえばレーザーなどを主体としたビット兵器、通称『BT兵器』をおもとした武装が有名だが・・・
「自分のクラスメイトに対してのあまりの暴言、聞き捨てならないよ!」
「ふんっ!どうかしらね、自分に自信がないからそんなに食い下がっているのではなくて?」
あ、いま清香から嫌な音が・・・
「いいわ、オルコットさん。あなたに決闘を申し込むわ。
私が負けたら私のことを散々に言ってもいい。でも私が勝ったらその人の事と私のことを侮辱するのをやめて」
「きy、相川さん、それじゃあ相川さんに少ししか得が・・・「いいの」・・・?」
「私は、誰かの幸せを守りたいだけだから」
そう言って僕ににっこりと笑顔を見せる。
その笑顔は、とっても素敵なものだった。
「あー・・・話はまとまったか。
仕方ない。ちょうど実践の様子も見せておきたいところだった。
二人は第三アリーナにて戦闘を行え」
「「はい」」
「その他の生徒は第三アリーナの観客席に集合、いいな」
「「「「「はい!」」」」」
織斑先生がうまい具合にまとめて、アリーナへの移動を促す。
本当ならば僕が食って掛かるところを清香が・・・
「そんなに悲しそうな顔しないで?
スレイン君は何も悪くないからさ、笑顔で、ねっ?」
「う、うん。無責任だけど、頑張ってきて・・・?」
「うん!まかせてよ!」
「逃げずに来ましたわね!」
「当然でしょ?あなたに負けるつもりはないもの!」
二人はアリーナ中央でにらみ合っている。
お互い、まだ専用機を出していない。
「来なさい!ブルーティアーズ!!」
オルコットさんが呼び出したISは今まで何度も見た、あの青いIS。
六つのビットによる攻撃が行える仕様だったはずだ。
「どうしたんですの?相川さん。
まさか、ここまで来て怖気づきましたの?」
「そんなわけないでしょ?
その機体で甘んじているってことは、まだまだみたいね。
オルコットさん、これが本当のBT兵器の神髄ってものよ!
――――来てっ!『ハーシェル』ッッ!!!」
「なっ!?ハーシェルだと!?」
会場内で一番驚いていたのは僕だった。
『ハーシェル』
昔いた世界でマリルシャン伯爵が使用していた機体だ。
無数のビットを扱い、それによってオールレンジ攻撃を行えるという・・・
当然ビットの数はブルーティアーズを遥かに凌駕している。
「さぁ、いつでもかかってきなさい!セシリア・オルコットっ!」
「もとよりそのつもりでしてよ!!」
オルコットさんは、正確な射撃でハーシェルの本体に攻撃を当てようとする。
が、清香の操縦能力が高いのか、全く当たる気配を見せない。
「くっ、ちょこまかと・・・ッ!
・・・ならッ!これで・・・!!」
ブルーティアーズが四機のビットを展開。
ハーシェルを取り囲み、オールレンジ攻撃を開始する。
「どうでしてよ?これがBT兵器の使い方ですわ!」
レーザーがハーシェルに降り注ぐ。
かとおもいきや。
「そんなんじゃあ、ブルーティアーズが泣いてるよ?
ビットっていうのは、こう使うの!!」
ハーシェルがビットを二機展開させる。
不規則で摩訶不思議な軌跡を残し、オルコットのビットを蹂躙する。
そして、ビットのレーザーを少しチャージした後に、
ビットをそれぞれ二機ずつ破壊した。
「んな!?」
そう、清香は一機のビットで二機のビットを破壊したのだ。
「ビットを扱ってるときも手が休んでるみたいだし、それじゃあまだまだだよ。
それに肝心の扱ってるビットも動きが単調。
たった四機でそれだけじゃあ正直この先が不安よ?」
「何を偉そうに・・・ッ!」
清香の言っていることは極論ではあるのだが正論だ。
たしかにビットを使っている間、ずっと手が止まっている。
射撃をする時にも単調な動きしかしていない。
「私は実績があるもの・・・
あなたみたいに四つじゃなくて・・・もっとたくさんのビットをあなたよりうまく扱えるからここに立っているのよ!」
そういうや否や、ハーシェルの装甲が展開。
中からおよそ30程度のビットが射出される。
内二つは自分の両手に持ち、射撃を開始する。
清香のビットさばきは実に素晴らしいものだった。
一機一機が個々の意思で動いているかのようにオルコットさんを翻弄。
そのうえで、ハーシェルによる援護も一切抜け目ない。
完全な
あっという間にオルコットさんのSEは0になった。
「これで納得した?オルコットさん」
本当に清香は強かった。
圧倒的な力をもってして、あのオルコットさんを下して見せた。
「まだ・・・まだ納得がいきませんわ!
だってあなたがあの男の実力を証明したわけではありませんもの!」
これは・・・まだ僕に敵意があるみたいだな・・・
「そんな!約束とちがうじゃない!それなr「いえ、相川さん・・・いや、清香。」・・・え!?」
「これからは僕の戦場だ。清香はそこでゆっくりしていればいい」
「ちょっとスレイン君!?今名前で・・・ってそんなことより!
まだISを扱って少しの君に、なにが・・・「いえ、大丈夫です。僕に任せてください」・・・う、うん・・・」
これは僕の問題だ。
納得しないのならば、納得させれば・・・いや、
屈服させればいい。
「ふんっ!初心者相手に私は負けませんわよ!?」
「その発言、しっかり聞き届けたぞ。セシリア・オルコット」
ここからは、僕の戦いだ・・・!
「それでは、急遽ではあるがトロイヤードとオルコットの試合を開始する」
織斑先生の合図で、僕とセシリアさんがISを展開する。
が、
「どうしましたの?まさか、今になってISが展開できないなんて言わないですわよね?」
タルシスが起動しない・・・。
いや、起動しそうではあるのだが何かにロックされている気がする。
―――――我の機体を使うんだ。スレイン
どこからかそういう声が聞こえてくる。
いっかいどこかで聞いたことがある声だが・・・
『我の機体』・・・?
そう思うや否や、左腕に真っ黒のブレスレットが装着される。
「これは・・・まさかディオスクリアか・・・!?」
くっ、もはや迷っている暇などない!
清香の意思と、僕の名誉をかけてスレイン・ザーツバルム・トロイヤード。
参上致すッ!!
「来いッ!!!ディオスクリアッ!!!!!」
その呼び声にこたえるかのように僕の漆黒の腕輪が発光する。
視界が一瞬真っ暗になり、独特の感覚が僕を襲う。
どこか懐かしさすら感じさせた。
頭に情報がひたすら流れてくる感覚も、しばらく味わっていなかったからな・・・
「それがあなたの機体ですか・・・
でははじめましてよッ!!」
「望むところだッ!!」
オルコットさんの射撃は完璧といって差し支えないものだ。
正確に当ててくる。
ディオスクリアの機動性だとよけるのが精いっぱいだ。
「もう初めから手加減はしませんわ!!
お行きなさい!ブルーティアーズ!!!」
序盤から一気にビットを展開してくるオルコットさん。
この機体の機動性だとよけきれそうもない。
なら・・・
「次元バリア・・・展開」
オルコットさんのビットから放たれるレーザーがすべて吸収されていく。
「そんな!私の攻撃が効かない!?」
その動揺のスキを待っていた。
「行け!!わが眷属達よッ!!」
ディオスクリアのパーツの一部が、ロケットパンチになってオルコットさんのビットに襲い掛かる。
次々と薙ぎ払われるビット。
ミサイルビット以外のすべてを破壊しつくした。
「くっ!!こんな初心者に・・・!」
オルコットさんはさらに焦りを重ねていく。
ここで決める!
「エネルギージョイント接続。ブレードフィールド展開――――
――――抜刀」
そう告げると、機体の腕から高出力のレーザー刃が展開される。
雪片弐型とかなり似た状態の刃は威力は途方もないものだ。
そして後ろのスラスターから二度、エネルギーを放出。
それらを取り込み一気にスラスターを噴かす。
『ダブルイグニッション・ブースト』
超高スピードでブルーティアーズに接近し――――
「勝者、スレイン・ザーツバルム・トロイヤード』」
切り裂いた。
・・・
つかれたぁ~!!
バトルシーンが二回も・・・(T T)
誤字、変なところ、思うところ(かなり多いと思われ・・・)がありましたら感想まで!ではでは!!