《火星の地球人》だった男のインフィニット・ストラトス   作:匿田 名作

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ちょっとしたデートパートです。
いやぁ、バトルパートも難しいですけど・・・。

僕、恋愛とかしたことないので(;;)


・・・うまくかけてるかわかりませんが、頑張っていきたいと思いますっ!

では、どうぞ!!


mvt.8 今を想う

僕はいま、清香と一緒に駅前の『レゾナンス』まで買い物に来ていた。

 

「それにしてもスレイン、結構似合うんじゃない?」

 

「褒められてもうれしくないんだけど・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――――女装をして・・・。

 

 

 

 

 

さかのぼること三時間・・・

 

 

「清香・・・なんで女装なんてしないといけないのさ・・・」

 

「私だって・・・男の子としてスレインとデートしたいよ?

 でも最近は女尊男卑の風潮が強くて、嫌がらせを受けるかもしれないからさ・・・」

 

「うーん・・・・」

 

「それに、ほら。織斑君も被害にあったっていうし――――」

 

 

「はぁ・・・わかったよ。

 でも似合う保証はしないよ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、今に至る。

 

下図スレインの女装画像

 

【挿絵表示】

 

 

「でもスレイン、私が嫉妬しちゃうくらいかわいくなっちゃったから今度は男の人から言い寄られそうじゃない?」

 

「――――冗談でもそういうこと言わないでください・・・まったく」

 

一瞬想像して吐き気がした。

大体今のご時世、女に言い寄るような輩はいないだろう。

女尊男卑の風潮もあって、そういうことはめっきり珍しくなったと聞いている。

 

「それじゃあ、いこっか!」

 

「はい、いきましょう」

 

そんなこんなで僕の初デート(?)が始まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それにしてもここはほんとになんでもそろっている。

日用品に至っては、無いものは無いくらいだ。

僕はパンツやシャツ、タオル。あとちょっとした炭酸飲料も買い足しておいた。

 

「清香、僕の買い物はおわったけど・・・ってなんで顔を赤くしてるの?」

 

「いや、だってスレインの・・・その・・・パンツ・・・・・・」

 

「――っ!? いや、そ・・・その、うん。一応日用品で足りないものだったから、さ」

 

「う、うん」

 

最近清香は僕のことを気にしすぎなんじゃないかと時たま思う・・・

それにしても女装姿で男物の下着を買うのもいかがなものとは思うけど。

 

――――あー・・・誰にも会いませんように・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おっと、そこの嬢ちゃんたち」

 

不意に声をかけられる。

おいおい、まさかとは思うが・・・

 

「俺たちと遊ばねーか?」

 

このご時世に女性にナンパとかこいつら命を知らないのか・・・?

・・・・・・もっとも片方男だけども・・・。

 

「おことわりします!私は、あなたたちみたいなチャラチャラした男は嫌いなので」

 

清香、ちょ、あおらないほうがいいって・・・!

どうなるかわからないでしょうが!

 

「あぁ!?いまなんつったよ・・・?」

 

「ひっ・・・!」

 

言わんこっちゃない!

でもここで退いたら男(?)が廃る!

僕が清香を守らないと・・・!

 

「おまえらいいかg「おい、相川さんたち、大丈夫か!!?」―――!?」

 

 

 

 

織斑一夏に遭遇した・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いやぁ~、危なかったなぁ・・・相川さん・・・と・・・・・・

 ―――君、名前は?相川さんの友達か?」

 

「スレイン、スレイントロイヤード。お前のクラスメートだ・・・」

 

「はぁ!!?」

 

はぁ・・・織斑だけにはばらしたくなかった。

っていうか普通あった瞬間に気づくだろ!!?

そんなに僕は男っぽくないのか!?俗にいう『男の娘』に部類されてしまうのか!!?

 

「いや、その・・・なんだ?えっと・・・

 

 ごめん」

 

「いや謝るな織斑、僕がみじめになるから」

 

はぁ・・・ほんとにこれからどうするんだよ・・・

ナンパされるわ、織斑に女装ばれするわ、なんか今日僕ついてないな・・・

 

「あ、せっかくだし、俺ら三人で買い物行かねえか?俺もちょっと買いたいものあるし、何かあっても大変だろ?」

 

まぁ・・・それもそうか・・・。

 

「あぁ、僕はかまわない。そのほうが安全ではあるしね」

 

「私も・・・・・・大丈夫!

 織斑君いてくれたほうが心強いし」

 

そんなわけで三人で買い物に行くことになった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「それにしても織斑君、両手に花だね!」

 

「ゑ?なんで?」

 

「いや、だって―――「それ以上・・・言ってくれないでくれ・・・清香・・・」

 

「えっとまぁ・・・うん・・・」

 

しばらく微妙な空気が漂っていたのはまた別の話・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いやぁ~今日はありがとな!」

 

「いや、織斑こそ、助けてくれたこともそうだし本当にありがとう」

 

「まぁ、これでこの間のノートの借りは返したってことで――――――

 ってうわぁ!箒と約束してたの忘れてたぁ!!

 やっべぇ!スレイン、相川さん、本当に今日はありがとな!それじゃあ!!」

 

また今日も織斑は忙しいな。

僕もそろそろ帰ろうかな・・・ってそういえばまだ行ってない場所があったな。

 

「清香、ちょっと寄りたいところがあるんだけどいいかな?」

 

「うん!べつにいいよ?」

 

久々の地球、アセイラム姫があこがれていた蒼い星。

僕はその『蒼』を一度でいいから見たかったんだ・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うわぁ!!綺麗・・・!」

 

僕は駅から少し離れた海に来ていた。

何もかも包み込みそうな深い蒼、それが夕日に照らされて赤く輝いているのは本当に美しかった。

 

「地球には光を屈折させるほどの空気と水があるって聞いたことがあります」

 

そういいながら、アセイラム姫のことをまた思い出す。

アセイラム姫にもこのことを話したっけかな・・・

 

 

 

 

「それはちがうよ?スレイン」

 

「え?」

 

「空が青いのはレイリー散乱。海が青いのはミー散乱っていうの。

 IS学園の生徒なら、これくらいできなきゃだめだよ?」

 

「そ、そうなんですか!?

 これはまた恥ずかしいところを・・・」

 

「・・・でもね?スレイン、そういう理屈だけではきっとこの世界は語りつくせない、

 もっと大事なものがこの綺麗な景色を作ってるんだとわたしは思うんだぁ」

 

そう言う清香の横顔はこの景色よりもずっと美しく、輝いて見えた。

夕日に照らされてなのか、彼女の顔はどこか赤く染まっているようにも見える。

 

 

 

 

――――なんだ?この気持ちは・・・・・・?

 

 

 

 

「えぇ・・・きっとそうですよ。

 この世にはまだ僕の知らないものがたくさんある・・・」

 

そういいながら僕は空を見上げる。

昔の事、今の事。

どちらもとても大切なことだ。

でも今は、

 

 

 

 

 

 

今を大切に生きていきたい・・・。そう思うようになった。

 




ふぅ、書ききった感がすごいですね・・・

とりあえず第一章がこれで完結しました!
第二章、もとい第二巻の分が次回からついにスタート!
二巻からはヒロインが二人も増え、一気に大変になります(;;)
今まで以上につたない文章になること覚悟で挑みますっ!!

またいつも通りに、誤字、変なところ、思うところがありましたら
感想までどうぞ!

ではでは!
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