遊戯王ARC-V -エンタメデュエリストと紅白の巫女-   作:坂本コウヤ

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レディース、エーンド、ジェントルメーン!! どうもこんにちは!! 坂本コウヤです!!

「他人のネタパクらないの!! どうも皆、フランだよ!!」

いやぁ、今回ちょっと雑な漫才風に登場してみました。どうでしょうか?

「うん、たぶん雑以外の何物でもないと思うよ。」

お前、容赦無しか。まぁいいや。さて、やっと書きあがりましたよ第21話が。ある意味ここまでのデュエル回の中で一番苦労した。

「ていうか、もう21話なんだ。アニメだったら、どの辺りになるのかな?」

今調べてみたけど、ミエル戦の手前ぐらい。

「未だ出る気配すら見えないけどね。」

まぁな。て言うか、ミエル戦以外は全部カットしようかどうか考え中。正直このカメ展開でいつまでも行ってたら、新規カードの出るタイミング等々に追いつけん。

「あぁ、その辺りは自覚あったんだ。でも、今回のデュエルには新規出てこないよね。」

そりゃまぁな。ここでいきなり黒咲さんが、原作の最新話で使った『RUM-レイド・フォース (『ディメンション・オブ・カオス』に収録される模様)を使ったら、皆びっくりするだろ? さすがにそんなことしないって。

「まぁそうだよね。私としても、ここでいきなりRUM使う事の意図が分からないし。下手したら、召喚エネルギーとかの問題に引っかかるもんね。」

そうそう。ジャッジメントやスターダストで計測器の半分がオーバーフローしてるし、それがまだ完全に治りきってない状態のはず(この小説の第3話、第7話参照)だから、正直今の段階でRUMなんかうったらマジでヤバい、と思う。分からんが。

「正直、あれは霊夢、というか、霊夢の持つモンスター達のエネルギーが規格外なだけでしょ? 他は大丈夫なんじゃない?」

どうなんだろう。まぁ、大丈夫じゃないと、後々の展開は無理になるけどな。

「うん、知ってた。て言うか、その辺りの矛盾点に関しては、LDSとの3本勝負辺りから出てきてる気もするけどね。」

だよね。取りあえずLDSの人達には、当面休日を返上してもらって、裏で馬車馬のように働いておいてもらおうかな。

「止めてあげて!! 彼らのライフはもう0よ!!(体力的な意味で)」

とまぁ、冗談は置いといて。今回はまぁ、黒咲さん操る『エクシーズ版【BF】』こと【RR】VS妹紅の操る『シンクロの最終兵器』カテゴリのデッキによるデュエルです!!

「シンクロの、最終兵器?」

…ネーミングは気にするな。俺が勝手にそう思ってるだけだから。さぁて、読者を満足させることができるようなプレイング出来てるかなぁ。 正直、めっちゃ怖い。どっちも回ってないと突っ込まれるしなぁ。特に妹紅さんの使うデッキの方は、マジで回ってないと満足民から批判とんでくるらしくて、滅茶苦茶怖い。

「あぁ、今のでどのデッキ使うのか分かったよ。アレだね、アレ。確かに、タイトルに『煉獄』って入ってるし。アイツらの強烈な蘇生効果は、正に不死鳥だもんね。」

ある意味で本当に彼女らしいデッキだと思うけど、果たして納得してもらえるかどうか。プレミしてないか、滅茶区茶不安。

「まぁ、不安をここでこぼしてても仕方ないよ。早く本編に入らないと、ね?」

フラン。そうだな。前書きであんまり引っ張るわけにもいかねぇしな。早速始めるか!!

「そうそう。その意気込みだよ! あっ、そうだ。皆、ついにこの作品も、UA21000以上、お気に入りも133件とかなり読んでもらえてるみたいで、出演してるこっちとしても、凄く嬉しいな!! これからもたくさん皆に読んでもらえるよう、作者さんを頑張らせるから、応援よろしくね!!」

いや、本当にありがとうございます!! 僕としても、読者の方にたくさん読んで頂けているようで、感謝感激ものです!! これからも頑張っていきますので、応援よろしくお願いします!! それでは今日も!!

ゆっくりしていってね!!
「ゆっくりしていってね!!」


P.S.)すみません!! デュエル中にルールミスを犯していたので、修正しておきました。ただ、ちょっと強引です。もしかしたら「そのカード入らねぇだろ」って思う方がいるかもしれませんが、入れている理由は後書きにて解説します。




第21話:激突する焔! 反逆の翼VS煉獄の不死鳥!!

「いってぇぇぇ…。まだ頭が…。」

 

「だ、大丈夫ですか? 遊矢君。」

 

「自業自得よ。全く、教える側を1killしようとするとか、何考えてんのよ。」

 

 

遊矢と衣玖のデュエルが終わり、その時に遊矢のとった行動について『O☆HA☆NA☆SHI』した後、私は柚子とのデュエルをするための準備をしていた。といっても、デッキの調整はもうすんでるし、後は柚子待ちだけど。

 

 

「お待たせ。いつでもいけるよ。」

 

「ようやくね。じゃあ、早速始めますか!」

 

 

柚子が準備を整えたのを確認し、私はデュエルディスクを構えた。それに合わせ、柚子もデュエルディスクを構える。ただ、その時にほんの少しだけ、彼女の表情が曇った気がした。おそらく、さっき遊矢がいきなり、『ペンデュラム融合』なる召喚をやってのけたのが、ちょっと彼女的には複雑な思いを抱かせているのかもしれない。でもまぁ、それでまた実力が発揮できませんでした、なんて最悪だから、ここでちょっと喝を入れておくべきかしらね。

 

 

「柚子!」

 

「な、何霊夢? 急にそんな大きい声出して。」

 

「さっきの遊矢のヤツは忘れなさい! いい意味で!」

 

「ど、どういう意味?」

 

 

ハァ、たく柚子はこういう点ではホント鈍いんだから、あのバカより。

 

 

「だから、さっき遊矢がやった融合のヤツは忘れろって言ってるの! それでまた迷って、実力の半分も出せなかったら、今度は顔ごと地面に埋めるわよ。」

 

「か、顔ごと?! ちょっと霊夢、それ、冗談、よね?」

 

「さぁ、どうかしらね? 少なくとも今の状態のアンタだったら、ホントになりかねないわね。」

 

「ヒィッ!?」

 

 

あら、本気でビビっちゃってるわね。まぁあんまりやり過ぎると、今度はそのせいで支障出そうだし、これぐらいにしておきますか。

 

 

「フフフ、冗談よ。」

 

「じょ、冗談に、聞こえなかったんだけど…。」

 

「全く、アンタもビビりねぇ。私だって余程の事がない限り、そうしょっちゅうキレたりしないわよ。私が言いたいのは、柚子は柚子らしくやれって事。それ以上は求めないし、やる必要もないわ。誰にだって、出来る事と出来ない事がある。今その出来ない事をウジウジ考えたって、仕方ないでしょ? だから柚子は、今出来る事を全部出し切るだけで十分よ。遊矢みたいにいきなり融合出来るようになれなんて、誰一人として要求してないから。」

 

「霊夢…。」

 

「だいたい、そんな事言い出したらキリがないじゃないの。私にだって得手不得手はあるし、このデッキでだって、出来る事と出来ない事がある。それを今嘆いた所で、現実は変わらない。だったら今出来る事を、全部出し切るしかないでしょ。それをやってくれたら、結果はどうであれ、私は怒ったりしないわ。それをしなかったら怒るって言ってるだけよ。相手に対して、それは失礼にあたるからね。」

 

「…うん。分かった。ごめんね、心配させて。」

 

 

そう言って柚子は、私に笑顔を向けてきた。その笑顔は、今日見た中で、たぶん一番晴れやかな顔だと、私は思った。

 

 

「…やっといい顔になったじゃないの。さぁ、始めるわよ!」

 

「うん!!」

 

 

 

「「決闘(デュエル)!!」」

 

 

博麗霊夢

LP 4000

デッキ枚数 45枚

手札 5枚

場、Pゾーン、伏せ 全てなし

 

 

柊柚子

LP 4000

デッキ枚数 35枚

手札 5枚

場、Pゾーン、伏せ 全てなし

 

 

 

さぁ柚子、精一杯楽しみましょう。その上で、アンタの実力をちゃんと見てあげる!!

 

 

 

 

◇≡

 

 

「さぁ、私を満足させてくれよ。」

 

 

右手で前髪を少しかき上げながら、デュエルディスクを構えてそう口にした。それを聞いてか、ちょっとだけ『不審者』の野郎が眉をしかめたが、すぐに先程までの表情に戻り、デュエルディスクを構えた。

 

 

さぁて、始めようか。

 

 

 

「「決闘(デュエル)!!」」

 

 

藤原妹紅

LP 4000

デッキ枚数 35枚

手札5枚

場、Pゾーン、伏せ 全てなし

 

 

黒咲隼

LP 4000

デッキ枚数 35枚

手札5枚

場、Pゾーン、伏せ 全てなし

 

 

 

おっと、先攻は私か。まぁ取りあえず、初手は様子見だな。

 

 

「私はモンスターをセット。カードを2枚伏せて、ターンエンド。」

 

 

 

藤原妹紅

デッキ枚数 35枚

手札 2枚

場

 

???(裏守備表示)

 

 

Pゾーン 無し

 

伏せ 2枚

 

 

 

私の初手の動きを見て、不審者の方が鼻で私の行動を笑ってきた。

 

 

「フン、満足させてくれと言った割に、やけに消極的だな。」

 

「おいおい、幾ら常在戦場だったとしても、準備ぐらいは必要だろう? 序盤にどれだけ自分のデュエルをするための準備が整っているかで、勝敗って決まったりするもんだよ。」

 

「だったら、準備が終わる前に叩くまでだ!! 俺のターン!!」

 

 

黒咲隼

手札 5→6枚

 

 

「俺は『RR(レイド・ラプターズ)-バニシング・レイニアス』 を召喚!!」

 

 

RR-バニシング・レイニアス

☆4

闇属性,鳥獣族/効果

ATK 1300

 

 

『RR』かぁ。あんまり聞き慣れないカテゴリだね。これは久々に、楽しませてくれる(満足させてもらえる)かもね。

 

 

「このモンスターの召喚、特殊召喚に成功したターンのメインフェイズに1度だけ、手札のレベル4以下のRRを1体、特殊召喚出来る!! 俺はこの効果で、『RR-トリビュート・レイニアス』を特殊召喚!!」

 

 

RR-トリビュート・レイニアス

☆4

闇属性,鳥獣族/効果

ATK 1800

 

 

「トリビュート・レイニアスのモンスター効果、発動!! このモンスターの召喚、特殊召喚に成功したターンに1度だけ、デッキから『RR』カード1枚を墓地に送る!! 『RR-ミミクリー・レイニアス』を墓地へ!! さらに墓地に送られたミミクリー・レイニアスの効果も発動!! このカードが墓地へ送られたターンのメインフェイズに一度だけ、墓地のこのカードを除外する事で、デッキから『RR』カードを手札に加える!!」

 

 

黒咲隼

デッキ枚数 34→33→32枚

手札 4→5枚

 

 

「そして俺は、今手札に加えた『RR-ネスト』を発動!! 1ターンに1度、自分の場にRRモンスターが2体以上存在する時、デッキ、または墓地から、RR1体を手札に加える!!」

 

 

なるほどね。あれがあると少々厄介かな。だったら早速、このカードを使うとしますか。

 

 

「リバースカード、オープン!! 罠(トラップ)カード、『インフェルニティ・インフェルノ』を発動!! このカードは手札を2枚まで墓地に送る事で、デッキから『インフェルニティ』と名のついたカードを、墓地へ送った手札の枚数分、同じく墓地へ送る事ができる。私は今持ってる手札を2枚とも墓地へ送り、デッキから『インフェルニティ・ネクロマンサー』と、『インフェルニティ・リベンジャー』を墓地へ送る。」

 

 

手札から墓地へ送ったカード

インフェルニティ・ネクロマンサー

ヘルウェイ・パトロール

 

 

藤原妹紅

デッキ枚数 35→33枚

手札 2→満足(ハンドレス)

 

 

 

「そちらも墓地肥やしか。だが今のカードに、意味があったのか?」

 

「さぁ、どうだろうね?」

 

 

まぁ、焦らなくてもすぐにそれを知る事になるだろうけどね。

 

 

「フン、まぁいい。俺は『RR-ネスト』の効果で、デッキから『RR-ファジー・レイニアス』を手札に加える! そして今手札加えたファジー・レイニアスは、自分の場に同名カード以外のRRが存在する場合、1ターンに1度だけ、RR以外のモンスターの特殊召喚を封じる代わりに、手札から特殊召喚出来る!!」

 

 

黒咲隼

手札 4→5→4枚

 

 

RR-ファジー・レイニアス

☆4

闇属性,鳥獣族/効果

DEF 1500

 

 

 

へぇ、便利な効果持ってるな。そして、今のところ出てきてるのは種族、属性、レベルがともに同じ。間違いない。あのデッキは――

 

 

「俺はレベル4のバニシング・レイニアスとファジー・レイニアスで、オーバーレイ!! 冥府の猛禽よ。闇の眼力で真実をあばき、鋭き鉤爪で、栄光をもぎ取れ! エクシーズ召喚! 飛来せよ!! ランク4!! 『RR-フォース・ストリクス』!!」

 

 

RR-フォース・ストリクス

★4

闇属性,鳥獣族/エクシーズ/効果

DEF 2000+500=2500

(ATK 100+500=600)

ORU(オーバーレイ・ユニット) 2つ

 

 

 

――やっぱりか。これで確定だね。あのデッキ、というよりはあの『RR』ってカテゴリ、エクシーズに特化した奴みたいだ。となると、おそらく自分の展開サポート、及びこちらの妨害カードもある程度入っていると見て、間違いないだろう。さてさて、これは尚更楽しませて(満足させて)もらえそうだ。

 

あれ、でも何か今、ステータスが変化したな。まぁ後で説明してくれるだろう。今のところ関係なさそうだしな。

 

 

「フォース・ストリクスのモンスター効果、発動!! 1ターンに1度、ORUを一つ使う事で、デッキから闇属性・鳥獣族のレベル4モンスター1体を、手札に加えられる!! 『RR-シンギング・レイニアス』を手札に加える!! そして、ORUとして墓地に送られたファジー・レイニアスの効果も発動!! このカードが墓地に送られた場合、デッキからファジー・レイニアスを1体、手札に加えられる!!」

 

 

RR-フォース・ストリクス

ORU 2→1つ

 

黒咲隼

手札 4→6枚

 

 

「バトルだ!! トリビュート・レイニアスで、貴様の伏せモンスターを攻撃!! 雑魚を引き裂け、トリビュート・レイニアス!!」

 

 

トリビュート・レイニアスって呼ばれた青い鳥型みたいなロボットが、その周りに浮いている羽みたいな機械でこっちの場の伏せモンスターを撃ってきた。うん、勇猛果敢にかかってきたことは認めてあげるけど、雑魚かどうかは話が別だね。

 

相手の攻撃に反応して、私の場の伏せモンスターがリバースすると、そのモンスターは、きっちりと相手の攻撃を受けとめていた。なぜなら――

 

 

 

インフェルニティ・ガーディアン

☆4

闇属性,悪魔族/効果

DEF 1700

 

 

「ッ、何?! 何故破壊されない?」

 

「残念だったね。私の場にいる『インフェルニティ・ガーディアン』は、私の手札が0の場合、表側のこのモンスターは、戦闘、効果では1度だけ破壊されないのさ。ステータスは確かに、アンタのトリビュート・レイニアスの方が勝ってるけどね。」

 

「手札が0・・・、そうか。だからさっき『インフェルニティ・インフェルノ』を使って、手札を0にしたのか。」

 

「そういう事。別にあそこじゃなくても良かったかもしれないけど、もし後で発動させようと思っても、伏せ2枚じゃ『ナイト・ショット』とか使ってどかしてくるかと思ったからね。」

 

 

正直、インフェルノを使うのは後でも良かった気もしなくもない。最悪スタンバイフェイズでも良かったかもしれないが、それだと相手に冷静に考えさせる時間を長めに与えてしまう。

 

だがメインフェイズに入って、自分の準備をある程度整えた所で不意打ち気味にうてば、そこから方針を修正しようにも誤差の範囲でしか出来ない。だってデュエルディスクによって、カード効果の処理を終えて、3分以内に次のカードをプレイしない場合、そのプレイヤーは負けと見なされるから、ゆっくり考えている暇も、修正案を出す時間もあまり残されてはいない。よっぽど頭の回るヤツじゃない限りは、ね。

 

で、今のコイツの感じからして、こっちをなめているからか、ちょっと見下してる印象を受ける。私なんて相手じゃないって感じなのかな。

 

それとコイツ、何か焦ってる感もある気がする。プレイングは準備とか色々してるから、そんな気がしないけど、口調の感じから、何か雑魚を相手にしている暇はないって言うのが伝わってくるというか。

 

まぁ、その辺りはまた後ででも聞いてみるか。今はデュエルに集中しないと。

 

 

「フッ、メインフェイズ2に入り、俺はさっき手札に加えた、『RR-シンギング・レイニアス』を特殊召喚!! コイツは場にエクシーズモンスターがいれば、手札から特殊召喚出来る。」

 

 

RR-シンギング・レイニアス

☆4

闇属性,鳥獣族/効果

DEF 100

 

RR-フォース・ストリクス

DEF 2500+500=3000

(ATK 600+500=1100)

 

 

「そして、レベル4のトリビュート・レイニアスとシンギング・レイニアスで、オーバーレイ!! 群れなして飛来せよ!! ランク4!! 『RR-フォース・ストリクス』!!」

 

 

RR-フォース・ストリクス

★4

闇属性,鳥獣族/エクシーズ/効果

DEF 2000+500=2500

(ATK 100+500=600)

 

 

RR-フォース・ストリクス

DEF 3000-500=2500

(ATK 100+500=600)

 

 

 

「またそいつか。しっかり後続の準備や守りを固めている感じからして、アンタも結構用意周到なタイプかい?」

 

「貴様のように、ただ守っているだけではないがな。それといい忘れていたが、フォース・ストリクスは自身以外の鳥獣族モンスターがいれば、その攻撃力、守備力が、他の鳥獣族1体につき、500ポイントアップする。」

 

「なるほどね。さっきは関係ないかなと思って聞かなかったんだけど、そういう効果も持ってるのか。フフフ、これは色々と楽しませてくれそうだね。」

 

「フン、楽しんでいられるのも今の内だ。今エクシーズ召喚したフォース・ストリクスの効果を発動!! デッキから『RR-バニシング・レイニアス』を手札に加える!!」

 

 

黒咲隼

手札 5→6枚

 

 

「そしてカードを2枚伏せ、ターンエンド!!」

 

 

 

黒咲隼

LP 4000

デッキ枚数 29枚

手札 4枚

場

 

RR-フォース・ストリクス(ORU 1つ)

 

RR-ネスト

 

 

Pゾーン 無し

 

伏せ 2枚

 

 

 

さて、いよいよ私のターンか。ここまでで、だいたいの仕込みは終わらせてある。後はアレが引けるかどうか、いや、引き当てるんだよな。

 

そう言えば、どっかのバカがこんな事言ってたな。『奇跡は起こるものではなく、起こすもの。デッキを信じれば、それは必然となって、必ず自分の手に来る。そしてそれが時に、人に「奇跡」だと呼ばれるのだ』って。『奇跡を操る能力』を持つアイツが言うと、何というか、説得力あるような、ないような、良く分からねぇ感じがするけど。だけど、アイツの言いたい事は分かる。だから、私はデッキを信じて、カードを引くだけだ!!

 

 

「私のターン…。」

 

 

目を閉じて、デッキトップに手を置いて、神経を研ぎ澄ます。そして、デッキを信じ、今引くべきカードを、この手に来るべきカードをイメージする。そして、デッキトップに置いた手で、トップのカードを掴んで、そのまま勢いよく引き抜いた。

 

 

「っ、ドローー!!」

 

 

藤原妹紅

手札 0→1枚

 

 

カードをドローし、しばしの沈黙。そして、そのカードを目の前に持って来てみると、急に頬が緩んだ。

 

 

「来てくれたか。ありがとな。」

 

 

私は、今この手に来てくれた仲間と、そしてデッキに軽くお礼を言い、目の前の男に視線を戻した。

 

 

 

「お望みのカードは引けたのか?」

 

「あぁ。そして、これで準備は整った。今度はこっちの番だ!!」

 

 

そう宣言し、私は引いたカードを相手に見せた。

 

 

「私が今引いたカードは、『インフェルニティ・デーモン』!! このカードは手札が0の場合にドローした時、相手に見せる事で、見せたこのカードを特殊召喚出来る!!」

 

 

インフェルニティ・デーモン

☆4

闇属性,悪魔族/効果

ATK 1800

 

 

「また手札0だと?」

 

「あぁ。そして、デーモンは手札が0の場合に特殊召喚に成功した時、デッキから『インフェルニティ』カード1枚を、手札に加えることができる。私が加えるのは、永続魔法『インフェルニティガン』!! そして、今加えた『インフェルニティガン』を、そのまま発動だ!!」

 

 

藤原妹紅

デッキ枚数 32→31枚

手札 0→1→満足(ハンドレス)

 

 

さぁ、ここからが私のこの【インフェルニティ】デッキの十八番、『ハンドレスコンボ』の真骨頂だ。

 

 

「今発動した『インフェルニティガン』を墓地へ送って、効果を発動!! このカードも手札が0の時に、その効果を発揮することができる。そしてその効果は、手札が0の場合に墓地へ送る事で、墓地から『インフェルニティ』モンスターを2体、特殊召喚することができる!! 来い、『インフェルニティ・リベンジャー』!! 『インフェルニティ・ネクロマンサー』!!」

 

 

 

インフェルニティ・リベンジャー

☆1

闇属性,悪魔族/チューナー/効果

ATK 0

 

 

インフェルニティ・ネクロマンサー

☆3

闇属性,悪魔族/効果

DEF 2000

 

 

「チューナーモンスター、シンクロ使いか。」

 

「ご名答。だけど、そこらのシンクロ使いと一緒にされたら、困るね。こう見えても、他のヤツより頭一つ分抜けてるって自負してるからね。」

 

「御託はいい。とっととターンを進めろ。」

 

「冷たいね。じゃあ続けるよ。私はレベル4の『インフェルニティ・デーモン』、『インフェルニティ・ガーディアン』に、レベル1の『インフェルニティ・リベンジャー』をチューニング!!」

 

(チルノ、アンタの力、借りるよ!!)

 

「氷精の僕たる最強の古龍よ、今こそ顕現し、世界の全てを凍てつかせよ!! シンクロ召喚!! 現れよ、レベル9!!『氷結界の龍 トリシューラ』!!」

 

 

氷結界の龍 トリシューラ

☆9

水属性,ドラゴン族/シンクロ/効果

ATK 2700

 

 

『『『グギャアオォォォォン!!!』』』

 

 

私の場に、全身に氷鎧をまとったような3つ首の龍が現れ、咆哮した。そしてその咆哮と同時に、私達のいる路地裏に吹雪と衝撃が発生し、そのあちこちが文字通り凍てついた。不審者の方はというと、これだけの吹雪を受けた事がないのか、それともデュエル中に発生する超常現象に慣れていないのか、驚愕していた。

 

 

「くっ、何だこの衝撃と吹雪は?!」

 

「驚いてる暇はないよ!! トリシューラの効果発動!! このモンスターのシンクロ召喚に成功した時、相手の場、手札、及び墓地のカードを1枚ずつ除外する!! 因みにこれは対象を効果発動後に選ぶ効果だから、発動させたいカードがあるなら今のうちに発動させな。」

 

「くっ、ならその効果にチェーンして罠カード、『RR-レディネス』を発動!! このターンの間、俺の場のRR達は戦闘では破壊されない!!」

 

 

戦闘破壊耐性付与のカードかい。ん、でもそれ以外にも何か効果が書いてるね。何々、っ、おっと、あれは最優先で除外しないといけないね。さすがにあんなもの残してたら、勝機を逃すかもしれないし。

 

 

「んー、それは通すしかないね。良いよ。じゃあ効果処理に入ろうか。まずアンタの『RR-レディネス』の効果が解決され、アンタの場のRR達が戦闘で破壊されなくなった。そしてトリシューラの効果処理だ!! 私が除外するのは、アンタの場のもう1枚の伏せカードと、墓地の『RR-レディネス』、そして手札だけど、右から2番目のカードを除外してもらうよ。トリシューラ!! その全てを凍てつかせる息吹きで、彼のもの達を時を止めよ!!『時間氷停止-タイム・フリーズ-』!!」

 

 

トリシューラの3つの頭から吐き出された氷の息吹が、不審者の場の伏せカードと墓地にあった『RR-レディネス』、それと手札に持っていたカードを凍らせて、使えなくしてしまった。不審者はそれに伴い、使えなくなってしまったカード達をポケットの中へと入れて、ゲームからは除外した。

 

 

除外されたカード

RR-リターン

RR-レディネス

RR-ファジー・レイニアス

 

 

ふぅ、危なかったね。日ごろから『弾幕ごっこ』とか、あの竹林の移動や案内とかで目は鍛えられたのがここで生きてきたね。レディネスの効果を読んだ時に、あれはまずいと思った。何せ墓地から除外したら、そのターン中ダメージが全て0になるなんてね。全く、何てとんでもない効果を内蔵してるんだか。トリシューラも大概だけど。

 

 

「これで、このチェーンの効果処理は終了だね。さて、じゃあ次にいこうか。私は『インフェルニティ・ネクロマンサー』の効果を発動!! このモンスターは手札が0の場合、1ターンに1度、墓地のインフェルニティを特殊召喚する効果を得る。私はその効果を使い、墓地から『インフェルニティ・デーモン』を特殊召喚!!」

 

 

インフェルニティ・デーモン

☆4

闇属性,悪魔族/効果

ATK 1800

 

 

「手札が0だから、当然『インフェルニティ・デーモン』の効果が発動!! デッキから『インフェルニティ・ミラージュ』を手札に加える!!」

 

 

藤原妹紅

デッキ枚数 31→30枚

手札 0→1枚

 

 

「そして私は、今手札に加えた『インフェルニティ・ミラージュ』を召喚!!」

 

 

インフェルニティ・ミラージュ

☆1

闇属性,悪魔族/効果

ATK 0

 

 

「『インフェルニティ・ミラージュ』の効果発動!! 手札が0の場合にこのモンスターをリリースする事で、墓地のインフェルニティ2体を特殊召喚する!! もう一度出番だ!!『インフェルニティ・リベンジャー』!! 2体目の『インフェルニティ・ネクロマンサー』!!」

 

 

インフェルニティ・リベンジャー

☆1

闇属性,悪魔族/チューナー/効果

ATK 0

 

 

インフェルニティ・ネクロマンサー

☆3

闇属性,悪魔族/効果

DEF 2000

 

 

「2体目だと? まさか、インフェルノの時に手札から墓地へ送っていたのか。」

 

「ご名答。さぁ、2発目いくよ!! 私はレベル4の『インフェルニティ・デーモン』と、効果を使ったレベル3の『インフェルニティ・ネクロマンサー』に、レベル1の『インフェルニティ・リベンジャー』をチューニング!! 憎しみの劫火が、冥府の瞳を呼び起こす。漆黒の帳の下、その力を解き放て!! シンクロ召喚!! 舞い降りよ、暗黒に開かれしよろずの瞳!! レベル8、『ワンハンドレッド・アイ・ドラゴン』!!」

 

 

ワンハンドレッド・アイ・ドラゴン

☆8

闇属性,ドラゴン族/シンクロ/効果

ATK 3000

 

 

私の場に、紫の瞳が身体中にある、見た目がかなりアレなドラゴンが出てきた。まぁ、見た目はともかく、このデッキと相性はいいからな。まぁとっとと退場させるけど。

 

 

「さっきのドラゴンと違って、随分と悪趣味な見た目だな。」

 

「よく言われるよ。まぁ安心しな。コイツはすぐ退場するからさ。『ワンハンドレッド・アイ・ドラゴン』の効果発動!! 1ターンに1度、自分の墓地のレベル6以下の闇属性効果モンスターをゲームから除外する事で、エンドフェイズまでその除外したモンスターと同名モンスターとして扱い、同じ効果を得る。その効果で私は、『インフェルニティ・ミラージュ』を除外し、『ワンハンドレッド・アイ・ドラゴン』を『インフェルニティ・ミラージュ』として扱う!! そして、『インフェルニティ・ミラージュ』扱いとなった『ワンハンドレッド・アイ・ドラゴン』の効果を発動!! 手札は当然今は0だから、効果を発動可能!! コイツをリリースして、墓地から再び、『インフェルニティ・リベンジャー』と、『インフェルニティ・ネクロマンサー』を特殊召喚!!」

 

 

インフェルニティ・リベンジャー

☆1

闇属性,悪魔族/チューナー/効果

ATK 0

 

 

インフェルニティ・ネクロマンサー

☆3

闇属性,悪魔族/効果

DEF 2000

 

 

「そしてネクロマンサーの効果で、墓地から『インフェルニティ・デーモン』を特殊召喚!!」

 

 

インフェルニティ・デーモン

☆4

闇属性,悪魔族/効果

ATK 1800

 

 

「そして手札0でデーモンの特殊召喚に成功したから、デッキから『インフェルニティ・バリア』を手札に加える!!」

 

 

藤原妹紅

手札 0→1枚

 

 

 

「そして、今加えた『インフェルニティ・バリア』をセット!! さぁ、3発目だよ!!レベル4の『インフェルニティ・デーモン』と、効果を使ったレベル3の『インフェルニティ・ネクロマンサー』に、レベル1の『インフェルニティ・リベンジャー』をチューニング!! 交わる事無き生死の境界、今無の狭間にて1つとなり、煉獄に幽閉されし魔龍を解放せよ!! シンクロ召喚!! これこそが、煉獄に潜みし恐怖の死神!! レベル8、『インフェルニティ・デス・ドラゴン』!!」

 

 

インフェルニティ・デス・ドラゴン

☆8

闇属性,ドラゴン族/シンクロ/効果

ATK 3000

 

 

『インフェルニティ・デス・ドラゴン』。この【インフェルニティ】デッキを象徴するシンクロモンスターの一角であり、そして、私のエースモンスターの1体。本当のエースは別にいるけどね。まぁ、それも今から出すつもりだし、問題はないはず。

 

 

「1ターンで高攻撃力のモンスターを2体も並べて来るとは。だが、それでも俺を倒すことはできん。」

 

「確かに、このターンじゃ無理だね。でも、ここまでやって何もないって事は、アンタは私の行動を阻害することは出来ないって事だろ?」

 

「……。」

 

「だんまりかい。まぁ、どっちでもいいさ。さぁ、このターンの仕上げと行こうか!! 私は場に残っているネクロマンサーの効果を発動し、シンクロ素材として墓地へ送ったデーモンを特殊召喚する!!」

 

 

インフェルニティ・デーモン

☆4

闇属性,悪魔族/効果

ATK 1800

 

 

「そして今復活させたデーモンの効果で、デッキから『インフェルニティ・リベンジャー』を手札に加える!!」

 

 

藤原妹紅

手札 0→1枚

 

 

「さらに!! さっきインフェルノで墓地へ送った『ヘルウェイ・パトロール』の効果発動!! 墓地からこいつを除外することで、手札の攻撃力2000以下の悪魔族モンスター1体を、特殊召喚出来る!! この効果を使って、さっき手札に加えたリベンジャーを、特殊召喚!!」

 

 

インフェルニティ・リベンジャー

☆1

闇属性,悪魔族/チューナー/効果

ATK 0

 

 

「これで最後だ!! 私はレベル3の『インフェルニティ・ネクロマンサー』と、レベル4の『インフェルニティ・デーモン』に、レベル1の『インフェルニティ・リベンジャー』をチューニング!! 不死の身に宿りし憎しみの心よ、全てを浄化する煉獄にて、今こそその思いを昇華せよ!! シンクロ召喚!! これこそが、私の思いの結晶!! レベル8、『煉獄龍オーガ・ドラグーン』!!」

 

 

煉獄龍オーガ・ドラグーン

☆8

闇属性,ドラゴン族/シンクロ/効果

ATK 3000

 

 

『煉獄龍オーガ・ドラグーン』。当時まだ輝夜に対する憎しみに囚われていた私を、慧音と共に救い出してくれた、私の相棒の『決闘竜(デュエル・ドラゴン)』。今となっては、私が色々なものと向き合うきっかけになった、私にとっては大切な存在だ。1番ではないけど。コイツを使って、アイツの心の中に抱えている焦りやマイナス感情を浄化してやる!!

 

で、肝心の不審者の方はというと私の方を見て、訝しむ様な表情をしていた。

 

 

「3体もドラゴンを並べてきたか。ここまでの戦術といい、先程の吹雪といい、貴様、本当にLDSか?」

 

 

おっと、バレたか? いや、今までの動きから、アイツが勝手に推測しただけか。確かに、私はLDSじゃないから、そう思うのも仕方ない気もするが、だが、今はまだバラす時じゃないだろう。バラすにしても、このデュエルが終わってからだ。ただ、それをストレートに言って降りられても面倒だから、こう言った方がいいだろうな。

 

 

「それを知りたかったら、このデュエルで私に勝つことだね。まぁ、勝てたらだけど。」

 

「…良いだろう。貴様がLDSであろうが無かろうが、俺は俺の目的のために、貴様に勝つ!!」

 

「そうかい。なら私も私で、満足するためにやらせてもらおうか!! 『インフェルニティ・デス・ドラゴン』の効果発動!! このターンのコイツの攻撃を放棄する事で、相手の場のモンスター1体を破壊し、そのモンスターの攻撃力の半分のダメージを、相手プレイヤーに与える!! フォース・ストリクスを破壊しろ!!『インフェルニティ・デス・ブレス』!!」

 

デス・ドラゴンが口に黒い炎を溜めこみ、それを不審者の場のフォース・ストリクス1体に向けて、火炎放射のごとく放った。その炎の熱さに耐えきれずに、機械のミミズクは破壊され、その爆風が不審者を襲った。そしてフォース・ストリクスの1体が破壊された事で、もう1体の攻守がまた元に戻った。

 

 

 

RR-フォース・ストリクス

DEF 2500-500=2000

(ATK 600-500=100)

 

 

黒咲隼

LP 4000-600÷2=3700

 

 

「フン、この程度何ともないな。」

 

「アレ、さっきトリシューラの時は驚いてたのに、これは大したことないって。変わってるね、アンタ。」

 

「そんな事はどうでもいい。これで終わりか?」

 

「相変わらず冷たいヤツだね。まぁ、もうこれ以上できる事もないし、私はこれでターンエンドかな。」

 

 

藤原妹紅

LP 4000

デッキ枚数 30枚

手札 満足(ハンドレス)

場

 

氷結界の龍トリシューラ

インフェルニティ・デス・ドラゴン

煉獄龍オーガ・ドラグーン

 

 

Pゾーン 無し

 

伏せ 2枚

 

 

 

◇≡

 

 

「やっと終わったか。なら次は、こちらが攻める番だ!! 俺のターン!!」

 

 

黒咲隼

手札 3→4枚

 

 

ヤツのデュエル、やはりどう考えてもLDSのものではない。かと言って、アカデミアの連中や、それと繋がっているシンクロ次元のヤツらとも何かが違う。ましてや、俺達とも。だが、ヤツのデュエルには、俺が今までスタンダードで相手してきた誰よりも、『鉄の意志』と『鋼の強さ』を感じる。しかも奴はそれに加えて、『デュエルを心の底から楽しむ(ヤツは「満足」という言葉で、それを表していたが)』という、相反する気持ちまで貫いている。修羅の道を進み続けてきている俺からすれば、ヤツの態度は理解出来るものではない。だが、同時に眩しく輝いて見えなくもないとも思っている。

 

だが、ヤツが敵であるかもしれない以上、そんな感傷に浸っている暇はない。現にヤツは、LDSのバッジをつけていて、近くに倒れていた仲間を介抱していた。ならばやはり、ヤツはLDSの可能性がある。たとえそうでなかったとしても、今現に目の前に壁として立ち塞がっているのだから、その障害は取り除く必要がある。ここで負ける訳にはいかない!!

 

 

「俺は『RR-バニシング・レイニアス』を召喚!!」

 

 

RR-バニシング・レイニアス

☆4

闇属性,鳥獣族/効果

ATK 1300

 

RR-フォース・ストリクス

DEF 2000+500=2500

(ATK 100+500=600)

 

 

 

「そして俺は、『RR-ネスト』の効果を発動し、墓地のバニシング・レイニアスを手札に――」

 

「オーガ・ドラグーンの効果発動!! 手札が0の場合、1ターンに1度だけ、相手の魔法・罠の発動を無効にして破壊できる!! 『RR-ネスト』の発動を無効して、破壊する!!『煉獄の獄炎弾(インフェルニティ・ヘル・フレア)』!!」

 

「何?!」

 

 

ヤツの場にいたオーガ・ドラグーンが火球をとばし、それによって俺の場の『RR-ネスト』が破壊されてしまった。くっ、ヤツも手札0の時の効果を持っていたのか。

 

 

「ならば俺はフォース・ストリクスの効果を使い、デッキから3体目のバニシング・レイニアスを手札に加える!!」

 

 

黒咲隼

デッキ枚数 28→27枚

手札 3→4枚

 

 

「そして、このターンの最初に召喚したバニシング・レイニアスの効果で、今手札に加えたバニシング・レイニアスを、特殊召喚!!」

 

 

RR-バニシング・レイニアス

☆4

闇属性,鳥獣族/効果

ATK 1300

 

RR-フォース・ストリクス

DEF 2500+500=3000

(ATK 600+500=1100)

 

 

「さらに今特殊召喚したバニシング・レイニアスの効果により、俺は手札から、『RR-ミミクリー・レイニアス』を特殊召喚!!」

 

 

RR-ミミクリー・レイニアス

☆4

闇属性,鳥獣族/効果

ATK 1100

 

 

RR-フォース・ストリクス

DEF 3000+500=3500

(ATK 1100+500=1600)

 

 

「えらく並べるね。大物でも呼ぶつもり?」

 

「そんなのは、貴様が知る必要はない! 俺は今特殊召喚したミミクリー・レイニアスの効果を発動!! このカードの召喚、特殊召喚に成功したターンのメインフェイズに1度だけ、場のRRのレベルを一つ上げることが出来る!! その効果により、俺は場のバニシング・レイニアス2体と、ミミクリー・レイニアス自身のレベルを1つあげる!!」

 

 

RR-バニシング・レイニアス(×2)

☆4→5

 

RR-ミミクリー・レイニアス

☆4→5

 

 

「そして俺は、今レベルを5に上げたバニシング・レイニアス2体と、ミミクリー・レイニアスで、オーバーレイ!! 獰猛なる隼よ! 激戦を切り抜けしその翼翻し、寄せ来る敵を打ち破れ!! エクシーズ召喚!! 現れろぉ!! ランク5、『RR-ブレイズ・ファルコン』!!」

 

 

RR-ブレイズ・ファルコン

★5

闇属性,鳥獣族/エクシーズ/効果

ATK 1000

 

 

RR-フォース・ストリクス

DEF 3500ー1000=2500

(ATK 1600-1000=600)

 

 

 

「ランク5のエクシーズモンスターか。でもステータスは少し低め、という事は、面白そうな効果を持っていそうだね。」

 

 

ヤツは笑顔を浮かべながら、本当にそう楽しそうにそう言った。その笑顔が、逆に俺の神経を逆なでした。

 

 

「それがどうした!! 俺は、貴様を満足させるつもりなどない!! ブレイズ・ファルコンのモンスター効果、発動!! 1ターンに1度、ORUを1つ使う事で、敵の場に存在する、特殊召喚されたモンスター全てを破壊し、その数1体につき、500ポイントのダメージを与える!! 革命の火に焼かれて、散れぇぇ!!」

 

ブレイズ・ファルコンの周りを回っていたORUが一つ弾け、その翼から、赤い自立機動兵器が飛び出していき、ヤツの場のモンスター達を焼き尽くしていった。その時に巻き起こった爆発のせいで、大量の煙がその場に立ち込めた。そして、その煙が晴れると、信じられないものが、この眼に映った。

 

 

「ば、バカな?! 貴様のモンスターは全て、『特殊召喚』されたモンスターのはず。なのに、何故破壊されていない?!」

 

 

そう、ヤツの場にいたモンスターは全て無傷。そして勿論、ヤツ自身も少し埃が服についている位で、目立った外傷はなかったのだ。いったいなぜ?

 

 

「これぐらいの炎で焼かれた程度じゃ、死にはしないさ。だって私は、不死鳥だからね。」

 

「不死鳥、だと?」

 

「あぁ。それに、炎対決で私に挑むんだったら、もうちょっと火力や勢いがないと、私には勝てないよ。現にほら、アンタの相棒を見てみな。」

 

 

ヤツに言われて、ブレイズ・ファルコンの方に視線を向けると、ブレイズ。ファルコンが身体の一部をバチバチッと言わせ、そのまま爆発した。そしてそれと同時に、再び上がっていたフォース・ストリクスのステータスも、また元に戻ってしまった。

 

 

RR-フォース・ストリクス

DEF 2500-500=2000

(ATK 600-500=100)

 

 

 

「っ、ブレイズ・ファルコン!! くっ、貴様何をした?!」

 

「何をしたかって? 答えは簡単だよ。アンタがブレイズ・ファルコンのモンスター効果を使った時、私はさっき伏せたカウンター罠、『インフェルニティ・バリア』を発動させたのさ。このカードは自分の場に『インフェルニティ』モンスターが表側攻撃表示で存在し、手札が0の場合、相手の発動させたカード効果を無効にし、破壊できるんだ。その効果で、私の場のモンスター達が効果を受ける前に、ブレイズ・ファルコンの効果が無効となり、破壊されたって訳だよ。」

 

 

くっ、さっきのターンに伏せたカード、まさかカウンター罠だったか。だが、それを使わせられたのなら、好都合だ。

 

 

「ならば俺は、墓地に落ちたミミクリー・レイニアスの効果を発動!! このカードを除外し、デッキから2枚目の『RR-レディネス』を手札に加える!! そしてカードを2枚伏せ、ターンエン――」

 

「おっと、そうはいかないね!! エンドフェイズ時に永続罠、『王宮の鉄壁』を発動!! これでアンタは次のターン、レディネスを除外する事は出来ない!!」

 

「何?! まさか、最初から伏せていたのはそれだったのか?!」

 

「あぁ。普通はさっき使ったワンハンドレッド・アイとかとの兼ね合いで使わないんだけど、トリシューラもアイツももう使ったから、正直これ張った所で影響出ないんだよ。」

 

 

しまった、エンドフェイズにあのカードを発動されたのでは、俺にはどうしようも出来ん。しかも、ヤツの場には攻撃を放棄する事で、モンスター1体を破壊することができる『インフェルニティ・デス・ドラゴン』がいる。レディネスを使った所で、もはや意味がない…。

 

 

「くっ、俺は、ターンエンドだ…。」

 

 

 

 

黒咲隼

LP 3700

デッキ枚数 26枚

手札 1枚

場

 

RR-フォース・ストリクス(ORU 無し)

 

 

Pゾーン 無し

 

伏せ 2枚

 

 

 

◇≡

 

 

「私のターン、ドロー!!」

 

 

藤原妹紅

手札 0→1枚

 

 

ふぅ、何とかなったね。全く、さっきアイツを引かなかったら終わってたというか。いやいや、いつも我ながら冷や冷やする戦い方してるよ。まぁそれが私を楽しませ、満足させてくれるんだけどね。

 

さてこの状況。鉄壁張って除外を防いだのはいいけど、このターンで決めないときついね。アイツの伏せの内一枚はレディネスで確定。もう1枚は何か分からないけど、あの表情からして、レディネスを安全に通すためのカードだろう。まぁそれも今となっては、無用の長物と化してるけどね。

 

 

「メインフェイズ、カードを1枚セット。私は『インフェルニティ・デス・ドラゴン』の効果を発動し、アンタの場の『RR-フォース・ストリクス』を破壊して、攻撃力の半分のダメージを与える! 『インフェルニティ・デス・ブレス』!!」

 

 

オーガ・ドラグーンが火球を放ち、不審者の周りに発生していた虹色の障壁を破壊し、無力化した。そしてその後、デス・ドラゴンが黒い炎でまたフォース・ストリクスを焼き殺し、その時に起こった爆風が、不審者へと降り注いだ。

 

 

黒咲隼

LP 3700-100÷2=3650

 

 

「ぐっ…。」

 

「これでアンタを守るものは全て無くなった。なかなか楽しませてはもらったけど、そんな気持ちの淀んだ爪や炎じゃ、私に届く事は一生ないよ。」

 

「俺の気持ちが、淀んでいる、だと?」

 

「そう。そんな焦っているような、必死過ぎて後先考えないような戦い方で私を倒すなんて、アンタが『一生』かかっても無理だろうね。」

 

「黙れ!! お前に何が分かる?! 家族を、仲間を奪われ、それを取り戻すために戦っている俺の何が?! いや、俺だけではない。俺の仲間も、今どこかで必死に戦っている。俺達は、囚われた仲間達を助けるためなら、命も投げ捨てられる!! その覚悟が、貴様に分かるか?!」

 

 

なるほどね。コイツが焦って必死になってるのは、そういう理由があるからか。まぁ、いいたい事は分かるし、必死になってるのも理解はできる。昔の私だったら、コイツの考えに同調して、構成する事もろくにしなかっただろうね。でも、今の私からすれば、そんな事は――

 

 

「くだらない。」

 

「何?」

 

「くだらないって言ってるのよ。アンタが必死になって、その家族や仲間を助けようとしているっていうのは分かるよ。だけどね、自分の身1つも大事に出来ないようなヤツが、他人の事をどうやって助けるって言うのさ?! その助けた未来で、そいつは笑って、笑顔で生きられると思う? 生きられるわけないだろう!! そいつはきっと、アンタと『一緒に』生きたいと願ってるはずだよ? その思いも大事に出来ないヤツが、他人を助けるなんておこがましいんだよ!!」

 

そう。コイツはまず、最初の段階で間違えてる。人を助けるっていうのは、その助けたい人が助かればいいって問題じゃない。『自分も含めて』、その人を助けないと意味がないんだ。そして、助けた時に無事であることが、何よりも重要。そうでなければ、それは助けたではなく、一方的な気持ちの押し付けだ。それは助けられた側からすれば、迷惑以外のないものでもないって言うのを、私は知っている。慧音との関わり合いの中で、それを嫌というほど感じ、教えられてきたからね(半分頭突き的な意味で)。

 

だから、今の間にその事を、コイツに伝えないといけない。手遅れになる前に誰かが言わないと、いずれとんでもない事になる。例えコイツに、拒絶されようともね。

 

 

 

 

「…言いたい事は、それだけか?」

 

「あぁ。そうだね。」

 

「…貴様は俺だけでなく、俺の仲間も侮辱した! やはり、貴様は俺の敵だ!!」

 

「…そうかい。じゃあ、さっさとこのデュエルも終わらせようか。」

 

 

私は少し、寂しいなと感じながら、私の場のモンスター2体に、攻撃指示を下そうとした。するとその時、誰かが私の後ろから走ってきて、私とアイツの間に割り込んできた。

 

 

 

「隼!!」

 

「っ、ユートか?! 何の真似だ?!」

 

「これ以上のデュエルは無意味だ。彼女の言葉を聞かなかったのか?」

 

「っ、ユート!! 貴様までヤツの味方をする気か?! ヤツは俺達『レジスタンス』の事を――」

 

「分かっている。だが、今回は彼女の言い分の方が正しい。例え瑠璃を助け出せたとしても、俺たちが死んだら、彼女はどう思う?」

 

「……。」

 

 

『ユート』と呼ばれた少年が、さっきまでデュエルしていた不審者、『隼』を諭し始めた。隼は彼の言葉を聞いて、悔しそうに彼から顔を背けていた。たぶん、言われている事の意味は分かってるけれど、それに対して納得はできないって感じなんだろう。でも仲間にあぁまで言われてるって事は、コイツ相当無茶してるのか。だとしたら今言っておいて本当に良かったのかもしれないね。

 

で、隼が返事を返さない間に、ユートがこちらを向いて頭を下げてきた。

 

 

「すまない。俺の仲間が迷惑をかけたようで。」

 

「あぁ。私としても、楽しませてもらったからさ。こっち来てから、なかなか骨のあるヤツがいなくてね。あぁ、それと、このデュエルをさっさと終わらせたいから、ちょっとそこをどいておいてくれる? 加減はするし、すぐに終わらせるからさ。」

 

「ん、あぁ、分かった。」

 

「理解が早くて助かるよ。それじゃあ、しめと行こうか。」

 

 

私はユートが隼の傍から少し離れたのを確認し、私の場の、攻撃権の残っている2体の龍に攻撃支持を下した。

 

 

「いけ、トリシューラ!! オーガ・ドラグーン!! 隼、だっけか? アイツにダイレクトアタック!! 『永久氷河期-エタニティ・アイスエイジ-』!! 『煉獄の混沌劫火(インフェルニティ・カオスバースト)』」

 

 

トリシューラが天に向かって咆哮すると、その周りから猛烈な吹雪が発生し、その後三つの頭から氷のブレスが放たれ、周りの空気などを凍結させながら、隼に向かって直進していった。さらにその後ろから、オーガ・ドラグーンが灼熱の劫火を口に溜め、それを火炎放射よろしく、同じく隼に向かって放出した。その二つの直撃を受けた黒咲は、服をずぶ濡れにしながら吹き飛んだ。

 

 

氷結界の龍トリシューラ

ATK 2700

 

煉獄龍オーガ・ドラグーン

ATK 3000

 

 

黒咲隼

LP 3650-(2700+3000)=-2150

 

 

「ぐわぁぁぁぁぁぁ!!」

 

「隼!!」

 

 

隼が吹き飛んだのを見て、ユートがすぐに、彼の元へと駆けよっていった。それを見届けた後、デュエルディスクからカードをどけて電源を切り、LDSのバッジを元の持ち主に返してから、彼らに近づいていった。

 

 

 

 

winner 藤原妹紅

 

 

 

 

◇≡

 

 

「大丈夫か、隼?」

 

 

デュエルが終わり、俺は隼の傍に駆け寄って、起こすのに手を貸していた。隼は立ち上がった後、悔しそうに顔を歪めながら、俺に謝罪の言葉を向けてきた。

 

 

「すまない、ユート。俺は――」

 

「いいんだ、お前が無事なら。むしろ、もうこれ以上無茶な戦い方はしないでくれないか、隼?」

 

「ユート…。」

 

 

隼は俺の言葉を受けて、こちらからまた顔を背けた。おそらく、ここでこんな事にならなければ、これからも続けるつもりだったのだろう。だが俺としては、これ以上隼が無茶をするのは見ていられない。それに、ここは俺達の戦場ではない。彼らは、LDSは敵では――

 

 

 

 

 

 

「あー、話してる所悪いんだけど。」

 

「ん?」

 

 

 

 

俺が隼をどう説得しようかと思案していると、先程まで隼とデュエルをしていた彼女が声をかけてきた。何だろうか、まだ俺達に用事が――

 

そして俺は、彼女からあるものが無くなっている事に気が付いた。バカな、先程まで彼女は、『アレ』を身に着けていたはず。何故それが、今は無いんだ?

 

 

 

「私も少し、アンタ達と話がしたいんだけど、良いかな?」

 

 

――そういう彼女の先程まで身に着けていたはずの『LDSのバッジ』が、無くなっていた。

 




どうも皆さん、お疲れさまです!! いかがだったでしょうか!!

「うん、すごいね【インフェルニティ】って。デーモン引いただけであんなに回るなんて。」

あれ書いてて、本当に笑うしかなかった。デーモンを1枚引いただけであの惨状。ガンが制限くらっててあれだから、これは制限解けることないなって思ったね。

「全盛期はトリシューラ3体並んだんだっけ。今だったら絶対それだけですまないよね?」

たぶんな。まぁだけど、トリシューラが3体並んでる時点でシンクロするのは結構難しいし、第一今トリシューラは制限だから、まず並ばん。ただ、たぶんあの盤面にプラス『ミスト・ウォーム』位はくるんじゃね?

「\(^o^)/ 。防御の余地すらほぼないよ。あってかかしかフェーダー。」

ちなみに最後伏せたあのカード、ネタバレすると、あれも『インフェルニティ・バリア』だからそれらでも2枚無かったら防ぎようがない。

「どうあがいても絶望、って盤面だね。」

ホントだよ。これが、俺が【インフェルニティ】の事を『シンクロの最終兵器』って呼んでる理由。

「なるほどね。今なら納得出来るよ。とこれで、修正した後、初手から伏せてたカードが『王宮の鉄壁』になったよね。あれ何で? て言うか、インフェルニティに入るの、あのカード?」

まず、アレにしたのはレディネスがオーガ・ドラグーンやバリアで無効にできないって知って、これはまずいって思って。で、1ターン増やそうかなとも思ったんだけど、それじゃたぶん黒咲さんが勝っちゃって、話の流れがおかしくなる気がして(黒咲さんファンの皆さん、ごめんなさいm(__)m)。じゃあターン数変えずにどうやって決着付けるってなったら、もういっそのこと除外をさせなくすればいいじゃんってなって、アレになった。

因みに入るかどうかは、うーん、どうなんだろう。たぶん、妹紅が言ってたみたいに、ワンハンドレッド・アイやトリシューラの効果使った後で、盤面がほぼ完成してるんだったら、後は墓地除外されるのを気をつけとけばいい訳だから、あってもいいんじゃないかなって気はする。それにシンクロデッキにおいて、除外は一番きついから、『マクロコスモス』対策にもなるし、ありだと俺は思う。


「なるほどね。まぁ、ちょっと苦しい気もするけど、理由としては十分な気もするね。で、最後あの黒遊矢、えっと、ユートだっけ? と、黒咲と妹紅が話をしようとしてたね。いったいどうなるのかな?」

さぁ、どうなるんでしょうね。まぁその前に、先に霊夢VS柚子のデュエルをやらないといけないから、ある程度説明シーンは省くと思うよ。

「あ~、やっぱり?」

うん。さすがに互いの事情説明を全部書いてる訳にもいかないしな。次回は霊夢VS柚子のデュエル回にするつもりだし。

「そっか。それと作者さん、話が変わるんだけど、この前書いてたこっちのキャラ設定ヤツ、あげるの?」

あぁアレ? う~ん、どうしようかなぁ。結構勢いで作ったヤツだしなぁ。まぁ精霊のヤツや、東方キャラの方の設定は特にあげておくべきだろうなとは思ってるんだけど。まぁ希望が多かったらあげようかなって感じ。今のところは。

「了解。じゃあ皆、そういう訳だから、よろしくね!! それじゃ、次回予告、いっちゃおうか!!」

おう!! それでは皆さん!!


次回もお楽しみに!!
「次回もお楽しみにね!!」



次回予告(地の文:柊柚子)

いよいよ始まった、霊夢と私のデュエル。

このデュエルの中で、本当の私のデュエルを霊夢にぶつけてみせる!! と意気込んだものの、私のモンスターや作戦は、悉く霊夢の2体のドラゴンに阻まれていく。いったい、どうすればいいの?


霊夢「駆け抜けよ疾風!! 吹き荒べよ嵐!! 玄翼の翼はためかせ、我が痛みを力に変えよ!! シンクロ召喚!!」

早苗「ダメージが加われば、その度に墓地が肥えていく。霊夢さんのデッキとは凄く相性がいいですね!」

霊夢「さぁ柚子!! この2体の竜の布陣、突破出来るものなら突破してみなさい!!」


次回、『遊戯王ARC-V -エンタメデュエリストと紅白の巫女-』。


『封じ込められし幻奏! 不動、玄翼月華の陣!!』


お楽しみは、これからよ!!
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