ゴリラの軌跡   作:ノルドの風邪

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突っ込みたいネタを突っ込んだ結果、文字数が膨れ上がりなんか纏まりのないものが出来てしまった。バイト前のおかしなテンションで書くからこうなるんだ




第4話 こりゴリラ

あらすじ

ゴリラ帝国

 

 

グオオオオオオ!!!

 

「くっ!まるで手応えがない!?」

「回復能力…いや再生能力。どうやら一定時間で大きなダメージを叩き込まないとダメみたい」

「何それ!?チートや!チーターや!」

「ネタをやってる場合じゃないですよ!?」

 

あれから女子たちは戦いは続いていた。

いくら決定打を与えても再生能力を持つ敵は手強く女騎士系女の子の攻撃力の高さと銀髪ロリっ子のスピードで翻弄することでなんとか戦線を維持している状態だ。

しかし、このままでは恐らくいずれ負けてしまうだろう。確かにポニテの子とロリの実力は魔獣を相手に引けを取っていないが、巨乳の子とゴリラの世話係は実力は決して高いとは言えず、2人に攻撃が集まらないように無理のある立ち回りを強いられているからだ。

ならどうすれば勝てるか?それは単純に数が増えればいいのだ。そうすれば2人の負担も減り数の増加で魔獣も攻撃対象を絞れなくなる。

そして恐らくポニテの子とロリっ子は男子組の実力を把握しているのだろう。あの魔獣達が束になっても負けはしないほどの実力は持っているということを。だから彼女達は男子待ちなのだ。ゴリラ付きだけど。

 

ならその男子達は今どうしているか?何故来ないのか?お前達が余計な事してくれた所為だよ言いたいが、正直あの程度時間は少し掛かったが大したことは無かった。男子達が来ない理由は簡単。足止めを食らっているのだ。そう

 

(出るタイミング逃した…)

「ウホ」

 

出るタイミングを逃してしまったのだ。

 

 

第4話 こりゴリラ

 

 

俺たち男子組+ゴリラが広場前のところまで来た時には彼女達の戦闘はかなり激化していた。俺たちはこれは下手に混ざったら邪魔になると思い相手の弱点を探るために戦闘を少しの間観察することにしたのだ。

そして魔獣に再生能力があるのを知り、全員がそれぞれ力を貯めた段階で、誰が言ったか覚えてないが、誰かがその言葉を言ったのだ。

 

これでカッコ良く助ければ誤解を解きやすく出来るのではないかと

その案採用…と

 

そうしてタイミングを待つ俺たち。待つタイミングは女子の誰かがピンチになった時。いつでも突入する準備は出来ている!これで誰かがピンチになれば俺たちがそれを華麗に助けて魔獣を倒す。完璧じゃないか。

 

そしてそのタイミングは来たのだ。巨乳の子が転んだのだ。戦闘は激しく後列の人間も忙しなく位置取りに追われていたのだ。

誰かが言った

 

今しかない…と

 

俺たちは其々の武器を構えて突入しようとした時

 

「エマに手を出させるものか!!喰らえアルゼイドが秘剣!秘技光刃乱舞!!」

「させない…いくよ…シルフィード・ダンス!」

 

完璧な割り込みだった。仲間のピンチに放たれる2人の必殺技。恐らく隙を見て叩き込むつもりで力を貯めていたのだろう一撃を仲間の危機に躊躇なく撃つその心意気。実に感動した。

問題があるのすれば、あまりに完璧に割り込まれたものだから硬直してしまって出るに出れなくなった奴を作ってしまったことだろう…

 

(いやリィン。カッコつけて凄い地の文語ってるけど、これって訳するとただの言い訳だからね。僕らピンチの女の子達の勝負を観戦してるただのクズだからね)

(そんなわけあるか。俺は正統派RPG英雄伝説シリーズの主人公だぞ。その俺がクズなもんか)

(その肩書き。自分でいうと凄く小さくなるな)

(ウホウホ)

(やはり出た方がいいのではないか?彼女達も持たないだろうし)

(しかし、このタイミングで入ったらもしかしたらタイミング計ってたんじゃないかって怪しまれてしまうかもしれないし…もっと自然に入れるようなタイミングまで待つべきじゃあ…)

(どれだけ待つ気だ!?それにあの魔獣には再生能力がある。彼女達が力尽きた後に入ったら最悪俺たちも力尽きるまで戦うことになるぞ)

(そうだよリィン。タイミング見計らうのに賛同した僕が言うのも何だけど、もうタイミングとか言ってられる場合じゃないよ!)

(いや、来る気がするんだ。あと少ししたらタイミングか…)

(ウホウホ)

(さっきからずっとそう言ってばかりで結局タイミング来なかったじゃないか!んっ?今小さい女の子と目が合ったような…)

 

 

戦闘中の乙女たち視点

 

(さっきからずっとあそこにいるけど…早く来てくんないかな…)

(どうしたフィー?今は戦闘中だぞ)

(いや、あの入ってきた出口からなんか気配しない?)

(む?巧妙に隠しているのが3人と…隠せてないのが2人。後ゴリラの気配…あいつらすぐそこにいるのか!?)

(うん。しかもさっきからずっと)

(なら何故出てこないのだ…さっさと出てきて加勢すればいいのに!)

(ゴリラは分かんないけど、さっきから出ようとし引っ込んで、また出ようとして引っ込んでを繰り返してるみたい。多分タイミング逃して出るに出れなくなったんだと思う)

(出るタイミングって…そんなことを気にしている場合か!?私が叫んで…)

(それはダメ。少なくともエマとアリサには気付かれないようにしないと。向こうとしては多分カッコ良く出てきて女子と男子の溝を埋めやすくしたいんだと思う…めんどくさいけど)

(私の中の男子の好感度がグングン下がっているのだが…)

(取り敢えず適当にピンチになれば出てくると思う…。私がピンチになるから合わせて)

(ええい。このままでは埒があかん!やってやる!)

(なら…いくよ!)

 

 

戦ってない男子とゴリラ視点

 

 

(確かに目が合ったよな。もしかしてバレてる?僕たちがここで呑気にタイミング見計らってたのバレてる?それってやばくないか…)

(きっと来る…絶対来る。俺の勘がそう言ってるんだ)

(ゴリラに出会ってる時点で君の勘なんて信用の欠片もないよ!このゴリィン!)

(ゴリィン!?何その名前!?五輪オリンピックか何か!?)

(ウホウホ)

(ええい!黙らんか貴様ら!?)

(風よ…来たるべき時はまだか…)

 

マキアス以外がついに戦況を見なくなった時だった。突然ロリっ子がふらつきだした。なんの前触れもなく。

 

「うわー。ピンチだな〜。誰か助けてくれないかな〜」チラチラ

(うわ。下手だな)

 

(演技下手だなおい!?つーかこれバレてる。確実にバレてる。目が訴えてるもの。出てこないと殺すぞって…)

(どうしたマキアス?)

(い…いや…あー!あの銀髪の子がピンチだぞー。今行くしかないなー)

(なぬ!?なら行くしかないな!!)

(ようやく出られる…)

(よし!俺たちはこれより女子たちの援護に入る!行くぞ!)

((((おう!!))))

「正統派主人公の力見せつけてやるぜえええ!!」

「誰君!?」

「ゴリラのおかげでついた変なイメージを払拭してやる!!」

 

モグモグ→ゴリラが胡座かいてバナナ食ってる音

 

ダッ!→リィンを先頭に突入する音

 

ポイ→ゴリラがバナナの皮を投げ捨てる音

 

「え?」

 

ツル→リィンがバナナの皮でコケる音

 

「へ?グブッ!?」

 

ゴシャア→コケたリィンの肘がエリオットの顔面に炸裂する音

 

「な!?ヘヴゥ!?」

 

メキャア→エリオットの後頭部がマキアスの顔面にヒットする音

 

「貴様らバカか…うわー」

「通路が狭くて逃げられな…」

 

バターン×5→男子5人が仰向けに倒れる音

 

ゴチン→リィンが後頭部を強打する音

 

ブシャーー→ユーシスの後頭部の傷が開いた音

 

ダクダク→リィンの後頭部から血が出る音

 

 

 

 

 

「お…おも…がく」

「かあ…さん…」

「これが…チェック…メイ…ト…か」

「ノーブ…オ…がく」

「やっぱ…ゴリラ…ころ…す」

「ウホ」

 

ちーん×5

 

男子チーム ゴリラを除き全滅

 

 

ポカーン×4→女子達の口が開いて塞がらない音

 

 

「私は今男子共の馬鹿さをほんのちょっぴりだが体験した

い…いや…体験したというよりはまったく理解を越えていたのだが……

あ…ありのまま 今 起こった事を話すわ…

男子が助けに来たと思ったらいつの間にか全滅していた。

な…何を言っているのかわからないと思う…

私も何が起きたのかわからなかった…

頭がどうにかなりそうだったわ…敵からの攻撃とか

そんなチャチなもんじゃあ断じてねえ

もっと恐ろしいものの片鱗を味わったわ…」

「アリサさん。コピペに逃げたくなるのは分かりますけど落ち着いて下さい」

「いや、あり得ないから。これ主人公がやっていい失態じゃないから…」

「さっきからメタネタに逃げないで下さ〜い!」

 

「…つかえな…」

「私…Ⅶ組にこのまま入りたくなくなった…」

 

いくら男子達が使えなくても戦闘は続く。止まった女子達に魔獣は突進を仕掛けてきた。

あまりにも衝撃的過ぎて動きが止まってしまった女子達。

 

「くっ!」

「まずい…かも」

 

ラウラとフィーは咄嗟にガードしたが吹っ飛ばされてしまう。そして

 

「エマ!?危ない!?」

「え…」

 

その射線上にいたエマは体を動かすことすら出来なかった。

エマを守るため動こうとするラウラとフィーだが、魔獣に吹き飛ばされた衝撃で動くことが出来ず、アリサはとっさに矢を放とうとするも間に合わない。男子は血の海に沈み、ゴリラは未だに安全なところでバナナを食っている。

エマはこれから襲ってくるであろう衝撃に眼を閉じた。

 

「…え?」

 

おかしい。魔獣に吹っ飛ばされたはずなのに襲ってくるであろう衝撃が来ない。眼を閉じたエマは自分の身体が浮いていることだけ理解した。そしてそっと眼を開けたそこには

 

「無事だった…ようだな」

「あなたは…ガイウ…って顔面血だらけですし、バナナの皮乗ってるうううーー!!」

 

血の海に沈んでいたガイウスの血だらけの顔が有った。

 

 

「エマ!!大丈夫!?って血生臭!?」

「は…はい!ガイウスさんが守ってくれたので…やっぱり血生臭…」

「本当によかった…血生臭!?」

「礼を言うぞ…血生臭!?」

「いや、無事ならそれでいい」

「その…そろそろ降ろして貰いたいんですが…///血生臭!?」

 

エマは今ガイウスにだっこされているのだ。俗に言うお姫様だっこで。と言っても全身血塗れのガイウスにだっこされてるので制服は血塗れである。赤なので目立たないと思ったが色彩が違うので結構目立つ。

 

「ヒュー。ヒュー」

「止めてくださいアリサさん!!あのガイウスさん私重いですし…あと血生臭ですし」

「いや、別に重くないが…とそろそろ敵がくるぞ!」

「ん…一人増えてくれればだいぶやり易くなる」

「わたしは貴殿を誤解していた…すまない…。謝罪したぞ!」

 

ガイウスはエマをお姫様だっこしたままで、全員が散開する。

魔獣との戦いが始まる中、血塗れのガイウスはエマに話しかけた。

 

「君の名前はエマと言うのか」

「は…はい!その叩いてしまって…本当にすいませんでした!」

「いや、元はと言えば見てしまった俺の責任だ。本当にすまなかった…」

「いえ、もう怒ってないので!私も頭に血が上っていて酷いことを言ってしまって…」

「エマ。俺は君に言いたいことがある」

「え?」

「エマ」

 

ガシィ→ガイウスがエマの手を握る音

 

「へ?え?///」

「俺は君に本当に酷いことをしてしまった。君はもう気にしてないと言ったが、俺はそうではない。エマ」

「は…はい!」

「頼む…責任(謝罪)を取らせてくれ。」

「…ウホ?」

 

「なっ!?」

「…ラブコメ?」

「破廉恥だ!!」

「……」

「ウホウホ」

 

「なんでもしよう。俺は君と一緒にいたい」

「え…ええええええええ!!!!???せ…責任(結婚)!!?」

「ああ。頼むエマ」

「あ……ああ///」

 

(え?なんで?何が起こってるの?私は今日士官学校の入学式に出に来たのに、なんで血塗れでプロポーズされてるんですか?相手の顔真っ赤なんてレベルじゃないんですけど?なんで?ゴリラ?ゴリラのせい?)

 

よく分からない思考がエマの脳内を駆け巡り、その末エマのとった行動それは!?

 

「か…考えさせて下さい…。私達まだ知り合ったばっかりでお互いのこと知りませんし…」

「ああ、エマの返事を待とう」

 

その時のエマの顔を茹でダコのように真っ赤になっていたが、ガイウスから垂れてきた血のおかげでガイウスには分からなかった。

 

「ああああ!!背中が痒いーーい!!」

「アリサかラブコメの波動に当てられた…」

「いや、これは…突然過ぎるだろう…」

 

ガイウスとエマのラブコメに戦闘は1時的に停止した。魔獣すらラブコメの波動に当てられてしまう。ゴリラも当てられてしまう。そしてそのラブコメの波動は

 

 

「…」ピクピク

 

「リア充…ころ…す」ピクピク

 

 

眠れる猛者達を起こしたのだ。

 

 

「な?あなたたち大丈夫なの!?つか全員血だらけえええ!!」

「ごめん。誰が誰だか分かんない」

 

 

「僕は…まだ弾きたい曲があるんだ」ドクドク

「こんなところで死ねるかああ!」ドクドク

「アルバレアの名の誓い…俺は果たしてみせる」ピュー

「さぁ、さっさとあの魔獣を倒すぞ!」ピュー

 

「「「全員血が吹き出てるうううう!!」」」

「きも」

「これも風の加護か」

 

 

血塗れの男子達を復活させた!理由は不明である。ひとつわかることは彼らの顔は突然始まったラブコメに対する妬みの感情がありありと浮かんでいることだった。

 

 

 

かなり無理矢理な形で復活した俺たち男子組。俺たちが加わったことで戦いはかなり有利に進んでいった。それもそのはず、俺たちは今アークスの隠された能力のおかげで全員思考を共有しているのだ。

誰か攻撃で出来た隙を取れる人が取る。この方法で俺たちは魔獣をあと少しのところまで追い詰めるのだった。

 

しかし、この時まだ戦術リンクに慣れてない俺たちは知らなかったのだ。戦術リンクに潜む罠。アークスを持っているのは俺たちだけではなく、あのゴリラも持っていたと言うことを…

 

(これは…みんな思考?)

(みんなの考えてることがわかる)

(バナナ食べたい)

(不思議な感じ…)

(暖かい。まるでみんなに包まれているようだ)

(バナナ食べたい)

(ふん。奇妙なものだ)

(これは全員の繋がり…なのか)

(バナナ食べたい)

(…ん。気持ち…いい)

(バナナ食べたい)

(この状態なら負ける気がしないな…)

(バナナ食べたい)

(バナナ食べたい)

(これが…俺たちのきず(バナナ食べたい))

(バナナ食べたい)

(バナナ食べたい)(バナナ食べたい)(バナナ食べたい)

(バナナ食べたいバナナ食べたいバナナ食べたいバナナ食べたいバナナ食べたいバナナ食べたいバナナ食べたいバナナ食べたいバナナ食べたいバナナ食べたいバナナ食べたいバナナ食べたいバナナ食べたいバナナ食べたいバナナ食べたいバナナ食べたいバナナ食べたいバナナ食べたいバナナ食べたいバナナ食べたいバナナ食べたいバナナ食べたいバナナ食べたいバナナ食べたいバナナ食べたい)

 

(バナナアアァァァ!!!)×9

 

「何これ!?さっきまでみんなの視界が見えていたのに今じゃバナナしか映らない!?」

「なんだこれは…頭の中に直接バナナを差し込まれているような感覚…」

「うおおお!!戦闘に…集中できな…い」

「まさか…これはあのゴリラの思(バナナ食べたい)考が流れて来てるのか!?あの未だに安全なところに隠れてるゴリラの…」

「そんな迷惑なゴリラってあるか!?」

 

「ウホウホ」

 

俺たちⅦ組全員が膝をつく。頭の中をグチャグチャにしながらバナナを混ぜ込まれているかのような感覚。視界はすでにバナナ色になってしまっている。

 

「だが、この現象抜きでこの魔獣は倒せん!!(バナナ食べたい)多少無茶してでも合わ(バナナ食べたい)せるぞ!合わせてくれフィー!」

「…(バナナ食べたい)ん」

「貴族の(バナナ食べたい)精神力…舐める(バナナ食べたい)なよゴリラ…」

「老師(バナナ食べたい)の教えを(バナナ食べたい)思い出す(バナナ食べたい)んだ…心を…(バナナ食べたい)無に…するんだ…行くぞおおお!!」

 

バナナに侵食される精神を奮い立たせて俺とユーシスとラウラとフィーが魔獣に追撃を仕掛ける。すでに魔獣の体がバナナに見えてきてしまっている。

 

「(バナナ食べたい)グッ…風よ…」

 

ガイウスもそれに続き。

 

「ゴリラに負けて(バナナ食べたい)たまる(バナナ食べたい)かああ!」

「ヒロイン舐めん(バナナ食べたい)なーー!!」

 

マキアスとアリサも続いた。しかし

 

「アーツ…つか…え…な」

「あた…まが…」

 

精神を集中させる必要があるアーツを使うエリオットとエマはバナナ汚染によって動くことすら出来なくなっていた。恐らく俺たち全員が繋がっているためバナナの侵食は通常の9倍の速度になってしまっているのだろう。

 

それでも俺たちはバナナに汚染されながらも戦い、魔獣を追い詰めた。そしてついに魔獣の再生すら間に合わないダメージを叩きこんだことで魔獣は崩れ落ちた。

 

しかし、ここで問題が起きた。いや、耐えられなくなったのだ。

 

「バナナっ…バナナ…」

「…くっ!ラウラ!!」

 

止めを刺そうとしたラウラがバナナの汚染により、ついに動けなくなってしまったのだ。そしてそれに続くように全員バナナに完全に汚染されてしまったのだ。あのゴリラ絶対殺す。

まさに絶対絶命。このままでは魔獣は再び再生してしまう。戦える人間はもう残っていない。

 

(ここまで…なのか)

 

諦めかけたその時だった。

 

「ウホ!ウホ」

 

ダッ!→ゴリラが突っ込む音

 

「ゴリラ!?」

 

「ウホ!ウホウホウー!!」

 

ドガガガガァー!!→ゴリラのパンチの連打が魔獣の顔面に炸裂する音

 

ドシャーン→魔獣が地面に倒れる音

 

「倒した…のか?」

 

突然のことに呆然としてしまう。みんな同じようで誰も喋らない。戦闘が終わったせいか、アークスは光らなくなり視界がバナナ色からクリアに変わった。

そしてゴリラは俺の目の前まで歩いてきた。ウホウホ言いながら。そして

 

「ウホ」

 

俺に手を差し伸べたのだ。すごいしたり顔で。

 

プッチーーーン!!→リィンの頭の何かが切れた音

 

「なんでてめーが美味しいとこ全部持ってくんだよこの腐れゴリラがあああああ!!」

「ウホウホ〜」

 

逃げるゴリラと追う俺。俺は太刀を持っている。そうだ忘れていた。俺は

 

「ずっとゴリラを殺したかったんじゃねええか!!」

「ウホウホ」

「待てこのくそゴリラアアァァァ!!」

 

 

その後、サラ教官のコブラツイストで落とされるまでリィンとゴリラの鬼ごっこは続いた。そして全員(強制的に)合意の上でⅦ組参加を決めるのだった。リィンは落ちていたため強制参加となった。

 




大戦犯ゴリラ

無理やり終わらせた結果こんな形に。ゴリラの戦術リンクは一章に持ち越しても良かったかもしれないと思う今日この頃
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