遊戯王ARC-V -エンタメデュエリストと紅白の巫女- 作:坂本コウヤ
まだ3話までしか出していないのに、UA1938、お気に入り登録件数もあと少しで30人等、様々な意味で皆様に感謝しています!! これからも頑張っていきたいと思います!!
さて今回、何かネタを隠す気さらさらないタイトルですが、つまり、そういう事です。あの人の回です。
まぁ前回ちょろっと出てましたしね。いよいよ彼女もこのストーリーに絡んできます。いったいどんな感じになるんでしょうね。楽しみにしていてください!!
後今回、実はある読者の人の感想から一部拝借させていただいた項目があります。貴重なご意見、ありがとうございます!!
それでは、第4話。はっじま――
不審者「瑠璃、瑠璃なのか?!」
――バンッ(無言の腹パン)――
彼女は瑠璃ではない、つか俺以外誰もいないわ!! アンタは自分の出番来るまで黙ってろ!!
まぁ、いつもこんな感じの始まりですが、それでは、どうぞ!!
沢渡とのデュエルから少し経ち、私達は今、柚子のお父さんが経営し、遊矢達が通っている『遊勝塾』というデュエル塾に向かっている。
なぜそこに私が行くことになったのかというと、遊矢達と話している中で、うっかり私が「どこのデュエル塾にも属していない」と言ってしまったため。そのせいで半ば強引に柚子に腕を引っ張られ、遊勝塾に向かうことになったのだ。
道中、さすがに体勢不利のまま引きずられ続けるのも嫌だったので、取りあえず柚子に離してもらい、渋々ながら彼らについていく形で向かうことにした。あの時の柚子の顔は何か、飢えた肉食動物が獲物を探してるみたいな顔だったわね。そんなに必死こいて塾って入れなきゃいけないもんなのかしら。
まぁそれはさておき、遊勝塾へ向かう道中、横で柚子と遊矢が遊勝塾の事について、幾つか説明してくれた。
まず、遊勝塾という名前は当時世界チャンピオンだった遊矢の父、『榊遊勝』さんの名にあやかって付けた名前らしいということ。
そして、遊勝塾のモットー、それは「お客様を感動させるデュエル、自分も観客も楽しめるデュエル」というもので、それを遊勝塾では「エンターテインメント・デュエル」、略して「エンタメデュエル」と呼んでいるらしい。そして、そういう環境の中で、デュエルの基本的なことなどについて学んでいく、ということだった。
因みに、柚子のお父さんである『柊修造』さんは、デュエルやそのほかの事に関しても一生懸命で、少々暑苦しい人だということも教えてもらった。まぁ、これから会う人の情報を聞いておけば、ある程度はその人のマイナスイメージを緩和出来たりするらしいからね。まぁホントだったらの場合だけど。
さて、そうこう言っている内に、どうやら目的の遊勝塾の前まできたみたい。う~ん、聞いてはいたけど、やっぱぼろいわね。言うほどでもないかもしれないけど、それでも周りの新しい建物と比べると、ちょっとぼろい印象を感じてしまうわね。まぁ、そんな事はどうでもいいけど。
柚子に連れられ、遊勝塾の入り口まで来た。そこで柚子がドアに手をかけようとしたが、何かあったのかそこ~ドアを開けようとはしなかった。
「ん、どうしたの、柚子? 入らないの?」
「いや、入りたいけど、中で何か話してるから、後いにした方がいいんじゃないかなって。」
「話し声?」
「もしかしたら、入塾希望者の人かもしれないから、少し待った方がいいかも。」
「入塾希望者、ねぇ。」
私は、何となく、その話が気になり、バレないように聞き耳をそばだてた。こんな場所に一体どんなもの好きが来て――
そこまでで、私の思考は止まった。それは何故か? 理由はただ一つ、中で話している声に聞きおぼえがあったからだ。
遊勝塾の中からは、二人の話し声が聞こえていた。男の声と、女の声だった――
「ハッハッハ、いやぁそうですか。紫さんにも、子供が。」
「はい。『藍(らん)』と『橙(ちぇん)』というんですが、それがもう可愛くて可愛くて仕方なくて。」
「ハハ、そうですか。私にも、柚子という娘がいましてね。この子がまた可愛いんですよ。少々乱暴だったりする時もありますが、とても友達思いの、良い子ですよ。最近では、父である私よりもしっかりするようになってしまって、いやはや、子供の成長とは早いものです。」
「そうですね、ウフフ。」
――声を聞く限り、男の方はまず、柚子のお父さんである修造さんでまず間違いない。だが私が気になったのは、女の方の声である。それに、二人の間で飛び交う、聞き覚えのある名前と、胡散臭そうなあの笑い声。まさか、まさか――
――私は、その声の正体を確かめたくて、ドアの前にいた柚子を押しのけて扉を開け、中に入った。すると、そこにいたのは――
「おっ、どうしたんだい? も、もしかして、入塾希望者の子か?!」
――暑苦しそうなジャケットを着た、やたらテンションの高い中年の男と――
「ん、あら、霊夢じゃない。よく来たわね。」
「…、紫。」
――私を、この街に送り込んだ張本人、八雲紫がいたのだった。
◇≡
「あら、霊夢じゃない。よく来たわね。」
「…、紫。」
は~い皆ぁ。永遠の17歳、ゆかりんこと八雲紫よ☆(キラッ{←キm(この注釈はスキマ送りにされました。)}
私は今、遊勝塾というところで、塾長の柊修造さんと楽しく談笑してたの。えっ、何で私がここにいるかって? フフフ、それは、ヒ・ミ・ツ♡{←(注)これでも約(この注釈はスキマ送りにされました。)}
まぁ、別に隠すほどのことでもないから話すけど、この場所に来たのは、この世界の命運を握っている榊遊矢に会うため。彼との関わりあいを持てば、霊夢はきっと否が応でもこの世界と関わっていかなきゃならなくなる。いつもだったら戻ってこれなくなる可能性があるから阻止したいところだけど、今回に限ってはその逆、むしろ関わっていってほしいぐらいなのよね。なぜかって? それはまず、この世界は本来の外の世界と違ってこちらより、つまり幻想側に位置する世界だから、長期で残ったり、世界に深く干渉しても戻ってこれる可能性が高いので心配がないこと。そして、前者の事が前提としてあるので、私としても暇つぶしとして楽しく見続けていられるということ。さらに、この世界での関わり合いの中で、彼女自身にも色々学んでもらいたいということ。幻想郷の中でだけ過ごしていても、見えないものも時にはある。でも、外での関わり合いを切欠に、彼女にも視野や見聞、知識を広げてもらいたいというのが、私の望み。
まぁ、それらは二の次で、単に気分転換してきてほしいって言うのが、私の本当の望みなんだけど。だって、最近のあの子のデュエル、なんだか楽しそうじゃないですもの。昔はもっと無邪気にデュエル出来てたはずなんですけど。異変が、彼女を変えてしまったのかしら。時々、彼女に寄り添う精霊に相談されたこともあったけど、私でも、上手く答えは出せてない。それが、今回のこの舞網市での生活の中で、変わっていくといいなと、私は思ってる。
…何か暗い話になっちゃったわね。話題を変えましょう。
さて、そんなこんなで修造さんと話していると、突然扉がバンッと開いたかと思うと、そこから霊夢が出てきたの。後ろには、呆然となった霊夢と同い年くらいの女の子もいて、勝手には言った霊夢を止めようしたけど、何か関わりがたい空気を感じてか、迂闊に話しかけられなくなってるみたいね。このままじゃいけないわね。ちょっと空気を和ませましょうか。
「久しぶりね。元気にしてた? この街の生活は――」
「『妖怪バスター』!!!」
「ひゃあ!!」
私が話しづらいこの空気を和ませようと霊夢に話しかけた途端、霊夢が霊力のこもったお札を5枚くらい同時に投げつけてきて、危うく当たりそうになったわ。私はギリギリで左に体をひねって何とか避けたけど、通過してったお札は何か壁に刺さってるとかいう「まるで意味が分からんぞ!!」っていう風になってるし。私を殺す気?! さすがの私でも至近距離であれ食らったらただじゃ済まないわよ?! それに人前だからスキマも使えないし。しかも何かちょっと腰を痛めたかもしれない。これで寝たきりにでもなったらどうするつもりよ!?{やっぱりB(この注釈はスキマ送りにされました)}
「チッ、外したか。」
「痛た。もう霊夢、いきなりお札で攻撃とかなしでしょ?! しかもチャージMAXの!?」
「メタい発言すんな! 誰のせいでこうなったと思ってんのよ! 元はと言えば、アンタがこの街に送りつけてきたからでしょ?!」
「で、でもぉ――」
「それ以上言い逃れしようとするんだったら、次はアミュレットか『夢想封印』くらわすわよ?」
「ひ~~~ん。」
ひ~~~、霊夢がいつになく容赦ない。しかももう何か打つ気満々だし。スペカとか取り出してるし。というかここで『夢想封印』なんかうったら、今迂闊にスキマの出せない私の状況的に、この建物が吹っ飛ぶって未来しか見えないんだけど。ひ~~~ん、誰か助けて~~。(←さすが妖怪の賢者(笑))
「ちょ、ちょっと霊夢。何がどうなってるのか分からないけで、とりあえず落ち着いて。」
「ゆ、柚子…。」
「そうだよ霊夢。事情は分からないけど、取りあえず落ち着いて話そう、な?」
「遊矢まで…。ハァ、まぁアンタ達が言うなら。」
ハァ、助かったぁ。さっき扉の前にいた女の子と、遊矢って子が止めてくれなかったら危なかったわ。ん、遊矢?
「遊矢って、もしかしてあなた、『榊遊矢』?」
「えっ、はい。そうですけど。」
「紫、遊矢がどうかしたの?」
「あら~、彼のこと遊矢って呼ぶのねぇ。そこまでの関係に発展してるんだったら、もう付き合っちゃてるのかしら?」
「からかわないで。」
さっきの仕返しに少し霊夢をからかってみた。やっぱりこう言う時の霊夢の顔は可愛いわね。橙程じゃないけど、ずっと眺めてても飽きないわね。まぁ、娘みたいなものだからかしら?
さて、話題に出されたもう一人はというと、
「えっ、何? どういう事?」
あらあら、こっちは鈍感なのかしら。遊矢君は相手の恋心には気付きにくいみたいね。まぁ、横にいる女の子がさっきまで嫉妬で燃えてたのが、今や鎮静化してため息ついてるから、たぶん好意にも気付いてないんでしょうね。鈍感な男は嫌われちゃうぞと☆(キラッ
「ハァ、そう言うのはどうでもいいから、ここに来た理由をさっさと教えなさいよ。」
霊夢がうんざりしながら私にそう言ってきた。まぁ、これ以上長引かせる理由もないしね。
「分かったわ。ついでに、そっちの話も聞かせてね。」
◇≡
「――って言う事なのよ。」
「「「「「「……、えええええええええええええええええぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」」」」」」
「ちょちょちょちょちょちょちょちょちょちょちょちょちょっとぉ!? ハァ?!?!?!?!?!?!?!?! 何で私が講師?! 普通生徒じゃないの?! つか何で入る前提になってんのよ?!」
紫にお札をとばしてから数分後。私達は遊勝塾のオフィスで互いに改めて自己紹介をした後、紫からここに来ていた理由を話してもらった。それを聞いた途端、その場にいた素良以外の全員が驚愕のあまり叫んでいた。特に私は、自分の与り知らぬところでそんな話をされてたこともあり、最後の方はほぼ怒鳴り声になっていた。等以下さっきも言ったけど、何でもう入ることになってんの私。意味わかんないんだけど。
「う~ん、やっぱり駄目かい?」
もう大体皆の反応が分かってたからか、この遊勝塾の塾長であり、柚子の父親である修造さんが苦笑しながら聞いてきた。
「駄目、というよりもまず、何で私が入ることが確定しているのかが気になってるんですけど。」
「う~ん、それはだなぁ――」
「だって霊夢、あなた学校にも通わずにずっと自宅でゴロゴロしてるじゃないの。いい加減何かしないと、知り合いのお嬢さんみたいになるわよ。」
「蓬莱ニートと一緒にしないで。そこまでひどくないでしょ。あそこと違って私自身は動いてるし。」
「でも、働きも勉強もしてないでしょ?」
「うぐっ。」
それを言われると私もどうしようもなかった。確かに私自身、勉強というのしたことはなく、せいぜい昔に博麗の巫女としての修業を積んだことがあるくらいだ。それに別に知らなくても、幻想郷では特に不便もなかったしね。
因みに、さっき紫が能力で頭に叩き込んでくれた(どうやってるのかは知らないけど、おそらく私の記憶の境界をいじって自身から伝えたい情報を記憶として送りつけてるんだと思う。もう慣れたけど、最初の頃は頭痛で頭がおかしくなるかと思った。今回ぐらいなら全然表情に出るほどの痛みはこない)んだけど、私はどうやら戸籍上ではこの街に在住という事になっており、両親は死亡、兄弟姉妹はおらず、学校にも行かず家でダラダラと過ごしている、という事になっているらしい。大方藍がハッキングして擬装用の戸籍を入れといてくれたんでしょうね。そして、どうやら紫が私の舞網市での拠点となる自宅を購入してくれてるらしく、後でそこに行くとのことだ。おそらくこの情報を与えるから、この話に合わせてくれってことなんでしょうね。まぁいいわ。正直なところ、私の素性をどう説明しようか困ってたし、癪だけど紫に合わせてあげる。
後、さっき講師の話をしたときに、私の事情は紫が勝手に話してくれている。最初は学校に言ってないことに驚かれたが、長い事学校に行ってなかったせいで、行きづらくなった、と説明して取りあえずは納得してもらった。
まぁ話を戻すけど、確かに自堕落な生活を送ってばっかじゃ、あそこの蓬莱ニートと大差ないし、何かした方がいいかなとは思うけど、でも講師かぁ。私教えるっていうのは、嫌いじゃないけど苦手だからなぁ。以前⑨に遊戯王の効果処理とかの説明を教えようとしてえっらい時間がかかった事があるし、発動タイミングとかタイミングを逃すとか、手札を墓地に捨てると送るの違いとか他にも色々教えようとしてものすごい苦労した覚えがある。あれはアイツがバカなせいもあるんだろうけど、私なりに一応頑張って教えてたつもりだ。でもなぜか私が教えてもあんまり覚えてくれなくて、大妖精が教えたら分かるって言うこの理不尽。あのときはちょっと心が折れた。以来、私は教えることに苦手意識を持つようになってしまった。
正直、今回講師になりたくないって言うのも、その苦手意識に起因してところがある。もし私の説明で、また誰もわかってくれないとかってなったら、今度こそ本気で心が折れる。せっかく友達になれた遊矢達との交友関係にまで影響しそうで、怖いのだ。
そう思ってくると、私の表情も段々暗くなってきていた。
「霊夢。」
「…紫、私が、教えることに対して、苦手意識を持ってる事は知ってるでしょ? 私、もしまた、皆が分かってくれなかったりしたら――」
「――怖いのね、分かってくれなくて、遊矢君達との関係にひびが入るのが。」
「…うん。」
震えながらも紡いだ言葉。正直、今まで認めるのが怖くて目を背けてたけど、でも今回の話、教える前にやっぱり、そういうところは分かってもらっておいた方がいい。じゃないと、いつ私が折れてしまうか、分からないから――
――そんな風に暗い感じにしていると、突然遊矢が話しかけてきた。
「霊夢。」
「…遊矢、何よ?」
「『泣きたいときは笑え。』」
「へっ?」
「遊矢?」
今、なんて?
「『精一杯、大笑いするんだ。笑ってるうちに、本当に楽しくなってくる。それが、次のエネルギーになる。』」
そう言って遊矢は、徐に首にかけてるペンデュラムを外し、自身の前で振って見せた。
「『振り子と、同じさ。大きく振れば、大きく戻る。デュエルもそうだ。縮こまっていたら、何もできない。勝ちたいなら、勇気を持って前に出ろ。その分だけ喜びも戻ってくる。』、父さんが教えてくれた言葉なんだ。」
「遊矢の、お父さんが?」
「あぁ。確かに、デュエルじゃないけど、霊夢が今悩んでる事もきっと、同じだと思うんだ。怖いと思って縮こまってるんじゃ、何もできない。それよりもきっと、勇気を持って前に出ることが重要なんだと思う。」
「遊矢…。」
「だからさ、今もし、霊夢が怖くて泣きたいなら、精一杯大笑いすればいいんだと思う。ここに入るかどうかはともかく、怖がってたら、どうしようもないと思うんだ。だから、笑えばいい。」
「…。」
『泣きたいときは笑え』、か。確かに、怖がってても、状況は何も進展しない。何かをするなら、勇気を持って前に出なきゃ。何もしないで後悔するなんて、私らしくない。
そう思ってると、自然と何か、笑いがこみあげてきた。
「ハハハ、アハハハハハハ、アハハハハハハハハハハハ!!!!!!!!!!」
「れ、霊夢?」
紫が私に怪訝な目を向けてきた。遊矢以外の他の皆も、同じように笑い出した私の顔を心配そうに見つめてきた。そりゃ確かに、さっきまで暗い表情してたやつが、急に笑い出したら吃驚するわよね。気でも狂ったんじゃないかって。でも、そんな事を抜きにしても、何か柄にもなく、大声で笑いたくなってしまったのだ。きっと、遊矢のおかげね。
しばらく笑い倒した後、息を切らせながら口を開いた。
「ハァ、ハァ、あぁすっきりしたぁ。そうよね、縮こまって動かずに後悔するなんて、私らしくないわよね。」
「霊夢。」
「決めたわ紫。私、もう一回誰かに教えるってこと、頑張ってみるわ。取りあえず、何もしないのよりは、そっちの方が幾らかマシでしょ?」
「おおお、引き受けてくれるのかい?!」
「えぇぇ、霊夢、良いの?」
修造さんが私の言葉を受けて、急にテンションをハイにして聞いてきた。逆に柚子の方は、急に意見を変えた私の真意が分からないからか、怪訝な表情をしていた。
「いいのよ、柚子。修造さん、これからよろしくお願いします。」
「いや、こちらこそありがとう。正直、柚子がよく手伝ってくれてはいたんだが、これで何とかなりそうだ! よろしく頼むよ、霊夢ちゃん!!」
「いえ、こちらこそ。ただ一つ、条件を付けてもいいですか?」
私が条件という単語を出した途端、紫の顔が引きつった。たぶん、私がアレを言うのを想像してるんでしょうけど、今回は全く違うから。
「ん、何だい?」
「私が引き受ける講座以外は、遊矢達と一緒に、講義を受けてもいいですか? 私も、久々に友達と一緒に、授業っていうの受けてみたいんです。」
「あぁ、そんな事か。それぐらいなら別にかまわんよ!! 親友と共に切磋琢磨し、青春に燃える!! これぞ、熱血だぁ!!!!!」
――暑い、暑苦しい。つか焼ける。柚子からあらかじめ聞いてたから心の準備は出来てたけど、ここまで暑苦しい人だったとは。地底のバカ烏のスペカ程とは言わないけれど、妹紅の『フジヤマヴォルケイノ』位は熱いわよ。というか後ろに炎見えてるし。周りの気温が5度ぐらい上がった気がするんだけど。これが冬だったらよかったけど、今春真っ盛りだから。ここだけ気温が初夏並みになってる気がするわ。熱血ってすごいわね。
にしても、ここまであっさり許可が出るとは。もしかしたら給料とかの関係で難しいんじゃないかなって思ったんだけど、よかったぁ。って言うか紫、何をそんな「開いた口がふさがらない」みたいな顔してんのよ。
「霊夢が、お金以外の事を頼むなんて…。今日は異変でも起こるのかしら…。」
「紫、アンタ今滅茶苦茶失礼なこと言ったわよね?」
「ナ、ナンノコトカシラ~。」
「よし、今から表に出ろ。『夢想封印』と『夢想転生』の応酬でボッコボコにしてあげるから。」
「いや~ん、そんな事言わないでよ~。」
「ええい、変な甘え声出すな!! 気持ち悪い! それと机飛び越えてまで張り付いてくんな!!」
「え~、良いじゃないの~。」
「良くな~~い!!!!」
紫にしがみつかれた私の絶叫が、夕日が差し込む遊勝塾の部屋に響き渡った。
◇≡
「ハァ、全く。幻想郷に帰ったら覚えときなさいよ。」
「ごめん、ちょっと遊びが過ぎたわ。お願いだから許して~。」
「その甘え声を止めたら、考えてあげなくもないわ。」
あれからしばらく経って、私と紫は今、紫が準備したという私の自宅に向かっていた。
あの後はあの後で大変だった。熱血で暴走しだした修造さんを柚子と二人掛かりで止めたり、遊矢が何か珍しく良い事言ったとかで周りから色々言われて落ち込んだ遊矢を励ましたり、給料と授業料の相談等々、とにかくいろいろと大変だった。
そして、それらを全部片付けた時にはもう日が沈みそうになっていたので、今日は解散という事になったのだ。
そして今、紫と二人っきりで家に向かっている。ただしさっきから甘えたいのか、構ってほしいのか鬱陶しい話し方ばかりしてるので、いい加減辟易してきてる。
とまぁ、うんざりしながら紫と並んで歩いていると、急に紫が足をとめた。
「ん、どうしたのよ紫?」
「…霊夢、あなたに話しておかないといけない話があるわ。」
そう話した紫の顔は、さっきまでのおふざけの時の顔ではなく、大賢者八雲紫としての、真剣な表情だった。
「どうしたのよ、急に真剣な顔になって。」
「霊夢、この世界について、どの程度知っているかしら。」
「ハァ、どうしたのよ急に?」
「いいから答えて。」
そう言う紫の表情は真剣そのもので、ふざけた感情は一切ないという目だった。紫がこういう表情をして話すときって、大体これから過ごしていくときに必要なことだったり、危機的なものを教えてくれたりするときにするのよね。だとしたら、ここは素直に応えておくのが賢明ね。
「ここが私達の知る外の世界ではない事。それと、融合、シンクロ、エクシーズの召喚方法は、誰かから教わらない限り使えない、つまり、大抵のヤツのデッキは通常、アドバンス、もしくは墓地からの特殊召喚でしかモンスターを出す術がないという事。それと、ペンデュラムモンスターは私の知る限りでは、遊矢しか持っていないという事。これぐらいかしら。」
「そう。霊夢、さっきあなたは、『あなたの知る限り』では、ペンデュラムモンスターは遊矢君しか持ってないって言ったわね。確かに、この世界では遊矢君しかペンデュラムモンスターはもっていない。でもそれは、この世界的にも言える事。それを、なぜあなたは『あなたの知る限り』といったのかしら。」
「勘よ。」
「勘?」
「えぇ。何となくだけど、まだ他に持ってるやつがいそうな気がする。遊矢のとは違って、何らかの力によるカードの書き換えによって生まれたものではなく、人の手によって創られたものだと思うけど。」
「へぇ。そこまで読んでるなんてね。あなたの勘、もはやそれ予言レベルじゃないかしら。」
「てことは、やっぱりあるのね。大方『LDS』、もしくはその大元の『レオ・コーポレーション』かしらね。」
「フフ、そこまで分かってるなら、こっちに関しては心配無用ね。」
「こっち?」
「えぇ。霊夢、明日のうちに、あなたの家に『レオ・コーポレーション』の赤馬零児がやってくるわ。」
「赤馬零児? あぁ、確かあそこの2代目社長だっけ。何、勧誘にでも来るの。」
「身も蓋もない言い方をすれば、そうなるわね。」
「何のために?」
「赤馬零王に対抗するためよ。」
「赤馬、零王?」
「えぇ。『レオ・コーポレーション』初代社長にして、赤馬零児の父。それが、赤馬零王よ。」
えぇっと、つまりどういうこと? 父親に対抗するために、私に勧誘? まるで話が読めてこないわね。
そんな私の疑問を察したのか、紫がこんな事を言い出した。
「霊夢、パチュリー・ノーレッジが持っていた、3体の竜のカードは覚えてるかしら?」
「パチュリーが持ってたやつ? あぁ、あの召喚方法が名前に入ってるドラゴン達のことね。確か内二枚はそれぞれ、魔理沙とアリスに、『カードがあの子たちを選んだから渡した』とか言ってたわ。そう言えば、遊矢も『オッドアイズ』を持っていたわね。もしかして、アレに関係あるの?」
「えぇ、その通りよ。」
そう言って紫は、この世界の秘密に当たる、『4つの次元』に関する話をしてくれた。
この世界は今、『融合次元』、『シンクロ次元』、『エクシーズ次元』、そして、私たちが今いる『スタンダード次元』の、4つの次元に分かれているらしい。
そして現在、『融合次元』と呼ばれる次元が、他の次元に向けて、侵略行為に及んでいるのだそうだ。特にひどいのは『エクシーズ次元』と呼ばれる次元らしく、連日デュエルによる戦争の様相を呈しているみたい。
勝機が見えないと悟ったのか、それとも他に理由があるのか、その『エクシーズ次元』からこの『スタンダード次元』に何人かのメンバーが入り込んでいるとのこと。そしてそれを追って、『融合次元』の人間達も、この世界に侵攻してきており、そして、その『融合次元』のトップで、メンバーを送り出しているのが、赤馬零王だということだそうだ。
「ふぅん。で、それがあのドラゴン達と、何か関係あるの?」
「実はね、この4つの次元の全てに、遊矢君に似た子と、柚子ちゃんに似た子がそれぞれいるみたいなの。」
「それ、ホントなの。」
「ええ、その点に関してはあらかじめ調べた情報だから、間違いないわ。そして、ここからが重要なんだけど、さっき言った三体の竜、実は、あれは各次元の召喚方法に沿った名前になっているの。『オッドアイズ』だけは例外で、遊矢君が持つ何らかの力によって、『オッドアイズ・ドラゴン』というのが進化したものなんだけどね。」
「へぇ。あの竜達にそんな裏話があったなんてね。あれ、でもパチュリーは融合の奴は持ってないわよね。だって三枚って言ってたわけだし。」
「そうね。まぁ、それに関しては私達が議論することではないわ。話したかったことは、4つの次元についてと、小話程度にあの3体の竜の話、そして、さっき言った、侵攻してきてる『融合次元』のトップが、赤馬零王だという事だから。」
「分かってる。にしてもなるほどね。親が別の次元の連中をひきつれて、自分の住んでいる『スタンダード次元』に侵攻しようとしてきてるから、赤馬零児は私を勧誘して味方に引き込み、融合次元に対抗したいというわけね。」
「その通り。おそらく、あなたの持つ『裁きの龍』と、『閃珖竜スターダスト』の召喚反応を見て、目を付けたんでしょうね。」
「召喚反応? あぁ、召喚するときに感じる、何かパワーみたいなやつ? 確かに私のデッキの中では1、2を争うぐらい高いけど、でもそんな事言ったら、幻想郷の皆の持ってるエース級のカード、全部同じ反応示すんじゃない?」
「まぁ、極端に言えばそうとも言えるけれど、あなたの場合は特に特別なのよ。『決闘神官(デュアク・ウム)』として覚醒したあなたの力と、博麗の巫女としての力も入った彼女達は、他の次元の人間が出す融合やシンクロ、エクシーズとはケタはずれなほどの召喚反応を示しているの。」
「それ、ホント?」
あまりに突拍子のない事を真顔で言うので、さすがに誇張しすぎじゃないのかと思って聞いてみたのだが、どうやら本当の様だ。
そう言えば、『裁きの龍』が効果を使った時の事をタツヤ君から聞いたけど、「ソリッドビジョンとは思えないぐらい眩しかった」らしい。私は慣れてるから何ともなかったが、どうやら他の皆はそう感じていたらしい。向こうじゃ何とも言われなかったから平気で連発してたけれど、この世界じゃそうなるんだ。でも、何かひっかかるものがあって疑問に思っていたのだが、今の紫の話が本当なら、あの時の力はそれほど強力だったのだという事になり、タツヤ君が言っていたことにも納得がいく。
「だとすると――」
「えぇ。おそらく、是が非でも接触しようとしてくるでしょうね。赤馬零児も、もしかしたら、他の次元の者達も。」
「ハァ、何か面倒なことに巻き込まれそうね。まぁ、もうデュエルでそう言う事に巻き込まれるのは、あっちで慣れちゃたけど。分かったわ、覚えとく。」
「ごめんなさいね。」
「良いわよ。自分のせいでこうなったんだから、自分で何とかするわ。」
「そう。じゃあ一つ、あなたに指示を出しておくわ。」
「指示? 何よ。」
「もし、あなたがどこの次元の人間かと聞かれたら、一応『幻想次元』とだけ答えておいて。『幻想郷』の事を公にするわけには行かないから、彼らの言う『次元』という言葉に、私達の世界を当てはめて伝えるの。」
「なるほどね。で、その『幻想次元』とやらに関する説明はどうしたらいい?」
「そうね。少なくとも、『妖怪や神、妖精が人と共に住んでる』という事は口に出さないで頂戴。それ以外なら、別にどうこう言ってくれれ構わないから。」
「分かったわ。で、話はもう終わり? さすがに足が疲れてきたんだけど。」
「フフ、そうね。今話ができるのは、これぐらいかしら。じゃあ行きましょ。」
「オッケー。」
そう言って私達は、再び私の家に向かって歩きだした。その途中、紫が微笑みながら何か聞いてきた。
「あっ、そう言えば。」
「何よ。」
「霊夢。あなた、舞網チャンピオンシップには参加するのかしら?」
「舞網チャンピオンシップ? 何それ。」
「あらあなた、もしかして知らないの?」
「ん~、あぁそう言えば色々あって忘れてたけど、確か観光案内所の人が何か言ってた気がする。一応出ようとは思ってるけど。」
「そう、良かったわ。あっ、因みに大会の参加資格はわかってる?」
「確か勝率を60%以上にしとけばいいんじゃなかったっけ。」
「そうよ。自身の程は?」
「フン、楽勝よ。私とライトロードの皆にかかれば、それぐらい訳ないわ。」
「フフフ、大した自身ね。でも、油断は禁物よ。」
「分かってるわよ。狙うはもちろん、優勝よ!!」
◇≡
「ふう、やっと着いたわね。」
太陽が沈んで星が輝き出す頃。私達はようやく、家に着いた。途中紫が何度か尾行されていると言って遠回りをし、そのせいで着くのが遅くなってしまったのだ。紫には後で、正式なルートを乗せた地図をもらう手筈になっている。
「もう日も暮れちゃったわね。」
「そうね。ま、アンタにとっては都合がいいんじゃない?こんなに暗かったら、スキマ開いても気づかれないでしょ?」
「あら、スキマの中も真っ暗ってわけじゃないから、暗過ぎると逆に気付かれるのよ? これぐらいの暗さなら、問題は無いけれど。」
「そう。まぁそんな事より、中に入りましょ――ってあれ、鍵が開いてる?」
「あぁ、あの子達ね。もう着いてたの。」
「あの子達?」
紫はどうやら、私の家の鍵が開いてる理由が分かるようだ。ただ、これから住む事になる私にとっては、それが何か分からないというのは、少しイラッときた。
「ねぇ紫、どういう事? まさか、私以外にも誰かいるの?」
「いいえ。実は、ある子達に頼んでね、今日だけあなたに会いに来てもらったの。」
「ふ~ん。で、何でその子達が先に入ってんのかしらね。」
「あぁ、それはあの子達に鍵とスペアキーを渡したからよ。外だと疲れるだろうから、中に入って待ってなさいって言ったのよ。ついでに鍵も渡せると思ったからね。」
「鍵渡すのなら紫でもよかったじゃないの。」
「私も出来ればそうしたかったけれど、私も何かと忙しいからね。」
「忙しいって…。どうせ寝てるだけでしょ。」
「手厳しいわね。じゃあ、そんな寝てばかりの私から、一つ忠告しておくわ。」
そう言いながらスキマを開け、幻想郷に帰ろうとする紫。そんな去り際に忠告することなってあるのかしら。
「何よ。」
私がそう尋ねると、紫は目を細め、静かにこう言った。
「紫雲院素良。彼には十分気を付けておきなさい。何か、嫌な予感がするわ。」
そう言う紫の眼はどこか鋭く、何かを射抜くような目をしていた。
「…えぇ、分かったわ。」
こう言う目をしている時の紫は大抵、本当に嫌な時にしかしない目であり、つまりそれは、「紫雲院素良は危険である」という事を、暗に示しているということでもある。
そう読み取った私は、正面から紫と向き合いしっかりと紫と返事をした。そうすると、紫はそれに満足したのか、微笑みながらスキマの中に入っていって消えた。
紫が消えたのを見計らい、私もまた、家の中に入ることにした。
鍵は私が入れるように開けておいたのか、外側の門も家の中に入るための門も鍵がかかってなかった。誰だか知らないけど、かけときなさいよ。
そう思いながら家の中に入ると、中から紅茶のにおいがしてきた。このにおいはどこかで嗅いだ事がある。そうだ、確か紅魔館の、どこだったかしら。何回か嗅いだ事あるんだけど。まぁいいわ。リビングに入ればわかる事でしょう。
私は内側から鍵をかけ、そのまま靴を脱いでリビングの中に入っていった。
リビングにはすでに電気が付いており、食卓の上には、ティーカップが二つあり、そのうちの一つ、紅茶が注がれてある方の席に、彼女はいた。
室内にずっとこもって動いていないためか、やたらと白い素肌。
絹のように長く伸びた、腰までありそうな紫色の髪。
全体的にゆったりとした、寝巻みたいな薄紫の服装。
そして、いつ見ても何ページあるか分からない分厚い魔導書を、静かに椅子に座って優雅に読んでいる。
彼女は部屋に入ってきた私に気付いたのか、視線をこちらにチラリとやり、読んでいた本にしおりを挟んで閉じ、本をテーブルの上に丁寧に置いて立ち上がって、こちらに近づいてきた。
「お帰りなさい。ずいぶん遅かったわね。」
「アンタが早かったのよ。紫も驚いてたわよ。」
「あらそう。それじゃ、そう言う事にしておきましょうか。」
少女は軽く私と話すと、手でテーブルの方に座れと指示してきた。
私が座ると、少女は私のティーカップに紅茶を注いでくれた。
「いつもはこあや咲夜が入れてくれるんだけど、あいにくこあは買い物に出かけててね。悪いわね。」
「良いわよ、別に。」
そして、紅茶を一口頂き、しばらくの間、無言の時間が続いた。部屋に聞こえるのは時計の針の音と、彼女が再び読みだした、本のページをめくる音のみ。
「それにしても。」
「?」
沈黙を破り、先に口を開いたのは私だった。
「あなたが、私に会いに来てくれるなんてね。」
「パチュリー。」
どうも、お疲れ様です。
いやぁ、ゆかりん17歳だいぶはっちゃけさせましたね。これ大丈夫なのかなぁ。他の人の二次創作作品とかでもここまではっちゃけたゆかりんあんま見たことないから、正直怖い。
でもまぁこれだけやれたらしばらくは十分でしょ、彼女の出番も。たぶん。
因みに霊夢が紫に向かって使った『妖怪バスター』という技は、東方緋想天や東方非想天則で、彼女が使っていた「スキルカード」のうちの一つです。ゆかりんが言ってることも本当で、実際にMAXまでチャージしてから発射すると、貫通するお札を5枚相手に投げつける技です。だから壁にお札が刺さるという「どういう、ことだ…。」という現象が起きるわけです。
遊矢が何かかっこいい、だと。本編こんなかっこよかったけコイツ。でも、遊矢のお父さんの遊勝さんの言葉には、きっとこういう意味が込められてるんじゃないのかと思って、使わせてもらいました。僕も、この言葉は座右の銘として、胸に深く刻んでいます。というかこれ、もしかして俺、ゆやれいフラグ立てちゃった? ハハ、ま、まさかね?
さらに、今回は守銭奴巫女「じゃなかった」霊夢さん。でもこの小説内の霊夢も、基本的には守銭奴です。ただ、今回は励ましてくれた遊矢や、友達となった柚子達と一緒にいたいという思いがあったので、ああいう頼み方をしました。お金のことに目がないわけじゃないんです、一応。
その後は、ゆかりんのパーフェクトARC-V教室!! 取りあえず今まで出てきたアニメで出てきた情報を列挙しつつ、赤馬社長が霊夢を狙ってるという事を堂々と教える紫さん、マジパネェっす。さらには『レオ・コーポレーション』でペンデュラムカードを作っていることも『勘』であてる霊夢の優秀さ。こいつもう、勘がニュータイプの域まで言ってんじゃないのか。
そして、最後に出てきた我らがパチュリー様ぁ!! 前回の最後に出てきたうちの一人は彼女だったのですよ!! いやぁ、もし東方の小説書いたら出したかったので、だせてよかったです。東方の中で好きなキャラ誰って聞かれたらパチュリー様って答えると思う。霊夢も勿論好きだけど。因みにもう一人はこあこと小悪魔ちゃんです。やっぱこの二人はセットじゃないとね。魔理沙でもいいですけど、アリスに嫉妬で狂われても困るので。
魔法使いの三人はやっぱり仲がいいのが一番だと思います!!
まぁそれは置いといて、本編の方も遊矢が黒崎と出会ったり、素良が舞網市にオベリスク・フォースを連れて戻ってきたりと、様々な事が起こってますね。まぁこちらはこれからもマイペースで進んでいきたいと思います!!
さて、次回は霊夢がこの小説二度目(一話目のヤツも合わせると三度目)のデュエルに挑みます!! 相手は、さて、誰でしょうねぇ?
それでは次回にまた、お会いしましょう。お楽しみに!!
遊矢&霊夢「「お楽しみは、これからだ(これからよ)!!」」