小鷹(ホーク)たちとどう関わって行くのか?
ゲーム開始一ヶ月で二千人が死んだ。
俺ら隣人部のメンバーはベータテスターのシグマのもと、それぞれ役割分担ををして生活していた。
主に戦闘はナイトとセナとシグマと俺が行い、スメラギ(小鳩)とマリアは戦闘は危ないとなるべくモンスターと戦闘はさせず、リアルではあまりできないが料理や釣り等のスキルレベルを上げて家で待機させている。真田には二人のお守りを任せている(その役目は交代制)。
そのように俺らはそれぞれ違ったスキルのレベルをコツコツ上げており、第一層を探索していた。すると情報によると第一層のボス部屋が発見されたらしい。
俺はシグマだけを連れて、攻略会議開場へ向かった。ナイトとセナを置いてきたのはあの二人だと絶対に回りを敵だらけにするからだ。
「今日は俺の呼び掛けに応じてくれてありがとう。俺の名はディアベル、職業は気持ち的にナイトやってます」
攻略会議のリーダー、ディアベルさんはその台詞だけでみんなの注目を集めた。
すげぇ。
「……ち、リア充が」
シグマが夜空みたいな台詞を小声で言ったが、ほっといて会議へ入る。すると、なにやらモヤっとボールみたいな頭の関西弁男が乱入してきた。
「ちょお待ってもらおうか! ワイはキバオウって者やボスと戦う前に言わせてもらいたいことがある」
キバオウと名乗った男はいい放つ。
「こんなかに今まで死んでった二千人に詫び入れなあかん奴等がおるハズや!」
するとシグマは俺の影に隠れ、ディアベルさんは言う。
「キバオウさん、あなたの言う奴らとは元ベータテスターの人たち、かな?」
「当たり前や、ベータ上がりどもはこのクソゲームがは始まったその日にはじまりの街から消えおった。右も左もわからんビギナーを見捨ててな、ウマイ狩り場やクエストを独り占めして自分たちだけぽんぽん強くなってそのあとも知らんぷりや」
確かにベータテスターであるシグマ同様にあのデスゲーム宣告のあとからはじまりの街を出ていくプレイヤーは俺らの他にもいた。しかし、それが二千人を見殺しにしたことにはならないんじゃないか?
「こんなかにも何人かおるハズやで! ベータ上がりっちゅうことを隠して、ボス攻略の仲間に入れてもらおう考えとるやつらが。そいつらに土下座さして、ため込んだ金やアイテムを吐き出してもらわな、パーティーメンバーとして命は預かれへんし、預けられへん!」
ひ、ひでぇ。というかセナを連れてこなくて良かった。もし連れてきたら、絶対にこのキバオウさんに喧嘩を売っていただろうからな……するとなにやら黒人のこわもて大男がキバオウさんに向かって動いた。
「発言いいか? 俺の名前はエギルだ、キバオウさん、あんたの言いたいことはつまりベータテスターがビギナーの面倒を見なかったから二千人は死んだと言いたいのか?」
確かにシグマのような俺らビギナーをしっかりレクチャーしたベータテスターは少数派だ。
「一応、情報はあったと思うぞ? このガイドブック。これはベータテスターが無料で配布していたものだ。情報はあった、なのに二千人が死んだ。じゃあ、その失敗を踏まえてどうすればよいのか? それをこの会議で話し合うと俺は思っていたんだがな?」
エギルさん、かっけえ。俺と同じように悪人顔なのに、俺もあんな風にできたらな……
ディアベルさんも「ベータテスターだからこそ貴重な戦力なんだ」とひとまずキバオウさんを納得させた。
「じゃあ、少しトラブルがあったけど、会議をはじめよう。まずは六人パーティを組んでくれ」
そう言われて俺とシグマはパーティを組む。
「あ、あの、すみません。ここに来てないパーティメンバーが二人いるんですか……」
「そうなのかい? じゃあ、この場で新しくパーティを組んだ人がいれば、今日中に顔合わせしておいてくれ」
と言われた。しかし、俺らは他に――
「ああ、君。ちょうどいいから、この二人もパーティに入れてもらえないかい?」
そうディアベルさんが言って紹介されたのは、黒髪の片手剣の少年とローブを着た茶髪の女性の二人だった。俺はシグマに確認をとり、二人をパーティに入れた。
「じゃあ、残りのパーティメンバーを呼んでくるからシグマは二人と自己紹介でも――」
「いえ、私がナイトさんとセナさんを呼んでくるのでホークさんが自己紹介しておいてください」
そう言ってシグマは二人を呼びに行ってしまった。
「あー、うん。俺はホーク。君らは?」
「俺はキリト。よろしくホーク」
「ああ、よろしく。そっちのローブの娘は?」
「……アスナ」
「よ、よろしく。んで今、走って行ったのがシグマ。あと会議に居なかった二人はナイトとセナって言ってどっちも女なんだ。来たら紹介する」
「ああ、わかった」
そうキリトがいい、俺らはパーティを組んだのだった。
小鷹のキャラ崩壊してないかな?
難しい!
それでも頑張って投稿する!
次はボス戦!