皆様みてくださいまし〜
私は間宮芽依乃。
平凡な中学二年生。
ただ、私は天才すぎる。
私は中学二年生の春にはもう高校教材を終えていたので、私は自由登校の身となっている。
両親も姉も他界してしまったので、一人で食費などを稼がなければならない。
私はひとりぼっち。
なんにもない、勉強しか能のない私。
私は、"非日常"に憧れていた。
そう、漫画やラノベの小説などで見るような。
ああ・・・・・
私はひとりぼっち。
⭐️
私の朝は早い。
毎朝午前五時には起床し、30分で朝ごはんを食べ、身支度をし、バイトに出る。
お金は両親の遺産などで余裕があるのだが、少しでも自分で稼いでおきたい。
「眠いなぁ・・・・」
重い瞼をこらえて、私はアパートをでた。
私のバイト先はアパートからはそう遠くない。
歩いて行ける距離だ。
私はまだ未成年なので、10時までしかバイトができない。
なので帰宅する時間も入れてだいたい10時15分にはアパートに帰っている。
私はアパートのドアを開けようとしたのをやめた。
なぜなら、何の置き手紙もなしに、ドアの前に茶色の大きいカバンが置いてあったからだ。
「なんだろう?あ・・・これもしかして・・・・」
思い当たりがあったので、私は昨日の記憶を探ってみる。
昨日の朝、起きたら枕元にこんな手紙が置いてあったのだ。
<まきますか/まきませんか>
私はなんだろうと思いつつも、まきますのほうに丸をしてしまっていた。
少しでも非日常に浸かりたい、と思ったからだ。
私はカバンを持って家に入った。
決して豪華な部屋ではないが、そんじょそこらのボロアパート並みではない。
すべて、床も、キッチンも、ダイニングもいたって綺麗だ。
そのうちの一つの部屋、間宮芽依乃の自室に入り、カバンを運び込んだ。
「なんだろう、これ・・・・」
芽依乃はおそるおそるカバンの蓋を開けていく。
するとカバンの中には、人形が横たわっていた。
髪は短く、青い服装をした人形の女の子。
肌のさわり具合は、ほとんど人間のそれと一緒である。
「すごく綺麗な顔・・・・肌も」
私はゼンマイがドールの横に置いてあるのを見て、
「ぜんまい巻けばいいんじゃん・・・」
そう言って微笑んでゼンマイを巻いた。
キリキリ、キリキリ・・・・・・・
ゼンマイを巻く音がこだまする。
キリキリキリ。
「人形が・・・動いた!?」
「こんにちは。僕はローゼンメイデン第4ドール、蒼星石。
あなたが僕のマスター?」
「へ?ま、マスター?どういうこと?」
「僕たちはアリスゲームの名の下に戦っている。僕らローゼンメイデンはミーディアムと契約し、マスターとなり、ミーディアムから力を分けてもらうんだ。」
「じゃあ、指輪にキスすればいいのね?」
「ええ・・・・」
そうして私は、蒼星石のミーディアムになった。