東方 春夏秋冬幻想物語   作:yuya oz

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………投稿おくれてすみません。
実は現実の世界の季節と合わせようとしてました…………嘘です。
えぇっと、動画投稿やテストなどがあり、こんなに遅れたのが事実です。
以後気を付けますデスハイ。


謎の春夏秋冬 春4日目

俺を霖之助のところまで案内しなければならなくなった不運な人(?)はーー

アリス・マーガトロイドだった。

「急用ができちまってな。悪いがアリスに案内してもらってくれ。」

自分勝手な金髪の魔法少女はそう言うとさっさと箒にまたがり行ってしまった。

 さて、対照的に落ち着いている金髪の魔法使いは、自己紹介を始めた。

「アリスよ。これからよろしく。」

驚くほど簡潔で、本当に魔理沙の友達か、と疑う。

しかし、礼儀は礼儀。こちらも自己紹介をした。

「ソウタだ。こちらこそよろしく。」

相手が簡潔に終わらせたのでこちらも簡潔に終わらせたまでだ。

「さぁ、行きますか。」

俺達二人は並んで歩き出した。

 

ふとこの幻想郷に来る以前の俺の【東方】の知識に思いを巡らせる。

知識は中の下くらいかと思う。基本的な設定やキャラは覚えてたし、それぞれの性格もだいたい把握している。

が、いざ、いやまさか、本物と話すとなるとその知識も役に立たない。会話が続かないのだ。

ゴッ!!

「…痛ぅ~」

考え事をしていると注意が散漫する。木の枝が俺の顔面に直撃。ものの見事に砕け散った。

………どんな頭してんだ俺………

「ちょっと大丈夫!?そこに小川があるから少し冷やしましょ!」

恥ずかしいかぎりだ。よりによって誰かの前でトジるとは…

頭を冷やした後、辺りを見回すと、森の入り口っぽかった。恐らく魔法の森でまちがいないだろう。

いらぬ時間を喰ってしまったなと思う。昼までに帰らなきゃ霊夢に殺されるかもしれん…くわばらくわばら。

「なぁアリス、霖之助さんのところまであとどれくらいかかる?」

「そうねぇ…半刻くらいかしら。」

それくらいならまだ間に合う…と思う…何せこの幻想郷には『時間』という概念がほとんどない。明るくなったら起き、腹が減ったら食い、暗くなったら眠る。そんな自由な生活をここの人達は送っている。不便なようで実はそうでないのかもしれない。しかし腹加減で飯を食われては俺の立場がない。霊夢がいつ飯を食うかしったこっちゃない。

だが今そんなことを考えても仕方がない。

観念した俺は歩くことにした。

当初の予定では30分も、だ。ほぼ運動しない俺からしてみれば拷問に等しかった。対するアリスは歩くスピードが異常に速い。いや、俺の歩くスピードが異常に遅いだけか?

結局30分では着かず、1時間かかってしまった。

この時ほど俺は空が飛べたらいいのにと思ったことはなかった。彼女達は普通に飛べるのだが、飛べない俺に合わせてくれていたのだろう。ありがたいのやら………

「着いたわよ」

言われて俺は上を見た。古ぼけた看板に「香霖堂」と書いてあった。

ここならなんとかなるかもしれない。俺の第六感がささやいていた。

 

 

続く




読んでいただきありがとうございました。
このお休みしていた間、大量に本を読んだので国語力…上がったかな?
では次回でまた。
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