遊戯王ARC-V -エンタメデュエリストと紅白の巫女- 作:坂本コウヤ
「ヤッホー、皆!! フランだよ!!」
いやぁ、GW入ってちょっと暇だったので、2日以内に二つとも上げることができました!! いつも結構同時並行で書いてたりするんですけど、今回はそのおかげで早く投稿できました!!
「やったね!!」
あぁ!! まぁこれも、ひとえに皆様の応援のおかげだと思っております。UAも17715、お気に入り登録者数も123件と多くの方に読まれており、作者としても大変喜ばしく思っております!! これからもがんばっていきますので、どうかよろしくお願いします!!
さて、ちょっと話は変わるんですけど、実はこの前、クラッシュ・オブ・リベリオンを箱買いしようと意気込んでたじゃないですか。
「あぁ、そう言えばそうだったね。どうだったの、結果。」
…売り切れてました。当日はやっぱ駄目だったわ。パックは3パック変えたけど。
「へぇ。それはどうだったの?」
見てみる?
「うん。え~っとどれどれぇ。タムタム、マスケット、トリック・クラウン。『召魔装着』、トゥーン・サイバー、『霊廟の守護者』。『エキセントリック・デーモン』に『獄落鳥』。それと『バリア・バブル』、ラプターズ・フォース、ライオット、『アロマージ―ローズマリー』、『アロマポッド』、スティンガー、トラピーズ。う~ん、何とも言えないね。」
だろ? というかさ、俺の使ってるデッキの型にどれも合わないのよね。組みたいとも思わないし。だからさ、代わりに新規のライロを組み込んだ【カオスライロ】を作った。
「…ハァ?! えっ、ちょっと待って?! さっきのヤツにライロのカード一つもなかったよね?」
うん。だから買った。勿論ライデンとかも。
「箱買い行ったのに、ライロデッキ作っちゃったと。」
うん。因みに今後霊夢が使うカードも入れてるから、ほぼ霊夢デッキ型。
「マジで?!」
うん。因みに、今度金溜まったら【ファーニマル】作ろうと思ってるよ。
「…まさか、リゾネーター入りの?」
もち!!
「呆れた。いやまぁ、前に華仙のデッキ、スリーブたまたま見つけたからその場で作って、パーツ全部買ったって聞いた時も思ったけどさ。」
だって俺のデッキを作る時の根幹にあるのは、「架空でも現実でも使えるデッキ」だからな。ただまぁ、ガチデッキには勝てないけど。
「だろうね。まぁ、その話はこれぐらいにしとこう。だいぶ延びちゃったし。」
それもそうだな。
エー、お待たせしました。今回は予告通り、『遊矢VS衣玖』のデュエルです!! ちょっと長くなるので、今回も前後篇でお送りします!!
「さぁて、いったいどんなデュエルになるのかなぁ。楽しみだね。」
そうだな。それでは今日も、
ゆっくりしていってね!!
「ゆっくりしていってね!!」
永江衣玖
LP 4000
デッキ枚数 35枚
手札 5枚
場、Pゾーン、伏せ 全てなし
榊遊矢
LP 4000
デッキ枚数 35枚
手札 5枚
場、Pゾーン、伏せ 全てなし
「先攻は私がもらいます。私のターン!」
おっ、先攻は衣玖からか。どう来るかしらね。
「私は、モンスターをセットし、カードを3枚伏せます。そして永続魔法『補給部隊』を発動して、ターンエンドです。」
永江衣玖
LP 4000
デッキ枚数 35枚
手札 無し
場
???(伏せモンスター)
補給部隊
Pゾーン 無し
伏せ 3枚
あの構え、これもしかして、あのパターンかしら。全く、どうしてこう幻想郷のシンクロ使い、とりわけ早苗や衣玖みたいにシンクロしか使わない子達って、初見じゃ絶対に見破れないような作戦取りたがるのかしらね。私だったら絶対トラウマになるわ。
「あの感じ、まずは様子見って所なのかな。」
衣玖が最初のターンを終え、それを見て柚子がそう呟いていた。そしてそれを、隣にいた天子が否定し、早苗がそれを補足していた。
「様子見? ハッ、違うわね。あれは作戦よ。あの子の十八番のね。」
「えっ?」
「あれはたぶん、遊矢君を誘ってるんですよ。確かに、最初にモンスターをセットして、伏せカードをセットするだけなら様子見かなとも思いますけど、あの永続魔法、『補給部隊』があるという事は、破壊されても手札を1枚増やせるので、大したアド損にならないんですよ。」
「へぇ。じゃあ、遊矢があの伏せモンスターを攻撃したら――」
「そう言う事。ただ衣玖に手札を貢ぐだけになってしまうの。まぁ、それだけでは終わらないでしょうけどね。」
「どういう事?」
「あのデッキはね、破壊されることに意味があるのよ。それこそが、衣玖のモンスター達が最も輝く瞬間だから。」
「それって、どういう意味? 破壊される瞬間が、一番輝くって――」
「見てたら分かるわ。見てたらね。」
そう言って天子は、フッと笑って、今ターンエンドを宣言した自分の従者に、笑顔で視線を戻した。
破壊される瞬間が、最も輝く瞬間、か。確かに、言い得て妙ね。あの子のモンスターが破壊されることに意味があるというのも、妥当な例えだと思うわ。さすが、日がな一日じゅう一緒にいるだけじゃないみたいね。よく見てるじゃない。
いや、よく見てなくても、あの子の一度手合わせしたことがあるなら、あの厄介性は十分理解できるはず。そして、天子が言ったように、その破壊される瞬間の輝きは、そこから始まる絶望までの一幕を考えたら、あまりにも綺麗に映る気もするわね。
さぁ遊矢、アンタはどうやってこの勝負を切り抜ける? 期待してるわよ。
◇≡
「よし、俺のターン!! ドロー!!」
榊遊矢
手札 5→6枚
伏せモンスターが1体に、伏せカードが3枚。そして、あの発動している『補給部隊』ってカードもどういう効果か分からないけど、今の俺のこの手札なら!!
「俺は、スケール1の『星読みの魔術師』と、スケール8の『時読みの魔術師』で、ペンデュラムスケールをセッティング!!」
俺がいつものように、デュエルディスクの端にあるペンデュラムゾーンに星読みと時読みをセッティングすると、『PENDULUM』という虹色の文字が浮かび上がり、そしてフィールド上に出現した二つの青い光の円柱の中を、先程セッティングした2体の魔術師が昇っていって、ある程度の高さまで上がりきった後、その足元にそれぞれ、『1』と『8』という数字を浮かび上がらせた。よし、これで準備完了だ。
「これでレベル2から7のモンスターが、同時に召喚可能!! 揺れろ、魂のペンデュラム!! 天空に描け、光のアーク!! ペンデュラム召喚!! 現れろ、俺のモンスター達!! レベル2、『EM スパイク・イーグル』!! そしてレベル7、『オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン』!!」
EM スパイク・イーグル
☆2
風属性,鳥獣族/効果
ATK 900
オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン
☆7
[Pスケール:赤4 青4]
闇属性,ドラゴン族/ペンデュラム・効果
ATK 2500
「ペンデュラムキターーーー!!!」
「これがペンデュラム召喚ね。へぇ、なかなか派手じゃないの。」
「凄い。あんなにババッとモンスター出せるんだね。私のデッキにもほしいな。」
昼間に刀堂とのデュエルを見ていた早苗と、ペンデュラム召喚を初めて見た天子とフランの二人が口々にそう言っていた。て言うか早苗、もう夜なんだから、そんなに叫んだら近所迷惑だろ。
そして、目の前で対峙していた衣玖も、同じような事を口にしていた。
「これが、あなたの持つ力、ペンデュラム召喚ですか。素晴らしいものですね。」
「あぁ。これが、俺だけの力。俺だけが持っている召喚法、ペンデュラム召喚だ!」
「…ですが、私の場にはカードが3枚伏せてあり、セットモンスターもいます。このターンではまだ、そこまでのダメージは通せませんね。」
まぁ確かに、このままじゃダメージは通せない。だけど、この組み合わせなら、このターンで決めることだって出来る!!
「それはどうかな?」
「ん?」
「『EM スパイク・イーグル』の効果発動!! 1ターンに1度、自分フィールド上の表側表示モンスター1体を選択し、選択したモンスター1体に、貫通効果を与える!! 俺が効果を与えるのは、当然『オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン』!!」
「ッ!?」
スパイク・イーグルがオッドアイズの周りを旋回し、それによって、オッドアイズの目が光り、効果が適用された事が分かった。
「なるほど!! 貫通効果を付与したオッドアイズで攻撃すれば、星読みと時読みの効果で魔法・罠カードを封じつつ、さらにオッドアイズの効果で、倍のダメージを与えられるって訳ですね!!」
「これが決まれば、守備力によるけど、衣玖に大ダメージを与えられるわね。やるじゃない。」
早苗と、もうデッキの調整を終えた霊夢がフィールドを見ながらそう口にしていた。衣玖もそれが分かったからか、俺がバトルフェイズに入る前にカードを発動させてきた。
「じゃあ、このままバトルフェイズに――」
「それはさすがに直で食らいたくないですね!! 私は伏せていた永続罠、『竜星の具象化』2枚と、『ダメージ・ダイエット』を発動!! これにより私は、ダメージを受けようと、そのダメージは半分になります!!」
「それでも、このターンで大ダメージは与えられる!! 行け、『オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン』!! セットモンスターに攻撃!! 『螺旋のストライク・バースト』!!」
オッドアイズが俺の指示を受けて飛び上がり、セットモンスターに向かってブレスをはいた。すると、セットされていたカードがひっくり返り、そこから黄色の鬣のような物を生やした、東洋風の竜が姿を現し、オッドアイズのブレスを受けて破壊された。
オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン
ATK 2500
地竜星―ヘイカン
☆3
地属性,幻竜族/効果
DEF 0
永江衣玖
LP 4000-{(2500-0)×2}÷2=1500
「ぐっ!! …なかなかのパワーですね。ですが、『地竜星―ヘイカン』が破壊された事で、ヘイカン自身の効果が発動!! さらに、私のフィールドのモンスターが戦闘で破壊された事で、2枚の『竜星の具象化』と、『補給部隊』の効果が発動!!」
「なっ?!」
「まずは『補給部隊』の効果で、デッキからカードを1枚ドローします!! そして次に2枚の『竜星の具象化』の効果により、デッキから竜星モンスターを、1枚につき1体、つまり合計2体特殊召喚出来ます!! 私はデッキから、『炎竜星―シュンゲイ』と、『水竜星―ビシキ』を特殊召喚!!」
永江衣玖
手札 0→1枚
炎竜星―シュンゲイ
☆4
炎属性,幻竜族/効果
ATK 1900
水竜星―ビシキ
☆2
水属性,幻竜族/効果
DEF 2000
「そして最後に、戦闘で破壊された『地竜星―ヘイカン』の効果発動!! このモンスターが戦闘、効果で破壊され、墓地へ送られた時、デッキからヘイカン以外の竜星モンスター1体を、守備表示で特殊召喚出来ます!! 来なさい!! チューナーモンスター、『光竜星―リフン』!!」
光竜星―リフン
☆1
光属性,幻竜族/チューナー/効果
DEF 0
「ウソ…、遊矢が攻めたはずなのに、あんなにモンスターが。」
「だから言ったでしょ。様子見なんかじゃないって。あれが衣玖の十八番、というより、衣玖の使っている【竜星】デッキの十八番ね。たとえ破壊されても、また別の輝きを放ちながら現れる。あれこそ、衣玖のデッキの真骨頂よ!」
デュエルの展開を見ていた柚子が、驚きのあまり小声で何か呟いていて、それを聞いた天子が、自分の従者を自慢するようにそう言った。
ただ、直接デュエルしている俺は、柚子以上に驚いていた。このターンでは決まらないだろうと思ってたけど、まさかセットモンスターを破壊した瞬間、手札も補充されて3体もモンスターが出てくるなんて、普通考えないだろ? でも、幸いこっちにはまだスパイク・イーグルが残ってる。これであのチューナーモンスターの『光竜星―リフン』を破壊すれば、取りあえず次のターンでシンクロされる心配は多少減る。
「なら俺はスパイク・イーグルで、『光竜星―リフン』を攻撃!!」
スパイク・イーグルが、その翼を広げながらリフンに向かって突撃しようした。いくらシンクロ使いでも、チューナーをやられたら元も子もないはず。ここまでの俺は、そう思っていた。
◇≡
ふぅ、まさか1ショットkillを狙ってくるとは。『ダメージ・ダイエット』を伏せておいて正解でしたね。
さてこの盤面、間違いなく遊矢さんはスパイク・イーグルでリフンを攻撃してくるはず、と思っていたら、見事にこちらの思惑通りに攻撃してきてくれましたね。ならば、遠慮なくいかせてもらいましょう!
「それを待ってましたよ。」
「えっ?」
「『炎竜星―シュンゲイ』の効果発動!! 1ターンに1度、相手のメインフェイズかバトルフェイズ中に、竜星モンスターのみを素材に、シンクロ召喚ができます!!」
「何だって?!」
「遊矢のターン中に、シンクロ召喚ですって?!」
ま相手ターン中のシンクロ召喚と聞いて、遊矢さんと柚子さんが驚愕の声をあげた。まぁ、普通は驚きますよね。一般的な『緊急同調』でのシンクロなら、おそらく初見で霊夢さんが使っていると思うので、相手ターン中のシンクロが可能なのは知っているでしょうけど、さすがにモンスター効果でのシンクロ召喚は知らないでしょう。私はよく使う戦術なんですけどね。
「いきますよ!! 私はレベル4の『炎竜星―シュンゲイ』と、レベル2の『水竜星―ビシキ』に、レベル1の『光竜星―リフン』をチューニング!! 荒ぶる殺戮の帝王よ、光差す星の導きに従い、破壊の怨嗟を地上にもたらし給え!! シンクロ召喚!! その咆哮を轟かせよ!! レベル7、『邪竜星―ガイザー!!』」
邪竜星―ガイザー
☆7
闇属性,幻竜族/シンクロ/効果
ATK 2600
私がエクストラデッキから出てきたカードをデュエルディスクにセットすると、フィールドに禍々しい色をした気を纏った、黒い竜が姿を現した。そのステータスを見て、遊矢さんがさらに驚いていた。
「攻撃力、2600だって?!」
攻撃力2600・・・。なるほど。確かに、ガイザーの『本来の』ステータスはそれですが、今のガイザーのステータスは、それを越えます!
「2600? 何を勘違いしているんですか。今のガイザーのステータスは、そんなものじゃありませんよ。」
「えっ?」
「シンクロ素材に使われた、『水竜星―ビシキ』と、『炎竜星―シュンゲイ』のモンスター効果発動!! このモンスター達を素材としてシンクロ召喚されたモンスター達は、ある効果をそれぞれ得ます。まずはビシキを素材にしたことで、このカードはあらゆる罠カードの効果を受け付けません。そしてシュンゲイを素材にしたことで、ガイザーの攻撃力、守備力はそれぞれ、500ポイントずつ上昇します!! よってそのステータスは――」
邪竜星―ガイザー
ATK 2600+500=3100
(DEF 2100+500=2600)
「攻撃力、3100?!」
「まずいわね。今の遊矢のデッキで、あの攻撃力を越えるモンスターは今のところいない。ソード・フィッシュとかでもないと、後々キツいわよ。」
強化されたガイザーのステータスを見て、顔が驚愕に染まる柚子さんの横で、霊夢さんは冷静に状況を分析していた。そして遊矢さんもまた、霊夢さんの言っていた事を理解しているからか、顔に焦りを浮かべていた。
「さて、モンスターの数が変動したので、攻撃は巻き戻りますが、どうしますか。」
「…バトルフェイズは終了して、カードを2枚セット! これで俺は、ターンエンド!」
榊遊矢
LP 4000
デッキ枚数 34枚
手札 無し
場
EM スパイク・イーグル
オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン
Pゾーン
星読みの魔術師(スケール1)
時読みの魔術師(スケール8)
伏せ 2枚
伏せを2枚、ですか。先ほどビシキを素材にしたことで、ガイザーが罠の効果を受けないと言いましたが、あれが速攻魔法だったときは少々面倒ですね。まぁ、先にダメージをとりにいくほうが懸命でしょうし、伏せカードの事は一旦置いておきましょう。
「私のターン、ドロー!」
永江衣玖
手札 1→2枚
この手札、ですか。となると、このターンはやはり、先に攻めていきましょうか。
「バトルです! 『邪竜星―ガイザー』で、『EM スパイク・イーグル』を攻撃!!『睚眦滅波(がいさいめっぱ)』!!」
ガイザーがスパイク・イーグルに向かって、纏っていたオーラを右手に集めたものを、掌底の要領で頭上からぶつけた。ぶつけられたスパイク・イーグルは地面に叩きつけられ、そのまま押し潰されるように爆発した。
邪竜星―ガイザー
ATK 3100
EM スパイク・イーグル
ATK 900
榊遊矢
LP 4000-(3100-900)=1800
「遊矢!!」
スパイク・イーグルが破壊されたことで、遊矢さんのライフは大幅に削られ(先程の私ほどではないですが)、観戦していた柚子さんが心配そうな声を上げた。遊矢さんも遊矢さんで、大幅にライフを削られた事が少々悔しいのか、顔を歪めていましたが、すぐのその表情を元に戻し、カードを発動させてきました。
「速攻魔法発動、『イリュージョン・バルーン』!! 自分の場のモンスターが破壊されたターンに発動でき、デッキからカードを5枚めくる! そして、その中のEMモンスター1体を特殊召喚し、残りはデッキに戻してシャッフルする!」
「破壊をトリガーに発動できるカードですか。」
まさか、あちらも持っていたとは。とはいえ破壊を介さない除去は、今の私の場ではできませんから、どのみち発動されていたかもしれませんね。
「チェーンはありません。処理に入って下さい。」
「じゃあ、『イリュージョン・バルーン』の効果で、俺はデッキの上からカードを5枚めくる!」
めくったカード
EMリバイバル
EMコール
EM ペンデュラム・マジシャン
EM チアモール
EM カレイドスコーピオン
おっと、出せるモンスターが3体もいますね。どれを出してくるのやら。
「ッ、よし!! 俺は『EM ペンデュラム・マジシャン』を特殊召喚し、残りの4枚をデッキに戻して、シャッフルする!!」
EM ペンデュラム・マジシャン
☆4
[Pスケール:赤2 青2]
地属性,魔法使い族/ペンデュラム・効果
ATK 1500
「『EM ペンデュラム・マジシャン』の効果発動!! このカードの特殊召喚成功時、自分のフィールド上のカードを2枚まで選択して破壊し、破壊した枚数だけ、デッキからEMモンスターを手札に加えることができる!! 俺はペンデュラム・マジシャン自身と、セットカードを破壊し、デッキから『EM ウィップ・バイパー』と、『EM ジンライノ』を手札に加える!!」
榊遊矢
手札 0→2枚
遊矢さんの場に現れたペンデュラム・マジシャンは、そのまま自身とセットカードを魔法で生み出した光で破壊し、代わりのその破壊された時に起こった光が、遊矢さんのデッキから2枚のカードを指し示し、遊矢さんはそのカードを手札に加えた。
「破壊された『EM ペンデュラム・マジシャン』は、ペンデュラムモンスター。よって墓地へは行かず、エクストラデッキに表側表示で送られる。」
「表側表示で、エクストラデッキにですか?」
「あぁ。そして、エクストラデッキに表側表示で存在するペンデュラムモンスターは、ペンデュラム召喚で再び俺のフィールドに特殊召喚することができる!!」
「なるほど。つまりペンデュラム・マジシャンを破壊したことは、そこまでアド損ではなかったという事ですか。」
「そういう事!」
ふぅむ、これは少し厄介ですね。とはいえオッドアイズを残していても面倒なのは確実。先程サーチしていたモンスターのどちらかが攻守変動型の場合、突破される可能性もありますからね。先にあれから仕留め、残りにも一気にお引き取り願いましょうか。
「ならばメインフェイズ2に入り、『邪竜星―ガイザー』の効果を発動します!! 1ターンに1度、自分フィールドの竜星モンスター1体と、相手フィールド上のカードを選択し、そのカード達を破壊します!! 私はガイザー自身と、あなたの場の『オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン』を破壊します!! 『荒牙流星弾(こうがりゅうせいだん)』!!」
ガイザーが自身の纏っていたオーラをスパークさせながら飛翔し、そのままその口を広げながら遊矢さんの場のオッドアイズへと突撃し、2体の竜はともに爆発四散しました。
「っ、オッドアイズ!!」
「おっと、そちらに気を使ってる場合ですか? 私の場のモンスターが破壊された事で、再び『補給部隊』と2枚の『竜星の具象化』の効果が発動します! さらに、自爆した『邪竜星―ガイザー』の効果と、墓地の『光竜星―リフン』の効果も発動! まずはリフンから。このモンスターが墓地に存在している時に、私のフィールド上の竜星モンスターが戦闘、または効果で破壊された時、墓地から特殊召喚出来ます! ただし、フィールドを離れてしまうと、除外されてしまいますがね。」
光竜星―リフン
☆1
光属性,幻竜族/チューナー/効果
DEF 0
「続けて『邪竜星―ガイザー』の効果です。このカードが戦闘・効果で破壊された時、デッキから幻竜族モンスター1体を守備表示で特殊召喚します。『風竜星―ホロウ』を特殊召喚します!」
風竜星―ホロウ
☆1
風属性,幻竜族/効果
DEF 1800
「さらに2枚の具象化の効果で、再び『炎竜星―シュンゲイ』と、『水竜星―ビシキ』を特殊召喚します!」
炎竜星―シュンゲイ
☆4
炎属性,幻竜族/効果
ATK 1900
水竜星―ビシキ
☆2
水属性,幻竜族/効果
DEF 2000
「そして最後に『補給部隊』の効果で、デッキからカードを1枚ドローします。」
永江衣玖
手札 2→3枚
うん、まぁだいたいこんな所ですかね。初手にあの3枚が来てくれたおかげで、私としても息切れせずにすんでます。ただ、ちょっとアドバンテージを広げ過ぎてしまってますかね。だからといって、手加減する気は毛頭ありませんが。
それに、この手札の2枚。私の新たな仲間達を使うタイミングもありますし。なるべくなら巻き返してほしいところですね。教えるのを手伝うと言った手前、あまり圧倒し過ぎてもまずいでしょうしね。
勿論、くどいですが手加減はしませんよ。
◇≡
うわぁ、あのアドの広がり、ヤバ過ぎませんか?! これ、遊矢君勝てるんですかね。今の彼だと、かなり厳しい気がするんですけど。というか、相変わらず衣玖さんの【竜星】デッキ、回りますね。おまけに「相手ターンにシンクロ召喚だと?!」が標準という。ホント「なぁにこれぇ?」ですよ。私の【ガスタ】デッキよりひどくないですか?
「まずいわね。アドをかなり広げられてる。このままだと、本格的にまずいわよ。」
霊夢さんもデュエルの様子を見ながら、厳しそうな表情をしてそう言っていました。確かに、衣玖さんの場のモンスターが破壊される度に、『竜星の具象化』と『補給部隊』の効果、さらに竜星モンスター達の共通効果が発動してしまって、破壊しても結局手札+1、フィールド+2のアドバンテージが出来てしまいますからね。こうなってくると、衣玖さんのデッキのカード(特にリクルート先)が切れるのが先か、それとも遊矢君のライフが尽きるのが先かの勝負になってきそうですが、あの衣玖さんの事です。デッキに墓地のカードを戻す手段くらいは色々あるでしょうからね。貪壺とか貪瓶とか。
「遊矢…。」
そして私の左横では、ずっと心配そうな目で遊矢君を見つめている柚子さんがいます。仕方ないですよね。これだけ一方的に動かれては、こういう表情にもなりますよ。
ただ、これで絶望的な状況が変わるわけもなく――
「いきますよ!! 私は、今特殊召喚したレベル4の『炎竜星―シュンゲイ』、レベル2の『水竜星―ビシキ』、レベル1の『風竜星―ホロウ』に、レベル1の『光竜星―リフン』をチューニング!! 光差す未来に生まれし巨竜よ!! 今こそ汝の力で、我らに幸ある未来(あす)へ導け!! シンクロ召喚!! その輝きを解き放て!! レベル8、『輝竜星―ショウフク』!!」
輝竜星―ショウフク
☆8
光属性,幻竜族/シンクロ/効果
ATK 2300
――というか、もっとひどい事になりましたね。この場面でエースモンスターであるショウフクを出すって、衣玖さん鬼過ぎるでしょ。これじゃ特訓というより、ただの蹂躙のような気がするんですけど。
霊夢さんも衣玖さんの出してきた『輝竜星―ショウフク』を見ながら、さらに表情を険しくしていました。そんな中でも、二人のデュエルは止まることなく進んで行きました。
「さて、『輝竜星―ショウフク』には召喚時に発動する効果がありますが、その前に素材にした、シュンゲイ達の効果を適用します。シュンゲイとビシキに関しては、先程ガイザーの時に説明しましたので省略しますが、『風竜星―ホロウ』の効果はまだなので、説明しましょう。『風竜星―ホロウ』をシンクロ素材にしたシンクロモンスターは、ビシキとは逆に、あらゆる魔法カードの効果を受け付けません。そして、説明を省略した2体の流星のシンクロ素材時の効果も適用すれば――」
輝竜星―ショウフク
ATK 2300+500=2800
(DEF 2800+500=3300)
「攻撃力2800!? それに、魔法や罠まで効かないなんて!」
「うわぁ、ガチガチに固めてきたわねあの子。ありゃもう本気出してるわね。」
「て言うか、これ遊矢君の特訓だって事忘れてませんか? 負荷をきつくし過ぎても、トレーニングって効率は上がりませんよ?」
「先に手を出してきたのはあの子でしょ? 衣玖を1ショットkillしようとしたんだし。」
うっ、確かに。先に仕掛けたのは遊矢君なんですけどね。まさか1ショットkillを狙ってくるとは思わなかったので。って、まさかそれだけで本気出したんですか?! 衣玖さんってもっとクールな人だと思ってたんですけど、意外とスイッチが入りやすい人なんですかね。
「でも、これだけじゃ終わらないわ。」
「はい。」
霊夢さんが横で呟いた声に、私も同意しました。なぜなら、まだショウフクの召喚時の効果が残ってるんですから。
「これで、素材にしたモンスター達による強化の説明も終了しましたし、ショウフクの召喚時の効果を発動しましょう!」
「召喚時に発動…、いったいどういう――」
「すぐに分かりますよ。『輝竜星―ショウフク』のモンスター効果発動!! ショウフクのシンクロ召喚に成功した時、その素材にした竜星モンスターの元々の属性の数まで、相手フィールド上のカードをデッキに戻すことができます。」
「な、なんだって?!」
「それじゃ、遊矢のフィールドは!?」
「当然、がら空きになるでしょうね。しかも『まで』だから、その属性の数分戻す必要が無い。つまり、自分のカードを巻き込む必要もないわ。」
「その通りです。では、今あなたのフィールドに残っている2体の魔術師には、デッキに戻ってもらいましょうか。やりなさい、『輝竜星―ショウフク』!『輝光逆流波(きこうぎゃくりゅうは)』!」
衣玖さんの場にいたショウフクが、口から光の奔流を放ち、それが遊矢君の場の星読みと時読みををデッキに戻してしまいました。
「星読み!! 時読み!!」
「これでペンデュラム召喚はしばらく封じさせてもらいました。さて、ここからの状況をどう巻き返すのか、楽しみにしていますよ。ターンエンドです!」
永江衣玖
LP 1500
デッキ枚数 26枚
手札 3枚
場
輝竜星―ショウフク
竜星の具象化(×2)
補給部隊
Pゾーン 無し
伏せ 無し
まずい、どころじゃないですね。頼みのペンデュラム召喚まで封じられてしまったら、今の遊矢君であの陣形を突破するのは、容易ではないはずです。次のターンのドロー、何を引くかによって、このデュエル、相当変わると思います。
遊矢君、頑張って下さい。諦めなければ、奇跡は起きるはずです。
◇≡
くそ、どうする。星読みと時読みはデッキに戻されて、ペンデュラム召喚でオッドアイズを呼ぶこともできない。このままじゃ――
――いや、諦めるのはまだ早い。ペンデュラムが出来ない状況にされたのなんて、これが初めてじゃないだろう。昼間なんて、これよりもっとひどい状況に追い込まれたじゃないか。希望を捨てない限り、必ず勝機はある!
「俺の、タァァァァン!!!」
榊遊矢
手札 2→3枚
っ、このカードは。取り敢えず、これに賭けるしかない!
「魔法カード、『EMキャスト・チェンジ』を発動!!」
「『EMキャスト・チェンジ』?」
「このカードは、手札のEMモンスターを任意の枚数見せることで、そのカードをデッキに戻してシャッフルし、戻した枚数に+1した枚数分、デッキからカードをドロー出来る!! 俺は、さっきペンデュラム・マジシャンの効果で手札に加えた『EM ウィップ・バイパー』と、『EMジンライノ』を見せる!」
「・・・確認しました。」
「じゃあその後、このカード達をデッキに戻す。そしてシャッフルし終わってから、戻した枚数に+1した、3枚をデッキから、ドロー!!」
引いたカード
EM アメンボート
ドロー・マッスル
EMリバイバル
っ、よし!! これなら何とか、このターンは凌げる。
「俺は『EM アメンボート』を召喚!!」
EMアメンボート
☆4
水属性,昆虫族/効果
ATK 500
「そして、カードを2枚セットして、ターンエンド!!」
榊遊矢
LP 1800
デッキ枚数 31枚
手札 無し
場
EM アメンボート
Pゾーン 無し
伏せ 2枚
今伏せた『ドロー・マッスル』と、『EMリバイバル』。そしてアメンボート。この布陣なら、貫通効果を持ったモンスターで攻撃されない限り、突破してくることはないはず。後は相手次第。さぁ、どう来る。
「私のターン、ドロー!」
永江衣玖
手札 3→4枚
「……。」
引いたカードを見つめながら、衣玖が急に何かを考え出した。もしかして、突破できるカードが来たのか? それとも、手札が悪かったりするのか?
そう思っていると、衣玖が徐に口を開いた。
「遊矢さん。」
「ん、何?」
「あなたは先程、『ペンデュラム召喚は自分だけが持つ、特別な召喚法だ』、と言いましたよね。」
「? それが、どうかしたのか?」
「本当に、そうでしょうか?」
「えっ?」
何を言ってるんだ、衣玖は? だって、ペンデュラムは俺だけの――
「何を言っているのか分からない、といった感じですね。確かに、あなたからすればそうでしょう。世界で初めて、そして唯一、その手にペンデュラムカードを持っているあなたには。ですが、あなたの身に起こった変化が、他の誰かに起こらないとは言い切れないでしょう。世界のどこかでは、きっとあなた以外にも、ペンデュラムカードを手にしているものがいるはずです。」
「っ、そんなわけない!! だって、ペンデュラムカードは――」
「あなたが生み出した、ですか。そういう観点でみれば、あなたの考えは正しいでしょう。ですが、それは『あなたの生み出したペンデュラムカード』に限れば、です。変化というものは、いつ、どこで起こるものかは分かりません。そしてそれは、あなただけでなく、誰にでも言える事なんです。」
「ッ、まさか…。ウソだろ?」
衣玖の言っている事を、直感的に理解してしまった俺は、その理解したことを拒絶した。そんなわけない。そんなはずがない! だけど、その拒絶の念すらもうち砕く、決定的な事実を、彼女は俺につきつけてきた。
「まだ信じられませんか。ならば、その目で確かめなさい。あなたはまだ、本当の『竜星』の輝きを目にしていません! それをお見せしましょう!! 『神託』の力により、新たな輝きを得た『竜星』達の姿を!! 私は、スケール1の『宝竜星―セフィラフウシ』と、スケール7の『秘竜星―セフィラシウゴ』で、ペンデュラムスケールをセッティング!!」
そう宣言し、2枚のペンデュラムカードをデュエルディスクにセットした彼女の場に、青い光の円柱が出現し、その中を、2体の白い羽根の生えた灰色の竜が昇っていった。そして、その2体はある程度の高さまで来ると静止し、その下にそれぞれ、『1』と『7』という数字が出現した。ウソだろ? まさか、本当に――
「これで、レベル2から6までのモンスターが、同時に召喚可能!! 竜より生まれし9つの魂よ!! 神託の翼の祈りに応え、今ここに顕現せよ!! ペンデュラム召喚!! 光り輝け、我が僕の星達よ!! レベル3、『地竜星―ヘイカン』!! そしてレベル5、『魔竜星―トウテツ』!!」
地竜星―ヘイカン
☆3
地属性,幻竜族/効果
ATK 1600
魔竜星―トウテツ
☆5
闇属性,幻竜族/効果
ATK 2200
目の前で、今まで自分だけの力だと思っていたペンデュラム召喚を、しかも、沢渡の時と違って、俺の知らないペンデュラムカードによるペンデュラム召喚を見せられ、俺は驚愕のあまり言葉が出なかった。
そして、やっとの思いで出た言葉もまた、弱く、とても震えていた。
「そんな・・・。何で…、何で俺以外が、ペンデュラム召喚を?! ……何でアンタが?!」
どうも、皆さん!! お疲れ様です!! いかがだったでしょうか。
「凄かったね、衣玖。終始あのペンデュラムのお兄ちゃんを圧倒し続けるって。」
まぁ、最初に1ショットkill狙いに行こうとしたのは遊矢ですからね。それでもしかしたら変なスイッチ入っちゃったかもしれませんね。まぁ元々、【竜星】っていうデッキが、リクルートしながら「相手ターンにシンクロ召喚だと?!」をやるデッキですからね。これペンデュラムいらなくねって思ったりもしたんですけど。
「でも、結局使わせたんだね。」
うん。元々セフィラのカード達は出す予定だったしね。それに、普通に社長のところでペンデュラムを見せられてショック食らってると、実はちょっとめんどくさい展開になるんだよね。色んな意味で。
「えっ、何で?」
実はちょっとネタバレになるんだけど、その時に別の理由で霊夢もショック受けるから。
「えっ、マジで?!」
うん。ここでこのイベント踏んどかないと、後々霊夢が覚醒出来なくなっちゃうからな。だから、もし社長のところで二人とも落ち込んでると、色々とイベントがだだ被りしちゃうから、今回の衣玖さんのところで先に遊矢にショックを与えておいた。
「なるほどね。確かに、二つのイベントを同時並行で解決させるのは、ちょっとめんどくさそうだね。」
そういう事。まぁちょっとぶっちゃけると、単にセフィラのお披露目タイミングをチャンピオンシップの時までにほしかったってだけなんだけどね。
「そっか。ん、じゃあ他にもセフィラのカードを持ってる人達がいるってこと?」
そうだな。まぁたぶんわかると思うけど、そのカードがセフィラ以外に属しているカテゴリを持ってる人達が、そのカードを持っている感じ。今回衣玖が、セフィラフウシとセフィラシウゴを持ってたみたいにな。
「分かった。」
よし、んじゃ次回予告っていきたいんだけどさ。そう言えば原作の方が結構すごい事になってますね。シンクロ次元が格差社会になってるとは。どうしてこうなった。
「トップスとコモンズ、だっけ。で、ユーゴって言うあのペンデュラムのお兄ちゃんにそっくりな人は、確かコモンズなんだよね。」
うん、そう。遊星がいたら絶対あんなことになってないと思うんだけど。どう考えても別の世界戦を辿ったものと考えた方がいいよな。ジャックとクロウが出てるけど、他誰も出てなさそうだしな。
「かもね。そう言えば、次回はライディングデュエルやるんだよね、原作は。」
そうそう! あのOPの時に、わざわざライディングデュエル用の道が出て来る映像があって、「かっけぇ!!」って思ってたら、最後の最後で「ライディングデュエル、アクセラレーション!!」が聞けて、「キタァァァァァ!!!」ってなったわ。にしてもユーゴ、柚子乗せたままライディングデュエルとは。柚子、振り落とされんなよ。
「ホント、落ちてけがとかしないと言いけどね。…そう言えば作者さん。」
ん、何か、ヒッ!? ど、どうしたの? そんなちょっと殺気醸し出して。
「どうして『ZEXAL』の方に勝手にアシスタント入れたの? それも私じゃなくて、あの幽霊女を。」
え、え~っと、だって、あっちじゃフラン、出番ないし。それに、あの人が勝手に入ってきたっていうかさぁ。
「勝手に入ってきたのならさぁ、作者権限でどかせばよかったじゃない。何でそのままアシスタントに起用してるの?」
ちょっ、フラン、近い!! そんな狂気丸出しの顔で、俺をずっと見ないで!!
「ん~、別に怖くないでしょお? 大丈夫。素直に答えれば、『きゅっとしてドカーン!!』だけは止めてあげるからぁ。」
わ、分かった分かった!! じゃあこうしよう。今度番外編作るから、その時にフランが勝ったら幽々子様には諦めてもらって、フランにあっちも手伝ってもらう。幽々子様が勝ったら、この話は不問にする。それで妥協してくれ。頼む!!
「…どっちにしても、説明はしてくれる?」
うん、するする! だから頼むよ!!
「…ハァ、分かった。その代わり!」
は、はい!!
「ちゃんと、納得のいく説明をしてよね。いい?」
わ、分かった。
え~、という訳でですね。次の最新話を上げる前に、番外編で短編上げるかもしれません。ご了承ください。それじゃ、このまま次回予告の方にいきましょう!
「オッケー。で、今回はどうするの?」
う~ん、今のところ何にも言われてないのよね。だから前回と同じ形でしばらくは書くかも。
「試験期間の延長って訳だね。」
そういう事。という訳で皆さん!! 次回も楽しみにしていてくださいね!!
「番外編での私の活躍にも、期待してね!! バイバ~イ!!」
次回予告(地の文:博麗霊夢)
衣玖のペンデュラム召喚を目撃し、戦意を失う遊矢。
そんな立ち竦む彼を励ます中、彼のもとに、あの魔女が姿を現した、いったい、その真意とは?
???「ペンデュラムのその先へ行くために、私が力を貸してあげる。」
霊夢「頑張りなさい遊矢!! あなたになら、ペンデュラムのその先へ、行くことができるわ!!」
遊矢「これが、ペンデュラムのその先!!」
次回。『遊戯王ARC-V -エンタメデュエリストと紅白の巫女-』。
『ペンデュラムのその先へ! 秘術の瞳、開眼!!』
お楽しみは、これからよ!!